かぼすシュートの蹴球アラカルト

サッカーを考える切る脳力を養う

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今は、世界中のサッカーが映像で見れる時代である。
プレミア、ドイツ、スペイン、セリアA、さらに欧州チャンピオンズリーグなどが、ライブで、あるいはゴールシーンが何度でも再現できる。
すなわち、世界のあらゆる・・すばらしいプレイも、ミスも視覚で捉えられる時代である。
そういった中で、すばらしいプレイやゴールシーンで映し出されるのは、「速さ」「正確さ」、そして感じるのはゴールへ向う「迫力」である。

日本の世界ランクは40位代で、まだまだ中位の位置である。上位に行くまでの力がないのが現状である。
、 何よりも世界的な1級の選手を輩出できないでいる。メッシ、ロッペン、ネイマール、クリスチャード・ロナルドなど世界2百ケ国に行っても、皆が知っているほどの選手を生み出してはいない。
本田、香川、岡崎、吉田なども頑張ってはいるが、欧州の中でも1級品と言われるまでには至っていないのが現状である。
かってのペレ、マラドーナ、ジダン、ベッケンバウワーなどを含めて日本という国から世界の一級品と言われる選手は何故に生み出せないのであろうか?
J1で優勝し、ACLでも優勝し、CWCでも、いつも優勝に絡む、そのようなクラブ力のあるクラブを日本からは生み出せないのであろうか?

そこには若手を育成していく力が要求される。多くの世界的な選手を輩出する土壌、そして10年に一人、たまに現れる世界的な「天才」、アジアのサッカーや日本のサッカーに足りないものは何なのであろうか?
ブラジル、アルゼンチン、ウルグワイ、そして欧州では、何故にあのような選手を輩出できるのであろうか?
アジアのACLで勝てなくて、FIFAワールドカップで勝て・・・と、言ってもそれは無理な話である。
そこには日本サッカーがまだまだ乗り越えていかねばならない、大きな壁があるように思う。
日本のトップリーグはJリーグ、このリーグの力を向上させない限り、世界的なレベルには到達できない。
J1・J2・J3、そして育成は学校スポーツの高校や大学も含んでいる。
いつも「世界を見据えている眼」が必要なのは言うまでもない。

それは指導者であったり、クラブの経営者であったり、そしてマスコミであったりする。
最近の風潮として、勝利に執着し過ぎるあまり、そのような視点が欠けているような論調に出会ったりする。
勝てばOK、負ければ課題を論じる・・・そして、あのクラブは育成クラブだというような印象論的な話で終わらせている。
育成クラブなれば、そのクラブの哲学、理念、論理、そしてそのクラブから発信する育成論、何よりもピッチに、その哲学が出ていることが証明されているのか?
勝てば良しとし、その目指すべきサッカーの質に論調を加えないメディアが増えているような気がする。

それはサッカーという競技の世界や、プレイの質などが・・・まだまだ捉えられていないように感じる。
メッシの凄さ、ネイマールの巣立ち、クリスチャード・ロナウドの進化・・・「凄い」だけで終わらせてはいけない。
Jリーガは約2千人、目指すべき方向、現在位置、指導者育成論など、発信すべきことは、まだまだ山ほどあるように思う。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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