2007年10月22日
考えなければならない勝利/順天堂大学対国士舘大学速報
スコアだけでは語れない―。サッカーのそんな一面が如実に現れた試合だったといっても過言ではないだろう。「1点目は岡本(達也/スポ1)の個の力で。2点目は綿引(大夢/スポ2)のまぐれ。本当にこれから(天皇杯で)Jと戦おうとしているチームなのか」と試合後に嘆くように語った吉村監督。前節の試合を目にしたものなら思わず肩を落としてしまう。そのような試合展開であった。 最初の得点は前半41分。伊藤大介(スポ2)がピッチ中央左サイドでボールを持つと、ペナルティエリア手前中央付近でフリーの竹岡雅師(スポ3)に絶妙な浮き球のパスを送ると、その竹岡が今度は左からエリア内に飛び出してきた岡本の足元へパスを送る。ボールをうまく足元におさめた岡本は落ち着いて枠めがけてボールを押し込んだ。ボールは国士舘のGK鈴木智幸の手を弾き飛ばして勢いを失いつつ、なおも白いネットの中に飛び込もうとした。鈴木が諦めずに再び飛びついたが、間に合わず本学が先制した。 後半14分、本学はカウンターに近い素早い攻撃を試みたが国士舘のディフェンスに阻まれると逆にピンチへと陥る。何とか相手のカウンターをエリア手前にいた島嵜佑(スポ4)が体を張ってクリアしたが、ボールは国士舘の足助翔の元へ飛んだ。その足助がボールを自分のコントロール下に置くと、ゴールまで30メートルはあろうかという遠い位置から思い切りゴールめがけてシュートを放った。勢いよく飛んだボールは一瞬止まってしまったGK松本拓也(スポ1)の手をすり抜けゴールイン。1対1となり、試合は振り出しに戻ったかに見えた。 しかしその2分後、右サイドでボールを持った伊藤が同点ゴールを決めて前がかりになった国士館の隙を突き、一気に逆サイドの竹岡へフィード。その竹岡がゴール前に走りこんできた途中出場の綿引へグラウンダーの「触るだけ」というクロスを上げた。体勢を崩してジャストミートとはいかなかったが、きっちりゴールに押し込み2対1。再び国士舘を突き放した。 この時点で残り30分以上あるが、両者攻撃の形がかみ合わず時間だけが過ぎていく。残り10分をきったあたりから、国士舘の菅原康太や足助がどうしても得点まで結び付けられない攻撃に苛立ち、スタンドに響くほどの声で嘆く。結局スコアは動かず2対1で本学が国士舘に勝利した。 「力をつける。サブを試す。けが人が良い具合で出てきた。その中でどれくらいチームのコンセプトが全体に浸透しているか確認する良い機会だと思っていたが…」。 試合後に監督の口から出た言葉からは確実にインカレ出場を狙うための、だれが出ても同じサッカーができるようにするための、越えなければならない壁にぶつかっているという印象を受ける。「全然うまくいかなかった」と先制点を決めた岡本も次へのステップを踏もうとしている。Jとの対決を無駄にしないためにも、この壁を越えたいところだ。
また速報だけアップします!
posted by juntendo |01:17 |
関東リーグ |
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この記事に対するコメント一覧
Re:考えなければならない勝利/順天堂大学対国士舘大学速報
周くん、速報ありがとうございます。
いやぁ~、昨年の順大サッカー再び
ってところでしたね(爆)。
サッカーはつくづく
「個でなくみんなでやる」スポーツだと思いました。
本当に難しいスポーツですね!
posted by ゆうの母 | 2007-10-22 08:06


