2007年11月30日

「自分に勝つ」のは難しい

「でんぐり返し、やめます」――。森光子さん(87)が29日、都内で行われた、舞台「放浪記」(来年1~3月、東京・日比谷のシアタークリエ)の発表記者会見で、名物となった前転を今後は行わないことを明らかにした。(YOMIURI ONLINEより)

一言、さびしいです。

そして、87歳になるまででんぐり返り続けてくれたことに敬意を表します。

公演で一番の売りだったでんぐり返しを封印するに至った直接的な要因は肉体的な衰えに他ならないとは思いますが、強靭な精神力があったからこそ今まで回り続けてこれたのでしょう。

でんぐり返しの国際的な基準からすれば、少なくとも70歳を過ぎた辺りで封印するのが一般的なはず。

演劇も格闘技もまさに自分との闘いと言えるでしょう。私もママゴト程度ではありますが格闘技をかじった中で、自分に打ち勝てた場面はあまり記憶にありません。

むしろ、「「今日はこの辺で止めておこう」とか、某チャンピオンの自家用車がジムの前に止まっているのを見て「ボコられるのは嫌だ」とUターンして帰宅したような、厳しい環境から逃げ出した記憶の方が鮮明に残ってます。

このコラムを読んでくださった方々の中にはご自身で格闘技を習っている人も少なくないでしょうが、自分に勝つことをテーマに練習に取り組んでもらいたいと思います。

自分に勝つなんて言うといかにも厳しいような感じがしますが、例えば腕立て伏せを50回やるのが目安だとしたら、50回達成してやめるのではなく、あと1回でも2回でも回数を増やしてみてください。達成感が全然違ってくると思います。

老いも若きも、実践することは素晴らしい。世のアマチュア格闘家諸氏には、打倒!森光子の精神で頑張って欲しいと思う今日この頃です。

≫『K-1心中』では見る側やる側の両面の視点で格闘技コラムを書き綴っております。ぜひ一度お立ち寄りください。

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posted by k1suicide |07:26 | トラックバック(0)
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