かぼすシュートの蹴球アラカルト

サッカーに関わって55年、地方から日本リーグ、Jリーグ、日本代表を昭和35年から見てきました。また地元大分トリニータは創設からボランティアでお手伝いしました。サッカーマガジンを貪り読んだ時代を生きた爺です。縦から横から斜めから、歴史的に思いのままに綴(つづ)ります。

kabosu

「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。 一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にし もっと見る
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DFラインをどこにするか?

「DFラインを上げる」 「DFライン低い」 「DFラインが下がってしまった」 よく聞くDFライン、すなわちDFの最終者は、どの位置にいて、相手攻撃に対してオフサイドラインをどこにするのか? いつも気を配っている。 下げれば、大きなスペースが空き、相手の攻撃空間を広げてしまう。上げれば相手は攻めのスペースが狭くなるが、DFラインの裏側に大きなスペースが空き、そこを狙われてしまう。 す......続きを読む»

J2第13節 大分 対 名古屋・・・ 大分快勝

いつもは大分がGK中心に、自軍で追い詰められるシーンがあるのに、そのようなシーンがない。 名古屋のFW・MFがディフェンスする力が弱かったので、大分が自陣から自由にできた・・・というのが、この試合の1番のポイントだろう。 名古屋が前線から大分をあそこまで自由にさせると、名古屋DFは苦しい。大分のショートカウンターをいいように受けてしまった。 もうひとつのポイントがあの2点目のPKだろう。DZO......続きを読む»

凡事徹底が生む力

サッカー競技で選手は何をしているのか? どのような動作をしているのか? 1、ボールを止める動作 2、ボールを蹴る動作 3、ボールを運ぶ動作 4、ボールをヘディングで打つ動作 大きく分けて上記の4つの動作に大別される。しかし、それ以外にも共通動作として、頭を振って周囲の視界を捉えて、状況判断する脳の働きがある。 要するに、上記の4つの動作が完璧に行えれば、局面の中でプレイをミスなく行......続きを読む»

サッカーを考える切る脳力を養う

今は、世界中のサッカーが映像で見れる時代である。 プレミア、ドイツ、スペイン、セリアA、さらに欧州チャンピオンズリーグなどが、ライブで、あるいはゴールシーンが何度でも再現できる。 すなわち、世界のあらゆる・・すばらしいプレイも、ミスも視覚で捉えられる時代である。 そういった中で、すばらしいプレイやゴールシーンで映し出されるのは、「速さ」と「正確さ」、そして感じるのはゴールへ向う「迫力」である。......続きを読む»

J1リーグ 浦和 対 鹿島戦を観て

現代の日本サッカーの頂点に立つ両チーム。 J1リーグで首位を競う両チームの戦いは見ごたえのある試合でした。 観客も約6万人、チケット完売、この日は、この1試合のみとしたJリーグの試合スケジュールもなかなかのもの。 Jリーガやサッカー関係者などを含めて多くの方々がTV観戦したのではないでしょうか。 試合は鹿島のDF力が目に着きました。特に両CBのマークする相手を自由にさせない相手との距離感......続きを読む»

J2第11節 大分 対 松本山雅

松本山雅から多くのサポータの方が大分に来ていた。 5百人ぐらいいたのかな? ようこそ、大分へ!(笑)。スタジアム周辺を歩く緑色のサポータを多く見かけました。 松本との対戦は少ない。 松本は、2012~2014:J2、2015:J1、2016~2017:J2 大分は、2012:J2、2013:J1、2014~2015:J2、2016:J3、2017:J2 なので、対戦シーズンは、ここ5年で......続きを読む»

J2第10節 大分 対 京都

<欲しい試合運びのリズム感&スピード感> 一言、京都に大分の良さをうまく押さえられて、京都の良さを出された試合でした。 大分がDFラインからボールをつなぎ始めて、これからスピードアップしようかというタイミングで、パスコースを抑えて、限定させて厳しいパスコース選択させて大分のミスを誘っていました。 大分はパスつなぎでは、なかなかリズム感やスピード感が生まれるパスつなぎができませんでした。京都に中......続きを読む»

J2大分の応援文化の形成過程(下)

