2007年01月01日
生観戦してきました。埼スタで同時刻に武南の試合があったため、客は少ないだろうと予想していた。しかし、思ったよりも多かった。伊藤翔効果なのかな。
■個人能力の高い中京と組織で攻める皆実
綺麗な4-4-2で攻める皆実に対して、中京は伊藤翔のワントップで試合に臨む。中京のにはなかなか良いサイドアタッカーが両サイドにいた。ちなみに右サイドは伊藤弟。兄貴並に存在感を出していた。しかし、このサイドアタッカーたちは個人能力はあるのにまったく勝負していなかった。なんでだろ。
皆実の運動量は豊富で、ゾーンで守る中京のギャップを巧く突いていた。逆に中京のゾーンはあまりに人に対応していなく、ゾーンの典型的な失敗作であった。また後ろの選手がかなりボール扱いに長けていなく、危ない場面があった。皆実のペースで前半は進む。
この日の勝敗を分けたのは審判。どこかおかしかった。特にファウルの基準があいまいで、しかもやけに威圧的。少し異議を唱えただけで、その選手のもとへダッシュ。試合を完全にぶち壊していた。前半終了間際にこの審判は中京の選手をイエロー二枚で退場させてしまう。どっちも厳しい判断であった。
■皆実のリスクを犯さない姿勢
1人少なくなった中京は伊藤翔を前線に残しあとの選手は守備に奔走する。勝負を仕掛けないサイドアタッカーはもっと勝負しにくくなった。伊藤翔も我慢して前線に残っていたが、ボールが前線に来ず、こぼれだまは相手に拾われていた。
皆実は攻めまくるが外す外す。それに攻撃の枚数が足りていなかった。場面によっては伊藤翔1人に5人で対応していた。2人で十分だろう。せっかく運動量があっていいサッカーをしているのに、このリスクを犯さない姿勢が本当に残念だった。
後半最後に中京の猛攻を受けたが、キーパーを中心に防ぐ。あそこで入れられたらやりきれなかっただろうな。
■伊藤翔について
随所でらしさを見せていた。この試合内容で点をきめるようなことがあれば、大騒ぎだったろうな。相手選手も警戒していて、彼には飛び込むことができていなかった。何よりも姿勢が良い。これ大切。伸びシロはかなりあると思うよ。
posted by josepgualdiola |11:34 |
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2006年10月09日
久々に現地観戦をした。他の競技場に比べて、さいたまスタジアムはピッチと観客席の距離が近い。そして雰囲気が良い。また来たくなるようなスタジアムだ。ちなみに今日の観客数8500人くらいであった。
高校サッカーを観戦したのは高校生のとき以来である。それ以降はテレビでさえ見る機会がなかった。そのせいで、一体最近どこが強いのかよくわからない。なので、先入観なく見ることができた。
名古屋は完全にバルセロナシステムであった。4-3-3でアンカーは必ず1人。
滝川は4-3-3だけれど、中盤はかなり流動的であった。
名古屋がボールを持ち、滝川がプレスに行くのが前半戦の展開だ。基本的には名古屋の攻撃の形は、左サイドを基点としてロングパス、中央のでかいFWに当てるというものだった。決して組み立てを思考するものではない。アクセントとして、デコ・シャビのポジションの選手がドリブルで切れ込んでくる。
このような形だった。
ただまったく機能していなかった。機能しなかった原因は3点ある。
1点目はポスト役の選手が競っても、誰もフォローに行かなかったことだ。そのせいで、セカンドボールがほとんど滝川の選手に拾われていた。両ウイングと攻撃的な中盤の選手にセカンドボールを拾おうという意識がなぜか低かった。
それに比べて、滝川のボールに対する集中力は鬼気迫るものがあった。フィジカルでは負けているものの、自由なポストプレイをさせなかったDFは素晴らしいと思う。
2点目はロングパス一辺倒になってしまったことだ。せっかくウイングの選手がいるのになぜかサイド攻撃をグランパスは仕掛けてこなかった。リスクを背負って後ろから追い越す動きが欲しかったと思う。いつも放り込んでくるだけだったので、滝川は精神的に守りやすかっただろう。
3点目はロングパスの精度が悪かったことである。京都並に悪かった。滝川のFWは名古屋DFラインまでプレスをかけてこなかった。よって、名古屋のDFはほぼフリーでボールを蹴ることができたのに、精度が悪かった。少し悲しくなった。
ちなみにこの攻撃で一度だけいい形を作ることができた。何度かサイドから裏へ飛び出す攻撃もあったのだが、意図的であったかか微妙だった。
滝川はまったく攻撃の形が見えなかった。いきあたりばったりとまでは言わないが、名古屋からボールを奪える位置が自陣に近く、組み立て用にも名古屋のプレスの前にたじたじであった。前半の滝川はロングボールも少なかった。名古屋のDFラインの裏を取ろうという意思が見えなかった。
後半になると、滝川がシステムを4-4-2に変更してくる。後半のFWは名古屋のDFラインに積極的にプレスをかけてきた。そのプレスによって、名古屋の球出しが混乱し始める。前半に比べて、名古屋は自陣に近い位置でボールを奪われるようになった。また滝川の攻撃も組み立てを放棄し、名古屋DFの裏へ裏へ出すようになる。
この戦術が当たった。滝川はリトリート→ロングカウンターを完全に機能させていた。特に両FWのスピード・個人技が素晴らしく、積極的に仕掛けていった
。また後ろからの押し上げもいい形で機能していた。ここで、名古屋は右サイドのDFを交代させる。攻撃があまりに左サイドに偏っていたからだろう。この選手が加入して、右サイドの流れは良くなった。またこの選手が縦にフリーランニングをすることによって、ロングボールのみの攻撃から名古屋が脱却するかと思いきや、そうはいかなかった。滝川が後半の早い段階でPKを得たが、外す。ここで名古屋が二枚目のカードを切る。
PKのあと、名古屋がDFを一枚削り攻撃の選手を投入する。個々が勝負の分かれ目であった。交代選手が入ってくると、明らかに名古屋の選手は混乱していた。誰が守備をするんだ???って感じだったのだろう。セットプレーのチャンスのなのに中々選手が上がらなかった場面が象徴的であった。結局、機能していたサイドバックの選手が3バックを形成し、ロングボールさえ蹴ることができなくなってしまった。
また中盤のポジショニングが曖昧になり、誰も下がらなかったことにより、また滝川をドフリーにし、あっさりミドルを決まられる。
そして名古屋はこの2点決められたあとの時間帯にDFを投入して、バランスを回復させる。そうするとロングボール攻撃が機能し始める。だが、前半のリピートになり、このまま試合は終わる。
名古屋が強いかどうかはわからない。今日はついていなかったように思えるし、明らかに監督の交代策によって自滅したように思える。
滝川のほうが試合巧者であったのは間違いないが、これから伸びる可能性があるのは名古屋のサッカーなんだろうなと感じた。リアクションサッカーーには限界がある。
もしも名古屋がサイド攻撃を取得したらかなり戦力がアップするが、滝川の場合これから何かを取得するということがない。仮にポゼッション勝負を名古屋に挑んだら、かなりの確立で名古屋が勝っていただろう。
やはりユースの世代にどのようなサッカーを教えるかということは
かなり難しい。
posted by josepgualdiola |16:56 |
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