2010年02月08日
秩父宮ラグビー場で行われた1回戦、東海大学 vs.NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは、終盤までもつれましたがNTTコミュニケーションズが11-7で辛勝。2回戦へと歩を進めました。
問題のシーンは後半開始直後、東海大のエースFB豊島がスピードあふれる突破から3人を交わしインゴールへ。この時点で7-5とリードしていた東海大がその差を拡げ、後半は勢いに乗るか…と思われたその瞬間でした。豊島はインゴールにボールをタッチダウンせずに、内側、つまりゴールポストに近い側をフォローしていた選手にパスを放ったのです。記者席からは両者のコミュニケーションがとれていなかったように見えました。放られたボールはインゴールを転々とし、NTTコミュニケーションズの選手が先におさえて豊島のトライは幻に終わりました。多くの方が感じたと思いますが、このトライが成立していれば勝敗の行方はわからなかったでしょう。そのくらい実力差は僅かでした。
筆者は帰宅後、花園で行われたサントリーサンゴリアス vs.NECグリーンロケッツを録画で観ました。トップリーグのレギュラーシーズン10位のNECが気迫のこもったディフェンスを80分間続け、サントリーと引き分け。トライ数でも並んだために行われた抽選の結果、NECが2回戦に進出することになったのです。サントリーにしてみれば、圧倒的にボールを維持しておきながら肝心な場面でミスにより、勝利を自ら手離したように見えるゲームではなかったでしょうか。
「ラグビーに番狂わせはない」と言われます。この2試合を見る限り、本当にこの言葉が真理なのか、ちょっとだけ考えてしまいました…ラグビーは怖いです。
菊地 紀満
★菊地紀満のJ SPORTSコラム
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<第47回日本選手権 2回戦>
02月14日(日)11:50~ J sports 1 NTTコミュニケーションズ vs.トヨタ自動車
02月14日(日)13:53~ J sports 1 NEC vs.帝京大学
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2010年02月07日
2月7日(日)日本選手権1回戦4試合が秩父宮と近鉄花園で行われた。結果はトップリーグのリーグ戦2位、優勝候補の一角と見られていたサントリーサンゴリアスが10位のNECグリーンロケッツと引き分けに終わり、抽選のすえ1回戦敗退となった。
大学勢では、大学王者の帝京大学が全国クラブNO.1の六甲ファイティングブルに大差で勝利し、NECとの2回戦に進みました。
<1回戦・試合結果>
サントリーサンゴリアス 10-10 NECグリーンロケッツ
帝京大学 76-7 六甲ファイティングブル
東海大学 7-11 NTTコミュニケーションズ
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 19-36 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
<2回戦・組み合わせ>
02/14(日)12:00 NTTコミュニケーションズ vs.トヨタ自動車ヴェルブリッツ
02/14(日)14:00 NECグリーンロケッツ vs.帝京大学
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2010年02月06日
ラグビーシーズンを締めくくるイベント、日本選手権が2月7日(日)に開幕する。
名誉ある出場権を獲得したのは、トップリーグのレギュラーシーズンの上位4チーム(三洋電機ワイルドナイツ・サントリーサンゴリアス・東芝ブレイブルーパス・トヨタ自動車ヴェルブリッツ)と、ワイルドカードトーナメントを勝ち抜いた2チーム(神戸製鋼コベルコスティーラーズ・NECグリーンロケッツ)に加え、トップチャレンジリーグ1位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス、大学選手権の優勝校・帝京大学と準優勝校・東海大学、そして全国クラブ選手権の覇者・六甲ファイティングブルの10チームである。
優勝を争うのは、やはりトップリーグ・レギュラーシーズンの上位4チームになるだろう。
