2008年08月30日
来年9月に世界新体操選手権が三重県営サンアリーナ(伊勢市朝熊町)で開催されます。この大会の開催を1年前に控え、記念イベントを開催します。
新体操の技の解説やルール、観戦のポイントを紹介、さらに、県内新体操選手による演技発表や市民応援団の結団式も実施しますので、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
1 とき
平成20年9月6日(土)
13時30分から16時30分まで
2 ところ
伊勢市小俣総合体育館
伊勢市小俣町新村401-1
電話 0596-27-5491
近鉄明野駅より徒歩15分
3 内容
(1)記念講演(新体操の技やルールの解説、観戦のポイントなどを紹介)
講師:山崎浩子さん(北京オリンピック強化委員会新体操強化本部長)
(2)三重県内新体操選手による実演
(3)世界新体操選手権「市民応援団」結団式
参加申込締切 9月1日
詳細は大会公式サイトへ
posted by 総務広報 |11:40 |
新体操大会情報 |
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2008年08月29日
①9月23日(祝)
愛知体操協会
「東海テレビ開局50周年記念・スポーツフェスティバル」
愛知県体育館 第一競技場
*男女体操競技・新体操(柔道・レスリングも出演予定)
②9月25日(木)
山形県体操協会「東根工業高校・創立60周年記念」
* 新体操
※事業形式変更に伴う本会事業からの削除
③9月27日(土) 13時30分開場予定
北海道体操連盟「湿原の風アリーナ釧路・オープン記念」
釧路市 湿原の風アリーナ(27日:演技会・北京報告会)
* 男女体操競技
* 入場無料
問合せ:釧路市HP参照 釧路市教育委員会
0154-31-2600(教育委員会直通)
④11月24日(月・祝)
鳥取県体操協会
米子市 鳥取県立米子産業体育館
開場13:00 開演14:00~16:30
* 男女体操競技
* チケット情報
posted by 総務広報 |19:56 |
会議その他全般 |
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2008年08月23日
8月22日、北京工業大体育館で新体操予選2日目の競技が行われた。1日目に行われたロープの種目と2日目のフープ&クラブの種目の合計得点により決勝進出8チームが決定する。この決勝目指して各チームはエネルギー溢れる演技で熱い戦いが繰り広げられた。
試技順1番で日本のフェアリージャパンが登場した。これまで2年以上の合宿生活をして、共にこの北京オリンピックを目指して練習を積んできた力を発揮しようと気迫みなぎる演技となった。スタートの技も決まった。オリジナルの技も見事に成功。順調な演技であったが、その後の交換で受けをミスして、場外に手具が出て、予備の手具を使用してしまう大きなミスを出してしまった。得点15.425。不本意な状況で日本の決勝進出は後続のチームの演技に委ねることになった。
イスラエルが個性ある演技、交換やラストの難しいコラボレーションを決めて16.225点をマークした。イタリアは独創性のあるコラボレーションで芸術点を決めた。手具を足で行う技、投げの連続などを正確に決め、17.325点を獲得した。中国はスピードのあるエネルギッシュな演技、5人の選手の能力も優れ、プレッシャーにも負けず見事な演技を披露した。1日目4位と出遅れたロシアは優れた運動能力を発揮して、迫力ある中にも正確な演技を見せ、複雑なコラボレーションも成功させて、17.700点という高得点を出した。トップをいくベラルーシはミスのない安定した演技でロシアを抑え、予選トップ通過を果たした。
2日目の予選結果は1位ベラルーシ、2位ロシア、3位中国。日本は8位アゼルバイジャンの31.450にわずか0.600及ばず10位となり、決勝進出を果たせなかった。オリンピックの大きな舞台で世界の強豪の中、各チームがそれぞれの個性ある構成、巧みな手具操作や、コラボレーションなど見ごたえある演技を見せてくれたと思う。日本も決勝進出できなかったことは残念だが、選手みんなで力を発揮した健闘を称えたい。
posted by 高橋 衣代 |15:39 |
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2008年08月22日
冨田洋之
北京オリンピックは幸せな時間があり幸せな空間だったので僕にとっては幸せなオリンピックでした。6人が日本らしい美しい体操をして勝ち取った銀メダルなので本当にうれしく思いますし、このチームでがんばれたことを誇りに思います。
今は、正直、疲れ果てた感じで帰ってきたので、試合に向けてというより休みたいという気持ちです。
内村航平
僕にとって北京オリンピックは今までに味わったことのない試合で、楽しい舞台でした。すごい長い期間、ずっと張りつめた状態でやってきて、それでいい結果が出せたので次につながると思うし、これからまたがんばっていきたいと思います。
今は1週間後にインカレがあるので、ほっとしているんですけど気は抜けないなという感じです。
坂本功貴
北京オリンピックは初代表で味わったことのない試合だったんですけど、すごいいい経験だったと思います。金メダルを取りたかったんですけど、全力を出した結果の銀メダルなので後悔はしていないし、よくやったと思っています。
1週間後にインカレがあるんですけど、試合が終わってから思うような練習ができていなかったんで、これからしっかり調整して臨みたいと思っています。
