2010年02月15日
東アジア選手権の話はさておき、ドイツ後の日本代表につきもののコンセプトについて。
今の日本代表が選手も含めてコンセプトに縛られているように感じます。
なぜ今コンセプトなのか、ということについて推測してみます。
ドイツWCの日本代表とはどういうものだったか、というとプロ化した日本サッカーが総力を挙げて育ててきた世代の集大成でした。
選手の海外進出が始まり、中田英、中村俊、稲本、柳沢、高原、小野、川口など多数が海を渡り、選手の質としてはかつてないほどの高さを誇りました。
監督も、監督経験としてはさておき世界でも名選手としての名声を誇るジーコです。
ホームではないといえ、日本サッカーの飛躍が期待された、日本サッカー界のすべてをかけた大会がドイツWCでした。
日本でも応援する人の期待はこれ以上ないほど高まったのは当然です。
ですが結果はご存じの通りでした。
つまり日本の総力を挙げてもグループリーグで1勝もできない、という事実が突きつけられました。
さらにいえば最高傑作といえる選手層を揃えても個で勝てない、ということを見せつけられました。
それはそれまでの日本サッカーのあり方を否定するといっても良いほどの衝撃だと思います。
日本最高の素質と育成で出来上がった個でも世界で通用しない、ということはどういうことか。
日本人は個では勝てない、ということです。
つまり選手は世界で通用しない(その才能を信用しない)。
選手が通用しないなら世界に勝てる戦術を構築するしかない。
そして戦術家とされるオシムに白羽の矢が立ちましたが、病に倒れます。
世界で通用する可能性のある戦術に率いられることがなくなった後、岡田監督が率いることになります。
そこで作られた戦術、コンセプトは奇策でした。
FWも守備を優先するほどの前プレスを基幹にします。
選手が世界通用しないので、適性よりもコンセプトが優先します。
その上で、個の能力の総合値が高い、というかネームバリューがある選手を選びます。
選手が負けていると思うのは怖いですから。
Jで見せているプレーも気にしません。海外で通用しない選手しか生み出せないリーグなのです。
ですが、上の前提は正しいのでしょうか?
日本の選手は個性を縛られても当然なほどレベルが低いのでしょうか?
個性を縛る、日本の会社社会の悪い面の縮図のようなサッカーを見せられて、日本の組織人は楽しいと思うのでしょうか。
その一つの回答がここ数試合のブーイングのような気がしてなりません。
posted by juventus1buffon |21:36 |
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2009年09月08日
いつもと同じですね。
何度も60分過ぎから足が止まるのを見てきたわけですが、自分のブログを見直した限りでは一年近く前から同じ課題を解決出来ていないようです。
無茶なペースでのチェイスが原因というのは明白ですが、同じことを書いても仕方ないのでなぜ改善されないのか考えてみます。
まず前提として日本は一対一で勝てない、という認識から始まっているのは言をまちません。その対策として考えられたのがあのやり方で、ここまでは理解できます。
問題はこの後です。こちらの誰が、相手の誰のどの部分で勝てて、どこで勝てないかを分析していないからどのチームに対しても同じペースで全体にチェイスしなければならないのではないでしょうか。
オランダの場合、今回の3トップは足元に入れば脅威ですが空中戦はさほど強くありません。中盤もスナイデルは高い技術を持っていますが、空中戦は苦手です。そしてスタメンには他に怖いパスの出し手はいません。
ならばスナイデルに入る正確性に劣るボールを狙えば良く、元々パスが上手くないところまでがむしゃらに追わなくてもいいわけです。アバウトなパスしか出せないオランダの後ろがロングボールに切り替えても、前線は空中戦に強くないので比較的安全です。
セカンドボールを拾われて一発があるので、ラインは高く保ってコンパクトにしたい、とすれば守備の方針はある程度決まりますし、CBとGKまでは追いかけないでいいことも分かります。理想通りにはいかないでしょうが、試合の方針が分からなければ休みどころも整理できません。無論状況によって狙いどころや休みどころは変わりますが、それを整理するのもスタッフの仕事ではないでしょうか。
岡田ジャパンの試合後のコメントを見ると、自分達のことばかりで相手の特徴に関してしっかりとした言及が少なく具体性がないと感じるのも、相手のことが分かっていないからではないでしょうか。
