2007年08月09日

日本のサッカーを考えよう

最近、1つの疑問を抱くようになった。

「日本にサッカーって浸透しているのか?」

今までは「YES!」と言い切れた。でも現在、YESとは言い切れない自分がいる……。

サッカーに対する心境が変化したのは、一人旅をしてからだ。

青春18切符というJRの企画にのっかる形で関東から近畿、山陽、九州、山陰と海沿いの街並みを車窓から眺めながら行脚した。

今までは日本を点と点でしか移動したことがなかった。それは飛行機であり、新幹線であり、速さを求めた移動でしかなかった。だが今回、鈍行列車に乗ることで、線と線の移動となり、日本の大きさや一つ一つの街やそこに住む人の性質を垣間見た。その中で感じたことは

「サッカー場がない」

ということだ。そもそもサッカー場を十分にとるスペースがない、と言った方が正解だろう。特に中国地方の日本海側は海、道路、線路、ちょっとの民家、そして山しかないのだ。一駅の区間は約10から15分の乗車時間。その電車も一時間に一本。その電車に乗っている学生に、サッカーバックやボールを抱えた者たちは皆無に等しかった。

長野出身の友人がいる。1学年数えるほどしかいない小学校と中学校を過ごしてきた方だ。そのようなところでサッカー部や少年サッカーを組むこと自体無理な話。その友人は「少なくてもできるソフトテニス部しかなかった」といい、高校ではインターハイで入賞している。

ボール一つあればサッカーはできる。

確かにその通りだ。だが、それがサッカーの本当の姿ではないことも確かだ。22人のプレーヤーが規定の広さをとったグランドの中で、規定の時間内で走り回るのがサッカーであり、その形で開催される試合に世界中の人が熱狂するのだ。

日本サッカーの育成システムは、どの競技団体よりも優れた模範的なシステムだ。しかし、そこに行き付けるのは、関東や関西、九州などの選手が多い。それは、ある程度設備が整ったところに生まれついた者たちがほとんど。
はたして、それでサッカーが日本に根付いたと言い切れるのだろうか。

もしかしたら、10年後日本にワールドカップのもたらす者がそこから出てくるかもしれない。

posted by juntendo |10:46 | スポーツ | コメント(9) | トラックバック(0)
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