鹿島丈博
アテネが終わってからけがに悩まされたんですが、本当に多くの方に支えられて大会に出られたので僕にとって感謝のオリンピックでした。合宿を通じてチームワークを固めていった中、いい試合ができたんじゃないかなと思ってますし、その結果とった銀メダルはうれしく思います。最年長なんですけど、若手に引っ張ってもらって試合に臨めたことを感謝しています。
とりあえずしっかり休んで今後のことを決めたいと思います。
沖口誠
以前、オリンピックをテレビで見ているだけですごい緊張して、こんなところに自分は平常心で立てないと思っていた場所でしたが、意外といつもの試合と変わらない緊張感で立つことができました。今回、選手村でも試合でも緊張の中でも楽しくできて、先輩たちも優しい人たちばかりで気を楽に持って体操ができました。またこのメンバーで試合をしてみたいとも思います。
今、体は動きたい気持ちなんですけど、頭の中は休みたいという金縛りのような状態です。
中瀬卓也
体操を始めて、ずっとオリンピックで演技することが夢だったので、その夢の舞台に立てるということで、すごく充実した日々を過ごせ、一生の思い出に残る大会でした。現地に入ってからオリンピック出場ということでプレッシャーのかかってくる毎日でしたが、試合では落ち着いて自分の演技ができたと思います。チーム全体としても合宿でやってきたことをほぼ出せたんじゃないかなと思っていますし、本当にいい試合だったなと思います。
今年の国内大会はあと社会人大会と全日本が残っているので、体を休めつつ、今の調子を落とさないように調整していきたいと思います。
そろそろ終わりにしませんか?キャプテン
posted by 総務広報 |09:48 |
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2008年08月22日
8月21日、北京工業大学で新体操団体の予選が始まった。団体はロープの種目とフープ&クラブの2種目の合計得点により予選が競われる。1日目はロープの種目が行われた。オリンピックシドニー大会、アテネ大会で金メダルを獲得しているロシア、ヨーロッパ選手権でロシアを抜いて優勝したイタリア、成長著しい地元の中国など昨年の世界選手権大会の予選を通過した世界の強豪12チームがオリンピックの舞台に挑んだ。
イタリアは巧みな手具操作や組み合わせによるコラボレーション(連携)による構成、交換もぴたりと決め、正確な実施で17.150点をマークした。
ブルガリアは団体らしい同調性のあるスピーディな演技であったが、移動するなどのミスがあり、17点には及ばなかった。
ロシアは難しいコラボレーション、高い難度による構成であったが、ロープの乱れ、難度の実施でミスが出てしまい17.000点にとどまった。
中国チームは団体らしいコラボレーションや、創意工夫のある構成、5人の選手全員がそろっていた。ミスの少ない勢いのある演技で17.300の高得点を出してロシアを抜いて一時トップに立った。
その後ベラルーシがオリジナリティあふれる構成でスピードとパワーがあり、しかも美しい実施を見せ17.525点の最高点をマークしてトップに躍り出た。
日本は日本独自の構成力を生かして、演技の入りや後半にオリジナリティのある構成で落ち着いた演技を見せた。キャプテンの三澤選手を中心にまとまったチームワークの良さがあり、小さなミスはあったがよく健闘し15.425点で9位となった。
参加した12チーム中2種目合計得点の上位8チームが決勝進出できる。日本はボーダーラインにいるが、いつもの勢いを残るフープ&クラブの種目にぶえつけられれば十分に決勝進出を期待できる。
posted by 高橋衣代 |09:37 |
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2008年08月21日
上村美揮
オリンピックに出場できるということだけでとてもうれしかったんですけど、団体決勝に進出できたことも大きなうれしさになった大会でした。今は本当に支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいですし、皆さんの応援が支えになったことを感じています。今後とも応援よろしくお願いします。
大島杏子
北京オリンピックはすごく思いきって演技できた大会でした。ここまで私を支えてくださった方々に対して本当に感謝しています。ありがとうございました。まだしっかり考えていないのですが、とりあえず全日本を目標に今回の経験で自分がどう変われるのか進んでみたいと思います。
黒田真由
初めてのオリンピックですごく緊張しましたが、団体決勝に残れて、すごくいい経験をさせていただきました。皆さんの応援がとても心の支えになって感謝しています。ありがとうございました。
美濃部ゆう
世界大会が初めてで未体験のことも多く、いろいろ大変だったんですけど、8位入賞を目指していたチームが5位になってすごい驚きでした。今回の貴重な経験を生かしてこれからもがんばります。今まで色々な人に支えてきてもらって本当に感謝しています。これからも応援よろしくお願いします。
新竹優子
オリンピックは初めてでとても緊張したんですけど、試合でうまくできてよかったです。チームもいい成績がとれてすごくよかったです。応援してくれた人に感謝して、これからも世界で活躍できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。
鶴見虹子