あと期待された本田はオリンピックでも左サイド適性がないことがわかっているのに、同じことを繰り替えしました。呼んだ意味がないですね。
posted by juventus1buffon |18:50 |
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2009年04月05日
久しぶりの更新です。
バーレーン戦は少しワンセグで見ただけなので、一番気になったことだけ
書こうと思います。
後ろからのビルドアップが稚拙ということなんですが、まずサイドバック
と中盤の底がボールを引き出すのが遅い。センターバック同士が横パスを
交換(このパスも遅いのですが)している時間が長かったり、
プレーの最後の選択がロングボールになった時点で、誰かのポジショニン
グがおかしいと言って良いと思います。
そもそも中盤5枚、後ろが4枚で、技術的には圧倒している日
本なのに、1トップが下がって組み立てに参加しないといけない形
やロングボールで一発を狙う形になっては中盤が多い利点が活かせていな
い証明です。
守備では練度が上がってきた岡田ジャパンですが、攻撃面では自己矛盾を
消化しきれていません。それがポジショニングの悪さと攻撃の効率の悪さ
として表れている印象です。
守備の仕方と相性がいいのはショートカウンターで、はまれば意外なほど
点が入ることは、アウェーで早い時間に先制できた時の得点力の高さから
も分かると思います。ですがそれだけでは単調すぎて、格下の相手がカウ
ンター狙いで引くと先制点が遠くなります。
そのために、格上としてポゼッションを高めて変化をつける必要があるわ
けですが、本来縦に速いカウンターサッカーとは真逆のものです。
前者を突き詰めればSBの攻撃参加は時間がかかるのでサポート程度
で良い、とすると例えば守備に不安のある内田は必要ありませんが、後者
を使うなら内田の攻撃力は魅力です。しかし現実は前者を目指した守備を
しているのに内田の攻撃参加は必須のオプションです。
こういった矛盾はいくつもあり、それぞれが矛盾のまま問題点になってい
ます。サッカーでは矛盾している点を融合すればチームの幅になります
が、そういう幅のなさが魅力のなさに繋がっていると感じます。
posted by juventus1buffon |19:20 |
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2009年02月10日
バーレーン戦はテレビ放映されませんでした。代わりとなりうるネットメ
ディアもその欠点を露呈しました。
バーレーン戦
先制されれば打つ手なしという岡田ジャパンの構造的欠陥がそのまま出た試合と言っていいと思います。映像がストリーミングで汚かったので誰がどうだったというのはあまり分かりませんでした。相変わらず内田の守備は微妙ですが、それよりもアウェーで守備の弱い内田を使った采配が謎です。高い位置からの守備と速い切り替えからの攻めの場合、SBを上りを待つ時間は致命的なロスだと思うんですが。
同じように本田圭も速い攻めをする中では機動力の低さから活きませんし、形に選手を当てはめる監督の志向から持ち味を消されたと思います。寺田、中澤の構成力の低さも苦しんだ要因と思います。
フィンランド戦
上とは対照的に岡田ジャパンの戦術が綺麗にはまった試合でした。先制すれば前から守備することの効果が高くなりますね、といういい例だと思います。ただフィンランドは寄せ集めで、高い最終ラインを志向するにも関わらずリスク処理としてのラインコントロールがボロボロだったので、カンタンに裏を獲れたのも事実です。キーパーも下手でした。
敗戦を払拭するにはいい試合でしたが、内容は得点ほど良くないと思います。岡崎は2点ともボロいラインを裏にぬけた形でした。抜けたあとの躊躇のなさから、裏を衝くプレーに適性がありそうです。今回はハマ
りましたが、岡田ジャパンでは引いてくるチーム相手には苦しみそうで
す。2トップの方がいい選手と思います。トゥーリオは大きな欠点が出ました。失点つきで言い訳の余地はありません。DFとGKは日本の弱点ですが、このレベル相手にして良くありませんでした。バーを叩いた前半始めのシュートが入っていたら負けていた可能性すらあります。
オーストラリア戦への展望
岡田ジャパンはフィンランド戦後の橋本のコメントでも分かる通りで頑なな一本調子の高い位置からのチェイスと速い攻めしかありません。ポゼッションにこだわらないオーストラリアはロングボールを蹴ることが多い、ドローでも構わないアウェイですしフィジカルで上なので、基本的にライン引き気味でハイボール勝負でしょう。いつもの岡田ジャパンのサッカーをするとオーストラリアの壁に特攻することになり、フィジカル的に得点の可能性は低そうです。
