2010年02月15日

コンセプトの背景(推測です)

東アジア選手権の話はさておき、ドイツ後の日本代表につきもののコンセプトについて。

今の日本代表が選手も含めてコンセプトに縛られているように感じます。
なぜ今コンセプトなのか、ということについて推測してみます。

ドイツWCの日本代表とはどういうものだったか、というとプロ化した日本サッカーが総力を挙げて育ててきた世代の集大成でした。
選手の海外進出が始まり、中田英、中村俊、稲本、柳沢、高原、小野、川口など多数が海を渡り、選手の質としてはかつてないほどの高さを誇りました。
監督も、監督経験としてはさておき世界でも名選手としての名声を誇るジーコです。
ホームではないといえ、日本サッカーの飛躍が期待された、日本サッカー界のすべてをかけた大会がドイツWCでした。
日本でも応援する人の期待はこれ以上ないほど高まったのは当然です。

ですが結果はご存じの通りでした。
つまり日本の総力を挙げてもグループリーグで1勝もできない、という事実が突きつけられました。
さらにいえば最高傑作といえる選手層を揃えても個で勝てない、ということを見せつけられました。
それはそれまでの日本サッカーのあり方を否定するといっても良いほどの衝撃だと思います。

日本最高の素質と育成で出来上がった個でも世界で通用しない、ということはどういうことか。
日本人は個では勝てない、ということです。
つまり選手は世界で通用しない(その才能を信用しない)。
選手が通用しないなら世界に勝てる戦術を構築するしかない。

そして戦術家とされるオシムに白羽の矢が立ちましたが、病に倒れます。
世界で通用する可能性のある戦術に率いられることがなくなった後、岡田監督が率いることになります。

そこで作られた戦術、コンセプトは奇策でした。
FWも守備を優先するほどの前プレスを基幹にします。
選手が世界通用しないので、適性よりもコンセプトが優先します。
その上で、個の能力の総合値が高い、というかネームバリューがある選手を選びます。
選手が負けていると思うのは怖いですから。
Jで見せているプレーも気にしません。海外で通用しない選手しか生み出せないリーグなのです。

ですが、上の前提は正しいのでしょうか?
日本の選手は個性を縛られても当然なほどレベルが低いのでしょうか?
個性を縛る、日本の会社社会の悪い面の縮図のようなサッカーを見せられて、日本の組織人は楽しいと思うのでしょうか。

その一つの回答がここ数試合のブーイングのような気がしてなりません。

posted by juventus1buffon |21:36 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年09月08日

1年前と同じ

いつもと同じですね。
何度も60分過ぎから足が止まるのを見てきたわけですが、自分のブログを見直した限りでは一年近く前から同じ課題を解決出来ていないようです。

無茶なペースでのチェイスが原因というのは明白ですが、同じことを書いても仕方ないのでなぜ改善されないのか考えてみます。

まず前提として日本は一対一で勝てない、という認識から始まっているのは言をまちません。その対策として考えられたのがあのやり方で、ここまでは理解できます。

問題はこの後です。こちらの誰が、相手の誰のどの部分で勝てて、どこで勝てないかを分析していないからどのチームに対しても同じペースで全体にチェイスしなければならないのではないでしょうか。

オランダの場合、今回の3トップは足元に入れば脅威ですが空中戦はさほど強くありません。中盤もスナイデルは高い技術を持っていますが、空中戦は苦手です。そしてスタメンには他に怖いパスの出し手はいません。

ならばスナイデルに入る正確性に劣るボールを狙えば良く、元々パスが上手くないところまでがむしゃらに追わなくてもいいわけです。アバウトなパスしか出せないオランダの後ろがロングボールに切り替えても、前線は空中戦に強くないので比較的安全です。

セカンドボールを拾われて一発があるので、ラインは高く保ってコンパクトにしたい、とすれば守備の方針はある程度決まりますし、CBとGKまでは追いかけないでいいことも分かります。理想通りにはいかないでしょうが、試合の方針が分からなければ休みどころも整理できません。無論状況によって狙いどころや休みどころは変わりますが、それを整理するのもスタッフの仕事ではないでしょうか。

