かぼすシュートの蹴球アラカルト

クラブWC 決勝 鹿島 対 レアル・マドリード

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久しぶりにドキドキさせた試合を見させていただいた(笑)。
観客:6万8千人 。
海外放送:180カ国。
この国の数・・・これが他スポーツ競技にはない世界観です。

欧州の超一流チームと日本のクラブが真剣勝負できる機会は、めったにありえない。
この大会を通じて鹿島に際立ったのは守備の確かさだった。それは、1対1で抜かれない基本の中の基本、守備の基本!だった。
もちろん、中盤で抜き去られることは何度かあったが、それに対してのカバーリング、そして複数で囲い込んでいく追い詰め方がすばらしい。
おそらく、毎日のトレーニングでしっかりやっているからこそ、あの大舞台で臆せずにスキルを出せるのあろう。

このクラブには、柱があるように見える。それは「心の芯」だ。クラブ創設からジーコが言い続けて、それを伝え続けてきているものだろう。
見逃せないのは、鹿島の強化部長が20年以上変わっていないことである。他クラブでは成績が悪い、J2降格などがあると「責任問題でGM・強化部長・社長・監督・・」などが、厳しい追及で辞めていく風潮が日本にはある。
その結果、何が起きるのか?
今まで積み上げてきたものが、人心一新することにより、全て失うのである。

従業員を数百人、数千人も抱えている物作り、サービス産業などの企業では、仕事のマニュアルや理念、ビジョン、引き継ぎなどがなされて、多少の役員が交代しても影響はあるが、それなりに動く。

しかし、Jクラブは数十人のフロント・スタッフ・選手で、それも海のものとも、山のものともわからない、勝負の世界に身を置く会社である。人材こそが命の会社である。
サッカーという競技の特性を考え切る思考力、サッカー界での人脈、リーダとしての資質、世相を読む力、人間力・・・これはという人間は、クラブの成績に関係なく「クラブの芯」にすべきである。
鹿島の強さはそこにあるのではないか。

しかし、多くの日本人は鹿島がここまで戦うとは、予想だにしなかったでしょう。私も同じです。
鹿島は1対1で負けなかった。そこがサッカーの基本、そこに尽きるような気がします。
それにしても、レアルのトラップのしなやかさ、ゴール前での落ち着きからシュートに至るまでの速さ、そして正確なシュートは、Jリーグでは見れないプレイでした。
来年は、日本から離れますが、是非日本のクラブがAFCを勝ちあがって欲しいです。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

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