1月31日に行われた同リーグのプレーオフトーナメントを制し、連覇を達成した東芝ブレイブルーパスはセミファイナルから現在137分間無失点を続けており、粘り強いディフェンスに磨きがかかっている。
また、敗れたとはいえ三洋電機も東芝にトライを与えておらず、この2チームのディフェンス力は他チームに比べやや高いと言わざるを得ない。
対照的にサントリーとトヨタ自動車はアタックが持ち味のチームになった。
サントリーはレギュラーシーズン13試合で計80トライを挙げた。初のトライ王に輝いたWTB小野澤を切り札に、WTB長友、FB有賀のバックスリーの破壊力はリーグ一だ。
トヨタ自動車はFWのパワーでは上位4チームでトップだろう。ディフェンスにやや粗さはあるが、それをカバーするだけの得点力はある。
この4チームの地力はほぼ同等。10回戦えば5勝5敗、6勝4敗ぐらいの差がある程度だ。そうなるとコンディショニングなどピッチ外の取り組みも重要になり、ケガ人の出現もポイントになるだろう。
この4チームを追うのが神戸製鋼とNECだが、勢いがあるのはNECだ。トップリーグからの降格圏内から這い上がってきたが、終盤の粘り強い守り、勝負をあきらめない姿勢は見事だった。失うものがない思い切りの良さが上位を脅かすだろう。
NTT コミュニケーションズは初出場。初のトップリーグ昇格を決め、来シーズンを占う上でも1回戦を突破し、トップリーグ勢との真剣勝負を体験しておきたい。元オーストラリア代表・ワラビーズのマーク・ジェラード、元日本代表のFB栗原、元ワールドのSH中山主将など百戦錬磨のベテランも健在。
そのNTTコミュニケーションズを倒しトップリーグへの挑戦を目指して準備を積んでいるのが東海大だ。日本代表のHO木津とFLリーチを擁するFWは十分に対抗できる。面白いカードになりそうだ。
2003年度から全国クラブ選手権の覇者に与えられている日本選手権への出場権。以来タマリバクラブが6年連続で獲得していたが、今年は六甲ファイティングブルがチャレンジすることになった。
同クラブは長い歴史を持つ関西を代表するクラブである。前身の六甲クラブ時代から輝かしい成績を残しているが、ご存知の通り今シーズンからは、昨シーズン限りで休部となったワールドラグビー部のメンバー12名が加わり、クラブ日本一に輝いた。SO由良は対戦相手の帝京大OB。ベテランが後輩相手に貫録を見せることができるか。
大学チャンピオンの帝京大は東海大同様トップリーグ勢へのチャレンジが目標。やはり強力なFWが軸になるが、その核となってきたLOボンドが大学選手権での負傷が癒えず、欠場の公算が大きいのが痛い。BK陣の奮起が期待される。
菊地 紀満
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<第47回日本選手権 1回戦>
02月07日(日)11:50~ J sports 1 東海大学 vs. NTTコミュニケーションズ
02月07日(日)11:50~ J sports 2 神戸製鋼 vs. トヨタ自動車
02月07日(日)13:53~ J sports 1 帝京大学 vs. 六甲ファイティングブル
02月07日(日)13:53~ J sports 2 サントリー vs. NEC
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2010年02月04日
◆2月7日(日)14:00@近鉄花園
サントリーサンゴリアス vs. NECグリーンロケッツ
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トップリーグプレーオフトーナメントでは不本意な結果に終わったサントリーは日本選手権でのリベンジを狙う気持ちはもっとも強いだろう。レギュラーシーズン終盤に一気に調子を取り戻したNECとの対戦は楽しみが多い。
キーマンにはLO眞壁伸弥を挙げたい。ルーキーイヤーの今シーズン、開幕からポジションを獲得し全13試合に出場。新人王にも選ばれた。MVPの大野(東芝)の後継者として、日本選手権で一層の飛躍を!
降格圏内からの復活…かつての“ミラクル”を彷彿とさせるような復活劇を見せているのがNEC。崖っぷちからの日本選手権出場、失うものはなにもない。
キーマンは若手の筆頭、FL権丈太郎だ。NECの原点である粘り強いディフェンスを体現するプレーヤーであり、後半戦はFWの核として活躍。彼の闘志溢れるプレーがチームに火をつける!
