かぼすシュートの蹴球アラカルト

U23日本代表チームはリオに散った

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リオデジャネイロオリンピック予選リーグ
4対5 負け ナイジェリア戦
2対2 分け コロンビア戦
1対0 勝ち スウエーデン戦
日本は予選3位で残念ながら予選突破はならなかった。

初戦を迎えるまでには、様々な多くの準備を数年かけて、国内合宿・海外遠征・国際試合など、何億という投資もして、迎えているのである。
「よい仕事をするには、よい準備を」とクラマーさんは語っている。
ある意味、初戦を迎えるまでには、やれることは、全てやりきってきているのが実態であろう。そして、初戦は集中して、いつものプレイを心の織りなすままに、身体の本能に任せてプレイする・・・後は、野となれ山となれ・・・と、開き直ってやるしかないように思う・・・が、選手の心は、そんなに単純ではない。

ワールドカップやオリンピックなどのメガイベントは、数千億、いや何兆円という資金が動き、世界中のメディアが儲ける場所でもあり、そしてそれは異常な熱気を作り出す空間でもある。

最初はメダルのメ・・も出てこないが、大会直前にはメダルは当たり前、あとは何色かが問題だ・・・みたいな雰囲気が出てくる。
選手にどのメダルを狙うのか?の答えを無理に引き出そうとするアナウンサーの不自然な質問・・・。

そして選手はそれだけではない。故郷への挨拶(小学校・中学校・高校・市町村などの行政、県への挨拶、地方競技協会、親戚縁者)など、送別会、決意表明・・・このような場所で、多くのものを背負ってしまうのである。

初戦のナイジェリア戦、選手は多くのものを背負い込んでいた・・・と監督の言葉。
1昨年のワールドカップブラジル大会での初戦、コートジボアール戦も固まっていた。
監督やコーチがどのような言葉で癒そうとも、手の届かない選手の心の闇はあるのである。
個人的には、男子も女子も専門のメンタルコンディショニングコーチが必要なのではないのだろうか?と思っている。
十数年ほど前にJFA強化部の方とお話した時、それは本来監督・コーチの仕事だろう・・・と話していた。

あの初戦のナイジェリア戦の緊張感、連続するミスからの失点、4対5の大味な試合内容。まどろんだ眼球・・・そこには本来サッカーが持つべきハツラツさが消えていた。
その一人一人の一様ではない心の縺れた糸を、解いていくのがメンタルコーチの仕事だと思う。やはり、選手たちにそのようなコーチを沿わせて寄りそう時代になってきているのではないだろうか?と思う。

もうひとつ、ナイジェリアの先発をみて、おや?と思ったのはGKが中村でなかったこと。でも、毎日のトレーニングを見て最終的には監督が決めたことであるから・・・と、思っていたが、2戦以降は中村選手だった。この辺は悔やまれる。

いずれにしてもリオ・オリンピックチームは終わった。
チームの皆さん方はお疲れ様でした。この経験を糧にして、また、是非、代表チームに這い上がっていって欲しいと思います。
そして手倉森監督は、多くの得難い経験しているわけで、是非その経験をこれからも日本サッカーに尽力していただきたい。



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