ベンチの指示を無視出来る実績のある中村俊が、そういう意味でもセットプレーでもキーマンと言えると思います。オーストラリアはDFとMFの間から飛び出すケーヒルが、プレースタイル的にも日本の弱点からも鍵になると思います。捕まえられれば失点しづらいと思いますがどうなるでしょうか。
posted by juventus1buffon |09:50 |
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2009年01月29日
今年初戦で結果が出たのでひとまず良かったです。オフ返上の選手及びス
タッフの方々はこれからオーストラリア戦まで大変と思いますが頑張って
ください。
内容は褒められたものではないですが、コンディションの問題やメンバー
の熟成度もありますのである程度仕方ないと思います。常連組とCB
が比較的良かったとは思います。ニューフェイスの金崎や乾は出たことに
意味があると思います。視野と判断がイマイチとは思いますが、普通は経
験が解決しますのでそれほど心配しなくていいでしょう。
戦術でいうと選手が代わってもある程度同じサッカーが出来ているという
面では熟成度が上がっていると言えます。そして格下相手には効率的では
ない戦術なのも変わりません。格上と戦うための、前線からの積極的な守
備を軸にしたやり方で、格下相手だと相手を引っ張り出す変化に欠けるの
で一本調子で、ゴール前が混雑するため崩しにくい。サイドからクロスを
上げても中に敵が多いので体格に劣る日本代表の選手には合いにくい。
上の欠点は例えば相手が格上で前に出てくるか、こちらが先制して相手が
前に出てこざるを得ない場合には解消しやすいので、格下とやる場合は先
制するまで基本的にはやらない方がいいと思います。今のところ採用して
いる戦術に対しては熟成度もあがっているので、今年の課題は先制点の取
り方と、取ってからの戦術の切り替えと思います。
posted by juventus1buffon |00:10 |
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2008年11月21日
結果・内容ともに充実した試合でした。中村俊と遠藤のコンディションが悪く見えたんですが、相手の守備が弱かったことを考えてもいい出来だったと思います。次回以降も続けられなければ意味がありませんので、来年の初戦~3戦目くらいは注目したい試合です。
<試合の入り方はまずかった>
前線からのチェイシく簡単なパスミスを繰り返していました。後半失速することを繰り返してたことへの修正と思いますが、同格以上にあの入り方をすると前半で勝負を決められてしまう可能性があります。中村俊選手はインタビューで危なくない、と言っていましたが、守備陣形が出来ていたことを言っていると思います。
カタールがチームとしての組織力が低かったために事なきを得ましたが、格上だと一瞬の隙を一発で決めて来ます。重要なことだとおもうので次戦以降注目したい点です。
〈先制点と戦い方の修正〉
幸運な先制点が日本に転がり込みました。内田の浮きパスから田中達のゴールです。カタールDFの処理がまずく、キーパーのポジショニングと体制が悪かったのもありますが、田中達がこぼれてくる、と信じていたプレーと積極的なシュートへの姿勢は素晴らしいものがありました。
この後日本は中村俊と遠藤のコンディションの悪さをカバーするかのように、前線の玉田、田中達、大久保がポジションを変えつつ上下、左右に動き回るプレーを軸にし始めます。特に玉田は今年に入って素晴らしいプレーを続けています。一本調子のスピードスターだったドイツW杯の頃から比べても、プレーの幅がかなり広がっています。引いてボールを引き出す動き、チャンスメイクなど素晴らしく、得点以外の貢献も非常に高いです。
先制点から一気に主導権を握れたわけですが、そこからは日本が格上ぶりを遺憾なく表現しきりました。
〈後半早々の追加点〉
コンパクトな守備から長谷部、玉田と繋いで素晴らしいシュートでゴールを奪います。この時点でカタールはメンタル的に落ち込み、集中力を欠いて組織が崩れ始めます。変化を付けたショートコーナーから闘莉王のヘッドで追加点。キーパーのミスもありますが、いい軌道のクロスとヘッドでした。理想的な展開で(一つ危なかったですが)、後半の失速もなく、ほぼ完璧に試合を終わらせました。
