2009年06月30日
第29回世界新体操選手権大会(2009 三重)日本代表決定競技会が28日、東京体育館で行われた。
この大会は、2次選考会の得点の半分を持ち点とし、今大会の得点との合計点で順位が競われた。
見所は次の3点。
1つ目は2次選考会でトップに立った日高舞(東京女子体育大学)がどれほど進化した姿を見せてくれるのか。
2つ目は2番手グループの大貫友梨亜(東京女子体育大学OG)、井上実美(飛行船新体操クラブ・早稲田大学)、庄司七瀬(東京女子体育大学)、浅沼圭(東京女子体育大学)の熾烈な闘い。
3つ目は、若手有望選手筆頭の穴久保璃子(イオン・流通経済大学)、中津裕美(東京女子体育大学)がどんな躍進を見せてくれるのか。
日高は「最悪のコンディションだった」と本人が言うとおり、2次選考会ほどのエネルギーは感じられなかった。しかし、それでも難度の正確さや、ダイナミックさは健在で、悪くてもある程度の力を見せられるというのが、彼女の強さだろう。リボンの種目で、フェッテでの乱れ、結び目ができるなどのミスが出たが、ほかの種目はうまくまとめ、持ち点と合わせて1位となった。
大貫は前半種目のロープ、作品を変えたばかりのフープも、彼女の持ち味であるのびやかな演技を見せた。後半の種目のリボンではキャッチミス、投げミスがあり、ボールでも投げをミスして終盤リズムを崩したが、最終的には2位争いから少し抜けた形となった。
もっとも熾烈だったのは、3位争い。
世界選手権には4名が出場できるが、うち一人は協会推薦となるため、今大会の1位から3位までが代表となる。その残り一枠をめぐって、井上、庄司、浅沼の三つ巴の闘いとなった。
井上は前半種目フープ、ロープともに、ほぼミスのない演技を見せた。難度も正確で、非常に落ち着いていた。
庄司もロープは、試技順一番という緊張した中でも、スピード感のあるピボットや手具操作で会場を沸かせた。フープは若干キャッチが不正確になり、投げをミスしてリスクが抜ける箇所があったが、全体的にはやはりスピーディーな演技であった。
そして浅沼。「日本一印象に残る、もう一度見たいと思われるような演技をしたい」と言っていたが、その通り、小気味よく、エネルギッシュな演技を見せた。どの種目も浅沼の世界が十分に広がっていた。
後半種目になると井上がリボンで落下ミス。キャッチミスでもなければ投げのミスでもなく、キャッチしたあと安心したのか、手からリボンのスティックがはなれてしまうというケアレスミス。ボールでも若干操作ミスがあったが、全体を通して落ち着いた演技が印象的であった。
庄司はリボンはほぼミスなく演技。ボールは操作ミスと、ラストのもぐり4回転の大技で軸がずれて少々崩れたが、庄司も自信を持って4種目を演技した。
結果、3位となって日本代表の切符を手にしたのは井上。正確な難度と美しいラインが勝因であったろう。
若手の穴久保は171cmという身長を生かしてハイレベルな難度を展開。ロープやボールでは落ち着いた演技を見せ、庄司、浅沼を上回る得点も得た。しかしフープでは堅さが見え、フープの転がし時に落下。キャッチも不正確な箇所がいくつかあり、リボンでもからまりやキャッチミスが出ていた。
中津はボールでは情感たっぷりに演技して23点台を出したが、残り3種目は難度や手具操作が不正確になり、リボンでは落下やからまり、結び目ができるなど大きなミスとなって18点台に沈んでしまった。
ジュニア期から数年をかけて強化してきた選手たちであるが、その得点上位者を協会推薦とするということで、穴久保が協会推薦枠を手にした。若手はまだまだ4種目をコントロールしていくという点で未熟であり、今後の課題と言えよう。
全体的には、みなこの試合に合わせて来たという感じは伝わってきた。
緊迫した中で、最高の演技をできた選手もいた。
しかしながら外国選手の演技と比較すると、手具の動きが少なく、手の中に収まっている時間が長いことが日本選手全体の課題。代表に選ばれた選手も選ばれなかった選手も、その点をクリアするべくがんばってほしい。
三重世界新体操選手権は9月7日から13日まで、三重県営サンアリーナで開催される。
第29回世界新体操選手権大会(2009 三重)日本代表
<個人競技>
日高舞(東京女子体育大学)
