2009年09月09日
90分続くわけが無いし、今から90分持たせる走力を鍛えるのは厳しいだろう。出来たとしても、0-0や0-1では何にもならない。サッカーの本来の目的は相手ゴールを揺らすことだ。守備に奔走するのは、次の「ゴール」という本来の目的への手段に過ぎないはずだ。マタイセンが言うように、序盤のプレッシングや中盤でのパス回しは(そこそこ)良い。だが、体力が落ちた後は惨状だった。
前半はプレスも良く効いて、パスワークからゴールを窺うようなシーンも多かった、ように見えた。オランダは瞬発的にスピードを上げて2,3人でゴールを鋭く狙うシーンはあったが、厳しい攻めの時間帯は少なかった。所詮相手は日本だからと、調整のために流していたのは明らかだったが、そこを突いてオランダを叩き起こすゴールが無かったのが非常に残念。
ずっと同じパターンで動き続け、ゴール前に迫ってもなんとなくボールを失う。シュートも力無し。残念なのはゴールの匂いが感じられないということだ。チームの取り組みとして、中盤のボール回しで崩しチャンスを窺うのだろうが、それがほぼ封じられた時は本当に手詰まりになっている。相変わらず攻撃の手数が多くてディフェンスに準備時間を与えるし、オランダクラスだとちょっとした時間で態勢は整う。
0-3という結果は勿論残念だが、攻撃面での意識・精度の変化が感じられなかったのが、毎度のごとく残念だった。ボールを奪ってからが重要で、少ない手数で少ない人数で精度の高い攻め、できるだけ正確なフィニッシュに至る。勿論、相手が世界クラスになれば正確なシュートなんて数本だろうが、大事なのはゴールへの強い意識・意志だと思う(これは常に記してきたが)。
ガーナ戦を前に、攻撃に関しての意識を選手間で確認したようだが、ようやくといった印象だ。今までも無かったはずは無いだろうが、試合には表れていなかった。ただ“ゴール前の迫力”というのはただ人数を懸けるだけでなく、前述のように少ない人数でも鋭くゴールを狙える精度とか、多彩なパターン(緩急、サイド、エリア内外、バイタル)とかだろう。
ガーナはW杯予選に集中し、そしてその試合で本大会出場を決めた。日本戦のモチベーションは高いとは言えず、テスト・調整の意味合いがかなり強いだろう。現地正午開始の異例な試合を、日本はどのような試合にするのか。
posted by kabemimiplus |17:30 |
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2008年06月02日
こういう試合ができるじゃないか、という感じ。
前線での積極的なチェイシング、ダイレクトパスの多用(ディフェンスラインを含めて)、サイドの深い位置まで選手が上がればゴール前に人がいるし、その他の連動性はボヤっとだができていたようだ。
早い段階で先取点を奪ったことでオマーンの思惑を崩せたことが大きいだろう。そして浮き足立ったオマーンを追い詰める2点目をすぐに奪えたのも大きい。ディフェンスのトゥーリオが上がってくるが、オマーンディフェンスはマーキングがほとんどできていない。俊輔がフリーの状態を見逃さずにフィード、オマーンは強く競ることができずトゥーリオの理想的なポストプレーを許した。しかしこれは、これまで巻に求められていたプレーだと思う(マークのキツさを無視した意見だが)。
後半になって俊輔が追加点を挙げるとオマーンの散漫さが増した。日本は無失点を優先するにしても付け入る隙は度々あった。オマーンのラインは高めだったし、ウラを狙う選手が終盤までいたのでもっと放り込んでよかったのでは(今回は)。
一定の共通理解と闘う意志、そして点を奪う時間帯が良くオマーンをほぼ封殺した。こういう試合運びが普通にできれば、3次予選ぐらいならドローはあっても負けは無いはず。公式戦においての命題である結果とともに、内容も伴った試合だっただろう。アウェーで勝ってこそ改めて評価されるべきだが。
バーレーンはアウェーでタイに勝利(3-2)。次節で予選突破の大勢が決まるか。
1位 勝点9 バーレーン
2位 勝点6 日本
3位 勝点3 オマーン
4位 勝点0 タイ
6/05木 日本女子 v 中国女子(女子アジアカップ・準決勝)
6/07土 オマーン v 日本(TBS)、スイス v チェコ(EURO開幕戦 TBS)
6/08日 (女子アジアカップ・決勝/三位決定戦)
6/12木 U-23日本 v U-23カメルーン (フジ)
6/14土 タイ v 日本 (日テレ)
6/22日 日本 v バーレーン (NHK-BS1/テレ朝)
posted by kabemimiplus |23:50 |
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2008年02月21日