団体が結果的にもよかったし、個人総合の内容はあまりよくなかったんですけど、種目別の決勝に残れたり、いい経験ができてすごくいい大会でした。今回Bスコアはある程度の評価をいただいたので、少しでもAスコアを上げて、もっと上を目指していきたいと思います。これからもがんばるので、応援よろしくお願いします。

posted by 総務広報 |00:39 |
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2008年08月20日
◎ 平行棒
1番手 ペトコフセク選手(スロベニア)
いきなり世界的名選手の登場、実施に定評のある選手だけに後続の選手にプレッシャーをかける素晴らしい演技が期待された。
棒下宙返り3/4ひねり倒立~棒下宙返り倒立~棒下宙返りひねり倒立~ベーレ、チッペルトと素晴らしい実施の演技が続いたが、ヒーリーで体重が乗りすぎる実施になってしまい、続く倒立をかかえこみ姿勢で調整するまさかの大きなミス、その後の演技はまとめたもののこの大過失が致命傷となり、得点は15.725(Aスコア=6.80)。
16点台でのメダル争いが予想されるこの種目ではメダル獲得が困難な状況になった。
2番手 黄旭選手(フォアン・シュー)
屈身ベーレ、ドミトリエンコ、ベーレ、屈身モリスエとE難度以上の技をほぼ完璧にきめていき、高得点が期待されたが終末技直前のモリスエからの前振り上がりで支持になれず痛恨のダブルスイング、後方屈身2回宙返りの着地も後ろに大きく動き、得点は15.700(7.00)。ペトコフセク選手に及ばず、やはりメダル獲得は難しい状況に。
3番手 ハンビューヘン選手(ドイツ)
入りの逆上がりひねり倒立から力が入りすぎているのか若干のブレが見られ、演技中盤のベーレからの前振り上がりの後の倒立でバランスを崩し肘を屈げての調整、その後の演技は大きなミスこそ見せず後方屈身2回宙返りの着地を見事に止めたが、終始ぎこちない演技で得点は15.975(6.90)。暫定1位になるが、16点台に乗せることができずメダル獲得は微妙な状態に。
4番手 フォーキン選手(ウズベキスタン)
平行棒以外にもあん馬でいわゆる逆メリーという独創的な技を持つ選手である。前振り上がり開脚抜き倒立から入り、棒下宙返り系の連続から屈身ベーレ、ベーレと素晴らしく伸びやかな実施で演技を進めるが、チッペルトでわずかな停滞、その後順調に演技を進めE難度の前方かかえこみ2回宙返りの着地を見事にきめ、得点は16.300(6.80)、暫定トップに立つ。
5番手 クリュコフ選手(ロシア)
棒下宙返り系の連続から車輪ディアミドフ~ベーレ、ディアミドフ1/2ひねり、ピータースとミスのなく演技を進めていったが、モリスエで肘が抜けあたかも後方かかえこみ2回宙返り下りで空中分解したような状態になりバーに接触しながら横に落下。大事故には至らず演技を続行し、前方かかえこみ2回宙返りの着地も1歩で押さえた。しかし、途中の落下が響き、得点は15.150(6.70)。
6番手 ユー・ウォンチュル選手(韓国)
屈身ベーレ、ベーレ、屈身モリスエ、ドミトリエンコ、チッペルト、モリスエ、ヒーリー、ピータースと盛りだくさんの後難度技をまずまずの実施で捌いていったが、開脚浮き腰上がり倒立で若干反って調整、後方屈身2回宙返りの着地は小さく1歩に押さえ、得点は16.250(7.00)。フォーキン選手にわずかに及ばず暫定2位。
7番手 ヤン・テヨン選手(韓国)
同僚のユー・ウォンチュル選手とほぼ同じ演技構成で中盤まで順調に演技を進めていったが、ヒーリーで痛恨のダブルスイング、後方屈身2回宙返り下りの着地も大きく右足を引いてしまい、得点は15.650(7.00)。メダル圏内に入れず。
最終演技者 李小鵬選手(中国)
棒端での逆上がり倒立、棒下宙返り3/4ひねり倒立、チッペルト、屈身ベーレ、ヒーリー、ドミトリエンコ、ベーレ、前方宙返り開脚抜き腕支持の高難度技を素晴らしい流れで捌き、後方屈身2回宙返りの着地もわずかにバランスを崩したものの足は動かさず止めた。
得点は16.450(6.90)、Bスコア9.550の素晴らしい実施で今大会中国8個目の金メダル。
1位:李小鵬選手、2位:フォーキン選手、3位:ユー・ウォンチュル選手。
◎ 平均台
1番手 程菲選手(中国)
台の横から跳び上がり片脚を水平に保持した360度ターン、安定した演技の入りに見えたが、続く後転とびからの後方かかえこみ宙返り1回ひねりの着地でバランスを崩す。その後は非常に安定した余裕ある実施で演技を続け、後方伸身宙返り2回半ひねり下りの着地は前に1歩で押さえ、得点は15.925(6.80)。
2番手 ドラゴイ選手(ルーマニア)
体操系と宙返り系の組み合わせをうまく取り入れたバランスのとれた演技構成で大きな過失は見られなかったが、予定の連続がとぎれた箇所があったようで、得点は15.625(6.50)。
3番手 アパナシア選手(ロシア)
落下などの大きな過失はなかったが、予定した2カ所の宙返り連続がとぎれ、加点を獲得できずAスコアを伸ばせず。後方かかえこみ2回宙返り下りの着地こそぴたりと止めたが、得点は14.875(5.80)。
4番手 李燦燦(リ・シャンシャン)選手(中国)
予選トップ、いつも通りの演技ができれば高得点の期待がかかったが、片足踏切前方開脚宙返りからの後ろとび1回ひねり正面臥で落下、その後の演技はなんとかしのぎ後方屈身2回宙返りの着地を止めたが得点は15.300(7.00)、暫定3位だがメダル獲得は難しい状況に。
5番手 パブロワ選手(ロシア)
横向きの伸腕屈身倒立で入り、片足踏切前方開脚宙返り~側方宙返りを順調にこなしたが、横向き後ろとびひねり倒立が止まらず、後方伸身宙返り3回ひねり下りの着地も大きく1歩動いてしまった。その辺りが響いたか全体的には旧ソ連の伝統を受け継ぐ美しい演技を披露したが、得点は15.900(6.80)、暫定2位につけたが残る選手の顔ぶれを見るとメダル獲得は微妙。