大貫友梨亜(東京女子体育大学OG)
井上実美(飛行船新体操クラブ・早稲田大学)
穴久保璃子(イオン・流通経済大学)=協会推薦
日高舞コメント:最悪なコンディションで、ダントツで勝ちたかったのに、なんとか踊りきるのが精一杯という状態だったのが悔しいです。でも最悪な状態が世界選手権の日かもしれないし、「無理だと思うんじゃなく、最悪でもどうやってやれるかを考えてやれるようになったのは成長だと思います。前回のパトラスの世界選手権ではオリンピックの切符を勝ち取ることができずに悔しい思いをしたので、パトラスでの悔しさをはらしたいです」
大貫友梨亜コメント:2種目はうまくいったんですが、2種目はうまくいかず、納得はできていません。練習ではでないミスもあったりして、「試合でそういう状態になるということ」も今日改めて学びました。世界選手権ではそういった点も含めて課題をクリアしてがんばりたいです。
井上実美コメント:私は自分の世界に入り込んでいたので、どんな演技をしていたのかあまり覚えていません。帰ってからじっくりビデオで見たいと思います。ミスはあったんですが、それでもつなげてやれた点は納得しています。団体で世界選手権(2005 バクー)に出場したことはあり、今度は個人で出場したいと思っていましたから、とても嬉しいです。いまジャパンのユニフォームを着て、日本代表としての責任も感じています。
穴久保璃子コメント:協会推薦枠で選んでいただき嬉しく思っています。今日の演技はミスもあって納得できていません。だいぶ難度の正確さ等も上がってきたのですが、心の弱さが出たかなと思います。でも一日4種目を演技する中で、大崩れしなかったのは成長だと思います。とても責任も感じていますし、自分ができることを精一杯やって9月に間に合わせたいと思います。
posted by 山﨑浩子 |01:13 |
新体操大会報告 |
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2009年06月21日
【競技予定】
7月2日(木) 女子団体総合
7月3日(金) 男子団体総合
7月4日(土) 男女個人総合
7月5日(日) 男女種目別
【場所】
セルビアモンテネグロ・ベオグラード
【日本代表選手】
中瀬卓也、渡辺恭一、沖口誠、星陽輔、新島卓矢
田中理恵、竹内世梨奈、古川晶子、岡部紗季子、竹屋佳奈
【抽選結果(開始種目)】
抽選結果
■大会公式サイト
posted by 総務広報 |00:06 |
体操競技大会情報 |
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2009年06月21日
【競技予定】
7月9日(木) 個人(ロープ、フープ)、団体(フープ5)
7月10日(金) 個人(ボール、リボン)、団体(リボン3+ロープ2)
7月11日(土) 個人・団体(種目別)
【場所】
セルビアモンテネグロ・ベオグラード
【日本代表選手】
日髙舞、大貫友梨亜、東京女子体育大学
【抽選結果(演技順)】
抽選結果
■大会公式サイト
posted by 総務広報 |00:05 |
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2009年06月17日
競技
6月28日(日) 一般開場 9:00
10:00~ 開会式
10:40~12:50 競技(ロープ・フープ)
12:50~13:40 エキシビション
13:45~16:00 競技(ボール・リボン)
16:00~16:35 エキシビション
16:35~17:05 代表選手発表・閉会式
会 場 : 東京体育館
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
入 場 券 : 当日券のみ
小・中・高 ¥1,000-
大学・一般 ¥2,000-
<当日券販売 8:30~>
DVD販売 : 検討中
※ 一般撮影全面禁止。
posted by 総務広報 |07:37 |
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2009年06月16日
