2009年06月28日
鹿児島高専サッカーが築いたもの
自宅近くの川・・・・魚も多いし、とてもきれいです。 全国に高専は63校ある。そのサッカーの頂点が全国高専サッカー大会である。41年の歴史を誇るが、その41回大会中、20回優勝しているのが鹿児島高専サッカー部である。 鹿児島高専の正門にサッカーボールを持った銅像がある。今から41年前に、この学校の教官になられた熱き鹿児島県人がいた。 高校教諭になっていれば国見の小峯、鹿児島実業の松澤と方を並べていたであろう・・・いやその上をいったかもしれない人物である。 「いいですか、サッカーを訓えてはいけません」「サッカーを訓えるのは簡単です」この先生からこう言われた言葉が脳裏に焼きついています。 後年になって気がついたのですが「サッカーのビデオや本を読んで、自分で納得して、その通りに訓えるのは簡単なことです。でも1番大事なことは、選手の脳裏にどれだけサッカーをする心を植えつけて、指導できるか、そこに指導者の能力が問われています。1番大事なことはそこですよ・・・」と言われていたのだと思います。 鹿児島高専は5学科あります。一クラス40人ですから1学年で200名、高専は5学年ありますから1000人の学生がいるわけです。鹿児島高専サッカー部は多い時には70~80名の部員がおりました。高専レベルでここまで部員がいるのは脅威です(笑)。しかも高校のように推薦枠はありません・・・全員厳しい入学試験を受けて入学してきます。 高専は就職求人も多いし、国立大学へも編入学ができる。しかも、サッカーが思い切ってやれる指導者もいる・・・こういった条件がこれだけの部員数を生んでいたのでしょう。 先生方も大学教員と同じように研究生活や学会など、とても忙しくしている。そういった高専特有の独特の文化の中で鹿児島高専サッカー部はなぜ強かったのか。 この先生の熱い熱意の一言です。鹿児島実業高校のサッカーを見られて方がおられるならば・・・あれと同じサッカーをします。とにかくよく走ります。九州大会で優勝するのは当たり前、全国大会で勝ち続ける・・・そういう風土を作っていったこの先生は・・やはり偉大な方です。 サッカーを楽しむ、サッカーを通じて真剣勝負する、闘う・・・その心を植えつけることが指導で1番大事なことですよ・・・・と私は言われたのです。でも、それが1番難しいことなんです(笑)。全国の指導者の皆さん方は毎日この難問に立ち向かっているのです。 鹿児島県サッカー協会理事長、九州サッカー協会理事長、日本サッカー協会常任理事までも勤めたその偉大な先生は来年の3月に63歳で定年退職いたします。 秋にはもう一度遠征に行って胸を借りたいと思っております。
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posted by kabosu |05:01 |
サッカー |
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