岡田ジャパンの試合後のコメントを見ると、自分達のことばかりで相手の特徴に関してしっかりとした言及が少なく具体性がないと感じるのも、相手のことが分かっていないからではないでしょうか。

あと期待された本田はオリンピックでも左サイド適性がないことがわかっているのに、同じことを繰り替えしました。呼んだ意味がないですね。

posted by juventus1buffon |18:50 | 日本代表 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年09月03日

ミランのバランス ミラノダービーから

ミラン戦は久しぶりに見たんですが、ロナウジーニョ中心は非常にバランス取りが難しい、というのが第一印象でした。

前線のボリエッロ、ロナウジーニョ、パトの守備の貢献が少なく、最大の守備人数が7人まで、というのはチームバランスとしてかなり厳しい。そこをカバーするのは主にガットゥーゾの運動量、と思います。なので彼が怪我をしてから大きくバランスが崩れたのはチームバランスから見れば必然だった、と言えると思います。

1点目は本来モッタについていたのはガットゥーゾでした。そのままついて行かなければいけなかったところをボールに釣られていったのが判断ミスで、柱谷氏が絞るのがおそい、といっていたヤンクロフスキはマイコンを、フラミニはちょっと判断が微妙ですが最初はサネッティを見ていた(前線の誰かの守備が期待できれば離すべきで、そうすればモッタにはついて行けたはず)。チアゴシウバはミリート、ネスタはエトー、ピルロはCBのサポートでしたので、人数が揃っているようでギリギリなのがミランの守備と言えます。

無論ガットゥーゾが判断ミスしたのが直接的な要因ですが、サッカーはミスがつきもので一つの判断ミスがカバーできず、直接失点に繋がっているようなバランスは厳しいと思います。また判断ミスが怪我に起因するものなら一人痛んだだけで崩れる守備組織、ということになるわけでシステム面からも弾力性というかゆとりがなさすぎます。

2点目もガットゥーゾが直接的な要因ですが、ロングボールの出し手のマイコンへプレッシャーが無かったことが一つ、あのときインテルのカウンターへの走り込みとミランの帰陣の人数が3人ずつと同数だったことがもう一つ間接的な要因となっています。

後半になり、運動量の少ないボリエッロが下がり、セードルフが入ったこと、パトが運動量を上げたことなどから前半よりいいサッカーをしていたと思います。インテルが抑えめになったとはいえ、スタンコビッチの素晴らしいミドルのみの失点だけでした。

今年のキーマンとなると聞いていたロナウジーニョですが、あのレベルであれば守備免除させてまで出したい選手とは思えません。守備を免除するということは一人で決定的な仕事が出来るから、ですがそこまで戻るのは難しい、と感じました。もし彼の復活まで待つのなら、他の前線に運動量を求めるか、トップを一枚減らした方がバランスとしてはいいと思います。

そうでないなら外してセードルフを中心にした方が簡単かもしれません。

posted by juventus1buffon |21:17 | 09-10セリエA | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年08月07日

レアルマドリーの移籍

今年の移籍市場の主役、レアルマドリーの移籍の雑感です。

まあ取るも取ったり、と笑うしかないような獲得です。
以前の銀河系と同じ戦術を踏襲する、というなら前後が完全に分断しても構わない、ということになるでしょう。

現代のサッカー、特にプレミアを中心とした論理的でアスリートとしてのフィジカルを前面に押し出したサッカーとは別物です。戦術偏重な最近の欧州サッカーとは真逆の、選手の即興性に任せた攻撃と守備専門の選手による守備という形で、前線からのプレスって何?必要なの?といったある意味おもしろいサッカーと言えます。

ですが今回の獲得選手を見ると、特にCロナウドとカカは以前のジダンやフィーゴと比べればボールロストが多い選手で、どちらかというとカウンター向きなのでそうはならないでしょう。ただ共通するのはおそらく前線からの守備はほぼ期待出来ない、という点です。