【文部科学省チャンネル】におきまして、味の素ナショナルトレーニングセンター「体操競技練習場」の様子が紹介されておりますのでお知らせいたします。
「YouTube」
紹介動画
<関連>
■味の素ナショナルトレーニングセンターサイト
■体操競技練習場利用申込サイト
■体操競技練習場利用申込フォーム
posted by 総務広報 |05:16 |
会議その他全般 |
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2009年06月12日
【競技予定】
9月19日(土) 開会式 団体競技
9月20日(日) 団体競技 閉会式
【場所】
東京体育館
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
■日本新体操連盟サイト
posted by 総務広報 |16:36 |
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2009年06月12日
【競技予定】
7月17日(金)個人種目別(ロープ・ボール)予選・決勝
7月18日(土)個人種目別(クラブ・リボン)予選・決勝
【場所】
中華台北・高雄
【日本代表選手】
井上実美、庄司七瀬
■大会公式サイト
posted by 総務広報 |15:48 |
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2009年06月12日
【競技予定】
8月25日(火) 開会式 2部リーグ
8月26日(水) 2部リーグ
8月27日(木) 1部予選・決勝
【場所】
東京体育館
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
■日本新体操連盟サイト
posted by 総務広報 |05:34 |
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2009年06月12日
【競技予定】
8月12日(水) 決勝開会式 男女Bクラス決勝大会 円馬決勝大会
8月13日(木) 男女Aクラス決勝大会 決勝表彰式 選手権開始式 男女2部競技(1日目)
8月14日(金) 男女2部競技(2日目)
8月15日(土) 男女2部競技(3日目) 2部表彰式 男女1部競技(1日目)
8月16日(日) 男女1部競技(2日目)
8月17日(月) 男女1部競技(3日目) 1部表彰式 閉会式
【場所】
横浜文化体育館(JR関内駅より徒歩2分)
〒231-0032 横浜市中区不老町2-7
【入場料】6月10日(水)より前売り券発売!!
<チケットぴあ他>http://pia.jp/t/ Pコード:681-612
■詳細は全日本ジュニア体操クラブ連盟サイト
【その他】
・大会関係者以外の一般撮影は出来ません。
・競技日程は参加者数により変更になることがあります。ご了承下さい。
posted by 総務広報 |05:27 |
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2009年06月08日
1日目の成績上位6選手がゆかから、7~12位の選手があん馬から、以下つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒から競技を開始した。
内村航平(日本体育大学)は、得意のゆかを無難にまとめ16点台のさい先の良いスタートを切った。続くあん馬では、逆交差倒立(D)で若干詰まった印象があったが、その後はフロップ、コンバインなど安定した演技を見せ、まずまずの実施で乗り切った。
つり輪でも、15点台に乗せることはできなかったものの最後の新月面宙返り下りの着地をほぼまとめ14点台後半を獲得。
跳馬は伸身ユルチェンコ2回半ひねりで着地こそ両足で小さく1歩とんだが、雄大で美しい実施が評価され全体的に厳しめの採点の中でも16.000を獲得。
4月の全日本で不調だった平行棒も、1日目同様まずまずの出来で15点台中盤を獲得。
今大会のトリとなった鉄棒では、屈身コバチ、コールマン、コバチをすばらしい実施で捌き、終末技の後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地を見事に決めた。
