かぼすシュートの蹴球アラカルト

J2第13節 大分 対 名古屋・・・ 大分快勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

いつもは大分がGK中心に、自軍で追い詰められるシーンがあるのに、そのようなシーンがない。
名古屋のFW・MFがディフェンスする力が弱かったので、大分が自陣から自由にできた・・・というのが、この試合の1番のポイントだろう。
名古屋が前線から大分をあそこまで自由にさせると、名古屋DFは苦しい。大分のショートカウンターをいいように受けてしまった。
もうひとつのポイントがあの2点目のPKだろう。DZONで見たが、DFの足は引っ掛かっていない。大分FWは、DFの足を避けて、その後で自分で転んでいる。主審の位置から見れば足に掛ったように見えたのだろう。
副審も予備審も?だったのではないか?。
そういったこともあり、0対2の名古屋は得点を奪いにリスクを冒して前に出たが、それでかえってバランスを失い、大分からの攻撃を受けてしまった。
大分が良かったというより、全体として、名古屋のボールの奪い方、戦い方に?。
そんな試合だった。
昨シーズンはJ1、J3同士の対戦だったが、カテゴリーが二つ下のJ3大分が勝ってしまった。
確かに名古屋の個々の能力は高い・・・が、それだけでサッカーは勝てない。名古屋のボールの奪われ方が中途半端な形になってしまっていた。
毎年であるが、J1・J2・J3の全体としての格差が縮まっている。
ただJ1の上位4~5クラブは確かに強い。

大分はこの試合、ハツラツとして戦っていた。今期2度目の連勝、順位も5位に上げた。まだ13節が終わったばかりである。
着実に力は付けている。足元をしっかりと見て、有頂天になることなく、地道に戦って欲しい。

それにしても片野坂監督と風間監督、1993年Jリーグが始まった時のサンフレッチェ広島を支えた2人である。
あれは1995年だったか?、広島が別府で春のキャンプをしていた折に、ウイニングゴールの記事に載せようと風間主将にインタビューしたことを思い出した。そして、ハシェック、高木、森保、風間、片野坂など、そうそうたる広島は九州リーグを戦う大分に、野口原で胸を貸してくれた。
あの時の広島GMが今西さん・・・広島は3年連続で別府にキャンプに来てくれた。その度に大分トリニティに胸を貸してくれた。

しかし、野口原にシャワー施設を別府市が付けてくれない。風間選手にインタビューしていた折にも、汗をかいたままで風邪をひくので短くして欲しいと言われたのを思い出した(笑)。

風間監督は筑波大出身で、同期には鈴木淳、現広島社長の織田などそうそうたる顔触れが並ぶ。監督が松本光弘さんで部長が森岡さん。
この森岡さんと大分トリニータの元強化部顧問で元ソウル大学サッカー部監督の朴景浩さんとのパイプが太い。ソウル大学サッカー部と筑波大蹴球部の定期戦を始めた。
ファンボカン選手(1990年イタリアW杯でスペイン戦にFKで得点)やイヨンジン選手(1986年メキシコW杯の韓国代表主将)を大分に呼んで大分トリニータを支えてくれた。

今日の大分があるのは、今西さん、朴さん、その様な方々の太い人間的な力が大きかった。朴さんは現在86歳、ソウルで元気に暮らしている。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
大分トリニータ
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

『グランパス』VS 大分戦~守乱~【赤の血潮と、青の魂】

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~【ライフ イズ リスペクト from ビッグアーチ】

J2リーグ 第13節 讃岐x東京V(0:0)【J2にしがみつく】

「勝って兜の緒を締めよ」、奢るなかれ【サッカー馬鹿蔵の戯言】

凡事徹底が生む力【かぼすシュートの蹴球アラカルト】

サッカーを考える切る脳力を養う【かぼすシュートの蹴球アラカルト】

J2第11節 大分 対 松本山雅【かぼすシュートの蹴球アラカルト】

J2第10節 大分 対 京都【かぼすシュートの蹴球アラカルト】

ブロガープロフィール

profile-iconkabosu

「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

  • 昨日のページビュー:289
  • 累計のページビュー:5715068

(09月26日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 大分トリニータ J3降格の原因を考える(その2)
  2. アジアカップ 予選リーグに見るアジアの勢力図
  3. 大分トリニータJ3降格の原因を考える(その1)
  4. J2 大激戦 昇格・降格 予想
  5. 大分トリニータ J3降格の原因を考える(その3)
  6. 監督を交代する理由
  7. 大分トリニータ J3降格の原因を考える(その4)
  8. 大分トリニータ J3降格の原因を考える(最終回)
  9. 連敗が続く大分・・・何が起きているのか?
  10. 残念なクラブの対応

月別アーカイブ

2017
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2010
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年09月26日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss