2012年01月27日

「絆、繋がりの要はスポーツクラブ」

今、東北の被災地では新しい街づくりが始まろうとしている。
特に沿岸部において全てが流された地域では“ゼロ”からのスタートとなるところも多いと思う。
誰が新しい街のグランドデザインを描いているのか?市民の声はどれほど反映されるのか?その予算はどのような仕組みで捻出されるのか?
スポーツの果たす役割が国民の間で認知された今、そのグランドデザインの中に是非、スポーツ施設を組み入れて欲しいと願っている。
道路、住居、学校、病院、各役所などと同じレベルで「市民のためのスポーツの場」を初めの設計に入れることが望まれる。

ヨーロッパではスポーツクラブが街の中心部にあり、人々のコミュニティの場として市民生活に溶け込んでいる。
学校が終わり、子供や孫がスポーツクラブにやってくるころにはお母さんやおじいちゃん・おばあちゃんもクラブに集まってきてカフェやビールを飲みながら歓談に花を咲かせる。
とても和やかでほほえましい風景が日常なのである。

ある仕事がきっかけで、ドイツのザールブリュッケンというフランスとの国境の町を何度か訪れたことがある。
ザールランド州の首都ザールブリュッケンは人口180、000人の地方都市。
現在はブンデスリーガ3部に所属しているが、現在4位につけており、2部昇格の可能性を残している。
そこのクラブのスタジアム(35000人収容)とクラブハウス、トレーニング施設は市民が徒歩や自転車でも通えるところに位置している。
グーグルマップでhttp://www.fc-saarbruecken.de/stadion
  
また、州リーグに所属するライムズバッハというクラブは2300人の村のクラブだが天然芝1面、人工芝1面、フットサルコート、クラブハウスとすばらしい機能が整っている。
写真にあるように宿泊施設まである。
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繰り返すが、これは2300人の村のクラブである。

これこそが「地域に根ざしたスポーツクラブ」Jリーグ百年構想のゴールの姿である。
これから東北地方沿岸部の街創りを担う責任者の皆さん、是非スポーツクラブを市民生活の中心に位置づけてください。


posted by jsptyo |17:21 | 歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)
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