2009年06月01日
チェルシーのスタメンは、チェフ、ボジングワ、アレックス、テリー、アシェリーコール、ミケル、ランパード、エッシェン、アネルカ、ドログバ、マルダ。新監督はアンチェロッティって噂のチェルシー。チェルシーでどんなサッカーをやるのか非常に楽しみである。でも、ベルルスコーニの次はアブラヒモビッチって大変だな、アンチェロッティ。
エバートンのスタメンは、ハワード、ベインズ、ヨボ、エスコット、ハイバート、オスマン、ネビル、ケーヒル、ピーナール、フェライニ、サハ。なんだかんだいって、定位置と化している5位で終われるのが凄いエバートン。しばらくみぬまにメンバーもちょっと変わっているぞい。
■ギャップでゴー
27秒でエバートンが先制。アフロのフェライニの競ったこぼれ球にいち早く反応したサハって構図になるのだけど、チェルシーってDFラインの前のスペースがたびたび空いてしまうことがある。サイドからのクロスに対して。その癖が最後まで足を引っ張ることになった場面であった。
さて、エバートンの早すぎる先制点によって、それとも、もともとこうなる運命だったのかは定かではないが、チェルシーがボールを保持してエバートンのゴールに向かっていく試合展開となっていく。珍しくもチェルシーは両SBを上げて攻撃を構築。やはり、失点しちゃったことで、この流れの勢いが増したのは間違いなさそうで。
エバートンのシステムは4-4-1-1。サハがてっぺんで、下にフェライニがいる。サハはチェルシーのCBを担当。あんまりドリブルで駆け上がってほしくないような守備をしていた。でも、あんまり熱心でないようでムラのある守備をしていた。フェライニの担当はミケル。ミケルを抑えながら、幅広く守ってねみたいな指示をもらっていたのだろうけど、こっちもムラがあった。
で、フェライニのムラに拍車をかけたのが、チェルシーのポジションチェンジ。ネビルとケーヒルはエッシェンとランパードを担当。こうして、エバートンはシステム間におけるギャップを修正して試合に臨んだのだけれど、ちょっと計算が狂ったようで。
ちゃんとマークされているじゃんってことで、エッシェンとランパードは相手のマークから逃れるためにゾーンの外側への移動を試みる。具体的にいうと、ミケル周辺。で、エバートンの選手はぞんなエッシェンたちを追わずにDFとの距離感やゾーンを埋めること重視していた。なので、フェライニの周りにはチェルシーの選手がたくさん。なので、フェライニは無謀な対決を申しこまれたわけで、勝ち目のない戦いの前に、徐々に守備をしない場面が多くなっていく。
で、徐々に空いた選手を使ってゴール前に迫っていくのだけど、ゾーンを維持する選択をしたエバートンの前に、効果的な手を打てないまま時間だけが過ぎていく。お決まりのドログバへの放り込みも精度が悪くどうしようもない。
となれば。愚直に運んでいくしかないよねってことで、ボジングワやマルダのサイドアタックを織り交ぜながら、相手のバランスが崩れるのを待つチェルシー。で、20分に訪れるバランスの崩れ。フェライニのさぼりから、中盤で数的有利にたったチェルシー。最後はランパードが空いて味方に仕掛けさせるパス→マルダのクロスをドログバが豪快に押し込んでチェルシーが同点になったとさ。
こうして書くとフェライニ、、、、、って感じだけど、このアフロマンはなかなか面白い選手。なんてたって、ボールがおさまるし、攻撃のときの奔放さはかなりの武器となりそう。サハとフェライニがターゲットマンとなることで、エバートンの攻撃を成り立たせている部分もあるんだろうし、多分ね。
同点になったことで、少しは攻め気を見せないといけないエバートン。ターゲットマンに当てる→サイドに散らす作戦で攻撃を組み立てる。SBも組み立てに参加させるやり方を採用しているので、チェルシーからすると願ったり叶ったり。そんな五分五分の展開。でも、チェルシーはDFラインの前の人数を増やす作戦がうまくいっていて、エバートンはそういうギャップがない状態のまま前半が終了。修正できるかな。
■修正したけど
後半のエバートン。アフロマンとケーヒルの位置を交換。テクニックよりも前線へのハードワークってことで問題の解決を図る。チェルシーは中盤での数的有利を頼みに攻撃を行っていたのだから、そこにボールが入らないようにCBへプレッシャーをかけよう。だったら、アフロマンよりもケーヒルってなモイーズ監督の決断。
この決断は吉と出る。でも、ボールを高い位置で奪えないエバートン。そりゃさっさとチェフにバックパスされたらどうしようもない。よって、前半に比べると、ロングボールの機会が明らかに増えたチェルシー・ってことで、見事な修正でエバートンが有利にたつ。ロングボールよりも、ポゼッションを嫌がったエバートンであった。
