2008年04月25日

ツエーゲン金沢木村龍朗選手「得点王を出したい」の意味!☆吉田紀子の「サカつく」vol.2~ツエーゲンの人気を牽引するキムタツ~

「今年は得点王を出したい、ていうか出さなくちゃいけないと思うんですよね」
 
 ♪

 ♪

 ♪

今月13日に開幕した北信越リーグ。

その初戦、石川ではツエーゲン金沢対フェルヴォローザ石川・白山の

石川ダービーでした。

共に、3年前、Jリーグ昇格を掲げて、

北信越1部の既存のチームを母体にプロ化。

石川からの昇格争いでも「ライバル」の2チームです。

結果は10対1でツエーゲンの大勝。

昨年のメンバーを中心にチームのさらなる底上げをしてきたツエーゲンと、

昨年の経営危機から今季はアマチュアチームとして再スタートきったフェルヴォ。

そのチーム状況が如実に現れた試合となりました。

(試合内容については取材日記もごらんください!)

 ♪

 ♪

 ♪


試合終了後、この日は、勝者のツエーゲンの選手達に

たくさんインタビューしました。

少しずつでも色んな選手の声を皆さんにお届けしたかったのです。

群馬FCホリコシを1年でJFLに昇格させた実績をもつ2年目の池田司信監督。

今年もキャプテンを任されたMF権東勇介選手。

今年はFWを任されこの日いきなりの3得点、奈良安剛選手。

2年連続断トツで北信越リーグアシスト王のMF木村龍朗選手。

ひさしぶりのスタメン、奈良選手とツートップを組んだ吉田智尚選手。

昨年のレンタルから、今季ツエーゲンに完全移籍したFW米山大輔選手。

ひさびさの出場、ひさびさのゴール、デコことFW高橋聡選手。

星稜高校→星稜大学出身でこの日リーグデビューを果たしたGK田代祐平選手。

プロ意識の高さを買われ今季栃木SCから移籍したMF山田智也選手。

ふぅ~っ。

たくさんでしょ?!

9人もの監督・選手インタビューを一度に聴けるのは情熱サッカーだけですよっ。

ほんとはまだまだ聞きたかったぐらいです。

 ♪

 ♪

 ♪

実は、番組のツエーゲンに関する今年の目標は、

キムタツ(木村龍朗選手)以外の人気者を発掘すること。

もちろん、すでに選手のみなさんはそれぞれプレーで人気を獲得していますが、

私達にできることは、チームの「スポークスマン」的(=しゃべりも抜群な)存在を

もっともっと発掘すること。

それが、オフシーズンにディレクターと番組会議?!で

打ち出した今季の情熱サッカーの番組方針なのです。!




ということで。

たくさんの選手に話を聞いたわけですが、

みなさん、ほんとにそれぞれの本音も織り交ぜつつ、

JFL昇格へ向けた熱き想いを語ってくれました♪


共通することは、

とにかく絶対優勝して昇格する気だということ。

そのためには失点ゼロにしなくてはならないこと。

そして、負けをなくすこと。


ほんっっっっとにその通りです。

去年も、あと1つだけ負けがなければ最終節まで優勝争いに残れました。

しかも負けの中にほとんど勝っていた試合がいくつもありました。

だから、負けをなくし、失点をなくすことが、

ツエーゲンの至上命題なのです。

その命題がチームに浸透していることもよ~くうかがえました。

 ♪

 ♪

 ♪


そんな中で、さらにこんな言葉を付け加えた選手がいました。

「チームから得点王を出したい。」

木村龍朗選手です。

木村選手は、ツエーゲン金沢1年目からの選手。

移籍直後から、その甘いマスクを買われて、

チームの広報活動の中心の役割を担わされてきました。

当時のGMのメディア戦略でもあったのか、

どのイベントも、どのメディア出演も、必ず木村選手!

そんな、サンフレッチェ広島から移籍してきた彼を、

私は当初、番組でこんなふうに紹介していました。

「星稜高校出身田中俊也選手とサンフレッチェ時代の同期で大の仲良し!木村龍朗選手です!!」
と。。。。

なんとか、石川の皆さんに、県外から来てくれた選手に親しみをもってもらいたい!

縁をかんじてほしい!

そんな想いだったのですが、

そんな形容詞はすぐに無用のものとなります。

彼は、開幕後、すぐにその実力、華麗なプレーでもファンを獲得。

その一方で、選手で当時たった一人、個人ブログを開設し、

自分の想い、チームの想いを来る日も来る日も発信しつづけてきました。

チーム創生期に「キムタツ」が果たしてきた役割は、

おそらく、GMの期待通り、いや期待していたもの以上だったに違いありません。

そして、あっと言う間に、ツエーゲンで、もっとも、

顔も名前も知られる選手となったのです。

 ♪

 ♪

 ♪

その木村選手が開幕戦終了後こう語りました。


「やっぱり、去年優勝した山雅も得点王争いしてるし、

だけど、ツエーゲンはずば抜けてこの選手が得点をたくさんとった

という選手がいなかった。だからうちから得点王が出れば、

そういうチームは優勝するはずだから。」


ほんっっっとに、その通りなんですよね。

去年の得点王は15得点。

ツエーゲンは米山選手の4位8得点が最高。

奈良選手が7得点。森陽一選手が6得点。

かなり水をあけられています。

だから得点王を出したいというのは正しいっ。



でも、話の内容が正しいからではなく、

「得点王を出したい」というのは、

メッセージとしてとってもわかりやすい!

