2012年04月30日

全米ドラフト1位とマッチアップ ダルビッシュ先発情報

現地時間2012年4月30日
Rangers @ Blue Jays 

アメリカンリーグ・東地区が、例年の如くHOTである。

なにせこの地区、過去9シーズンのうち2006年を除く8度、ア・リーグのワイルドカード(2位の最高勝率)を出している激戦区であるが、今年は、オリオールズ、レイズの(意外な)2球団が開幕から元気なのだ。

4月29日現在、両チームが首位を牽引。
負けじと続くのが、名門ヤンキース、古豪レッドソックス(バレンタイン監督が早々とゴタゴタを起こしたが、6連勝と巻き返して来た)、そして伏兵ブルージェイズも、今年は熱い。

この地区がいかに熱いかと言えば、5球団すべてが、勝率5割を超えているのだ。春先の4月は同リーグ・他地区との対戦が比較的多い昨今のMLBではあるが、地区の全球団が4月中にふた桁勝利を記録しているのは、このAL東のみ。(数字は4月29日現在)

そして明日、ダルビッシュとマッチアップする男も、熱いのだ。

ブルージェイズ先発予定の右腕、カイル・ドレイベックは、2006年のドラフト1巡目(全米18番目)でフィラデルフィア・フィリーズから指名された逸材である。そして彼の父親もまた、偉大な投手だった。

スピード、パワー、テクニックを揃えたバリー・ボンズ(当時ピッツバーグ)が初のMVPを獲得した1990年。チームメイトのダグ・ドレイベックは22勝を挙げ、投手の最高峰の賞であるサイヤング賞を受賞した。

日本とは異なり、偉大な成績を刻む親子鷹が見られるMLB。
ダルビッシュの登板同様、カイル・ドレイベックの今後にも注目したい。

■テキサス・レンジャーズ先発■
ダルビッシュ有(3勝0敗、防御率2.42)
MLB通算(3勝0敗、防御率2.42)
前回のヤンキース戦は、8.1回を投げて無失点に抑えた。直近の24イニングでの自責点はわずか2点。敵地での2試合の成績は、防御率1.50。メジャー初先発試合では5失点を喫したが、以後の3試合では得点圏にランナーを置いた場面でも、得点を許したのは打者20打席のうち2人のみ。得意のロードで4月4勝目となるか?

■トロント・ブルージェイズ先発■
カイル・ドレイベック(2勝1敗、防御率2.25)
MLB通算(6勝9敗、防御率5.11)
メジャー3年目。父は1990年のサイヤング投手ダグ・ドレイベック。デビュー以来、怪我と制球に悩まされてきたが、この春季キャンプで好投をみせて先発復帰した。なおも時折、制球に苦しんで乱調する場面はみられるが、ここまで2勝。改良したカッターを武器に、スタートダッシュに成功している。

■ダルビッシュ有のピッチングを見逃すな■
5月1日(火) 8:00~12:00 メジャーリーグ中継2012
メジャーリーグ中継2012 【ダルビッシュ有 登板予定試合】
ブルージェイズ vs. レンジャーズ(現地時間04/30)

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2012年04月25日

データからみるダルビッシュ×黒田

2年連続ワールドシリーズ進出中のレンジャースではあるが、
『ホームでのヤンキース戦』だけは、どうやら苦手のようだ。

強打が自慢のレンジャース。過去10年のデータを振り返ってみると、ヤンキースだけが唯一、「打者天国」テキサスの本拠地・アーリントンで勝ち越している。この間の成績は、ホームのレンジャース14勝に対してアウェイのヤンキースが26勝。

年度毎の勝敗でも、過去8シーズンで、ホームのレンジャースが勝ち越したのはわずか1度だけ(ヤンキースは6度、引き分けが1度)。

3連戦の初戦も、アウェイのヤンキースが7-4で勝利。
今日のゲーム2も、ヤンキース黒田がやや有利か?


ダルビッシュ・黒田のマッチアップは、黒田にとって2年ぶり2度目、そして史上7度目の「日本人投手同士による先発」となる。

過去6度のマッチアップは以下のとおり。

1999年 マック鈴木 対 伊良部秀輝
2000年 マック鈴木 対 野茂英雄
2002年 大家友和 対 マック鈴木
2007年 松坂大輔 対 大家友和
2009年 川上憲伸 対 松坂大輔
2010年 黒田博樹 対 高橋尚成

2人のマッチアップは、これから何度見られるのだろう?


■ダルビッシュ有×黒田博樹 初対決!を見逃すな■
4月25日 (水) 8:55~13:00 メジャーリーグ中継2012
レンジャーズ vs. ヤンキース(04/24) J SPORTS 3【生中継】
放送予定はこちらからどうぞ!

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2012年04月24日

ダルビッシュ×黒田 マッチアップ情報

ダルビッシュ有と黒田博樹の投げ合いは、春にして、早くもプレイオフを思わせる一戦となるだろう。

数日前のボストン戦。
5回を終わって0-9の劣勢から、3イニングで15点を挙げて大逆転勝利を飾ったミラクル・ヤンキース。

ホームで迎えるは、今季メジャー最多勝利、最長連勝、最多得点などオフェンス部門が絶好調の最強軍団・レンジャース。

ピッチャーズ・ヘル(投手の墓場)と呼ばれるテキサスの球場で、地獄を見るのは、果たしてどちらだ?!