すると守備ブロックはラインを低めに設定し、シャビアロンソあたりに預けてまず両者のカウンター、駄目なら押し上げて中央に当てて二次攻撃、それも駄目ならサイドへまた開いてクロス、こぼれたらミドル、というのがおおまかな構想でしょうか。

するとまた汚れ役はスピードのないラウール、遅攻寄りのグティはベンチ、前線で攻撃が一度完結するので攻撃力が売りのセルヒオラモスは持ち味が削がれるので苦しむのではないでしょうか。両方のタレントともそれなりに活かし、4-4-2が基本線とすると、右サイドはラウール、セルヒオラモスのコンビになると思われます。左は新戦力を考えればカカとアルベロアなんでしょうか、何かバランスがおかしい気がします。特にアルベロア。ミゲルトーレスは放出されてましたかね、彼が出番を得るかもしれないです。

2トップはユナイテッドで大げんかした二人でしょうか。ファンニステルローイは切るのかな?ただセンターラインをあまりいじるのは得策ではないので、折りあいつけるでしょうが。ベンゼマはファンニステルローイが駄目だった時の控えで、ニステルが良ければひとまずローテーション要因でしょう。
中盤はおそらくシャビアロンソと相方はラスかディアラ。CBはぺぺとアルビオルが基本と思います。

Cロナウドのサイド起用はあくまでオプション扱いと思います。一昨年は攻撃面でスペシャルな才能はサイドで守備の負担を減らす、という考えが主流でしたが、昨シーズン末あたりからは簡単に片方のサイドを数的優位にされるのは危険と考えられ始めた、と感じます。ルーニーのサイド起用、ロナウドやメッシの中央での起用がその端緒と考えますがどうでしょうか。

posted by juventus1buffon |22:01 | 09-10リーガエスパニョーラ | コメント(23) | トラックバック(0)
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2009年07月31日

マンチェスターユナイテッド総括

08-09シーズンはトータルで見れば成功といえるシーズンでした。
クラブワールドカップ獲得と、その代償としての過酷なシーズン日程を跳ね返して獲得したプレミアリーグには特に価値があります。
ですがCL決勝の完敗のインパクトがすべてを吹き飛ばしてしまいました。
またCロナウドの移籍もあり、ひとつのサイクルが終了した印象を受けてしまいます。

<CL決勝>
雑誌のインタビューでモウリーニョ、ペジェグリーニ両監督が言っていたように、自分ももっとできたはず、と思います。前半10分までの急造DFラインを攻め立てていた内容はその後の展開とはかけ離れすぎています。

試合を決定づけたエトーのゴールですが、自分はビディッチのミスだと思います。事前に研究していたはずのエトーの得意パターンの切り返しで簡単に振り切られてしまいました。あのレベルのCBではやってはいけないことだと思います。

その後、前半の間は失点こそしなかったもののつまらないミスを連発しました。厳しい日程を乗り越えてきたメンタル面の張りが、ここで完全に切れてしまった印象です。その後前への意識を見せた(結果は伴いませんでしたが)のは前チャンピオンの意地かもしれません。

<Cロナウドの放出>
これはオファーの額からも仕方がない、と思います。
07-08シーズンはウインガー兼ストライカーとして非凡な得点力をみせましたが、08-09シーズンはサイドハーフよりの仕事もこなすようになっており、幅の広がりを感じさせました。

得点力の穴埋めを期待されているのはおそらくオーウェンよりもルーニーと思います。昨シーズンはフィニッシャーとしての欠点だった、シュートをうつタイミングに変化を付けようとしているように感じましたし、テベスもいなくなった今かかる期待は大きいです。昨シーズンまでは中盤の仕事も多かったですが、今シーズンはフィニッシャーよりの仕事が増えるのではないでしょうか。

