2008年06月27日

北京オリンピックの試合着完成

 女子が第3回目の合宿を終え、入れ替わりで男子が第5回目の合宿をスタートさせるこの日(6月27日)、ナショナルトレーニングセンターにおいて第29回オリンピック競技北京大会体操競技日本代表選手の試合着を発表した。

 制作を担当した本会オフィシャルサプライヤーのミズノ株式会社は、コンセプトを「日本を応援」とし、日の丸カラーをベースにした赤、白に加え金色により、日本代表という誇りを持って世界と戦ってもらいたいという期待を込めた。また、男子は、金メダルへの情熱をイメージし、両肩に金色で炎などを表現、また女子は、「勇敢・大胆」を花言葉に持つ撫子(なでしこ)の花をイメージしたデザインとなった。なお、各選手の要望に合わせてサイズなど細かなところまで調整し、‘魅せる’試合着の完成となり、これをもって選手は大会に臨むこととなる。

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発表に参加した内村、冨田、中瀬、鶴見、大島の各選手


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2008年06月27日

静岡県沼津市立香貫小学校ふれあい指導

 開会行事は、3年、5年、6年の計298名に挨拶をして10分程度自身の経験談を講話した。その内容は、あきらめない克服の心・考えることの大切さ・挨拶の重要性の3つについて説明した。その後、模範演技を披露し、運動のコツ、体の使い方についての理解を深め、体操は様々なスポーツの基本になることを伝えた。

 次に、回転感覚向上リズム体操プログラム‘大きなロケット発射前’で準備体操を行った。

 その後、学年で分かれ、3年生93名、5年生99名の実技指導を順に行った。プログラムは、一斉指導型のボディーコントロールトレーニング(体の使い方、運動のコツを理解する)を25分程度行い、最後にマット運動で15分程度、前転、後転、側転の指導を行った。

 今回の事業を通して私が子どもたちに最も伝えたかったことは「何事も簡単にあきらめないという精神力が大事」という点である。

 プログラム終了後、小学6年生のクラスで昼食を共にした。様々な質問があったが、特に興味深かったのは、ある少年が私に「どうすれば辛い練習を乗り越えられるか?」と尋ねたことである。私は「最後は何事も精神力だ」と説いた。非常に素朴で純粋な子どもが多く、初初しい限りであった。

 今後も、このような企画を通して、体操が様々なスポーツの基本となることを啓発していきたい。また、体力の向上のみならず、実は心のトレーニングにもなる‘克服のスポーツ’という真髄を多くの子どもたちに伝え、逞しい子どもたちが増加してくれることを望む。

 近い未来に、この中からトップアスリートが出現してくれることを願い、また、生涯体育の方向性を示すきっかけになれば幸いである。

(報告 田中 光)


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2008年06月25日

栃木県下彦間小学校ふれあい指導

 38名(1年~6年)の全校生徒を対象にマット、跳び箱運動の指導を行った。最初に、簡単な筋力トレーニングや、柔軟体操なども取り入れながらの準備運動を行い、そのままマット運動に入っていった。

 マット運動では、前転・後転・開脚前転や側転など小学生の間に習う運動を中心に模範演技を取り入れ、説明をしながら子供たちも動いた。

 今回は全学年合同で行ったので、途中高学年に見本をやらせるなど発表の場を設けながら授業が進められたので、お手本となる生徒も真剣に行っていた。

 跳び箱運動は、希望者のみが参加する形となったが、全員に説明をし、一つ一つの運動を見せ、実際に動きながらすすめていった。

 最後に質問時間を設け、体操競技や、選手時代の話をして今回の授業を終えた。

(報告 瀬尾京子)

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2008年06月24日

女子北京強化合宿レポート

 6月23日、北京オリンピック女子日本代表は2回目となる試技会を行い、選手それぞれの取り組んできた課題を確認した。内容的には、前回よりもよく、順調に強化が進んでいることを示した。

 本番と同じ段違い平行棒から入ったチームは、最初の演技者上村選手が持ち味を出して演技をまとめた。最初の種目の最初の演技者のできはその日全体のチームの流れに影響する。その意味で、大きな緊張がかかるスタートにおける上村選手のできは、選手自身のでき以上に、チームとしての仕上がり具合が順調なことをアピールした。その後、美濃部選手と新竹選手が着地でミスを出したが、大島、鶴見、黒田の各選手はしっかり演技をまとめてきた。特に鶴見選手は本来のキレを取り戻しつつある。