攻撃の流れをぶちきられたことで、チェルシーの攻撃は連続性を失っていく。でも、個人で試合を壊せそうなんだけど、前半ほどに仕掛けてごらんってなパスが中盤から供給されないので困った困った。エバートンはケーヒルのやる気満々とピーナールの特攻でチャンスを掴みそうな雰囲気。
60分にエッシェン→バラック。人数を増やすでもなく、同じポジションの選手を交代。エッシェンが途中で下がるってとっても珍しい気がする。終盤のパワープレーか、ちょっと守備重視か。
バラックを入れたけれど、試合への影響力は特になく。チェルシーのよさを消すことに成功したエバートンの時間が続いていく。攻撃に枚数をかけるエバートンの前に、後手後手のチェルシー。前半にハみられなかったゴール前まで迫られるようになり非常に危険な時間帯。
71分。そんな嫌な雰囲気を一新したのがランパード。髪型を変えて、別人のように生まれ変わった・孤軍奮闘のマルダ発信の攻撃→ランパードが中央で粘って左足を振りぬくと、ボールはゴールネットを揺らしたとさ。
74分。サハ→ヴォーギャン。誰だこの人はってことで、知らない人だらけだね。で、その後はエバートンはほとんど何もさせてもらえなかった。ピーナール以外の選手はちょっと一対一の場面で負ける場面が多すぎてどうしようもなく。で、チェルシーもしっかりとカウンターで相手に止めをさそうと忘れなかったのが偉い。そして、バラックの呪いに終止符がうたれたのだろうってな決勝戦であった。
■独り言
そんなわけで、プレミアリーグも終了。チェルシーが個人能力の高さを見せ付けた決勝戦となった。エバートンは頑張ってのだけど、いわゆるBIG4との差は大きいのだなと実感。組織的なチームを作っても引き抜かれたら振り出しだもんねってことで。アカルイミライは待っているのかどうか。非常に不安である。
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チェルシー対エバートン ~決勝戦~
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2009年05月14日
ウィガンのスタメンは、キングソン、メルヒオット、ボイス、ブランブル、フィゲロア、バレンシア、キャタモール、シャーナー、ブラウン、エンゾクビア、ロダレガ。中位で終わりそうなウィガン。ザキとミドのコンビは最初だけであった悲しい現実。
ユナイテッドのスタメンは、ファンデルサール、オシェイ、ビディッチ、エバンス、エブラ、キャリック、スコールズ、アンデルソン、ロナウド、ベルバトフ、ルーニー。4-3-3かな。ここで勝てばほぼ優勝決定なユナイテッド。なので、限りなく本気のメンバーに近い。
■ユナイテッドの4-3-3
ユナイテッドの4-3-3を見ていると、ミランのクリスマスツリーを思い出してしまう。ネタ元はミランなのかな。前線からの鬼プレスで相手のボール運びを根本から破壊する守備のやり方は、どこの国でも見られるようになった。いわゆる流行である。で、そんな鬼プレスをかわすための方法をいろいろなチームが開発している。
で、ミランのやり方が後ろに選手をたくさん集めて、圧倒的な数的有利を形成するってなアイディアであった。さすがに数的有利ならば簡単にボールを失うこともない。で、前線からの鬼プレスっれも、相手よりも多い人数でプレスをかけるチームはほとんどいない。あまりに前に人数をかけてしまえば、後ろにバランスが壊れるからだ。なので、DFラインからボールを引き出す人数を多くすればするほど、相手のプレスを無効化することができる。
ちなみに、バルサはDFラインを下げることにより、相手に深追いさせることで鬼プレスを無効化している。どこまで深追いさせるかってな判断を強いること。そして深追いしてきても、中盤にはスペースが出来ているので突破できることが多い。リバプールはレイナを使って、相手の鬼プレスを無効化している。さすがにレイナまで追いかける選手はいない。最後にラシンはジキッチめがけて中盤を省略している。
そんなユナイテッド。4-4-2に比べると、前線の3枚が自由に動き回れるので、相手からすると非常に守りにくくなる。ただし、以前に比べるとSBの攻撃参加が少なくなっている気がする。エブラがボールを持って味方に預けながらあがる場面は多かったが、フリーランニングでサイドを駆けあがる場面はちょっと少なかった。
SBよりは、中央にキャリックやアンデルソンが2列目から飛び出すことで、攻撃に厚みを加えているようなユナイテッド。どちらかというと、攻撃よりも守備のバランスを重視しているのかなってな印象を受けた。