■ニューヨーク・ヤンキース先発■
黒田 博樹(1勝2敗、防御率5.00)
MLB通算(42勝48敗、防御率3.49)

今季初戦を黒星でスタートした黒田は、4月13日の2度目の先発(対エンゼルス)で好投を見せて初勝利。しかし18日の3度目の登板(対ツインズ)では一転して乱調。2敗目を喫した。ドジャース時代からの女房役で、この日もバッテリーを組んだラッセル・マーティン捕手は「スプリットがもう少し低く決まっていれば…」と語った。

■テキサス・レンジャーズ先発■
ダルビッシュ有(2勝0敗、防御率3.57)
MLB通算(2勝0敗、防御率3.57)

前回登板した4月19日のタイガース戦で、ダルビッシュは6回3分の1を投げて、被安打2の1失点、5つの四球を与えるも5奪三振の好投。チームを10-3の快勝に導いた。この日は冴えたストレートを軸に投球を組み立て、他の球種のコントロールも抜群だった。守備に定評あるベテラン捕手、Y・トレアルバのリードにも注目したい。

■両チームの“破壊力”■ (数字はいずれも現地4/22終了時点)
TEX:打率.303(1位)、打点92(1位)、得点94(1位)、本塁打数26(2位)
NYY:打率.285(2位)、打点88(2位)、得点90(3位)、本塁打数27(1位)

■ダルビッシュ有×黒田博樹 初対決!を見逃すな■
4月25日 (水) 8:55~13:00 メジャーリーグ中継2012
レンジャーズ vs. ヤンキース(04/24) J SPORTS 3【生中継】
放送予定はこちらからどうぞ!

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2012年04月21日

メジャーの10の心配事、1位はダルビッシュ

米国スポーツ総合チャンネルESPNの名物記者、デビット・スクーンフィールド氏が、独自の視点で「10の心配事」をリストアップしました。そこで1位にランクされたのは、ダルビッシュ有のコントロールでした。
題して『少し早すぎるメジャーの10の心配事』。(動画はすべて英語です)

「昨年232イニングで36四球だったダルビッシュが、メジャー3試合の17.2イニングで13四球。彼の全投球を見るに、微妙に動く速球や切れのよいカーブなど、能力に疑う余地はない。制球力が伴っていないだけだ。」と、それほど大きく心配はしていない様子です。

むしろ、「コーナーをかじる程度で、インサイドをえぐる球がない。豊富な球種も自信なさげで、DICE-Kシンドロームが垣間見える。」と、先輩・松坂大輔の二の舞にならないよう先行きを案じる気配さえ感じます。

最後は「長いシーズンで見れば、ダルビッシュは必ず成功するだろう。ただ、多くの高評価を得ている選手だけに、制球力が余計に気になるのだ。」とまとめています。今季のMLBの目玉のひとつは、日本のエース、ダルビッシュ投手の移籍でした。これから先も彼はメディアの関心を集め続けるのでしょうね。

ちなみに「10の心配事」は以下のとおりです。
1位:ダルビッシュの制球力
2位:アダム・ウェインライトの0勝3敗
3位:マイアミ・マーリンズの守備力
4位:エンジェルスの四球の少なさ
5位:タンパベイの中継ぎ陣
6位:ジョシュ・ジョンソンの奪三振の少なさ
7位:フィラデルフィア・フィリーズの攻撃力
8位:スコット・ローレンの不調
9位:ホワイトソックス内野陣の攻撃力のなさ
10位:グランドに子供が乱入

改めて、全米におけるダルビッシュの注目度が伝わってきた現地報道のレポートでした。

posted by jsmlb |23:45 | 現地メディアレポート2012 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2012年04月19日

プリンス・フィルダーと対決 ダルビッシュ先発情報

現地時間 2012年4月19日(木)
Rangers @ Tigers

メジャー10勝一番乗りを決めた好調テキサス・レンジャーズ(10勝2敗、西地区首位)。先発ローテーションが4番手から3番手に繰り上がったダルビッシュが、メジャー3度目のマウンドに上がる。対するは昨季のリーグ優勝決定戦で相見えた強豪デトロイト・タイガース(9勝3敗、中地区首位)だ。

リーグ優勝決定戦ではレンジャーズが4勝2敗で2年連続のワールドシリーズに駒を進めたが、今季のタイガースには強力スラッガーのプリンス・フィルダーが移籍してきた。昨季はオールスターゲームのホームラン・ダービーにも出場し、MVPにも輝いたフィルダーと、右腕ダルビッシュの対決は必見だ。

また、先頭打者オースティン・ジャクソンにも要注意だ。開幕から絶好調のジャクソンは、打率.333(45打数15安打)、二塁打と本塁打を2本ずつ記録し、4打点の活躍をみせている。

対照的に、レンジャーズの中軸を担うネルソン・クルーズは開幕から絶不調。今月13日までは打率も.138に落ち込んでいた。しかしその後の3試合では、二塁打3本に本塁打1本、2打点をあげるなど復調の兆しを見せている。昨季は対タイガース戦で、打率.314(35打数11安打)で、3本塁打と9打点を記録している。今日からはじまるこの4連戦でも活躍が期待されている。

それでもレンジャーズのチーム打率は.293と現在ア・リーグでトップ。さらに、本塁打数、打点、得点でもリーグトップをキープしている。チームは現在10勝2敗で地区首位を独走し、1989年の10勝1敗の開幕スタートに続く球団史上2番目の好成績ということもあり、余裕が見られる。

昨季のタイガース戦を3勝6敗と負け越したレンジャースは、うち4敗が1点差で負けている。まだ本来の力をアピールするに至っていないダルビッシュだが、強力打線を封じてチームに勝利をもたらすことができるか。期待はさらに高まっている。

■テキサス・レンジャーズ先発■
ダルビッシュ有(1勝0敗、4.76)
MLB通算(1勝0敗、4.76)

ダルビッシュは今季3試合目の先発となる。4月13日のメジャー2度目の先発(対ツインズ)で、5回3分の2を投げて2失点、勝敗はつかなかった。これまでの2戦で見ると、相手打者の打率はトータルで.340(被打率)、得点圏にランナーを置いた場面では.316(得点圏被打率)となっている。

■デトロイト・タイガース先発■
アダム・ウィルク(0勝1敗、防御率3.60)
MLB通算(0勝1敗、防御率4.91)

14日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビューを果たした左腕ウィルクは、ダグアウトで待機中、自軍プリンス・フィルダーのファウルボールが肩に直撃。相手打者ではなくチームメイトの打者によって、マウンドを降りることとなった。それまでは5回を投げて2失点という上々の滑り出しだった。さあ、メジャー初勝利となるか。

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2012年04月18日

強打ツインズ打線と対峙 黒田先発情報

現地時間2012年4月18日 
Twins @ Yankees 

移籍1年目ながら、栄えあるホームオープナーで9回途中まで無失点。エンゼルス打線に3塁を踏ませないピッチングで今季初白星を挙げたヤンキース黒田が、次に対戦するのは、強力クリーンナップ打線が快音を響かせている中地区のツインズ(3勝8敗)だ。

ヤンキース(今季6勝5敗)のジョー・ジラルディ監督も、「昨シーズンとは明らかに違う」とツインズの新たなチーム編成を警戒。16日からはじまった4連戦の初戦の敗戦を振り返る。この試合は、3-4-5番の中軸に座るジョー・マウアー、ジョシュ・ウィリンガム、ジャスティン・モルノーが大活躍。3人トータルの14打席でホームランと二塁打を含む6安打をマーク。ヤンキースの先発クリスチャン・ガルシアを6回途中でマウンドから引きずり下ろし、ツインズが7‐3で勝利した。

過去27度という圧倒的な優勝経験を誇る名門ヤンキースが目指すのは、ワールドシリーズ制覇のみ。そして古巣広島カープへの復帰も考えていた黒田にとって、ヤンキース移籍を決定づけたのも頂点を目指すことに他ならない。勝ち星を重ねる毎に重圧がのしかかる。

しかし大舞台であろうと、連続安打を浴びようと、黒田が重圧に負けないピッチングをするということは、ホームオープナーですでに証明済みだ。抜群の安定感を印象づけた黒田は、ツインズの中軸も攻略して、2勝目を挙げられるのか。大きな期待が寄せられている。

■ニューヨーク・ヤンキース先発■
黒田 博樹(1勝1敗、2.63)
MLB通算(42勝47敗、防御率3.43)

黒田は今季3試合目の先発マウンド。前回はヤンキースのホームオープナーで見事なまでに先発の仕事を果たした。9回でマウンドを降りるまで無失点。エンゼルスに対して被安打5、与四球2、6奪三振の快投。果たして黒田の価値は認められ、ドジャース(ナショナル・リーグ)時代の4年間の実績だけでなく、アメリカン・リーグでも成功する可能性を、自らの投球で実証した。

■ミネソタ・ツインズ先発■
ジェイソン・マーキス(0勝0敗)
MLB通算(104勝98敗、防御率4.55)

傘下2Aのニューブリテンで開幕を迎えたベテラン右腕マーキスが、故郷ニューヨークでツインズとしてのデビュー戦を迎える。メジャー通算104勝はすべてナショナル・リーグでの記録。スプリング・トレーニングは自転車事故に遭った娘リーズちゃんのために2週間休み調整が遅れていた。
黒田同様、新天地ア・リーグで攻撃野球を手玉に取れるか。

◆J SPORTS メジャーリーグ中継2012
 黒田博樹 登板予定試合 
 4月19日 (木) 08:00 ヤンキース vs. ツインズ J SPORTS 3

★J SPORTS のMLB放送予定はこちらから
★J SPORTS 視聴方法はこちらから

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