 平均台は、新竹選手が最初の演技者として、初代表という中で堂々とした演技を披露し、その潜在力をアピール。大島選手が後転とび-後方伸身宙返りで落下してしまったが、それ以外は安定した演技を披露した。段違い平行棒と平均台は、2007年の世界選手権でアトランタ大会以来の団体出場権獲得を引き寄せた種目だが、今回のチームもその点を十分に継承している。

 ゆかについては、2月にオープンしたナショナルトレーニングセンターの素晴らしい環境により、これまで課題だった国内合宿における海外製の器具慣れ強化が進み、前回の試技会と比べてアクロバット系の技のミスが少なくなった。昨年の世界選手権のゆかにおいて多くの選手が予定していた演技構成を変更する事態に陥ったことを考えると、今回の環境面でのサポートは非常にプラスになっている。4選手がライン減点をするなどまだ完全な状態ではないが、その解決も時間の問題であろう。

 跳馬では、すでにピットを利用せずに全員が正規の着地マットで演技し、上村、大島、新竹、鶴見の各選手が「ユルチェンコ1回半ひねり」に挑戦し、鶴見選手の尻もち以外、大きなミスなく成功させた。課題種目であることを選手たちが十分に理解し、チーム力として着実に向上している。今後も引き続き合宿が行われ、日本チーム初の団体決勝進出という目標に向けて強化は進められる。

女子合宿
個人総合トップになった鶴見選手


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2008年06月14日

男子北京強化合宿レポート

 6月14日、JOCから福田富昭選手強化本部長、市原則之総務委員会委員長、そして本会の二木英徳会長も激励に訪れる中、2回目となる試技会を行い、選手それぞれの取り組んできた課題を確認した。代表選手は現在質と量を高めた練習プログラムを実践中で、体力的に厳しい状況下にあるが、前回よりもレベルを向上させており、今後に期待を持てる内容となった。

 鹿島丈博選手は、ゆかにおける「後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返りひねり(D難度)」やあん馬における「ドリッグス(E難度)」を成功させ、安定度の向上やA得点アップを狙った成長ぶりをアピールした。

 足首を痛めていた坂本功貴選手は跳馬のドリッグスで16点台をマーク。つり輪でもA得点向上だけでなく、できばえにも気を配った演技を披露してアピールした。その他、まだ回復が100%ではない内村航平選手は得意の2種目(ゆか、跳馬)を棄権したが、最終種目の鉄棒では勢いのある演技で着地をしっかり止めてチームを盛り上げた。また、手首痛を抱えていた中瀬卓也選手も全種目演技し、主将の冨田洋之選手を含め、チームとしてのまとまりも整いつつある。今後、今回の合宿を6月18日まで行い、第5回合宿を6月28日から再開して強化を進める。

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あん馬における試技前のアップ


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2008年06月14日

「My Olympic(ラジオ)放送」のお知らせ

JOC企画スポーツラジオ番組において
下記新体操団体・代表選手の放送日が
決定しましたのでご連絡いたします。
 
6/16~20
三澤 樹知(みさわ なち)
6/23~27
田中 琴乃(たなか ことの)
6/30~7/4
稲垣 早織(いながき さおり)
7/7~7/11
坪井 保菜美(つぼい ほなみ)
 
■放送局・時間一覧
こちらへ

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2008年06月08日

北京五輪女子体操競技合宿レポート

 6月7日、ナショナルトレーニングセンターで第2回合宿を行っている北京五輪女子体操競技日本代表はこの日行っている試技会を報道公開した。演技は各種目NHK杯の平均得点の低い順にオーダーが組まれ、開始種目は本番と同じ段違い平行棒から行なわれた。

 試技会後、塚原千恵子女子監督は、大過失もあったが、初めての試技会実施で、練習では見えてなかったところがわかるなど満足のいくものだったと語った。器具慣れとA得点アップを含めた演技構成の整理に重点を置いた第1回の合宿から引き続き、器具対策を進め、姿勢欠点の少ない選手の揃ったチームの魅力を生かし、今後の強化を進める。