<ベルバトフとテベス>
なぜベルバトフが優先されたか、についてですが08-09シーズンのテーマは過密日程だったと考えます。テベスの方が運動量がありますが、そうすると周りも動かなければならず、疲労が高まってしまいます。

ベルバトフはテベスと比較すれば静の選手ですが、ポストワークは巧く、ボールが収まるのでテベスに比べれば周りのサポートが(ボールロストが少ない分)比較的少ない運動量ですみます。代わりに失うものは流動性と得点力ですが、どちらを取るかということでベルバトフを優先したと思います。

そのおかげでプレミアリーグを獲れたと自分は思っていますが、流動的でスピーディな展開を失い、かつテベスまで失うことになりました。

<09-10シーズンの展望>
今のところ移籍市場では効果的に動けていませんが、Cロナウドの代わりとなる選手の獲得は必須と思います。ですが前線よりレベルが低い中盤センターの補強の方が優先するかもしれません。キャリックやフレッチャーも成長はしていますが、ラテン系の優秀な選手(シャビやグティ、ピルロら)と比べてボールキープが決定的に下です。ヨーロッパの舞台では特に目がいってしまいますが、ビジャレアルと比べても下と思います。代わりにフィジカルで多少上だとは思いますが、技術の差を埋められるほどではありません。

ただ財政事情、特にプレミアリーグはアメリカ資本が結構入っているので、昨年の財政危機の影響が直接でていて動けないのかもしれません。イギリスの金融機関はアメリカ以上に危機的、という話もありますし、今シーズンは意外なチームがプレミアを奪取するかもしれません。あと、おそらくユナイテッドの今シーズンのCL優勝はないと思います。

posted by juventus1buffon |22:40 | 08-09プレミアリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月11日

CL バルセロナーバイエルン

バルセロナの良さばかりが目立った試合でした。
バイエルンは欠場者が多かったこともあり、ディフェンスラインの脆さはCLベスト8のチームとは思えないほどでした。

バルセロナはピケとGKが少しだけ不安定だったこと以外は特に問題はなかったと思いますが、バイエルンはやられ過ぎと思います。ディフェンスラインがスタメンだったらこうはいかなかったでしょう。

最大の原因はもちろん即席ディフェンスラインの連携不足、訓練不足です。
その他で特に目についたのはトニが活きていなかったことで、EURO08のイタリア代表のような消えっぷりでした。バルセロナ攻略には最終ラインに圧力をかけたいところですが、機動力のないトニの1トップでは満足に圧力をかけられません。中盤5枚にしてバルセロナのポゼッションに対抗しようとしたのかもしれませんが、最終ラインへの圧力がかけられないのではセンターバックやGKもポゼッションに参加できるバルセロナが相手では効果的とは言えません。攻撃面でもサポートを得られない状況では彼の良さも消えてしまいます。使える状況ならポドルスキーの方が良かった気がします。

ただリベリとトニのライン(特にリベリ)を完全に消し、不安定な最終ライン相手に早々に強襲をかけて崩壊させた上にバイエルンの心を折ったバルセロナは素晴らしい試合運びをしたと思います。後半得点出来なかったのはメッシにバイエルンの守備陣が慣れたことが大きいと思います。ドリブルは現役で世界一でしょうが、プレーパターンの少なさは現状のメッシの最大の課題でしょうか。

スタメンがいれば、とバイエルンは悔やまれる部分でしょうが、選手層の薄さは首脳陣および監督の戦略的な責任とも言えます。選手だけではなく、トータルなクラブとしての差が出た試合、と感じます。

posted by juventus1buffon |19:00 | 08-09 CL | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年04月05日

バーレーン戦 雑感

久しぶりの更新です。
バーレーン戦は少しワンセグで見ただけなので、一番気になったことだけ 
書こうと思います。

後ろからのビルドアップが稚拙ということなんですが、まずサイドバック 
と中盤の底がボールを引き出すのが遅い。センターバック同士が横パスを 
交換(このパスも遅いのですが)している時間が長かったり、 
プレーの最後の選択がロングボールになった時点で、誰かのポジショニン 
グがおかしいと言って良いと思います。

