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AFCU-19選手権 初優勝(長く指導するということ)

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AFCU-19アジア選手権で日本が初優勝した。
関係者の皆さん、優勝おめでとうございます。

初優勝と聞いて、以外に思った方が多いが、この年代は準々決勝などで韓国や中東の激しいプレイに涙をのみ続けた印象が強い。あと一歩でFIFAの世界大会に出場できず、悔しい思いを続けた大会でもある。
内山監督は前回大会にコーチとして参加、今回は監督として参加、坂井主将も前回大会に参加している。
そういう面では、経験というものがひとつの大きな力になっているのかもしれない。
U-17大会では吉武監督が結果を出し続けて監督を続けていた。しかし、このU-19のアジア予選では、負けては監督を交代するという、どちらかと行き当たりバッタリで監督交代を行ってきたように見える。
内山監督は、コーチ時代を含めて4年以上この年代を見続けている。長く同じチームや同じ年代の指導を続けると、その年代の指導に熟して、学習して、ある意味深さが出てくるように思う。
15歳~20歳というと幼さが消えて青年期として自立していく難しい年代でもある。そして、個性としての個人差も表に出てきて、この年代特有の指導が必要になってくるものである。

そういう面では、長くこの年代に関われば、人間としての成長期の様々なバリエーション豊かなパーソナリティに出会う。
私もこの年代の学校でサッカー指導していた関係で、15歳から20歳の多くの成長を見てきた。もちろん、成長のみではなく、時としては停滞も後退もあった。
「人はこうやって成長していくのか!」 自分の人生をどう自立して生きていくのか?
サッカーのみではなく、サッカーを通じて人間としての成長を促していく年代でもある。そういう面では、この年代の指導者は、長く関わって、多くの経験を得た方が、良い指導ができるように思える。
指導者によって異なるが、Jクラブや学校の指導者も、この年代はあまりコロコロ変えない方が良いように思う。

他県の事情は知らないが、大分の高校教員は6年で交代しなければならないルールがある。6年と言うとふたまわりで終わりである。3~4年経つともう終わりを考えなければならない。
大分の公立高校が九州大会や全国大会でなかなか思うような成果が得られないのは、その辺もひとつの要因としてあるのではないかと思っている。
もちろんU18のみではなくU15世代とのドッキングもさらに必要である。
話が逸れたが、このU19アジア大会での優勝は、大きな引き金になって欲しい。それは、さらに個性豊かな選手たちが生まれてくる土壌が日本の中に生れてくる起爆剤になって欲しいという欲求がある。
メッシはどうして生まれてきたのか?

マラドーナはどうして生まれてきたのか?

クリチャードロナウドはどのようにして成長してきたのか?
今の日本からは生まれてこないのか?

アジアからは生まれてこないのか?
世界大会で見せる体操競技の驚くような日本選手の技、柔道でも見せる間合いや技の切れ・・・農耕民族だ、狩猟民族だと一考できない・・・もっともっと日本サッカーの成長度合いは大きいように思う。

J3は残り3試合、大分は今週末G大阪U23と大分で対戦する。多詰めである・・・先取点がポイントになるが、坂井選手、岩田選手、G大阪では、アジアU19選手権で優秀選手賞をとったG大阪の堂安選手も出場するか? 見どころは満載である。

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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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