結局、この日も危なげない演技で、2位以下に3点以上の大差をつけ個人総合でのトップを守りきり、初の世界選手権日本代表の座を獲得した。
田中和仁(徳洲会体操クラブ)は、最初のゆかでほぼすべての着地を決めるほぼ完璧な実施で15点台を獲得すると、続くあん馬でもすばらしい実施で14点台後半。さらにつり輪では、演技価値点が取り立てて高い訳ではないが、やはりすばらしい実施でこの種目この日のトップとなる15.150を獲得。
跳馬では、ドリッグスで少し着地が後ろに引けたものの大きなミスには至らず15.700。
屈身ベーレ(E)、棒下宙返り1回ひねり(チホンキフ=E)を織り込んだ得意の平行棒では、この日もすばらしい実施で、この種目の最高得点となる15.750を獲得。
最後の鉄棒も正確で美しい実施でまとめ、1位内村選手には及ばなかったが個人総合2位の座をキープ。個人総合での世界選手権日本代表の座を獲得した。
以下、3位中瀬卓也(徳洲会体操クラブ)、4位水鳥寿思(徳洲会体操クラブ)、5位関口栄一(KONAMI)、6位山室光史(日本体育大学)と続いたが、個人総合での2名の代表が決定し、残り4人の代表枠は種目ポイントの争いとなった。結果、以下の選手が代表の座を獲得した。
○ゆか:沖口誠(KONAMI) 11ポイント
全種目を実施しなかったため個人総合成績では下位に甘んじたが、得意のゆかでオリジナルの連続技ロウユン(E)~前宙転(C)などを見事にきめ、1位ポイントを3回、2位ポイントを1回獲得。代表選考にあたり、ゆかが平行棒、鉄棒とともに優先種目であるため、この種目のポイントトップになったことにより代表の座を獲得。
○平行棒:中瀬卓也(徳洲会体操クラブ) 10ポイント
ドミトリエンコ(E)、屈身モリスエ(E)などを織り込んだ演技構成で、最終日こそ前方宙返り開脚抜き腕支持で脚をバーにぶつけるミスを犯し3位ポイントとなったが、1位ポイントを3回獲得、この種目のポイントトップで代表の座を獲得。
○鉄棒:中瀬卓也(徳洲会体操クラブ) 7ポイント
G難度の伸身コールマンを取り入れ演技価値点を高めた演技構成で、4日間すべて大きなミスを出す事無く、最終日こそポイント獲得に1歩及ばなかったが、1位ポイントを1回、2位ポイントを2回獲得し、平行棒とあわせ2種目目のポイントトップ。
○跳馬:関口栄一(KONAMI) 15ポイント
跳馬に関しては異なるグループから2本跳ばないとポイント争いに加われない条件の中、ヨーホンチュルⅡ(7.00→内規適用7.20)とドリッグス(6.60)を跳び、1位ポイント3回、2位ポイント1回を獲得。
ちなみに、他の種目では1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイントのところ跳馬のみ1位:4ポイント、2位:3ポイント、3位:2ポイントが与えられる取り決めとなっていたため、あん馬、つり輪のポイントトップの選手をおさえ代表の座を獲得。
○あん馬:坂本功貴(セントラルスポーツ) 9ポイント
ゆか、平行棒、鉄棒のような優先種目でなかったため、優先種目の代表選手がすべて異なった場合には代表の座をつかむことができなかったが、中瀬が1人で2つの種目でポイントトップとなったため代表の座を獲得。
全日本の初日に予定の演技が遂行できず0ポイントだったが、その後は、Eフロップ、Eコンバイン、ウーグォニアンなどを取り入れた価値点の高い演技構成を安定した実施でこなしきり1位ポイントを3回獲得。
○つり輪
この種目に関しては個人総合7位の渡邊恭一選手(順天堂大学)が中水平、十字倒立など非常に正確な姿勢で静止時間も十分な力静止技を披露し、終末技の後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり下りの着地を止めるなどすばらしい実施で、1位ポイント2回、2位ポイント1回、合計8ポイントを獲得したが、あん馬の坂本にわずか1ポイント及ばず、この種目での代表選出はならかった。
posted by 総務広報 |08:42 |
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