そもそも中盤5枚、後ろが4枚で、技術的には圧倒している日 
本なのに、1トップが下がって組み立てに参加しないといけない形 
やロングボールで一発を狙う形になっては中盤が多い利点が活かせていな 
い証明です。

守備では練度が上がってきた岡田ジャパンですが、攻撃面では自己矛盾を 
消化しきれていません。それがポジショニングの悪さと攻撃の効率の悪さ 
として表れている印象です。

守備の仕方と相性がいいのはショートカウンターで、はまれば意外なほど 
点が入ることは、アウェーで早い時間に先制できた時の得点力の高さから 
も分かると思います。ですがそれだけでは単調すぎて、格下の相手がカウ 
ンター狙いで引くと先制点が遠くなります。

そのために、格上としてポゼッションを高めて変化をつける必要があるわ 
けですが、本来縦に速いカウンターサッカーとは真逆のものです。

前者を突き詰めればSBの攻撃参加は時間がかかるのでサポート程度 
で良い、とすると例えば守備に不安のある内田は必要ありませんが、後者 
を使うなら内田の攻撃力は魅力です。しかし現実は前者を目指した守備を 
しているのに内田の攻撃参加は必須のオプションです。

こういった矛盾はいくつもあり、それぞれが矛盾のまま問題点になってい 
ます。サッカーでは矛盾している点を融合すればチームの幅になります 
が、そういう幅のなさが魅力のなさに繋がっていると感じます。

posted by juventus1buffon |19:20 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年02月10日

CWCガンバについてお返事

遅くなってしまったので、エントリにしてみます。
まず自分はガンバサポではありません。マンチェスターUは生で見 
たこともありますが、ガンバは今回が初めての生観戦でした。またガンバが自分たちを出して打ち合いにいったことも分かりますし、エンターテイメントとして面白かったのも確かです。

その上で、試合終了後に、負けたのに満足感を出している選手がいたことがメンタル面では残念な点です。例えばキトは準決勝からユナイテッドに勝つための準備をしていると感じましたし、終了後に見せた表情は悔しさだった印象があります。

戦術的には前からの守備が後半落ちた印象があること、後ろが連動して前を向かせないハードな、バックチャージのファールを辞さないほどの当たりをしなかったことが気になりました。ロナウドもルーニーも前を向くプレーに弱点があるし、テベスも身長差の分その方が組しやすいはずです。 
また上2つの動きは連動してこそ威力を発揮します。狙いはロングボールを蹴らせてルーニー、テベス、ロナウドに競り合いを強要することです。

また格下が攻撃的にいくなら運動量が必要と思いますが、ハードワークすることが徹底されているというほどの記憶もありません。自分達のサッカーをしたいという意図は強く感じましたが。

今思い出せるのはこの程度ですが、自分が残念に感じた点はおおむねこんな感じです。ガンバのチーム事情はあまり分からないので考慮していません。また前半の方が勝負に拘ったサッカーをしていた印象があるのも残念に思った理由かもしれません。最後まで点を取りにいった姿勢の見事さと後半失点時のギャップの大きさもあると思います。

ただ、サッカーは楽しいものだ、と素直に感じたのも間違いありません。 悪い意味でのプロっぽさから抜けた楽しさのようにも思います。

以上です。でもやっぱり勝って欲しかったですが。〉ガンバサポさん

文章から誠実と言ってもらえたのは初めてで嬉しいです。サッカーは楽しいですね〉sataukiさん


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posted by juventus1buffon |11:20 | 08 CWC | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年02月10日

オーストラリア戦展望と2戦分の回顧

バーレーン戦はテレビ放映されませんでした。代わりとなりうるネットメ 
ディアもその欠点を露呈しました。

バーレーン戦
先制されれば打つ手なしという岡田ジャパンの構造的欠陥がそのまま出た試合と言っていいと思います。映像がストリーミングで汚かったので誰がどうだったというのはあまり分かりませんでした。相変わらず内田の守備は微妙ですが、それよりもアウェーで守備の弱い内田を使った采配が謎です。高い位置からの守備と速い切り替えからの攻めの場合、SBを上りを待つ時間は致命的なロスだと思うんですが。