1998年、フランスワールドカップは現地で4試合観戦いたしました。 フランス対南アフリカ、ナイジェリア対ブルガリア、アルゼンチン対ジャマイカ、日本対クロアチア。 試合前から、その応援には各国の文化を感じました。中でも共通していたのは、次のパスを指先で予測する方々の多さでした。 最初、何をしているのだろう?と見ていましたが、予測以外の素晴らしいパスを出した時には、「ブラボー」と、叫び、立ちあが......続きを読む»

J2大分の応援文化の形成過程(上)

1994年、大分トリニティができた頃から、24年の歳月が過ぎました。 周辺で応援する方々のスタイルも随分変化してきました。 応援するって、どういうこと? 応援とは何か? その昔、日本で行われていた学校でも運動会が行われていました。、運動会というイベントは日本独自のもので他国にはありません。 旧制の師範学校に端を発した運動会、推進したのは、あの講道館で有名な嘉納治五郎だと言われています......続きを読む»

J2第8節 大分 対 金沢

前半0対0、後半1対0で、辛うじて勝利、久しぶりに勝ち点3を獲得した。 勝利はしたが、けっこうヒタヒヤした・・・と言うのが正直な感想だ。 どのチームも大分には、最前線からしっかりと圧力を、前半・後半ともかけてくる。ボールが奪えれば、そこは大分陣内、ゴールまで近く、しかもボールつなぎのポジションにいるので、相手から離れており、広いスペースがある。。 従って、得点になる確率が高い状況が生まれる。 ......続きを読む»

東芝問題に見るスポーツ界の学びの心

東芝の経営問題が揺れに揺れている。 4~5年前から、何とはなしに気にはなっていた東芝と言う会社。 大分の1万人もいた半導体工場も売却した時点から、会社の行く末というより、経営者の舵取りが気にはなっていた。 そして昔、会社勤めをしていた折、東芝の府中工場などの工場、そして日立製作所の日立工場、大みか工場、日立電線、三菱電機の名古屋製作所などにも足を運び、少なからず日本の重電メーカと仕事で付き......続きを読む»

J2 第7節を終了してサッカー力を見渡し、そしてラグビーW杯を観る

J2は第7節が終了した。 もっとやれるはずである・・・と、思っていたチーム。意外と力があるな・・・と、思うチーム。怪我人復帰すれば・・・と、思うチーム。どうしたのだろう?・・噛み合わない・・と、思うチーム。 様々な思いはあるが、今の勝ち点が、今の順位が・・・そのまま自分たちの素直な実力を示している。 大分は3勝3敗1分で、勝ち点10で9位。 J3から昇格したチームということを考えれば、よ......続きを読む»

地方の街外れにあるスポーツクラブの周辺

定年退職をした頃、自宅近くにNPOのスポーツクラブができたことを知った。 散歩のついでに、時々覗きに行った。 平屋の小さなクラブハウスに野球場やサッカー、グランドゴルフなどができる広い芝生のグランドがあった。周りは見渡す限り、のどかな田園風景が連なり、七瀬川という川が流れており、シーズンになれば鮎が泳ぐ・・・。 そんなスポーツクラブに会員登録してから週2~3回、通うようになった。 ランニ......続きを読む»

J2第6節 大分 対 愛媛

サッカーの試合には、いつもお客さんが満足する試合内容で、ひいきしているチームが勝利するという強い願望がある。 ということは、その逆の内容もあるということでもある。 「スぺクタクル」という言葉には、程遠い試合内容であった。 足元パスばかりで、まるでボール回しが目的の試合内容になってしまった。1番大事なGOALを忘れてしまったサッカーをしていた。 こういうサッカーを俗に「蟹さんサッカー」と言......続きを読む»

タイ国サッカー、明日への希望

ロシアワールドカップアジア地区最終予選の日本対タイは4対0での日本の完勝だった。 忘れられない記憶がある。 1965年から始まった日本サッカーリーグ、優勝したご褒美に東南アジア遠征を行う会社チームがいた。 その中で対戦したのがタイ国ユースチーム、押し込まれての、辛うじて1対1の引き分けにタイ国サッカーの明日への強さを感じた記事であった。 当時は軍事政権下、東南アジアに遠征した日本代表チームなど......続きを読む»