6番手 ジョンソン選手(アメリカ)
その場立ちからの後方かかえこみ宙返り1回ひねりや後転とび連続からの高い後方伸身宙返りなど、脚力を活かしたパワフルなほぼ完璧な演技、後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり下りの着地こそピタリとはいかなかったが、得点は16.225(7.00)、暫定トップ。メダル獲得が確定。
7番手 リューキン選手(アメリカ)
ジョンソン選手とは対照的なしなやかで美しい実施、ほぼミスの無い演技を続けていったが、片足踏切前方かかえこみ宙返りの着地でバランスをくずし、さらに後方伸身宙返り2回半ひねり下りの着地も両足で前に1歩。得点は16.025(6.60)、ジョンソン選手に及ばず暫定2位、メダルは確定。
最終演技者 鶴見選手(日本)
そうそうたる決勝出場者たちに混じり、そのトリをつとめることになった。前方倒立回転上がりからオノディ、後転とび~後方開脚宙返りと、うまく演技に入ったが、側方宙返りでふらつき、ひつじとびの後の側方かかえこみ宙返りで落下。その後の演技はうまくまとめたが得点は14.450(6.30)。
1位:ジョンソン選手、2位:リューキン選手、3位:チェン・フェイ選手、アメリカがワン・ツーフィニッシュ。鶴見選手は8位となったが、この経験を今後の体操人生に役立ててほしい。
◎ 鉄棒
1番手 ハンビューヘン選手(ドイツ)
いきなり優勝候補の一人が登場。16点台のハイレベルの演技が期待されたが、やはり力が入りすぎたのか最初の見せ場コールマンが近く車輪につなげられず、アドラ1回ひねり倒立で戻ってしまう。その結果、伸身コスミックとの組み合わせが得られずAスコアを下げてしまった。その後の演技はまずまずの実施で、後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地は見事に止め、得点は15.875(6.80)、16点台に乗せることはできず。
2番手 ゾンダーランド(オランダ)
エンドー1回ひねリ大逆手で入り、姿勢に若干の乱れはあったものの続くカッシーナ(伸身コールマン)を成功、さらに雄大なコバチを成功したが、コールマンで落下。
その後、リバルコ、アドラーひねりなどを成功させ後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地を止めたが、落下が響き得点は15.000(6.50)。
3番手 雛凱(中国)
正直決して良い演技(実施)とは思えなかったが、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラー1回ひねり~伸身コスミック、リバルコ、ポゴレロフ、アドラーひねり、シュタルダー1回ひねり大逆手、エンドー1回ひねり大逆手~伸身イエガー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下りという演技構成で3E7D、組み合わせ加点+0.40で7.20という高いAスコアを達成。大きなミス無くまとめ16.200を獲得、ハンビューヘンを抜いてトップに立つ。
4番手 中瀬選手(日本)
アドラー1回ひねり~伸身コスミック、コールマンを問題無くこなし、その後の演技も順調に捌いていったが、終末技の後方伸身2回宙返り2回ひねり下りで大きく前にくずれてしまった。何とか踏ん張ったが、これが致命傷となり得点は15.450(6.60)、この時点で3位につける。
5番手 冨田選手(日本)
コールマン、アドラー1回ひねり~伸身コスミッとほぼ完璧にこなし、素晴らしい演技実施だったが、後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地でまさかのお手つき。得点は15.225(6.60)、この時点で4位。メダル獲得ならず。
6番手 ジョンソン選手(アメリカ)
若干荒削りな実施だが、アドラー1回ひねり~伸身コスミック、カッシーナ、伸身コバチ、コールマンの4つの手放し技を成功させ、終末技はフェドルチェンコ(後方伸身2回宙返り3回ひねり下り)の着地もほぼ止め、得点は16.175(6.90)
7番手 クシェラ(フランス)
コールマンを成功させたが、アドラーひねり~コバチで落下、その後の演技はまとめたものの得点は14.825(6.40)。
この時点で、雛凱選手、ジョンソン選手のメダル獲得決定。
8番手 カッシーナ(イタリア)
アテネのこの種目チャンピオン。連覇をかけての演技だったが、オリジナル技のカッシーナ、コールマン、コバチと順調に成功させていったが、アドラー1回ひねりで戻ってしまい、得点は15.675(6.60)。ハンビューヘン選手に届かず4位、連覇ならず。
1位:数階選手、2位:ジョンソン選手(アメリカ)、3位:ハンビューヘン選手(ドイツ)、5位:中瀬選手、6位:冨田選手。
中国が今大会9個目の金メダル獲得となった。
日本チームは種目別でのメダルを獲得できなかったが、演技実施の美しさは十分アピールできたのではないだろうか。
惜しむらくは、美しい実施が必ずしもBスコアに結びつく採点になっていなかったことである。
今後、日本選手のAスコア向上に向けての努力は避けて通れない課題となるだろうが、美しい実施がしっかりBスコアに反映するよう関係者が世界の体操界に働きかける努力をしていく必要があるのではないだろうか。
それはさておき、日本代表チームの選手、スタッフのみなさんには本当にご苦労様と言いたい。
