2008年04月21日

NBA07-08シーズンプレーオフ ファーストラウンドプレビュー

07-08シーズンのプレーオフ対戦カードが決まりました。
特にウエスタンはシーズン終盤にも順位が日ごとに入れ替わり、対戦カードのマッチアップを考えてはワクワクしながら決定の日を待ちました。
ここではファーストラウンドを展望してみたいと思います。


[イースタン・カンファレンス]

ボストン・セルティックス(1位)×アトランタ・ホークス(8位)
ここ数年は毎年のことですが、東の1位シード対8位チームの戦いはとてつもなく一方的なものになっています。
ビビーが加わり、バランスのよくなった新生ホークスといえども、今シーズンのセルティックスが相手ではスウィープをまぬがれるのが精一杯といったところでしょう。バックコート陣の得点力では引けを取りませんが、インサイドに差がありすぎます。ガーネット一人分の差がそのまま勝敗に直結するでしょう。
個人的に注目するのはロンド。ピストンズとの対戦を前に、ビビーとの真剣勝負はよい経験になると思います。

デトロイト・ピストンズ(2位)×フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(7位)
ここもシクサーズが1勝できるかどうかというシリーズになりそうです。抜群の堅さとケミストリーを誇るピストンズは、セルティックス以上に崩すのが難しく、得点パターンが限られているシクサーズにはどうすることもできないでしょう。ファーストラウンドの顔合わせの中では、最も番狂わせを期待できないカードです。

オーランド・マジック(3位)×トロント・ラプターズ(6位)
スーパーマン対恐竜。見所はずばりこれです。もちろん、マジックが優勢であるとは思いますが、ラプターズより個の力に頼るチームである分、ハワードがボッシュにてこずるようであれば、多彩なラプターズに勝機は見出せるでしょう。

クリーブランド・キャバリアーズ(4位)×ワシントン・ウィザーズ(5位)
ジェームズ頼みは相変わらずで、今季の貯金もすべてジェームズによってもたらされたと言って過言ではないでしょう。トレードでの補強後も、いまいち噛み合わないゲームが続いています。そのキャブズがファーストラウンドで対戦するのはウィザーズ。バトラー、ジェイミソンと、フォワードに強力なプレーヤーを抱えているだけに、ウォーレスのディフェンスに期待が集まります。このレベルであれば、ジェームズ頼みでも初戦突破は十分可能ですが、それではNBA制覇はもちろん、昨年たどり着いたファイナルの舞台まで遠ざかることでしょう。とはいえ、この面子ではそうせざるを得ないのが実際のところ。今年も「ジェームズがどこまでやれるのか」がフォーカスされそうです。


[ウエスタン・カンファレンス]

ロサンゼルス・レイカーズ(1位)×デンバー・ナゲッツ(8位)
ガソルの獲得以降、もの凄い勢いで突っ走ってきたレイカーズですが、まさかウエスタン1位でプレーオフに乗り込むとは…。
正直、落ち目のマブスやサンズ、ロケッツより、ナゲッツは嫌な相手でしょう。何せあの爆発力。対戦後、選手の消耗は半端なものではないはず。自分がチーム関係者であれば、御免こうむりたいチームです。そのナゲッツですが、何と言ってもキャンビーの存在が大きい。彼の守護神然たる存在感が、チームのディフェンスをよりアグレッシブなものにしています。
1位シードを獲得したレイカーズではありますが、苦戦するのではないでしょうか。バイナムの出場については詳しい情報がないので何とも言えませんが、仮に戻ってきたとしても、病み上がりの状態では、元気なキャンビー、マーティンに相当手を焼くはずです。かといって、バイナムが間に合わなければ、オドムのマーティンマークも考えられ、アンソニーをガードする選手がいなくなります。
勝敗云々は別にして、ファーストラウンドでは一番楽しめるカードになりました。アイバーソン対フィッシャーを見ると、感慨にふけってしまいそう(笑)。最後はブライアントとアンソニーの得点力が勝敗を分けるのではと思っています。

ニューオーリンズ・ホーネッツ(2位)×ダラス・マーベリックス(7位)
ホーネッツのキーマンは、ストヤコビッチのマッチアップ相手だと考えます。それは、アウトサイドシューターとしての彼の存在が相手ディフェンスを広げ、そこからポールがウェストやチャンドラーにイージーなシュートを提供するというホーネッツオフェンスの構造に起因しています。逆説的に言えば、ストヤコビッチさえストップさせれば、ホーネッツはうまく機能しなくなるということ。他のプレーオフ出場チームを見渡すと、3番のポジションには優れたディフェンダーが多いので、ホーネッツは今プレーオフ、シーズン中ほどの強さを発揮できないのではないかと考えます。そして、過去を紐解いてみても、ストヤコビッチは過去のプレーオフで活躍できていない。「プレーオフではシーズンほど飛び道具が有効にはならない」との格言通りです。
対するマブスはキッドがチームにうまくフィットせず、シーズン後半に失速しましたが、経験やディフェンスの面で大きな力になるのでは、と思います。

サンアントニオ・スパーズ(3位)×フェニックス・サンズ(6位)
まさか初戦からこのカードとは…。多くのNBAファンがそう思ったことでしょう。昨年の因縁対決です。そういったバックボーンも踏まえると、「見ごたえがある」という意味ではナンバーワンのカードではないでしょうか。王朝の名をほしいままにしている昨年王者に、シーズン終盤、チームを対スパーズ用にシフトしてきたサンズがどう挑むのか。
また、このシリーズは、オニールがまだ第一線でプレーできるのかどうかの分水嶺にもなると思っています。かつての圧倒的な支配力はなくとも、まだまだ仕事ができることを証明してもらいたいですね。

ユタ・ジャズ(4位)×ヒューストン・ロケッツ(5位)
さすがに22連勝には驚きましたが、「プレーオフは厳しいだろう」と、冷めた目で見ていたのがロケッツというチームです。ヤオミン抜きのロケッツは、ウエスタンのプレーオフ出場チームで最も戦いやすい相手でしょう。昨年のマグレディの涙を思うと、勝たせてあげたい気もしますが、総合力でジャズが上回りそうです。ロケッツの勝ち越しにはもちろんマグレディの爆発が必要となるでしょう。
個人的には昨年見せたウィリアムズのゴー・トゥー・ガイっぷりに期待です。


カンファレンス・セミファイナルは、以下の対戦を予想します。

ボストン・セルティックス×クリーブランド・キャバリアーズ
デトロイト・ピストンズ×オーランド・マジック

ロサンゼルス・レイカーズ×ユタ・ジャズ
ニューオーリンズ・ホーネッツ×サンアントニオ・スパーズ

ベタで面白くない予想かもしれませんが、皆さんはどうでしょうか?

posted by AKIRA |02:51 | バスケットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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