菊地 紀満
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<第47回日本選手権 1回戦>
02月07日(日)11:50~ J sports 1 東海大学 vs. NTTコミュニケーションズ
02月07日(日)11:50~ J sports 2 神戸製鋼 vs. トヨタ自動車
02月07日(日)13:53~ J sports 1 帝京大学 vs. 六甲ファイティングブル
02月07日(日)13:53~ J sports 2 サントリー vs. NEC
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2010年02月04日
◆2月7日(日)14:00@秩父宮
帝京大学 vs.六甲ファイティングブル
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大学チャンピオン帝京大学は2年連続4回目の出場となる。昨年の経験者が多く残っており、緊張することはないだろう。
全国クラブの頂点に立った六甲ファイティングブルとの1回戦、キーマンにはSH滑川剛人を挙げたい。昨年6月に開催された世界ジュニア選手権の日本代表で正SHを務めた逸材。高校時代から定評があったテンポの良い捌きにますます磨きがかかった。帝京大のアタックのリズムをつくるのは彼だ。
再編初年度の今年度に見事クラブ日本一に輝いた六甲ファイティングブル。元トップリーグのワールドの活動停止に伴い、多くの選手がワールドから加入したが、初の大舞台で頼りになるのも彼らである。
キーマンはSO由良康美。今年34歳になるベテランは、対戦相手の帝京大出身。在学中からラインを動かすパスワークには定評があったが、母校の後輩達に匠の技を見せることができるか。
菊地 紀満
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<第47回日本選手権 1回戦>
02月07日(日)11:50~ J sports 1 東海大学 vs. NTTコミュニケーションズ
02月07日(日)11:50~ J sports 2 神戸製鋼 vs. トヨタ自動車
02月07日(日)13:53~ J sports 1 帝京大学 vs. 六甲ファイティングブル
02月07日(日)13:53~ J sports 2 サントリー vs. NEC
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日本選手権 |
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2010年02月04日
◆2月7日(日)12:00@近鉄花園
神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs.トヨタ自動車ヴェルブリッツ
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トップリーグ・レギュラーシーズンの4位と5位の対戦。したがって1回戦屈指の好カードである。
まず、神戸製鋼のキーマンはSO森田恭平だ。昨シーズンは出場機会が減り影が薄くなっていたが、今シーズンは課題のディフェンスで進歩を見せ、ポジションを奪還。元々法政大在学中に日本代表に選ばれ、長く速いパスと伸びるキックは日本人髄一。彼のゲームメイクに注目したい。
トヨタ自動車のキーマンはNo.8菊谷崇。ご存知日本代表の主将である。オールラウンダーの前任・箕内(NEC)と比べ、アタックでの仕事量が目立つタイプ。もちろんトヨタ自動車でも彼の突進からチャンスが生み出されるだろう。トップリーグのベスト15にも選ばれた実力を見せつけたい。
菊地 紀満
★菊地紀満のJ SPORTSコラム
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<第47回日本選手権 1回戦>
02月07日(日)11:50~ J sports 1 東海大学 vs. NTTコミュニケーションズ
02月07日(日)11:50~ J sports 2 神戸製鋼 vs. トヨタ自動車
02月07日(日)13:53~ J sports 1 帝京大学 vs. 六甲ファイティングブル
02月07日(日)13:53~ J sports 2 サントリー vs. NEC
posted by jsrugby |11:53 |
トップリーグ |
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2010年02月04日
◆2月7日(日)12:00@秩父宮
東海大学 vs. NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
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大学選手権ではわずかの差で準優勝となった東海大。6年ぶり2度目の出場となるが、1回戦では来シーズンからのトップリーグ昇格を決めたNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦する。