posted by 広報部 湯浅 |08:16 |
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2008年08月19日
◎ つり輪
1番手:ヨフチェフ選手(ブルガリア)
35歳とは思えない力強い演技を続けていったが、屈身ヤマワキで明らかに流れがとぎれ、終盤のほんてん倒立で胸が落ちてしまい、静止することができなかった。終末技の後方伸身2回宙返り1回ひねり下りも大きく前に1歩出してしまい、得点は15.525(Aスコア6.80)。後続の選手の顔ぶれを見るとメダル獲得は厳しい状況になった。
2番手:ヴォロヴィオフ選手(ウクライナ)
後方けあがり中水平~押し上げ十字倒立で入り、力技、振動からの力技をつぎつぎときめていった。終末技の前方屈身2回宙返り下りは着地がきまらず大きく前に1歩動いてしまったが、得点は16.325(7.20)
3番手:楊威(ヤン・ウェイ)選手(中国)
中水平、十字倒立、上水平を2回ずつ効率的に使い、屈身ヤマワキ、伸身グツォギーの指導系も取り入れたバランスのとれた演技構成で終末技はF難度の後方伸身2回宙返り2回ひねり下り。力静止技の姿勢などに若干の難があったものの、高い演技価値点がものを言い得点は16.425(7.50)。暫定トップに立つ。
4番手:スタネスク選手(ルーマニア)
Aスコア7.00の演技構成だったが、力静止技の姿勢がやや不正確で、さらに終末技の後方伸身2回宙返り1回ひねり下りも着地こそ止まったが、空中で明らかな脚割れが見られるなど未熟な印象のある演技だった。得点は15.825。
5番手:ロドリゲス(フランス)
前振り上がり背面中水平、アザリアン~引き上げ背面中水平を取り入れた独創的な演技構成だった。演技後半に取り入れたけあがり十字倒立の姿勢や後ろ振り上がり中水平の静止時間が若干不正確で、終末技の前方屈身2回宙返りの着地も前に大きく1歩動いてしまい、得点は16.225(7.50)。
6番手:コッポリーノ選手(イタリア)
ロドリゲス選手と比べるとオーソドックスな演技構成だったが、屈身ヤマワキで詰まった印象があった以外は非常に堅い演技で、前方屈身2回宙返り下りの着地も見事に止め、得点は16.225(7.10)
7番手:陳一氷(チェン・イビン)選手(中国)
いよいよ真打ち登場、アザリアン~中水平~十字倒立、屈身ヤマワキ、後ろ振り上がり上水平、ホンマ十字懸垂~十字倒立、ホンマ中水平、ほんてん倒立、後方車輪、後方伸身2回宙返り1回ひねり下りの演技構成をほぼ完璧にきめ、得点は16.600(7.30)Aスコアはヤン・ウェイ選手より低かったが、まさに真打ちの実施で上回りトップに立った。
最終演技者:モランディ選手(イタリア)
同僚のコッポリーノ選手同様、オーソドックスな演技構成で全体的な実施は良かったが、屈身ヤマワキで少し詰まった動きになり、後方伸身2回宙返り1回ひねりの着地もわずかに動いてしまった。得点は16.200(7.10)
1位:陳一氷、2位:楊威、3位:ヴォロヴィオフ、中国がワン・ツーフィニッシュ、6個目の金メダル獲得となった。
◎ 段違い平行棒
1番手:何可欣(ヘ・ケシン)選手(中国)
イエガーひねり片大逆手持ち~イエガーを見事にきめ、さらに伸身イエガー、トカチェフを取り入れた非常に高度な演技構成で実施も素晴らしく、後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり下りの着地こそ1歩動いてしまったが、得点は16.725(7.70)。後続の選手にプレッシャーをかけるに十分な高得点を獲得。
2番手:リューキン選手(アメリカ)
閉脚のシュタルダー、大逆手エンドー、雄大なギンガーを取り入れた演技構成。美しい体線を生かした素晴らしい実施で、前方かかえこみ2回宙返り下りの着地もピタリと止めたが、得点は何選手と同点の16.725(7.70)。
タイブレーク制度の適用により、順位としては何選手に及ばず暫定2位。
3番手:ズゴヴァ選手(ウクライナ)
シュタルダー、エンドー、足裏支持回転倒立など支持回転系の技を多く取り入れた演技構成で出だし順調だったが、大逆手エンドー1回ひねり大逆手持ちで手前に戻ってしまい落下。得点は14.875(7.10)。
4番手:ニストル選手(ルーマニア))
フットトカチエフなど後方足裏支持回転系の技を多用した演技構成、さらに終盤にトカチェフを入れ、終末技は後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり下り。
終盤の閉脚後方足裏支持回転倒立ひねりで戻ってしまったが、うまくトカチェフに続けてミスを最小限に抑えたが、得点は15.575(7.00)、メダル獲得はならず。
5番手:コヴァル(イウクライナ)
手放し技はフットトカチェフとトカチェフ、途中閉脚シュタルダー1回ひねりで大きくぶれてしまい、終末技は前方かかえこみ2回宙返り。得点は16.375(7.30)で暫定3位。
6番手:楊伊琳選手(ヤン・イリン)
ひねり技を数多く取り入れ、さらに閉脚イエガー、終末技に後方伸身2回宙返り下りで高いAスコアを実現した演技構成。着地までしっかりまとめ、大きな過失は見受けられなかったが、Bスコアがのびず得点は16.650(7.7)、コヴァル選手をかわしたが、何選手・リューキン選手に届かず暫定3位。
7番手:トゥエドゥル選手(イギリス)
ホルキナ(男子で言うマルケロフ)~ギンガーの連続、フットトカチェフ、さらに新技のフットトカチェフ交差持ちの4つの手放し技を取り入れた豪快な演技だったが、終末の後方足裏支持回転倒立1回ひねりで大きくぶれてしまい、そのまま後方かかえこみ2回宙返り会ひねり下り。着地も右に大きく1歩。