ロシアワールドカップ アジア地区最終予選 UAE対日本

日本は日本通りの、組織だった日本サッカーを披露した。 UAEは、UAEらしいカウンターアタックの速いサッカーを、なかなかできずに苦慮していた。 決めるべき時に決めた日本、決めるべき時に枠を外したUAE、定石どおりに勝敗は日本に軍配は上がった。 ドイツでポジションを確保している原口、大迫、ベルギーで活躍中の久保、国内Jリーグで奮闘中の山口、今野。 DFラインはMF、FWと重なってUAEとの距離......続きを読む»

チーム力を観れる力

サッカーって、相対的スポーツの一面を持っています。 というか、敵と相対するスポーツは、ほとんどの方々が相対的な力の差を観て、強い・弱いと判断してしまいます。 大相撲を見ればよくわかります。 横綱同士の相撲内容と平幕同士の相撲内容を比較してみると、力の差が僅かでは、あまりやっていることは変わりませんし、力の差をあまり感じません。 では、どこが違うのか? ちっとした前さばき、ちょっとしたハ......続きを読む»

J2第4節 大分 対 徳島

チームとしての完成度の高さを見せつけた徳島が、前半の1点を死守して、1対0で逃げ切った。 徳島のようなすばらしいチームと対戦できる。そのことはサッカーファンにとっては、無常の喜びである。 試合は緊迫した状態が続き、好ゲームとなった。 ここまでお互いに2勝1敗同士、スペイン人監督に率いられた徳島が、どのようなサッカーをするのかに興味があった。 実はこの試合の前にAコートではJFLのヴェルス......続きを読む»

「ポーンと蹴って、落としてシュート!」 J2第3節 大分対山口

ポーンと滞空力の長い、そして高いボールをDFの裏をめがけて蹴る。 時間があるのでFWは落下点まで足を運べる。そして相手DF、すなわち山口のDFは、後ろへ戻りながらのヘディングなので、実にやりにくい・・・。 大分の伊藤選手がヘディングで後ろへ戻す・・・それを走り込んでいた後藤選手が、上手くボールを抑えながらの低いシュートを打ってゴール! 山口は前半、ずっと責め立てていて、山口DFラインも知らず知......続きを読む»

J2第1節 福岡対大分

ワクワクJ2が開幕した。 昨日から頭痛が続き、血行をよくしようと篠原温泉に朝1番に乗り込んだ。すると後から入ってきた84歳のお爺ちゃん、湯船の中で「今日はトリニータの試合があるね~今年は上り調子だからね~」と、声をかけてきました。 とても嬉しかった・・・帰ってからTV観戦した。 大分から駆け付けた多くのサポータ、何千人いたのだろうか?これは、選手の大きな力になりますね! TVで見る限り、ど......続きを読む»

J選手の政界への進出を応援して感じたクラブ地域密着度

元大分トリニータの高松大樹選手の大分市議選出馬を応援しました。 12月31日に、初めてその意志を聞いてから50日間、年金生活で毎日が日曜日の私の生活はアッと言う間に豹変いたしました(笑)。 私は大分トリニータ(最初は大分トリニティ)を作る時に、当時ボランティアでサッカー協会の役員をしていた関係で、発会式の司会を大分県庁で行いました。あれから24年(どこからで聞いたフレーズですが・・・笑)、大......続きを読む»

近代日本サッカーの礎を開拓した岡野俊一郎さんを偲ぶ

平成29年2月2日、元日本サッカー協会会長、IOC・JOCの役員でもあった岡野俊一郎さんが85歳で亡くなられた。 ご冥福を、お祈りいたします。 この方の名前を初めて知ったのは、昭和36年(1961年)だった。 大分市内の王子中学校(指原ことサッシーの出身校でもある)に入学した私は、当時県内で三連覇していたサッカー部に入部した。 高度成長期が始まりかけた頃、TVの普及率もまだ低い時代だった......続きを読む»

他競技にないサッカー競技の特徴(Ⅱ)