だから私はなんともいえない感動を覚えました。

例えば、勝ち点とか勝利数はとても報道されやすいし、

サッカーをあまり見ない人でもわかりやすい。

もちろん、負け数とか、失点も、とても重要なポイントです。

でも、あえて「メッセージ性」を強調するとすれば、

勝ち点や勝利数、そして「得点王」というのは

一目瞭然、「すごいっ!」というのが伝わりやすい部分がある。

たとえば、

「ツエーゲンの〇〇選手が得点王なんだって!」

っていうのは、多くの人にとって、

なんだかとってもわくわくする!

もちろん「得点王目指します!」でもいいのだけれど、

FW陣のあいつぐ故障で、そう胸をはっていえる「エース」が不在に近いのが現状。

そんな中で「得点王をだします」という目標は、

誰にとってもわかりやすく、見守りやすく、

そしてわくわくする話なのです♪

 ♪

 ♪

 ♪

おそらく木村選手にとっては自然に出た言葉でしょうが、

そんな「わかりやすいメッセージ」を

無意識のうちに発してくれる・・・!

あぁ、さすがツエーゲンのPR隊長!

「スターの素質」というのはこういうものなのかもしれませんねっ♪



とにかく、取材する側にとっても「ほしい」一言、「おいしい」一言

を言ってくれるあたりが、さすがキムタツです♪

そして、それは、金沢とチームを愛する心の奥底から生まれ、

それゆえ、それが、チームを引っ張り、ファンを惹きつける。。。



おっと、木村選手以外の「スポークスマン」発掘が今季の私の目標でした(^O^;)

これは私の目標達成には「キムタツの壁」が大きく立ちはだかりそうですねっ。

 ♪

 ♪

 ♪


実は、正確に言いますと、彼はこう語りました。

「得点王を出したい。FWに点をとらせたい。もちろん僕自身も含めてですけどね!これって堂々の 「アシスト王&得点王獲ります宣言」 ですよね、木村選手!?



   ☆ツエーゲン金沢木村龍朗選手のブログ「キムタツ日記」はこちらから今すぐアクセス!

posted by Noriko Yoshida |00:00 | 吉田紀子の「サカつく」 | コメント(0) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月24日

ツエーゲン金沢辻田選手が高校生だった!?☆吉田紀子の「サカつく」vol.1~番組のはじまった頃~

「石川でサッカー番組?!そんなもんはやらんやろっ。」

そう言われながら、2002年10月この番組はスタートしました。

 ♪

 ♪

 ♪

近年の温暖化でめっきり雪が少なくなりましたが、それでも北陸。

12月から3月は雪のシーズンです。

そうでなくとも、石川では

「弁当忘れても傘忘れるな。」

と言われるほど、雨の日やぐずついたお天気が多い土地柄。

県外から来た選手にとっては冬の雪と1年通しての「鉛色の空」が最初の「敵」でもあります。

そういえば今年のツエーゲンの練習初めも雪でしたね。。。

 ♪

 ♪

 ♪

それゆえか。。。

「サッカー不毛の地」などと言われてしまうこともしばしばでした。

石川で盛んなスポーツといえば、

相撲、トランポリン、ウェイトリフティング、バドミントンetc

あとはやっぱり 野球 と 「松井秀喜」。

 ♪

 ♪

 ♪

でも、なんとか、サッカーも盛り上げたい!!

そんな「想い入れ」からこの番組がスタートしました。



当時、星稜高校3年生の

田中俊也(サンフレッチェ広島→現愛媛FC)

辻田真輝(大宮アルディージャ→現ツエーゲン金沢)

森俊祐(横浜FC→YKK→現ツエーゲン金沢)3人が同時にプロ入りを決めた頃。



それまでも、石川出身のプロ選手は何人かいましたが、

そうした選手達は、高校で県外のサッカー強豪校などに「留学」していたケースで、

石川の高校からプロが誕生したのは彼らが初めてだったのです!



実は、石川でのトレセン(トレーニングセンター)制度第1期生が彼らなんです。

トレセンはジュニアの頃から選手を育成する制度。

つまり、彼らのプロ入りは石川サッカーにとっては「トレセンの効果」

ともいうべき「大きな一歩」だったのです!

 ♪

 ♪

 ♪

あれから6年。

石川唯一のサッカー番組担当者の私達に向けられる言葉も

「石川でサッカーははやらんやろ。」

と言う雪よりも冷たい言葉から、最近は、

「サッカーはどうなん?なかなかJリーグなんてそうはうまくいかんのやろ?」

というところまでかなりの進歩?をとげてきました♪

「いやぁ、石川はサッカーが熱いねぇ!」

そう言われるその日まで、そう遠くないであろうその日まで、

『情熱サッカー』も走り続けますっ!

posted by Noriko Yoshida |17:45 | 吉田紀子の「サカつく」 | コメント(1) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加