出場選手中最高のAスコアだったが、終盤のミスが響き得点は16.625(7.8)、ヤン・イリン選手にわずかに及ばずメダル獲得ならず。
最終演技者:シメノワ選手(ロシア)
前半にトカチェフ~車輪ひねり、終末技に前振りひねり前方屈身2回宙返りという独創的な技、組み合わせを取り入れた演技だったが、途中の閉脚シュタルダーひねりで若干の停滞があり、着地もわずかに動き得点は16.325(7.40)。
2000年世界選手権のこの種目のチャンピオン、ロシア女子チーム本大会初メダルの期待がかかったが、得点は16.325(7.40)。上位3選手に届かずメダル獲得ならず。
1位:何可欣選手、2位:リューキン選手、3位:楊伊琳選手。
◎ 男子跳馬
1番手:ゴロツコフ選手(ロシア)
1本目 ドラギュレスク(前転とび前方かかえこみ2回宙返りひねり=7.00)
非常に雄大で余裕のある実施だったが、着地は止まらず両足で後ろに1歩。得点は16.500。
2本目 ルーユーフー(側転とび後方屈身2回宙返り=7.00)
これも余裕ある実施だったが、着地は右足を後ろに大きく1歩。得点は16.450 決定点は16.475。
2番手:ブエル選手(フランス)
1本目 ルーユーフー、ゴロツコフ同様雄大な実施だったが、入りの脚割れも少なく着地も両足で後ろにわずかに動く程度にまとめ、得点は16.575。
2本目 ドラギュレスク、非常にスピード感のある実施、着地は両足で後ろに1歩動いたが着地前の身体の開きもみられ、得点は16.500。決定点は16.537、ゴロツコフ選手を上回りトップに出る。
3番手:ボテラ選手(スペイン)
1本目 ドリッグス(6.60)、第1空中局面の脚割れもなく美しい実施だったが、着地は右足を大きく前に1歩。得点は16.075。
2本目 前転とび前方伸身宙返り2回ひねり(6.60)、腰砕けの着地になってしまい、左に大きくくずれ着地後に全身がラインの外にでてしまい、得点は15.400。決定点は15.737。
4番手:カラノベ(フランス)
1本目 ルーユーフー、第1空中局面の脚割れも少なくきれいな実施だったが、着地は
きまらず、左足を後ろに1歩。さらにラインオーバーもあり、得点は16.275。
2本目 ブラニク(前転とび前方屈身2回宙返り=7.00)
突き手がうまくはいらなかったのか、失速した実施になっていしまい、あわやしりもちという着地。右足を横に出してなんとか踏ん張ったが、ラインオーバーもあり、得点は15.850。決定点は16.062で暫定3位。
5番手:ブラニク選手(ポーランド)
1本目 ブラニク、自身のオリジナル技だけあって余裕のある雄大な実施、着地は止まらず両足で前に1歩動いたが、得点は16.600。
2本目 ルーユーフー、着地で大きくはじかれた感じになったが、雄大な実施で得点は
16.475。決定点は16.537、ブエルと同点となったがタイブレーク制度の適用によりトップに立つ。
6番手:コチ選手(ルーマニア)
1本目 ロペス(伸身カサマツとび2回ひねり=7.00)、するどいひねりだったが、高さ不足か、ひねりきれずに体重が右にかかった着地となり大きくラインオーバー、全身が出てしまう着地ミス。得点は15.500。
2本目 ヨー2(前転とび前方伸身宙返り2回半ひねり=7.00)、やはり雄大性に欠ける実施で前のめりの着地になっていしまい、得点は16.350。決定点は15.925。
7番手:ドラギュレスク選手(ルーマニア)
1本目 ドラギュレスク、やはり自身のオリジナル技。貫禄の実施で着地も止め、得点
はここまで最高の16.800。9.800のBスコアが出たことになる。
2本目 リー・シャオペン(後ろとびひねり前転とび前方伸身宙返り2回半ひねり=7.20)、最高難度の跳躍だったが突き手が入らず、明らかな失速、あわや胴体着陸という実施になってしまったが、かろうじて足からの着地が認められ、得点は15.650。決定点16.225となり暫定4位、メダル獲得かなわず。
最終演技者:カスペロヴィッチ(ベラルーシ)
1本目 ドラギュレスク、かかえこんだままひねった印象が強く、着地までにひねりきれず、あわやお手つきという着地なった。得点は16.300。
2本目 ルーユーフー、雄大性に欠け第2空中局面における屈身体勢での脚割れも目立つ実施で低い前のめりの着地となり、着地後前に3~4歩前にあわや跳馬に激突という着地になってしまい、得点は15.850。決定点16.050でメダル獲得ならず。
1位:ブラニク選手、2位:ブエル選手、3位:ゴロツコフ選手、決勝に残った8選手の
うち7選手はAスコア7.00以上の技を2本揃えていた。特に日本国内で未だ実施されていないドラギュレスク、ルーユーフー、ブラニクという高度なとび方が主流となっている。日本選手の奮起を期待したい。
なお、種目別1日目の女子跳馬でパブロワ選手の2本目が0点になったのは、グリーンランプ(演技開始の合図)が点灯する前に演技を始めてしまったためとのことでした。
posted by 広報部 |12:42 |
体操競技大会報告 |
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2008年08月18日
男子ゆか
トップバッターのゴロツコフ選手(ロシア)が、F難度の後方伸身2回宙返り2回ひねりの着地をピタリときめるなどすばらしい演技で15.725(Aスコア6.50)を獲得。レベルの高いメダル争いが期待される出だしとなった。