サッカー競技におけるプレイヤーの視線、観戦者の視線、そして野球競技におけるサッカー競技との視線について、その違いを綴ってみました。 ある時、U17日本代表監督のコーチングのお話を聞く機会がありました。 その時、ある選手の5対5でのプレイについて語っていました。 その選手がボールに関わった5秒間の動作、体の向き、目線の動き、その時々の判断について、克明に話していました。 我々が見逃すその選手の......続きを読む»

他競技にないサッカー競技の特徴

スポーツ、それぞれのスポーツ競技には、それぞれの競技の特徴ががあり、その特徴に心を奪われて、ファンになったり、プレイヤーになったりする方は多い。 サッカー競技を、① プレイヤーとして見ての特徴 ② 観戦者としてみての特徴 ③ 競技の広がり度としてみての特徴 を気がつく範囲で語ってみたい。 ① サッカープレイヤーの特徴 他競技にないのは、足を使うことである。足でボールを触って、蹴ったり、止め......続きを読む»

大分の今頃の季節に思うこと

寒い! 大寒は先週過ぎたが、今からが寒さの本番である。 2月の寒波、3月になってやっと春の息吹が感じられるようになる。 年齢を重ね、ゆっくりした生活のリズムに入ると、寒さも余計に感じるが、それよりも季節をジックリと思える時間帯が増えた感じがする。 各Jクラブもほとんどが始動、さて今年はどんな戦いができるのか? 楽しみでもあり、不安でもある。以前は、宮崎・沖縄・グアムでキャンプをやってい......続きを読む»

サッカー選手の体作りより大事な「頭脳つくり」

J各クラブとも一斉にトレーニングが始まった。 ほとんどのクラブは、フィジカルコーチや監督がつくったメニューをこなしていく。 筋肉系、心肺系、神経系などを、食事メニューを考えながら高めていく。 一次キャンプ、二次キャンプ・・・やはり筋肉は温かい地域で作り上げた方が怪我の予防になる。グアムや沖縄でやれるのが理想だ。 同じチームメイトと24時間寝起きを共にして、心を通い合えるのも強みである。 ......続きを読む»

大分トリニータ新体制発表・・・そして去る人

今日1月13日、トリニータの新体制が発表された。 新任コーチに安田。新任トレーナに久野、三井。 新任選手  黒木(GK)竹内(DF)林(FW)岸田(FW)国分(MF)小手川(MF)高木(GK)前田(MF)       鈴木(MF)坂井(DF)川西(FW)野上(MF) 総勢31名の選手の皆さんです。 そして17年間、知られた名前が消えている。高松大樹選手である。 クラブ創設の199......続きを読む»

Jクラブ まもなく始まる合同トレーニング

年も明けて、正月休みも終わり、まもなくするとJ各クラブのトレーニングが始まります。 小寒も過ぎ、これから一段と寒くなる季節になります。 練習場は冬芝が青々と映えて、選手たちを待っています。 今年の移籍市場は大きな動きがありました。何と言っても中村俊輔選手の磐田移籍、大久保選手のFC東京移籍、家長選手の川崎移籍が大きなニュースであろうと思います。 そして積極的な補強が目立つのが磐田ですね......続きを読む»

天皇杯決勝 進化した鹿島アントラーズ

吹田のスタジアムは観戦者にとって安心感を与えるスタジアムである。 サッカーという競技を見るに1番相応しい観戦者からの、ピッチまでの距離感、プレイを見る角度、そしてプレイヤーに届く歓声・・・本当にサッカー競技を楽しく観戦できるスタジアムである。 そういう面では首都東京にも、5~8万のサッカー専用スタジアムが望まれるのは、自然なことである。 国際試合が多く、集客が見込まれるサッカー専用競技場は首都......続きを読む»

2016年 日本スポーツを振り返る

2016年も、まもなく終わります。 この1年間、つたないブログを読んでいただき、ありがとうございました。 累計アクセス数は5百40万回を超えました。 今日、鹿児島での全国少年サッカー大会が終わり、サッカー競技の大きな大会が終了しました。 若い世代のサッカー選手が、続々と質が向上して湧きあがってきているのが、今の日本サッカー界であろうと思います。 他競技では、水泳、卓球、バトミントン、......続きを読む»

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  9. 連敗が続く大分・・・何が起きているのか?
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