【上村美揮】
 跳馬とゆかでミスを出しましたが、体力的な面と器具あわせの問題なので今後対処していきたいです。キャプテンとしては頼りないと思いますが、周りの助けを借りながら、一人ひとりが役割を十分に発揮できる、明るく元気なチームにしたいです。

【大島杏子】
 絶好調とはいきませんが、大きなミスなくできて状態はいいです。オリンピック経験者としてみんなに伝えられることはあると思いますが、平常心で失敗を恐れないように思い切って演技すること、そしてチームが暗くならないように、自分の前向きな姿勢をみせていければいいと思っています。

【美濃部ゆう】
 平均台とゆかでミスが出てしまいましたが、ミスしないように調整していきたいです。いつも練習している仲間が多いので初代表という緊張はありません。今、少し器具に合わせるのに苦労していますが、がんばって克服したいと思います。

【黒田真由】
 西日本学生選手権に出場したこともあり、ずっと日本社製の器具で練習をしていて、ようやく外国製の器具の練習を進めているところです。世界選手権の経験があるので新しい選手を引っ張っていきながら、自分としてもチームに貢献できるようにしたいです。

【新竹優子】
 オリンピック代表になったことで周囲の注目が高まり少し緊張しますが、大きなミスなく初めての試技会を終えました。ミスを出さなかったことで代表入りを果たせたし、それが自分の持ち味だと思います。安定感のある演技の精度をもっと高められるように練習していきたいと思います。

【鶴見虹子】
 けがは回復しました。ただ、まだまだ細かいところまで気を配って練習する余裕のある状況にまで達していません。また天津の大会に出場したとき、中国選手の練習に取り組む姿勢をみて、まだまだ自分に甘さのあることに気づき、とても影響を受けました。もっともっと練習をして自分の演技を高めていきたいと思います。

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posted by 総務広報 |08:18 | 体操競技 | トラックバック(0)
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2008年06月07日

フェアリージャパンPOLA北京五輪代表6選手を発表

 6月6日、フェアリージャパンPOLA・北京オリンピック新体操団体日本代表選手が決定し、その発表が行われた。決定した日本代表は下記の6選手。 

三澤樹知(主将)
坪井保菜美
原 千華
稲垣早織
田中琴乃
遠藤由華

 なお、下記3選手は国内補欠扱いとなる。
平田美沙紀
今谷世里
高安映理

 山﨑浩子強化本部長は、世界に通じるチーム作りのため、ひとつ屋根の下で練習と生活を共にする初めての強化体制をしいて進めてきた2年2か月を振り返り、選手選考の難しさを語りながら、世界で戦うために必要なミスの少ない、ミスをした後の対処がよいという選考理由を明かした。

 それぞれの選手がその思いを口にする場面では、お互いがライバルとして家族として頑張ってきた日々を、涙とともに振り返りながら、選ばれた喜び、選ばれなかった悔しさなどコメント。特に国内補欠3選手の言葉はしっかり北京に向かう選手・スタッフの胸に刻まれ、チーム一丸となってさらに本番に向けて磨きをかける態勢が整った。 

北京代表
北京五輪代表の6選手
(左から)三澤、坪井、原、稲垣、田中、遠藤
写真提供 竹内里摩子


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2008年06月01日

全日本新体操ユース女子レポート

 前半2種目が終了時点で、実質的には個人総合8位までに入っている選手によって決勝での上位争いが展開された。上位入賞の選手の結果に関しては 身体的能力・手具操作・表現力・個性などの点から見て大きな差はないが、順当であったと思う。

 徒手能力に関しては穴久保選手、中津選手、横山選手、安本選手らが高い能力を持っている。しかし、手具操作能力でみると横山選手に優れたものがあった。

 表現力と個性は中津選手が他の選手よりも豊かであった。また、まだ手具操作は未熟であるが、身体的能力・容姿に優れている小西選手は今後、基礎能力をさらに強化することによってその将来を期待できる。

 上位には入らなかったものの、高田選手は今後の強化によっては大きく成長する期待の持てる部分が多く感じられた。

 優勝した穴久保選手は、演技中の表現力に磨きをかけ、ミスを恐れず一つ一つの演技のイメージをもっと明確に表現すること、そしてまた、手具の投げうけにおける操作を堂々と自信を持って演じることができるようになれば、昨年に引退した村田・横地に続く選手として大いに期待できる。

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女子入賞選手
写真提供 竹内里摩子


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