キーマンは押しも押されぬ大黒柱・FLマイケル・リーチだ。2011年にニュージーランドで開催されるワールドカップに向けて着々と強化が進む日本代表に定着。密集戦での核となるだけでなく、アタックでの貢献度も高い。彼の出来がボール獲得率に大きく影響するだろう。
トップチャレンジリーグ1位のNTTコミュニケーションズは今回が初出場。頼りになるのは経験…ということで、キーマンはマーク・ジェラードだ。
スーパー14・ブランビーズで活躍し、元オーストラリア代表・ワラビーズのキャップ20を持つ名手。WTBとFBをこなすユーティリティぶりも頼もしい限り!交代出場が多いが、登場することで雰囲気を一変させる存在感を味わってほしい。
菊地 紀満
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<第47回日本選手権 1回戦>
02月07日(日)11:50~ J sports 1 東海大学 vs. NTTコミュニケーションズ
02月07日(日)11:50~ J sports 2 神戸製鋼 vs. トヨタ自動車
02月07日(日)13:53~ J sports 1 帝京大学 vs. 六甲ファイティングブル
02月07日(日)13:53~ J sports 2 サントリー vs. NEC
posted by jsrugby |11:43 |
日本選手権 |
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2010年02月01日
J SPORTSとCS映画専門チャンネル「ムービープラス」の合同企画として開催いたしました「インビクタス/負けざる者たち」のトークショー付き特別試写会を、1月29日(金)に開催いたしました。ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
今後もJ SPORTSではラグビーに関するイベントを企画していきますので、今回ご参加いただけなかった方も、ぜひJ SPORTS Webサイトなどで情報をチェックしてください。J SPORTS STYLEラグビーにご登録いただきますと、メールマガジンで情報をお知らせいたします。
posted by jsrugby |15:48 |
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2010年01月31日
東芝ブレイブルーパス、2連覇達成おめでとうございます!
レギュラーシーズン終盤にいったん調子を落としたときは、「今シーズンは苦しいかな?」と思いましたが、プレーオフの2戦は素晴らしい内容でした。チャンピオンと呼ばれるにふさわしかったと感じます。
総評は別の機会に譲るとして、ファイナルの最終スコアはなんと6-0!まるで野球のようなスコアでした。両チームトライなし、というナカナカお目にかかることのできないディフェンス合戦だったと言えるでしょう。
特に22メートルラインからゴールラインまでのディフェンスは両チームともに鬼気迫るものがありました。後半15分過ぎからの東芝のアタックを跳ね返し続けた三洋電機の津波にように襲いかかるラインディフェンスは見事でしたし、ノーサイド10分前からの三洋電機の猛攻を凌いだ東芝の集中力も賞賛に値するものでした。
筆者の印象に強く残ったのは、後半交代出場した東芝CTBオトが見舞ったビッグタックル!出場早々に出足鋭く前に出て、相手のノックオンを誘ったあのタックルをベストプレーに挙げたいと思います。試合後、素晴らしいタックルでしたね、と尋ねたところ、
「あれをやるために出ましたから」
とひとこと。こういう仕事人がリザーブに控えているのだから強いはずです!
菊地 紀満
★菊地紀満のJ SPORTSコラム
★ご紹介した東芝CTBオト選手のビッグタックルはリピート放送で!
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01月31日 (日) 22:30 - 25:00 J sports 1
02月01日 (月) 19:30 - 22:00 J sports 1
02月02日 (火) 17:30 - 20:00 J sports 2
02月03日 (水) 13:00 - 15:30 J sports 1
02月07日 (日) 09:20 - 11:50 J sports 1
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posted by jsrugby |23:46 |
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2010年01月31日
1月31日(日)、トップリーグ プレーオフ・トーナメント ファイナルが秩父宮で行われました。
連覇を狙う東芝と初優勝を狙う三洋電機との決戦は、セミファイナルでサントリーに後半での逆転勝利をおさめ勢いにのった東芝が、リーグ戦全勝の三洋電機に勝利し、2年連続5回目の優勝を飾りました。
<試合結果>
三洋電機 0-6東芝
これで2月7日(日)から始まる日本選手権の組み合わせが決定しました!