同じように本田圭も速い攻めをする中では機動力の低さから活きませんし、形に選手を当てはめる監督の志向から持ち味を消されたと思います。寺田、中澤の構成力の低さも苦しんだ要因と思います。

フィンランド戦
上とは対照的に岡田ジャパンの戦術が綺麗にはまった試合でした。先制すれば前から守備することの効果が高くなりますね、といういい例だと思います。ただフィンランドは寄せ集めで、高い最終ラインを志向するにも関わらずリスク処理としてのラインコントロールがボロボロだったので、カンタンに裏を獲れたのも事実です。キーパーも下手でした。

敗戦を払拭するにはいい試合でしたが、内容は得点ほど良くないと思います。岡崎は2点ともボロいラインを裏にぬけた形でした。抜けたあとの躊躇のなさから、裏を衝くプレーに適性がありそうです。今回はハマ
りましたが、岡田ジャパンでは引いてくるチーム相手には苦しみそうで 
す。2トップの方がいい選手と思います。トゥーリオは大きな欠点が出ました。失点つきで言い訳の余地はありません。DFとGKは日本の弱点ですが、このレベル相手にして良くありませんでした。バーを叩いた前半始めのシュートが入っていたら負けていた可能性すらあります。

オーストラリア戦への展望
岡田ジャパンはフィンランド戦後の橋本のコメントでも分かる通りで頑なな一本調子の高い位置からのチェイスと速い攻めしかありません。ポゼッションにこだわらないオーストラリアはロングボールを蹴ることが多い、ドローでも構わないアウェイですしフィジカルで上なので、基本的にライン引き気味でハイボール勝負でしょう。いつもの岡田ジャパンのサッカーをするとオーストラリアの壁に特攻することになり、フィジカル的に得点の可能性は低そうです。

ベンチの指示を無視出来る実績のある中村俊が、そういう意味でもセットプレーでもキーマンと言えると思います。オーストラリアはDFとMFの間から飛び出すケーヒルが、プレースタイル的にも日本の弱点からも鍵になると思います。捕まえられれば失点しづらいと思いますがどうなるでしょうか。

posted by juventus1buffon |09:50 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月29日

イエメン戦

今年初戦で結果が出たのでひとまず良かったです。オフ返上の選手及びス 
タッフの方々はこれからオーストラリア戦まで大変と思いますが頑張って 
ください。

内容は褒められたものではないですが、コンディションの問題やメンバー 
の熟成度もありますのである程度仕方ないと思います。常連組とCB 
が比較的良かったとは思います。ニューフェイスの金崎や乾は出たことに 
意味があると思います。視野と判断がイマイチとは思いますが、普通は経 
験が解決しますのでそれほど心配しなくていいでしょう。

戦術でいうと選手が代わってもある程度同じサッカーが出来ているという 
面では熟成度が上がっていると言えます。そして格下相手には効率的では 
ない戦術なのも変わりません。格上と戦うための、前線からの積極的な守 
備を軸にしたやり方で、格下相手だと相手を引っ張り出す変化に欠けるの 
で一本調子で、ゴール前が混雑するため崩しにくい。サイドからクロスを 
上げても中に敵が多いので体格に劣る日本代表の選手には合いにくい。

上の欠点は例えば相手が格上で前に出てくるか、こちらが先制して相手が 
前に出てこざるを得ない場合には解消しやすいので、格下とやる場合は先 
制するまで基本的にはやらない方がいいと思います。今のところ採用して 
いる戦術に対しては熟成度もあがっているので、今年の課題は先制点の取 
り方と、取ってからの戦術の切り替えと思います。

posted by juventus1buffon |00:10 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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