中盤のキーマンとなっていたのは長谷部でした。豊富な運動量を機動力、体の強さを武器に、潰し屋から前線への顔出しまで非常に効いていました。フラットの4-4-2をベースにしたシステムでは中盤センターで体が強い選手は必須です。パス出しにやや不安定な面がありますが、それを除けば完璧と言っていい出来だったと思います。
守備陣も失点を繰り返していた試合にくらべ、前との距離感を近くとり前で潰す守備を意識しているところが見られました。もう少し寄せを速く強くして欲しい、と思う時もありましたが改善されたと思います。寺田がチームのモチベーションを上げていたのでは、と闘莉王選手らのコメントから感じます。本人も日本代表で戦える喜びを素直にコメントしていましたし、応援したくなります。
交代選手は全員前の選手でしたが、前線の守備だけではなく攻撃に動き回った彼らの消耗は相当でしょうから妥当と思います。
正直こんないい試合をするとは思っていませんでしたし、賞賛していいと思います。継続できるか、疲労度で交代カードを全部切ってしまうのは戦術の幅が狭い、SBの攻撃参加と中のタイミングが少しずれている、得点は相手ミスによる部分が大いにある、などいくつか問題はありますし、ディティールを突き詰めないとオーストラリアにはやられるので気持ちだけは引き締めて欲しいですが、ひさしぶりにいい試合が見られたことを喜びたいです。
posted by juventus1buffon |01:21 |
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2008年11月16日
前半のみワンセグ、あとはダイジェストで見たので簡単に。
・シリアは守備戦術の整備もできておらず未完成
・最終予選に向けて、ウズベク戦のドローから勢いをつける、という意味で意義があった試合。3ー1は失点が邪魔ですが悪くない結果です。
・前線からのチェイシングを生命線にする岡田ジャパンにおいて、右サイドに右利きアタッカーをおいた今回の方が相性はいい。縦への意識は中村俊(彼は内への意識が強い)より強いし、スピードも上だからです。中村俊の使い方はセルティックのストラカン監督に教わるのがベストでしょう。
・後半20分過ぎにチームが失速し、カウンターで失点のいつものパターンは修正できていない。原因は前での単調かつ頻度の高いぷチェイシング、すぐ下がるDFライン、コースを限定したはずの縦パスのカットとファールの少なさ、最終ラインとGKのポゼッション能力の低さ、交代選手とスタメンとの意識のずれ、と思います。
・憲剛はクレバーで素晴らしかった。寺田はスピードが足りなそう。香川は伸ばしたいなら休ませた方がいいと思います。
posted by juventus1buffon |12:51 |
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2008年10月22日
ウズベキスタンは良く日本を研究しているというだけある、という印象でした。
選手は日本が上でしたが、スタッフはウズベキスタンの方が質がいいようです。
〈自分を知るウズベキスタン〉
テクニカルな部分はほとんど勝負にならないウズベキスタンは、得意なフィジカルと走力からくるプレッシャーを軸に戦術を構築します。コンパクトにしやすくフィジカル勝負を挑みやすい4ー4ー2をベースにして自分たちのペースに持ち込むことと、前線が日本のCBから圧力をかけることがメインで、目的は勝ち点1の奪取。走り回る前線の選手は交代することは折り込み済みと思います。
中村俊のマークを優先。その分内田は上がりやすくなりますが、中で跳ね返す意図でしょう。後ろの4ー4のラインを素早くコンパクトに作っており、多少ポジションのずれもありましたがほぼ監督の意図通りの戦いだったと思います。
計算違いだったのは中村俊からのクロスで失点したことで、マンマークをしていてクロスは中で跳ね返す意図だったにもかかわらず、逆サイドへのポジションチェンジを捕まえきれなかった、クロスが良かったために中で跳ね返せなかった点ですが、結果が良かったのでほぼ満足でしょう。戦術的にはオーソドックスですが、よく表現出来ていたと思います。
〈ウズベクの突いた日本の弱点は?〉
第一にフィジカルコンタクトの弱さです。ウズベクの戦術はここからスタートしています。言うまでもない点ですが、日本がウズベクや欧州の一部のようなフィジカルサッカーをすることはないと思うので、強化はしつつもある程度は受け入れる必要があると思います。
