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【レポート】第62回全日本新体操選手権大会(団体)

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【団体演技】

■注目は部員不足から昨年 団体を組めなかった福岡大学の復帰、6名の部員のうち5名が一年生という事を感じさせない難度の高いタンブリングと無駄の無い構成、「もう一度 強い福岡大学を」という部員たちの気迫の演技で6位、復帰一年目としてはまずまずの順位となり今後が楽しみなチームの一つとなった。


■5位は社会人チームのアルフレッサ日建産業、去年まで各大学の一線でお互いに切磋琢磨していたメンバーで構成されたチームとなり熟練された演技で予選を終えた時点では4位

■そしてそんな大学生・社会人チームを抑えて決勝で4位となったのは青森山田高校
チームの持ち味であるダンスの動きを取り入れた構成が持ち味であるが、高体連ルールでは禁止技となる転系などのタンブリングを行わないで社会人・大学生チームに勝てたのは、それらのダンスの動きが高い徒手能力の延長線上にあったからである。

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■昨年、5年ぶりに悲願の王座奪還を果たした国士舘大学、今年も東インカレ・インカレと経てさらにブラッシュアップさせた構成で挑んだ本大会、新しさを追求する中にも国士舘大学の伝統を残した構成と高い同時性の演技で、決勝では演技後に選手達から会心のガッツポーズが出るほどの出来であった、しかし一歩及ばず結果は準優勝、また挑戦者へと戻った国士館大学であった。 ■そして再び王座に戻った青森大学、個人総合も団体も制覇したのは2006年に青森大学で初めて大原秀一選手が個人総合をとって以来2年ぶりとなる。 今でこそ男子新体操の世界で確固たる地位を築いた青森大学であるがその歴史は大会に参加した全ての大学の中で一番浅い、全ての物事には始まりがあり、今日の青森大学の偉業も2001年4月の創部があってこそである、そんな青森大学新体操部の創部時の部員である大坪政幸さんが今年の夏に脳腫瘍で亡くなった。
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偉大な先輩の早すぎる死に心を痛めた青森大学、その時すでに全日本で使用する団体の曲は亡くなった大坪さんが現役時代にスティックで使用していた曲にする事が決まっていた。そしてこの代々木第一体育館は大坪さんにとって最後の大会会場となった場所、「この場所で最高の演技を大坪さんに届けたかった」と団体メンバーである高岩は語る。 その言葉通り、青森大学の部員は演技中の一切の声援を行わなかった。 静かなピアノのメロディーと選手の息遣い、時より観客から湧く拍手とどよめきの中 演技は行われた。現在、同大学の外崎選手しか正式大会で披露していないダブルスワン(後方伸身二回宙返り) 着地において一歩も動かなかった。一挙一動に部員の思いがこもった丁寧な演技はそれが試合ではなく何かのセレモニーのようにすら感じられた。
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