2007年10月22日

トキメク平田のあの構え~♪ -平田 良介-

あの落合監督をして、「俺を超える逸材」と言わしめる選手がいる。中日ドラゴンズの背番号8、平田良介だ。

平田の全国デビューは04年春の甲子園。初戦で2ランホームランを含む4打点と活躍を見せる。その活躍以上に目を引いたのが、西武ライオンズのアレックス・カブレラをほうふつとさせる独特の構えだ。バットを立て、一度背中を後方に反るその動作には、多くのプロ野球ファンが「おっ」と思わされたに違いない。
1年後の夏、再び聖地に戻ってきた平田は、1試合で3本のホームランを放ち、球史にその名を残すことになる。

プロ入り1年目の昨年は、右肩のリハビリにその多くを費やしながらも、ウエスタン・リーグで打率.267 3本塁打 23打点の成績を収めた。2年目の今季はプロ入り初安打を放ち、クライマックスシリーズでは全試合「7番センター」でスタメン出場する。将来性はもちろん、俊足堅守を買われての抜擢だろう。
その平田は今シーズン、クライマックスシリーズも含め7本の安打を放っている。内訳を見ると、レフト方向への安打は1本だけで、4本がライト方向への打球だ。

「プロでは自分はホームランバッターじゃない。中距離打者だと思う」

プロ入り後、平田は雑誌のインタビューでこう語っている。その言葉通り、一軍の試合で見た平田の構えは、高校の頃よりコンパクトなものになっていた。プロへの適応は、誰もが通る道である。レベルの高い相手投手や木製バットへの転向。広い名古屋ドームを本拠とすることもあり、一軍定着にはそれが近道だと感じたのだと思う。しばらくあの豪快なスイングは、鳴りを潜めるのだろう。

平田の持ち味は、反対方向への打球が伸びるところにある。だが、引っ張らせても、恐るべき打球の速さから本塁打を生み出すことのできるバッターでもあるのだ。
また、高校の後輩中田は、高校通算本塁打を樹立した際に「平田さんはいつも大事な場面で打っていた。自分も平田さんみたいに重要な場面で打てるようになりたい」と話していた。
守備や走塁には安定を求めてくれたらいい。しかし、打撃に関してはそうもいかない。バッターボックス内での平田には、かつての中村紀のような豪快かつ勝負強いバッティングを期待したくなるのだ。

残念ながら


あの構えは撮れず



posted by AKIRA |03:24 | プロ野球選手 | コメント(8) | トラックバック(0)
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