2010年02月06日
第47回日本選手権・大会展望。優勝はトップリーグ上位4チームか!?
ラグビーシーズンを締めくくるイベント、日本選手権が2月7日(日)に開幕する。 名誉ある出場権を獲得したのは、トップリーグのレギュラーシーズンの上位4チーム(三洋電機ワイルドナイツ・サントリーサンゴリアス・東芝ブレイブルーパス・トヨタ自動車ヴェルブリッツ)と、ワイルドカードトーナメントを勝ち抜いた2チーム(神戸製鋼コベルコスティーラーズ・NECグリーンロケッツ)に加え、トップチャレンジリーグ1位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス、大学選手権の優勝校・帝京大学と準優勝校・東海大学、そして全国クラブ選手権の覇者・六甲ファイティングブルの10チームである。 優勝を争うのは、やはりトップリーグ・レギュラーシーズンの上位4チームになるだろう。 1月31日に行われた同リーグのプレーオフトーナメントを制し、連覇を達成した東芝ブレイブルーパスはセミファイナルから現在137分間無失点を続けており、粘り強いディフェンスに磨きがかかっている。 また、敗れたとはいえ三洋電機も東芝にトライを与えておらず、この2チームのディフェンス力は他チームに比べやや高いと言わざるを得ない。 対照的にサントリーとトヨタ自動車はアタックが持ち味のチームになった。 サントリーはレギュラーシーズン13試合で計80トライを挙げた。初のトライ王に輝いたWTB小野澤を切り札に、WTB長友、FB有賀のバックスリーの破壊力はリーグ一だ。 トヨタ自動車はFWのパワーでは上位4チームでトップだろう。ディフェンスにやや粗さはあるが、それをカバーするだけの得点力はある。 この4チームの地力はほぼ同等。10回戦えば5勝5敗、6勝4敗ぐらいの差がある程度だ。そうなるとコンディショニングなどピッチ外の取り組みも重要になり、ケガ人の出現もポイントになるだろう。 この4チームを追うのが神戸製鋼とNECだが、勢いがあるのはNECだ。トップリーグからの降格圏内から這い上がってきたが、終盤の粘り強い守り、勝負をあきらめない姿勢は見事だった。失うものがない思い切りの良さが上位を脅かすだろう。 NTT コミュニケーションズは初出場。初のトップリーグ昇格を決め、来シーズンを占う上でも1回戦を突破し、トップリーグ勢との真剣勝負を体験しておきたい。元オーストラリア代表・ワラビーズのマーク・ジェラード、元日本代表のFB栗原、元ワールドのSH中山主将など百戦錬磨のベテランも健在。 そのNTTコミュニケーションズを倒しトップリーグへの挑戦を目指して準備を積んでいるのが東海大だ。日本代表のHO木津とFLリーチを擁するFWは十分に対抗できる。面白いカードになりそうだ。 2003年度から全国クラブ選手権の覇者に与えられている日本選手権への出場権。以来タマリバクラブが6年連続で獲得していたが、今年は六甲ファイティングブルがチャレンジすることになった。 同クラブは長い歴史を持つ関西を代表するクラブである。前身の六甲クラブ時代から輝かしい成績を残しているが、ご存知の通り今シーズンからは、昨シーズン限りで休部となったワールドラグビー部のメンバー12名が加わり、クラブ日本一に輝いた。SO由良は対戦相手の帝京大OB。ベテランが後輩相手に貫録を見せることができるか。 大学チャンピオンの帝京大は東海大同様トップリーグ勢へのチャレンジが目標。やはり強力なFWが軸になるが、その核となってきたLOボンドが大学選手権での負傷が癒えず、欠場の公算が大きいのが痛い。BK陣の奮起が期待される。 菊地 紀満 ★菊地紀満のJ SPORTSコラム ■J SPORTSでは日本選手権の模様を生中継でお届けします! http://www.jsports.co.jp/tv/rugby/japanchampionship.html <第47回日本選手権 1回戦> 02月07日(日)11:50~ J sports 1 東海大学 vs. NTTコミュニケーションズ 02月07日(日)11:50~ J sports 2 神戸製鋼 vs. トヨタ自動車 02月07日(日)13:53~ J sports 1 帝京大学 vs. 六甲ファイティングブル 02月07日(日)13:53~ J sports 2 サントリー vs. NEC
posted by jsrugby |11:55 |
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