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第47回世界体操レポート/ポディウム練習1日目

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大会情報・結果

現地9月29日、男子1~3班のポディウム練習が行われ、各選手、最初で最後の本番の器具になれるための調整練習を行った。なお、今回、これまでの個人種目別世界選手権と異なり、各国の選手が分散しないように配慮された抽選が行われた。一見、各国の練習する時間帯がまとまり、その負担が軽減されたように思えるが、各国の練習時間が一人3分間(3人の国は9分間)にまとめられたことで、多くが厳しい対応を迫られた。例えば今回の場合、1つの種目に2か国3人ずつで割り当てられたグループは、1か国が最初の9分間、そして後半の9分間をもう一方の国が行うようになったのである。これまでは、次のローテーションまでの18分間は6人の選手がそれぞれ順番に30秒アップを行い、本番を想定した演技(通し演技)が行えた。つまり、一人がアップした後、次の通し演技までにしっかり準備を整える時間があり、本番さながらの通し演技の練習を行うことができた。一方、今回のように1か国9分間に制限されてしまうとアップ後に休息して通しの準備をする時間はほとんどない。そのため、平行棒のように、準備に時間のかかる種目などは、初めて触る器具に対していきなり通し演技を行うことを余儀なくされた。今大会はある意味で、これまで以上の選手の準備力と集中力を試される過酷なものになっているようだ。

【男子1班】  ウクライナ、ドイツ、ギリシャ等が登場。ウクライナVerniaiev選手、最初の平行棒においていい演技を見せることなく次の種目へ。準備の大切な平行棒において、9分間練習は厳しい。全種目を通じて技の確認はできていたが、個人総合選手にとって、今回のポディウム練習の方式は過酷だ。キューバLarduet選手、相変わらずしなやかな動きの中に感じるスピードにうまさと強さを感じる。跳馬は何を跳ぶのかわからないままで終わり、若干、足の不安を抱えている感じを受けた。ドイツNguyen選手、エースの貫禄のある動き、平行棒でカトウヒロユキに挑戦。同じくドイツBretschneider選手、自身のブレットシュナイダーを決めるが、すべての手放し技に余裕を表現できていない。イスラエルDolgopyat選手のゆかは見所多し、「ザパタ(前方かかえ込み2回宙返り1回半ひねり:G難度)/伸身前宙1回ひねり~前宙2回半ひねり/後方宙4回ひねり/後方宙2回半ひねり~前宙2回ひねり/後方宙1回半ひねり~前宙1回半ひねり/フェドルチェンコ/後方宙3回ひねり」

【男子2班】  アメリカ、イギリスなどが登場。アメリカMiklak選手、鉄棒の演技「カッシーナ、コールマン、シュタルダートカチェフ(D)、トカチェフ~トカチェフひねり、ツォリミン、アドラーひねり、伸身月面」を危なげなく実施、種目を特化して余裕ある演技に結び付けていた。アメリカWhittenburg選手、つり輪で自身の後方屈身3回宙返り下りを実施せず。イギリスWhitlock選手、あん馬開脚旋回前移動と後ろ移動に挑戦。アメリカPenev選手、ゆかでリジョンソンを成功。

【男子3班】  日本、中国、ロシア等が登場。選手席には大勢の選手・コーチらが観戦に。内村航平選手がつり輪新月面の着地を止めると選手席内感嘆のどよめき。ゆか白井健三選手のシライ3に驚嘆のどよめき。落下したが通し練習の後に実施した宮地秀享選手の伸身ブレッドシュナイダーに期待のどよめき。全体を通じて練習時間が短い中、想定した確認は全員、ほぼできたように感じる。その中でロシアの若手Nagornyy選手(ゆかでの後方かかえ込み3回宙返り)やDalaloyan選手は今大会注目選手としての台頭してきた感がある。中国はLIU Yangが全体的に力を上げてきているが、やはりつり輪は強さを表現した。「逆上がり中水平、懸垂から引き上げて十字倒立(腕が水平で素晴らしい)、屈身ヤマワキ、ホンマ十字懸垂、引き上げて上水平、ヤマワキ、振り上がり中水平、ナカヤマ十字懸垂、振り上がり倒立、後方車輪瞬時倒立、伸身月面」

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