第二にCBとGKの攻撃力の低さ。前線からのプレスの格好の餌食で、最低でもGKへのバックパスを含め後ろでのパス回しで相手の疲労を誘えるくらいにはならないと、日本の苦手な縦のロングボールの競り合いを強要されます。中盤へのパスが苦しくなるのでコントロールが難しくなり、プレッシャーを受けやすくなりますので、中盤でのパスワークが難しくなります。
第三は攻撃が中村俊を中心として選手任せな点。なので中村さえ潰せば攻撃力はがた落ちです。そして相手の意図を上回れる、レベルの高い選手ですが潰しやすい選手でもあります。
〈ウズベクを助けた日本〉
闘莉王の軽率なミスからの失点は、先制点というウズベクからすれば願ってもいない得点でした。点を取るリスクを犯す必要がなくなることで、ゴール前にコンパクトなラインを引いてバイタルと裏のスペースを消し、得意のフィジカルにものを言わせて守るプランがより楽になったからです。相手の特徴と、W杯最終予選のホームで勝ち点3が欲しい状況、CBに求められる仕事を考えると、プレーの選択自体がおかしいです
フィジカルで勝る相手が密集しているところへ突っ込んでいく日本は、高いラインからのプレス続行を含めて戦術的に硬直しています。日本は最大75分しか持たない構造的に欠陥があるチームですが、内に絞る傾向が強くなりやすい逆足の両サイドが工夫もなく人混みに突っ込んでいき時間を浪費するのは、ウズベクと違いいかに自分たちのことを分かっておらず、相手のことも研究していないかということでしょう。
ウズベキスタンがこのままの方向で進むことができれば、日本の方が格下になるかもしれません。フォーメーションとシステム、個々の選手の個性がここまで噛み合わないチームを作る岡田監督とスタッフは、ウズベキスタンのスタッフ以下のレベルで間違いないと思います。体力測定をやる前に、自分のチームがなぜ全員75分までにばてるのか、けが人が多いのか(無理に使うのか)について責任を認め、反省して欲しいです。何試合も続く、全員が90分持たないサッカーの原因が、個々の選手にあるはずがありません。
posted by juventus1buffon |11:39 |
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2008年10月11日
後半途中からしか見れていないので、簡単にいきます。
〈解決されない課題〉
簡単に言えば後半半ばまでに足が止まりプレー精度が落ちること、中盤とDFラインの間が間延びしてカウンターを喰らうことの二つが修正できていません。途中出場の選手が攻撃面にメリットを、守備面で混乱をもたらすのも同じです。
まず一番最初と二番目についてですが、前線からのプレスを工夫無いまま90分実行し続けることは無理ということがあります。ユーロのロシアのプレスでは、相手選手の分析と、明確な狙いどころの選手の設定に裏打ちされていましたし、インターバルも取っていました。アルシャビンとパブリュチェンコが他の選手に比べてプレスの仕事が軽減されていたことからも伺えると思います。違いを生み出す選手を、それにふさわしい使い方をすることで活躍させる舞台に意図的に立たせているということです。
高い位置からのプレスのメリットとデメリットが生のまま試合に出る、ということは適切に運用できていないことを表していると思います。
二番目についてはDFラインがすぐに下がりすぎること、が問題ですが今回は急造DFラインなので、ある程度は仕方ないとも思います。やられたのは一回だけだったようなので、やや修正できているかもしれません。失点に繋がってしまったわけですが、失点自体は楢崎の責任が大きいと思います。中澤と高木がニアを切っていたわけですから、あのタイミングで重心がニアに残っているのは判断ミスと思います。
三番目は攻撃面ではスタミナ充分な選手が活性化の役割を果たしていると言えますが、守備面での役割整理が適切ではないと思われます。そろいも揃って前掛かりになるのは、前からプレスにいくという意識がスタメンと途中出場選手とで合っていないのではないでしょうか。
ちなみに高い位置からのプレスは、シンプルに実行するとチャンスの増加と得点力の低下を招きます。得点をとることを期待されている選手は、程度の差こそあれ守備の負担は軽減されているのがセオリー、ということからも明らかと思います。守備の負担が大きい日本代表は、時間が経過するごとにチャンスをフイにしやすい構造で、選手の実力もありますがシステム的に仕方がない部分がある、とも思います。では利点はなにか、といえば守備力の向上と相手のメンタルの消耗を激しくする点と思います。
そこをどうアレンジして攻撃力を加えるか、が監督含め指導者層の手腕と思います。