ベルバトフやロナウドたちが中央でボールを受けて、攻撃を構築していくのだけど、いまいち迫力がない。サイドをうまく使えていないことや、結構な雨によって、繊細なタッチにズレが生じているように見えた。特にベルバトフは本来の力を発揮できていなかったようで。ただし、ウィガンの守備を無効化することは出来ていた。前で守りたいウィガンは下がりながらの守備を余儀なくされる。
そんで、ウィガンはロングボールが中心。繋ぐこともできるけれど、速攻がメインだよってことで、ロダレガを走らせまくっていた。コロンビア人のFWは何度もフィニッシュまで持ち込む強さを見せる。エバンスの稚拙さに助けられて面もあるが、ドリブルでの仕掛け、裏の取り方はなかなかの選手で。ウィガンのスカウトはFWをつれてくる才能がある。
基本的にはユナイテッドが試合を支配しているのだけど、つまらないミスでウィガンにチャンスを与えてしまう、そんな前半戦であった。で、もうひとつユナイテッドには変な欠陥がある。それについて少し。
個々の能力の高いユナイテッドは繋いで攻撃を組み立てることも出来るし、ロングボールで一発勝負も出来る。つまり、戦術の幅が広い。相手がいなければ、エバンス発信で中盤を助けることも出来る。で、前線の流動性もあるので、ボールも面白いようにつながる。
しかし、この試合ではいまいちの迫力であった。それは前述した雨やサイド攻撃を抑えた背景があるとして、問題はボールを失ったあと。いわゆる、ボールを繋いで攻撃するチーム、、それはアーセナルでもバルサでも良いけど、、、、彼らはカウンターに警戒する必要がある。ボールを失った瞬間に一気に相手を囲い込むのか、ボールホルダーに近い選手が攻撃を遅らせている間に、味方が守備ブロックを作るのかなどなど。
で、ユナイテッドはここが甘い。ベルバトフもロナウドもこの攻守に切り替えをサボる癖があるようで。しかも、ポジションは入れ替わっているのだから、さあ大変。恐らく、アンデルソンがその役割を担っているようにも見えたが、意外に繋げるウィガンの前に機能はしていなかった。
ただし、ユナイテッドは前から鬼プレスをかけるよりも、自陣に引いて守備ブロックをつくることに絶対の自信と結果を持っている。なので、攻守の切り替えを早くしないでも守りきれる過去が今を支えているのかもしれない。ただし、だったらカウンターとセットでやればいいのだけど、なまじポゼッションもいけちゃうので、サッカーが噛み合わないことがある。
また、寄せたがりのアンデルソンと後ろで守りたいスコールズとキャリックの位置関係は良し。ただし、4-2-3-1気味になると、問題が出てくる。ロナウドを中央に置いたり、ベルバトフを中央において、守備を休ませたりすると、中央の守備の枚数が足らなくなる。アンデルソンだけで、相手のCBとキャタモールを見るのは酷な話で。それでも、アンデルソンはやっていたけど。
ま、中央の低い位置が浮いたところで、跳ね返せばいいんでしょって感じなんだけど、キャタモールのロングパスでロダレガがビディッチに競り勝って先制点を許してしまったユナイテッドであった。浮いた位置から精度の高いボールが供給されることはよくある話で。だったら、ルーニーを中央にして頑張ってもらおうにも、そうしたらバレンシアとメルヒオットが空いちゃうじゃんってな話で。
そんで、ユナイテッドは後半もあんまり変わらない立ち上がり。ただし、DFラインのロダレガに対するチェックは厳しさを増していた。ロダレガをドログバのつもりで抑えろとか言われたのかもしれない。後半のロダレガは何にもできていなかった。
相手の唯一の攻撃を封じたことで、徐々に攻撃の姿勢を強くしていくユナイテッド。アンデルソン→テベスを投入でさらに拍車をかけようとする。で、チームを出ていくんだと明らかにしているテベス。しかし、テベスの投入でユナイテッドは機能性を増す。それは簡単なお話で、ベルバトフたちにはボールがおさまらなかったけど、テベスにはボールがおさまった。
よって、エリア内にも侵入していけそうな雰囲気。で、同点ゴールが生まれる。キャリックのシュート性のクロスを、テベスがベルカンプのトラップのようなシュートで歓喜を迎える。
そんで、ロナウド起点のオシェイクロスをキャリックが強烈なミドルを叩き込んで逆転ゴールが決まる。テベスの投入でぐっと流れを引き寄せたってよりは、テベスのパフォーマンスが群を抜いていたという試合であった。今季のユナイテッドはこういう苦しい試合を逆転でものにすることが多く、これがチャンピオンって言われるところなのだろうなって。
■独り言
そんなわけで、プレミアもユナイテッドの優勝でほぼ決まり。アーセナルが引き立て役になるのか、それとも悪魔になるのか非常に楽しみなところだけど。シティ戦できれたロナウドも普通にプレーしていて安心した。で、27日にバルサとやりあうのだけど、、、、、ピケの復讐ってのは大いにありそうだなって感じた試合だった。