いよいよ日本一を決める熱い戦いが始まりますね。
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2010年01月30日
<決勝放送予定>
01月31日 (日) 13:50~ 三洋電機 vs. 東芝 J sports 1・PLUS
トヨタ自動車ヴェルブリッツの猛追を振り切った三洋電機、14点差を後半一気にひっくり返してサントリーを破った東芝。セミファイナルは対照的なゲーム運びであったが、両チームともに持ち味を十分には発揮してのファイナル進出だと言える。
レギュラーシーズンでの対戦は、まだ暑さの残る昨年9月4日に、今シーズンの開幕ゲームとして行われた。最終スコアは24-18。三洋電機が快勝したが、あれから約5カ月が経過しておりファイナルの結果を占う材料にはならないだろう。しかし、開幕ゲームの出場メンバーとファイナルの出場予定メンバーを比べてみると、両チームともにほぼ変わりがない。チーム内の激しい争いに勝ってポジションを守り続け、長く厳しいシーズンを大きなケガをせずにここまで来た面々に敬意を表したい。
>>両チームのこれまでの勝敗はこちら
セミファイナルを対照的な勝ち方で乗り切った両チームだが、満足のいく内容だったのは東芝の方だろう。前半サントリーのFW、特にスクラムで組み負け苦しんだが、後半に入ってもブレイクダウンで互角以上に戦い一気に4トライを挙げた。FWではFLベイツが攻守に存在感を見せ、BKではCTBブリューが再三切れ味の鋭い突破からチャンスを生みだしていた。そして地味ながら貢献度が高かったのはゲームキャプテンを務めたFL中居とLO望月だ。両者ともにブレイクダウンでの大健闘に加え、ディフェンスでは低いタックルを見舞い続け、サントリーのアタックを分断していた。後半の大事な時間帯に望月が独走から挙げたトライの功績も大。
三洋電機はトヨタの大きくて強いFWに少々苦しんだ感がある。が、アイブスとヒーナンの両LOが決定的な場面ではボールに絡んで仕事をさせなかった。また、No.8龍コリニアシはサイドアタックで威力を発揮。心配された大黒柱ブラウンの欠場も穴も、SOを務めた入江とCTBに入った榎本は無難にこなしてしっかり埋めていた。レギュラーシーズンの得点王・FB田辺の正確なキックは頼もしい限りだ。
ファイナルには、三洋電機はブラウンが、東芝には広瀬主将が帰ってくる。
ポイントとなるのはブラウンのキックだ。セミファイナルを見る限り、両チームに差があるのがキック処理。三洋電機がFB田邉を中心にほぼ完璧にキック処理を行ったのに対し、東芝はFB立川のフィールディングにやや安定感を欠く。アタックでは好調時には止め難い立川だが、ファイナルではディフェンス面でフォーカスされることになりそうだ。
両チームともにここに来てディフェンス面での集中力が高まっており、20~30点ぐらいのゲームになるだろう。キックミスやイージーなハンドリングミスなども少なく、頂点を決めるにふさわしい、引き締まったゲームとなること間違いなし。お見逃しなく!