posted by juventus1buffon |00:02 |
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2008年09月10日
前半早々にセットプレーで点が取れたことが全てでした。カウンター主体のバーレーンは技術の差もあり、先制されて手詰まりだったはず、だったんですが。
まず簡単に良かった選手は玉田、中村俊。先制したFKの取り方はお互いに明確な意図を持ってのファウルゲットでした。特に玉田はゴールこそないもののプレーバリエーションに幅が出てきたと思います。
中村俊は攻撃の構築を一手に担っている形です。以前書いたように癖が非常に強く、特に内田との組み合わせは現状ではあり得ない。内田の守備とフィジカル、プレーバリエーションの幅の狭さの問題から、現状内田の攻撃面のいいところを潰すことで自身のプレーをしている状況です。中村がキャリア終盤に差し掛かっていることから、期待したいのは内田の成長です。当面結果がでないとは思いますが、内田の成長を考えると今の並びは悪くないと思います。
〈課題の出た守備〉
まず岡田ジャパンに限らず、日本の最終ラインの守備は攻撃の思想が薄い前時代的なものです。はじめから目的は攻撃を跳ね返すことのみです。現代サッカーでは攻撃に繋がるように跳ね返すことを目的にするのが一般的で、理想としては積極的に組立に参加することが求められています。そのトレードオフとして、前線からの守備が要求される。
前時代的な最終ライン守備は基本的に下がります。ラインを高く取っていたとしても、すぐに下がります。そして前線から中盤でボールを取りに行くと当然中盤と最終ラインとの間が間延びします。中盤はアタックに行ったからラインが崩れます。そして最終ラインは前を向いた相手を再度捕まえにいくわけで、最終ラインもラインを崩さざるをえず、消耗が激しくなります。最終ライン前が開いているので、相手トップへの楔のパスも良く入りますので、簡単に前を向いて仕事されるわけで厳しい対応を迫られることが多くなります。
守備戦術の矛盾による消耗の激しさが後半最後の足の止まり方と、判断ミスにも繋がります。攻守の切り替えも遅くなります。中澤と闘莉王はハイボールと停止状態での対人守備はアジアでも屈指で世界でも互角に戦えると思いますが、高い位置でのグラウンダーパスの楔の潰し方に不満が残ります。
ラインコントロールの稚拙さは、前線を含めた全体の守備戦術のレベルの低さから来ていると思います。ここは監督の手腕によるものだと思います。
〈選手交代と混乱〉
松井と交代した中村憲剛は、はじめこそ左にいましたがだんだん内に入ってきました。サイド適性がないのはウルグアイ戦を見ても、特性を考えても明らかで、内に入るのはプレースタイルとして当然です。ゴールは素晴らしかったが、1失点目のパスの出し手のマークを外したのはポジション的には彼です(プレースタイル的には彼ではありません)。
今野、寿人はおかしくなったバランスのなかで入りましたが、両者とも不明確なポジションを取っていました。今野は遠藤の守備の負担を減らす役割も担うなら横並びになってはいけないし、寿人は田中達也と両サイドに開いていました。だったら憲剛が中に入るべき、ということになるんですが、憲剛は最初左に入れ、といわれて交代したはずですし俊輔からも開けと言われてた、となると意味がわかりません。
交代だけでなくスタメンもそうで、松井、田中達也、玉田とドリブルしたい選手を整理しないで2人以上同サイドに置けば、個性を消される松井のような選手が出ます(FWの方が先に前のスペースを使えます)。
〈失点は自業自得〉
1失点目はパスの出し手のマークを外した憲剛、ポジショニングがおかしかった今野、エリア内で一発でいったあげくミスした内田の判断ミス。
2失点目はおそらくオフサイド崩れで、CB2枚より後ろにいた内田のポジショニングミスで闘莉王がヘディングすることになりました。が、闘莉王も緊急時なので安全策をとるべきでした。楢崎が声を出していたならそちらが最優先なので、なおさらです。
ミスがおきた理由は個々による部分もありますが、上で書いたようにミスが出やすく目的のはっきりしない組織であることもたしかです。勝ち点3も取れたし、気候を考えれば選手はむしろ想像以上に良かった、と言ってもいいと思います。
チーム戦術のレベルの低さから安定した戦いは望めませんが、南アフリカにはいけるよう頑張って欲しいです。
posted by juventus1buffon |17:28 |
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