2009年11月14日

80年代後半のカブス

ちょっと感情的なカブスファンのぼやきを続けたいと思います。(ベアーズについてもぼやきたいけど)

なぜ80年代後半、90年代前半のカブスが勝っても負けても面白かったか、ということを自分なりに、とても個人的に、思い出しながら考えてみます。

アンドレ・ドーソンがFAで来たときカブスに「金額の無い契約書にサインをするから後から好きな額を入れろ、」とまで言って入ってきた(理由はただカブスが好きとかじゃないですが)。ショーン・ダンストンは最初から期待の大型新人。もくろみどおりのスーパースターにはならなかったけれど、とんでもない強肩で人気者。サンドバーグは21歳でフィリーズからやってきたあとはずっとカブスで殿堂入り。マダックスは最初打たれてもマウンドに送り続けて育て、26歳でサイ・ヤング賞。サトクリフは84年シーズン途中にやってきて16勝1敗というどんでもない成績でチームをプレーオフへと引っ張ったのが有名ですがその後も完全に実力・人気ともに申し分ないチームリーダーとして君臨。バッティンググローブを使わないマーク・グレースは1990年代のヒット・キングになった。89年はドワイト・スミスとかジェローム・ウォルトン(新人王)みたいな意気のいい若手が出てきた。監督はドン・ジマー。リリーフ陣がどうしようもないから継投はいつも綱渡り。個人的にはいかにもひ弱そうで球は遅く、必殺の変化球も無く、いつも必死にコーナーをついているジェフ・ピコを応援していた。ミッチ・ワイルドシング・ウィリアムズの豪快すぎる投球フォーム(に髪型、にノーコンぶり)。

こう見ると感情移入しやすい選手が多かったようです。おらが街のチームの選手という感覚がありました。はっきりした弱点と売りのある選手や、新人からじっくり育てた選手、FAで他所へ行けばもっと貰えたのにカブスにこだわった選手、その中に殿堂入りするような名手、という多彩な顔ぶれ。

そういう選手たちが、たまに、はまった年だけ勝つ。あとは負け。勝ったときは大騒ぎ、負けたときは、ま、いいか。そういう感覚。あーなつかしいです。おそらくそれは僕が日本からシカゴに引越しした88年以前からずっとそうだったと思います。

その2点なのかな。応援しがいのある選手たちや監督と、ファン側のリラックスした態度。それがあのころのカブスがあんなに面白かった理由、と自分なりには結論付けてしまいましょう。裏返せばなぜ現在のチームが強いのに面白くないときがあるのか、の答えにもなるかも、ということで次は現在のチームに対する期待(面白くするための)を書いてみたいと思います(約束はできないけれど)。

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posted by justafan |03:06 | MLB | コメント(2) | トラックバック(0)
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80年代後半のカブス

コメント投稿者ID :

ファン側のリラックスした態度。
アナウンサーのハリー・ケリーの存在もよかったですよね。ファインプレーのときの「Holly Cow!!」っていうフレーズが忘れられません。

posted by 38 | 2009-11-14 18:07

80年代後半のカブス

コメント投稿者ID :

> 38
コメントありがとうございます。
そうですよね。最後の方はもうめちゃくちゃになっていて、内角の速球を「Breaking ball, just outside!!」なんてのが多かった。愛嬌ですね。冷戦沈着でキレキレのスティーブ・ストーンとの実況は名コンビでした。間違いなく試合を面白くする要素になっていました。あ〜懐かしい。
38、ということはザンブラノのファンですか?彼もまた、カブスらし〜い選手ですよね。

posted by 管理人 | 2009-11-15 07:32

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