なお、プレーオフではタイムキーパー制、TMO(テレビマッチオフィシャル=ビデオレフリー)が採用される。また、80分間を戦ってドローに終わった場合の勝者の決定方法は、
1)トライ数の多いチーム
2)ゴール数の多いチーム
3)10分ハーフの延長戦
4)それでも勝敗がつかない場合は両チーム優勝
となる。
菊地 紀満
★菊地紀満のJ SPORTSコラム
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01月31日 (日) 13:50~ 三洋電機 vs. 東芝 J sports 1・PLUS
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2010年01月28日
ジャパンラグビートップリーグ2009-10のチャンピオンを決めるファイナルは、連覇を目指す東芝ブレイブルーパスと、悲願の優勝を狙う三洋電機ワイルドナイツの顔合わせとなりました。
両チームは昨年のファイナルでも対戦し、在籍していた選手の大麻問題で揺れていた東芝が17-6で快勝し、覇権奪還を成し遂げたのは記憶に新しいでしょう。
筆者にとってこのカードは思い出深いもの。
トップリーグの前身である「全国社会人ラグビーフットボール大会」でのことでした。いまから13年前の96年度の決勝戦が、今年と同じく東芝府中(当時)vs.三洋電機だったのです。神戸製鋼の連覇が前年で止まり、この年も準決勝で三洋電機に敗れたため、ラグビー人気に陰り?などと囁かれ始めたころのことです。
2月2日は快晴でした。秩父宮ラグビー場の開門時刻は12時。11時に現地に着いた筆者の目には…「ラグビー人気に陰り」などという新聞の見出しからは考えられない長蛇の列でした!当然キックオフ前に場内は満員となり、舞台は整います。
両チームに役者が揃っていました。
東芝を率いていたのは向井監督(現コカ・コーラウエストレッドスパークス監督)、HO薫田(現U20日本代表監督)、SH村田(7人制日本代表監督)、CTBマコーミック(現NTTドコモウエスト監督)らが。三洋電機にはシナリとシオネのふたりのラトゥ、SO新井、WTB米本ら職人タイプの名手たちが。
試合はキックオフ直後に東芝府中SH村田による電光石火のノーホイッスルトライで幕開け。前半はそのまま東芝府中が“PからGO”の高速ラグビーでリードしますが、後半退場者を出し14人で戦う三洋電機が猛攻。いったんは逆転するのです。最後は東芝府中がカウンターから80メートルを切り返して再逆転。最後の最後までハラハラドキドキの名勝負でした。
なんと、この試合に出場していた選手が今年の両チームにひとりだけいます。東芝FBの大ベテラン、松田がその人。今年40歳を迎える松田はセミファイナルでも交代出場を果たしていますが、ファイナルでも豊富な経験が活きる場面が来るかも。
<決勝:1月31日(日)@秩父宮>
三洋電機 vs.東芝
菊地 紀満
★菊地紀満のJ SPORTSコラム
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01月31日 (日) 13:50~ 三洋電機 vs. 東芝 J sports 1・PLUS
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2010年01月26日
先日のNZヘラルド紙上で、同紙の名物ラグビーアナリスト、Dylan Cleaver氏による、The decades best All Black XV=今世紀のオールブラックス・ベスト15が発表されていた。
それぞれのポジションで悩んだことと思うが、特に悩んだのはSOではないか。押しも押されぬ世界最高の司令塔、ダン・カーターの選出に異論を挟むファンも少なくないのではないだろうか。なにしろ対抗馬が、精密機械の如きキッカー、アンドリュー・マーテンスと“KING”カーロス・スペンサーなのだから。
他のポジションにも錚々たる面々が顔を揃えているのだが、あれ?と思ったのは15人中12人が2007年フランスワールドカップのスコッドであること。そんなにスゴイ人たちなのに、なんで勝てなかったの?と言いたくなってしまった(笑)。
また、「今世紀」ということでほとんどのプレーヤーが2000年以降に初のオールブラックとなっているが、それ以前からのプレーヤーが3人。CTBウマガ、SHマーシャル、HOオリバーと、いずれも世界のラグビー史に名を残すであろう名手たちだ。
The decades best All Black XV
15. ミルス・ムリアイナ (2003-)
14. ダグ・ハウレット (2000-07)
13. タナ・ウマガ (1997-2005)
12. アーロン・メイジャー (2001-07)
11. ジョー・ロコゾコ (2003-)
10. ダン・カーター (2003-)
9. ジャスティン・マーシャル (1995-2005)
8. ロドニー・ソーイアロ (2002-)
7. リッチー・マコウ (2001-)
6. ジェリー・コリンズ (2001-07)
5. クリス・ジャック (2001-07)
4. ブラッド・ソーン (2003-04, 2008-)
3. カール・ハイマン (2001-07)
2. アントン・オリバー (1996-2007)
1. トニー・ウドコック (2002-)
また、同時に「世界のベスト15」も選出されているが、こちらも名手がズラリ。ご確認を。
World XV:
Chris Latham (Aus); Rupeni Caucaunibuca (Fiji); Brian O'Driscoll (Ireland); Yannick Jauzion (France); Bryan Habana (SA); Jonny Wilkinson (England); Fourie du Preez (SA); Lawrence Dallaglio (England); George Smith (Aus); Serge Betsen (France); Victor Matfield (SA); Paul O'Connell (Ireland); Martin Scelzo (Arg); John Smit (SA); Gethin Jenkins (Wales).
