2008年02月12日
レアルマドリッド対バジャドリッドの雑感
いつの間にか野戦病院のレアル。アルメリアに負けて、そしてバジャドリッドというのは何とも嫌な順番。今日の課題はガゴがディアラとの差を見せられるかどうかだろう。 レアルのスタメンは、カシージャス、マルセロ、セルヒオラモス、カンナバーロ、サルガド、ガゴ、バチスタ、グティ、ロッベン、ラウール、ロビーニョ。ロッベンがめちゃくちゃ楽しみだ。 バジャドリッドのスタメンは全員スペイン人らしい。意図的か、たまたまか。注目はシシとジョレンテだろう。 ■バジャドリッドは何がしたかったのだろうか アルメリア戦の再現を狙うのかと思いきや、バジャドリッドは正攻法。スペイン人だらけだと、色気が出るのだろうか。最初こそ、高い位置でボールを奪って→人数をかけた攻撃を仕掛けると思って眺めていたら、次第にボールを保持して攻撃を仕掛けるようになった。サッカー的には正しいが、それで勝てたらその順位にいないって。 カウンターが脅威として機能するのは、ボールを奪った→相手の守備が準備できていない→そこへ速攻を仕掛けるからである。相手の準備ができていない状態でしか、得点の可能性を感じられないチームは、得点の可能性を少しでも高めるために、相手の準備ができていない瞬間を狙おう。相手が前がかりになった瞬間を狙おう。 そのために、ボールはレアルに預ける。DFラインにボールを持たせて守備を仕掛けるのが正解。レアルに攻撃を組み立てさせるのである。ただし、中盤に網を張って。中盤でボールを奪う→レアルは攻撃を組み立てようとしている状態なので、DFラインが高い→後ろからボールを持っている選手を追い越して、DFラインの裏に広がる広大なスペースを利用する。 でも、バジャドリッドはボールを支配した。全員が守備もできる、走れる状態ならば、ボールを支配することは、そこまで困難ではない。しかも相手はレアル。バジャドリッドの狙いどころはマルセロとガゴの横のスペース。最近は中盤の底が一枚のチームが増えているが、そろそろアンカーの横のスペースに対策を打たないと、どのチームもきついかもしれない。 バジャドリッドはボールを支配しました。レアルは引いて守りました。守備の準備は万全です。相手がボール支配しているのに守備の準備をしないチームはない。カウンターに比べれば、ボールを繋ぐ攻撃は、攻撃のスピードが落ちるので、レアルは守備の準備ができる。 よって、バジャドリッドがボールを保持して攻撃→レアルがボールを奪ってカウンターという試合展開になっていく。レアルのカウンターにバジャドリッドは守備の準備ができていない。しかも、守る時間帯が少ないので、守備の集中力はつきにくい。さらに、バジャドリッドは攻撃に人数をかけないとフィニッシュまでいけないので、守備の枚数が減る。 急いで戻ってきても、誰がどこのゾーンを埋めるかを瞬時に判断しなくてはいけない。その判断の繰り返しでミスは出る。せめて、グティのマークくらいは決めておくべきだったかも。でも、その選手の戻りが遅かったら、と言い出したらきりがない。 なんでこんな戦術をバジャドリッドが取ったかは不明。ただし、気持ちは理解できるけれど。レアルにカウンターさせるなんて自殺行為でしかない。バジャドリッドがボールを丹念に繋いで、レアルからゴールを奪えるかというと難しいと思うのだが。普段からそういうサッカーをやっていれば、もう少しカウンタをくらう回数も減ったと思うが。ボールを失った時の攻→守の切り替えと、ボールを奪った後の守→攻の切り替えが遅かった。 そんなわけで、カウンターをくらいまくったバジャドリッド。前半だけで5失点。裏を取られまくりであった。DFラインも酷かったけど、レアルの選手に中盤で簡単に前を向かせるとこうなる。なので、前を向かせない守り方が必要なんだけど、守備の準備ができていないならば無理だ無理。 ■独り言 後半は省略。久々に動くソルダードと初めてディアラのCBを見た。そしてロッベンが躍動。ドレンテもこれをきっかけに調子を上げていってもらいたい。オランダコンビには期待してます。守備のアラが目立ったレアル。ガゴが1人でかわいそうだったので、それを修正する必要がある。グティとバチスタがもう少しポジショニングを下げてくれたら良くなりそうである。
posted by josepgualdiola |09:02 |
レアルマドリッド/07~08 |
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