2010年01月28日

歴史に残る名勝負“東芝府中vs.三洋電機”、それを知る男

ジャパンラグビートップリーグ2009-10のチャンピオンを決めるファイナルは、連覇を目指す東芝ブレイブルーパスと、悲願の優勝を狙う三洋電機ワイルドナイツの顔合わせとなりました。
両チームは昨年のファイナルでも対戦し、在籍していた選手の大麻問題で揺れていた東芝が17-6で快勝し、覇権奪還を成し遂げたのは記憶に新しいでしょう。

筆者にとってこのカードは思い出深いもの。
トップリーグの前身である「全国社会人ラグビーフットボール大会」でのことでした。いまから13年前の96年度の決勝戦が、今年と同じく東芝府中(当時)vs.三洋電機だったのです。神戸製鋼の連覇が前年で止まり、この年も準決勝で三洋電機に敗れたため、ラグビー人気に陰り?などと囁かれ始めたころのことです。
2月2日は快晴でした。秩父宮ラグビー場の開門時刻は12時。11時に現地に着いた筆者の目には…「ラグビー人気に陰り」などという新聞の見出しからは考えられない長蛇の列でした!当然キックオフ前に場内は満員となり、舞台は整います。

両チームに役者が揃っていました。
東芝を率いていたのは向井監督(現コカ・コーラウエストレッドスパークス監督)、HO薫田(現U20日本代表監督)、SH村田(7人制日本代表監督)、CTBマコーミック(現NTTドコモウエスト監督)らが。三洋電機にはシナリとシオネのふたりのラトゥ、SO新井、WTB米本ら職人タイプの名手たちが。

試合はキックオフ直後に東芝府中SH村田による電光石火のノーホイッスルトライで幕開け。前半はそのまま東芝府中が“PからGO”の高速ラグビーでリードしますが、後半退場者を出し14人で戦う三洋電機が猛攻。いったんは逆転するのです。最後は東芝府中がカウンターから80メートルを切り返して再逆転。最後の最後までハラハラドキドキの名勝負でした。

なんと、この試合に出場していた選手が今年の両チームにひとりだけいます。東芝FBの大ベテラン、松田がその人。今年40歳を迎える松田はセミファイナルでも交代出場を果たしていますが、ファイナルでも豊富な経験が活きる場面が来るかも。

<決勝:1月31日(日)@秩父宮>
三洋電機 vs.東芝


菊地 紀満
★菊地紀満のJ SPORTSコラム


■J SPORTSでは決勝の模様を生中継でお届けします!
http://www.jsports.co.jp/tv/rugby/topleague.html
01月31日 (日) 13:50~ 三洋電機 vs. 東芝 J sports 1・PLUS

posted by jsrugby |13:05 | トップリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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