菊地 紀満
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■J SPORTSではオールブラックスの選手たちが地域代表として戦うスーパー14の模様をお届けします!
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【2010スーパー14 第1節】
02月12日(金)15:30 J sports 1 ブルーズ vs. ハリケーンズ
02月12日(金)20:00 J sports 1 ウエスタン・フォース vs. ブランビーズ
02月13日(土)15:30 J sports 1 クルセイダーズ vs. ハイランダーズ
02月16日(火)22:30 J sports Plus シャークス vs. チーフス
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2010年01月25日
つい1ヶ月前の対戦では59-22と一方的なスコアに終わった一戦と同じカードとなったセミファイナル。ディフェンディング・チャンピオンとはいえ、WTB廣瀬主将を負傷で欠き、“手負い”の東芝の圧倒的不利が囁かれたゲームでした。
前半を終えて7-21と東芝14点のビハインド。サントリー自慢のスクラムにタジタジのFW。勝負あったか…と思われましたが、ここから本領を発揮するのだからラグビーはわからないものです!
東芝のゴール前でのディフェンスの堅さを評価する声が多く、それも間違いなく勝因のひとつだと思いますが、観戦していて気付いたのは両チームの“タックルの高さ”の違いでした。東芝のゲームキャプテンを務めたFL中居、大殊勲の独走トライを挙げたLO望月、猛タックラーのCTBオトに代表される低い低いタックルはサントリーには見られなかったもの。前半から見舞い続けたこの低いタックルが、後半サントリーにはボディブローのように効いてきたのではないでしょうか。
ノーサイド直後、集まったフィフティーン全員に、この試合で獅子奮迅の活躍を見せたFLベイツ(レギュラーシーズン終盤から絶好調!)が、人差し指で、“One more! One more!!”と、ファイナルがまだあるぞ!と引き締めていました。いいムードで次週のファイナルに臨む東芝。ますます面白くなってきました!
<決勝:1月31日(日)@秩父宮>
三洋電機 vs.東芝
菊地 紀満
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01月31日 (日) 13:50~ 三洋電機 vs. 東芝 J sports 1・PLUS
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2010年01月24日
1月24日(日)、トップリーグ プレーオフ・トーナメント セミファイナルが秩父宮、近鉄花園の2会場で行われました。
秩父宮での試合は、リーグ戦2位のサントリーにリーグ戦3位で府中ダービーでも大敗した(59-22)東芝が競り勝ち、決勝進出を決めました!
これで決勝は2年連続 三洋電機vs.東芝のカード。東芝の2連覇なるか!? 三洋電機のリベンジなるか1月31日(日)の決勝から目が離せませんね。
<試合結果>
東芝 35-24 サントリー
三洋電機 25-21 トヨタ
<決勝:1月31日(日)@秩父宮>
三洋電機 vs.東芝
■J SPORTSでは決勝の模様を生中継でお届けします!
http://www.jsports.co.jp/tv/rugby/topleague.html
01月31日 (日) 13:50~ 三洋電機 vs. 東芝 J sports 1・PLUS
posted by jsrugby |21:07 |
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