前々回のアジアカップの記憶も新しい重慶の地で行われている東アジア選手権。苛烈なブーイングやマナーの悪さは改善されたとは到底言えず、初戦北朝鮮戦では君が代や日本がボール持つ時にブーイングが飛び出しました。
これを受けて「中国戦ではどれほど酷くなるのか」と、ある種の期待を持っていましたが開始前に少し拍子抜け。ボリュームを絞った感じがありましたがブーイングは聞こえず。2,3日前までブーブー言っていたのに、急に聞こえなくなるほうが当局の介入の恐ろしさを証明することになりよっぽど怖いのですが。
posted by kabemimiplus |23:00 |
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2007年09月12日
近年の日本代表はヨーロッパで格上と目される国と善戦、またはそれ以上の好ゲームを演じてファンの期待感を盛り上げた。しかしその期待感は国内テストマッチやワールドカップ本番でことごとく打ち砕かれてきた(ような気がする)。
今回の欧州選手権プレマッチ、オーストリア3大陸トーナメントでの初戦。地元オーストリアとの試合は、日本代表がペースを掴みながら決定的な場面を逸するというこれまでの姿とかわりが無かった。しかしスイス代表戦の後半は少し違ったようだ。
前半、ミスからFK/PKを相次いで献上。序盤に2点を先行されるという苦しい展開になった。これでスイスは完全に日本戦を“テストマッチ”にした。一方の日本はミスによる失点を取り返すべく攻勢を強めた。これまでと違って前を狙う姿勢が明確でパスの通りもよかった。それは加地が動けるようになったことや“ある種の開き直り”があったからかもしれない。
後半、それぞれPKを得た松井へのチャージや巻に対するファールも“前(ゴール)を狙う姿勢”があったから得たものなのではないか。終盤のパスワークは目を見張るものがあったし、自分のミスを取り返すためとはいえ憲剛・矢野がアグレッシブさを出した。尻に火がつかなければアグレッシブになれないのは相変わらずだが、こういう姿勢が常態化すれば日本代表もおもしろいゲームを展開できるということを“再確認”した。
是非ともこの試合をターニングポイントにしてスイス戦のような試合を常態化してほしい(もちろんミスは御免だが)。この試合をターニングポイントにしないのなら、日本サッカーは次のワールドカップまでこれまでと同じような道程を辿ることになりそうだ。
posted by kabemimiplus |19:00 |
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2007年07月17日
アジアカップグループステージ最終節、日本はベトナムに4-1と圧勝。グループ1位でノックアウトステージに進んだ。試合序盤ベトナムのスピードのあるカウンターが炸裂。日本は後手に回ったわけではないが、やはりホームチームであるベトナムの動きが良かった。
オウンゴールとはいえ1点を先制したベトナムはしてやったりだっただろうが、日本はすかさず同点に追いついたことで落ち着きを取り戻した。パス回しも徐々に正確になり、メリハリのある動きも見せていた。そして遠藤のフリーキックで試合の流れを引き寄せた。
そして後半、日本会心のゴールとなった3点目。少ないタッチ数と正確なパス交換でベトナムディフェンスは足を止めボールをウォッチするしかなかった。遠藤の最後のパスが効いて、俊輔はゴールにパスをするだけだった。
これでベトナムは絶対に点を獲らなければならなければならなくなった。ところが、ホーチミンで行われていたカタール-UAE戦の情報が掲示され、先制されたUAEが同点に追いついたという。ハノイのスタジアムは沸き立った。イエロー保持者を多く抱えるベトナムは強く当たってこなくなり、日本は試合終了までポゼッションを高く保った。(そのあとUAEが終了間際に勝ち越される可能性が否定できない状況で、ベトナムの動きが正しかったとは思えない。結局UAEが勝ったが。)
そして巻の2ゴール。フォワードの役割をどう捕らえるかは人によって違うが、個人的にはある程度ゴールを挙げていることが重要だと思う。この2ゴールで巻に自信がつきプレッシャーから解放され、より動きが良くなることを期待したい。
ノックアウトステージ初戦、準々決勝の相手は因縁のオーストラリア。アジア頂上決戦とも言えるカードが早くも実現。そしてこの試合こそが「絶対に負けられない戦い」である。オーストラリアは東南アジアの気候とアラブ諸国の狡猾さに苦しんだがタイに快勝、徐々に調子を上げてきている。苦しい試合になるだろうがベトナム戦のようなサッカーでオーストラリアを倒して、名実ともにアジア王者に返り咲いてほしい。
posted by kabemimiplus |15:00 |
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