しかし、2番手のドラギュレスク選手(ルーマニア)が入り技の後方伸身2回宙返り1回ひねり~前方かかえこみ宙返り転で回転しすぎて背中から落ちるような実施となってしまい、次のテンポ宙返り~後方伸身宙返り2回半ひねり~前方かかえこみ宙返りでしりもち。
さらに、続くヒポリト選手(ブラジル)も、前半は高難度の宙返り連続を次々ときめていったが、終末技の後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返りで痛恨のしりもち。
この種目のスペシャリストが立て続けにメダル圏外に脱落。
4番手のハンビューヘン選手(ドイツ)は、入り技の後方伸身2回宙返り2回ひねり、終末技の後方かかえこみ2回宙返り1回ひねりの着地を止めることができなかったが、無難にまとめ15.650(6.50)。ゴロツコフ選手には及ばず暫定2位。
5番手は中国の期待を背負う、この種目のスペシャリスト雛凱(チョウカイ)選手、宙返り連続を次々ときめ、終末技の後方かかえこみ2回宙返り1回ひねりこそ少し動いてしまったが、すばらしい実施で16.050(6.70)を獲得。トップに立つ。
続いて自身3個目のメダルをねらう内村選手が登場。第1節の宙返り3連続を見事にきめ好調な出だしに見えたが、第2節で一つ目の宙返りが少し流れてしまい、予定の3連続が2連続になってしまった。その後は予定の演技をすばらしい実施でまとめたが、演技価値点を下げてしまったことが致命傷となり、得点は15.575(6.30)。暫定4位で、残念ながらメダル獲得はならなかった。
7番手シャピロフ選手(イスラエル)は、入り技で後方伸身2回ひねり後方屈身2回宙返り(コリヴァノフ)の着地をきめるなど、演技中盤まで長身をいかした雄大で正確な演技で観衆を魅了したが、フェドルチェンコで大きくくずれ、さらに終末技の後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返りでしりもちをついてしまった。
最終演技者は、スペインのデファー選手。後方伸身2回宙返り1回ひねり~前方かかえこみ宙返り転を見事にきめると、宙返り連続を次々ときめ、終末技の後方伸身2回宙返りの着地も止め、15.775(6.50)を獲得。
1位:雛凱(中国)、2位:デファー(スペイン)、3位:ゴロツコフ(ロシア)、内村選手は5位という結果となった。
女子跳馬
日本国内ではまだ実施されていない価値点6.00以上のとび方を6選手が実施した。そのうち3選手は価値点6.00以上の技を2つ揃えていた。
サクラモネ選手(アメリカ)は、1本目に前転とび前方伸身宙返り1回半ひねり(6.30)を実施、若干屈身気味の姿勢が見え、両足を少し後ろにずらす着地となり15.750。2本目は、伸身ユルチェンコ2回ひねり(5.80)で両足でわずかに動く着地となったものの非常に美しい姿勢で高さのある雄大な実施を見せ、15.325。平均15.537で後続の得点を待つ。
続いて、この種目優勝候補筆頭の中国の程菲(チェンフェイ)選手は、1本目に伸身ユルチェンコ2回半ひねり(6.50)を非常に高い位置でほぼ着地を止めて16.075の高得点を獲得。しかし2本目のオリジナル技、後ろとびひねり前方伸身宙返り1回半ひねり(6.50)で明らかな失速。膝をついてしまい得点は15.050。しかし、平均15.562でサクラモネ選手を上回り暫定1位。
続くケスリン選手(カナダ)は、1本目にAスコア6.30の前転とび前方伸身宙返り1回半ひねりを実施したが、着地の先取りが低くおじぎをしたような姿勢の着地となってしまい、得点は15.400。2本目は伸身ユルチェンコ1回半ひねり(5.50)で得点は伸びず、暫定3位。
パブロワ選手(ロシア)は、1本目に伸身ユルチェンコ2回半ひねりを実施、少し腰砕けの着地となってしまい、右足を後ろに大きく1歩。さらにラインオーバーもあり15.625。2本目には、後ろとびひねり前転とび前方伸身宙返りひねり。まずまずの実施に見えたが、なんと0.00の判定。
33歳のチュソビチナ選手(ドイツ)。1本目は前転とび前方伸身宙返り1回半ひねり(6.30)、脚のばらつきが目立ったが雄大な実施で15.725。2本目は伸身カサマツとび1回ひねり(6.00)、第1空中局面の脚割れ、着地の両足でのはずみは見えたが、やはり雄大な実施で15.425を獲得。平均15.575で、程菲選手をかわして暫定1位。
つづくホン・ウンジョン選手(北朝鮮)は、程菲選手と同じくAスコア6.50のとび方を2本実施。1本目:伸身ユルチェンコ2回半ひねり、少しひねり不足で前に大きく1歩、さらにラインオーバーがあり、15.550。2本目:後ろとびひねり前転とび前方伸身宙返り1回半ひねり、右に小さく2歩動いたがまずまずまとめる。15.725が出ればチュゾビチナにならぶところ、得点は15.750。平均15.650でトップ。
その後、バルボサ選手(ブラジル)、ジョヴァンニーニ選手(イタリア)は、いずれも平均点を15点台にのせることができず、メダル獲得はできなかった。
結局、ホン・ウンジョン選手が優勝し北朝鮮に女子体操競技史上初の金メダルをもたらした。
余談ではあるが、横浜文化体育館でおこなわれていた全日本ジュニア体操競技選手権では、種目別跳馬の上位5選手が実施したのが伸身ユルチェンコ2回ひねり(Aスコア5.80)だった。近い将来には、日本国内の競技会でもAスコア6.00を超えるとび方が当たり前のようにみられるようになることを期待したい。
男子あん馬
トップバッターは個人総合金メダルの楊威(ヤン・ウェイ)選手。落下こそなく無難に演技を続行したが、Eフロップ、フェドルチェンコで明らかな脚割れが見られ、さらに終末技の倒立で明らかな停滞。かなり厳しいBスコアが予想されたが、得点は15.450(6.20)。
