かぼすシュートの蹴球アラカルト

チーム力を観れる力

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サッカーって、相対的スポーツの一面を持っています。
というか、敵と相対するスポーツは、ほとんどの方々が相対的な力の差を観て、強い・弱いと判断してしまいます。

大相撲を見ればよくわかります。
横綱同士の相撲内容と平幕同士の相撲内容を比較してみると、力の差が僅かでは、あまりやっていることは変わりませんし、力の差をあまり感じません。
では、どこが違うのか?
ちっとした前さばき、ちょっとしたハズ押しの力、相手の力を利用する判断力等など・・・。
そして、その力の差を見せつけるのが、横綱対平幕下位力士との対戦です。その差を観て観衆は初めて「強い・・・」と、感じます。
サッカーというチームスポーツでは、どこを観て、「強い」「弱い」を相対的に判断するのか?
それは、基本技術の差・・・ボールを止める、蹴る・・ミスがない。
だから、いったん相手にボールを奪われると、奪うのが難しく、ズルズルとゴール前まで引かざるを得ない状況まで追いやられます。
例えば、今の大分トリニータとJ1の浦和レッズが対戦すれば、ボール保持率は圧倒的に浦和になるはずです。
しかし、前節対戦した徳島との試合では、空想浦和戦ほど、あまり大きな差を感じなかったと思います。
徳島と大分戦は、点差は1点でしたが、あの試合では力量差を感じました。
パススピード、局面・局面におけるポジショニング、判断力、視野の広さ・・・明らかに徳島の方が上手でした。
例えば、あの徳島と今の大分が10試合やれば、何勝、何分け、何敗・・すると思いますか?
明らかに、徳島の方が上回ると思います。

そういう面ではJ3では、対戦できない久しぶりにJ2の上位と対戦した大分は、かなりの刺激を受けたはずです。

徳島が時折見せたすばらしい崩しや1プレイ・・・例えば、イングランドプレミアリーグでは、アウェイながらスタンドから拍手が起きると思います。

勝負事ですからね・・・勝負事は、負けを受け入れる気持ちの寛容さがないと、勝てないものなのです。
悔しいですが、相手の良さを感じて、負けを受け入れる気持ちの大きいさがないと、応援するチームは強くなりません。
長いリーグ戦、選手層の厚みやコンディションなど、様々な要因によってチーム力は変化しますが、相手チームをしっかり観る眼を養うこと、それが応援するチームの力になっていくはずです。

力の差は、日々のチョットしたことの積み重ねの上に成り立っています。
個人的には、徳島の監督に大変興味を感じました(笑)。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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