2番手:冨田選手。個人総合でのつり輪のアクシデントの影響が心配されたが、演技全体を通してほとんどふらつきもない非常に安定した美し演技を披露してくれた。高いBスコアが期待されたが、得点は15.375(6.10)。
3番手:キム・ジフン(韓国)。落下などの大きな過失はなかったものの、終始リズムに乗り切れない堅い動きで、15.175(6.10)。
4番手:優勝候補筆頭の肖欽(シャオ・チン)選手。肖選手にしては珍しくフェドルチェンコでバランスをくずし、明らかな脚割れが見られるなど完璧な実施ではなかったが、質の高い旋回が評価され得点は15.875(6.40)。16点台に乗せることはできなかったが、高得点を獲得、トップに立つ。
5番手:アーティモフ選手(アメリカ)。演技後半に開脚旋回倒立を多用する独特な演技構成だったが、見せ場の開脚旋回倒立から旋回におろすところで落下。
6番手:ルイス・スミス(イギリス)。長身を生かした雄大な演技だったが、Eコンバイン、Eフロップで明らかな脚割れ、さらにウー・グォニアンではあわや落下という大きなバランスのくずれを大きく脚を開いて立て直すなど、終始バタバタした印象の演技でBスコアは相当低いだろうと思われた。しかし、表示された得点は15.725(6.70)。この演技に9点台のBスコア、これを高すぎると思ったのは私だけだろうか。
7番手:フェンテスブスタマンテ選手(ベネズエラ)。予選2位で決勝進出。上位入賞の可能性があったが、ウー・グォニアンでバランスをくずし、フェドルチェンコで落下。
最終演技者:ウーデ(クロアチア)。各選手が細かなミスを出していた中で、冨田選手同様安定した実施だった。両把手間でフェドルチェンコを実施するなど、アピールする部分もあり、得点は15.725(6.40)。スミス選手と同点2位となったが、タイブレーク制度が適用され、Aスコアが低いウーデ選手が2位、スミス選手が3位となった。冨田選手は5位、最終日の鉄棒にメダル獲得を期待したい。
女子ゆか
トップバッターは、昨年の世界選手権この種目のチャンピオン、ジョンソン選手(アメリカ)、第2節のテンポ~後方伸身宙返りで動いた以外は、入りの後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり、宙返り連続、終末の後方かかえこみ2回宙返り1回ひねりなどすべての着地をきめるほぼ完璧な出来。実施も非常にパワフルだった。得点は15.500(6.40)
2番手:カラマネンコ選手(ロシア)。非常に優雅な演技だったが、ターン系統でふらつき、終末技の後方屈身2回宙返りで後ろに体重がかかってしまい大きく1歩。得点は15.025(6.10)でジョンソン選手に及ばず。
3番手:チャン・ユヤン選手(中国)。非常に表情豊かな演技で観客を魅了したが、第1節の後方伸身宙返り3回ひねりでラインオーバーがあり、得点は15.350(6.30)。ジョンソン選手に次いで暫定2位。
4番手:ドス・サントス選手(ブラジル)。非常に高さのある宙返りで観客を魅了したが、ありあまるバネを制御しきれず、着地でことごとく大きく弾んでしまい、終盤に2回のラインオーバー。得点は14.975(6.4)この時点でメダル獲得ならず。
5番手:パブロワ選手(ロシア)。先に行われた跳馬の2本目で痛恨の0点。雪辱をかけてのゆかだったが、終末技の後方屈身2回宙返りでつまってしまい、お手つき。得点は14.125(5.80)。
6番手:程菲(チェン・フェイ)選手(中国)。跳馬で逃した金メダル獲得をめざして非常に気合いの入った演技だった。前半の後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり、後方屈身2回宙返り1回ひねり、テンポ~後方伸身宙返り3回ひねりとつぎつぎに大技の着地をきめていったが、力が入りすぎたのか宙返り連続で痛恨のしりもち。得点は14.550(6.30)でこの種目のメダル獲得はならず。
7番手:個人総合チャピオンのリューキン選手(アメリカ)。第1節に前方伸身宙返り1回ひねり~前方伸身宙返り2回ひねり、第2節に前方かかえこみ2回宙返りを取り入れた独特の構成で、体操系の運動も非常に優雅にこなし、終末技の後方伸身宙返り2回半ひねりで前に1歩動いた以外はほぼ完璧な実施だった。得点は15.425(6.20)でチャン・ユヤン選手を抜いて暫定2位。
最終演技者:イズバシャ選手(ルーマニア)。後方屈身2回宙返り1回ひねり、後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり、2本の宙返り連続、終末技の後方伸身宙返り3回ひねり、すべての着地をほぼまとめた。途中の3回ターンで少しふらついたが、ほぼ完璧な実施で得点は15.650(6.50)。動きの美しさ、タンブリングの実施も正確で余裕があり、ゆかのチャンピオンとなるにふさわしい演技だった。
1位:イズバシャ選手、2位:ジョンソン選手、3位:リューキン選手
posted by 広報部 湯浅 |09:45 |
体操競技大会報告 |
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2008年08月16日
男子
予選5位 外村哲也 決勝進出
予選9位 上山容弘 リザーブ1
女子
予選12位 廣田 遥 予選落
日本トランポリン協会サイト
決勝進出を果たした外村選手
posted by 総務広報 |19:02 |
会議その他全般 |
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