ファーガソンは選手の適性に応じた選手配置が非常にうまいと感じたのだけど、年々固くなっていくのは気のせいだろうか。
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ウィガン対ユナイテッド ~これでもテベスを放出するのかな~
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2009年05月12日
アーセナルのスタメンは、ファビアンスキ、サニャ、コロ、シルベストル、ギブス、ウォルコット、セスク、ソング、ディアビ、ナスリ、ファンペルシ。セミファイナルで負けちゃったけどリベンジのチャンスはあるアーセナル。問題はモチベーションが残っているかどうか。
チェルシーのスタメンは、チェフ、ボジングワ、アレックス、テリー、アシェリー・コール、ミケル、エッシェン、ランパード、アネルカ、マルダ、ドログバ。こっちも傷心のチェルシー。さっさと3位以内を確定させたいところである。
■チェルシーのスタイル
優勝争いからも遠く、CLの出場権もまあなんとかなるだろうみたいな、消化試合ではないけど、そこからも遠くない不思議な位置づけの試合であった。バルサ戦ではファウルを連発したチェルシー。この試合では非常におとなしくプレーしていた。それがアーセナルらしさを引き出しただろうし、アーセナルも無駄なファウルをせずに試合がすすんでいった。
無駄なファウルがないのだから、フェアないい試合だなんて表現も出来るけど、何があろうとここは通さないぜみたいな誇りをかけた決闘とはまた違った試合で。お互いのスタイルがより明確になった試合となった。つまり、相手の長所を本気で潰すような試合ではなかったと。こういう試合の位置づけって難しいね。
そんなわけで、フェリペ→ヒディンクへ監督が交代したチェルシー。モウリーニョのサッカーが万人受けしない→目指せバルサ!!!みたいな路線を突き進んでいたと思うのだけど、結果が出なくて終了であった。ドログバが働かなかったとか、ロビーニョが獲得できなかったなどの要因が大きいだろうが、フェリペの試みは失敗に終わる。
で、ヒディンクが帰ってきて、また昔のサッカーに逆戻りってなわけで。アブラ会長は何を思うってな感じだけど、これがチェルシーのスタイルになるのかなと思ってしまうわけで。
モウリーニョとヒディンクのサッカーの違いは何だといわれれば、モウリーニョのほうがもう少し柔らかい戦術を使うし、攻撃的な気がする。ヒディンクは本当に徹する監督だなといった印象。勝ちに向かって邁進する。内容は関係ない。モウリーニョはそこまで徹しきれていない印象。結果を強く求めるけど、攻撃もそれなりに構築するイメージがある。
アーセナルの左SBは新人だぜってことで、アネルカとドログバをギブスサイドに流れさせて、勝負を挑む場面が多かった。アシェリーコールがブーイングされるのはわかるが、ドログバもブーイングされていて、完全にヒールとして定着したなと。ドログバからボールを奪ったギブスに拍手喝采の場面とか、まさに悪者をやっつけた万歳って感じであった。
そんで、こういう相手の弱点を突くってのはモウリーニョも良くやる話で。ただ、モウリーニョだったら、ボジングワも攻撃参加させたんじゃないかなって思うわけで。逆にヒディンクはアシェリーの攻撃参加を許し、左右のバランスを重視したあたりに采配の差が伺える、、、気がする。
そんで、この試合のチェルシーの守備は決して激しいものではなかったので、アーセナルにどんどんエリア内に侵入される立ち上がりであった。そんな不安定極まりない立ち上がり。で、チェルシーの攻撃はロングボール。アーセナルの守備は決して激しさがあったわけではないが、安全第一の攻撃方法であった。そんなドログバのFKをアレックスが押し込んで先制するのだから、リバプール戦とかぶる立ち上がり。
その後は危なげなく試合を進めていくのだけど、途中から入ってきたベントナーに手を焼くことになる。サニャのクロスを左サイドのベントナーがゴール前で競り勝つ場面。マークのボジングワは棒立ち。って、またこの場面が繰り返されると、すぐにボジングワ→イバノビッチで問題解決を図るところはさすがだなと。
髪型を変えたマルダの調子が上がっているけれど、ロングカウンターをフィニッシュまでいける選手がいないチェルシーは攻撃方法で今後も苦労しそうである。ドログバが前線から鬼プレスをしてくれれば、ショートカウンターなんて武器も手に入るだろうけど、その気配はない。
となれば、後ろで守備ブロックを作るしかないわけで。そうなるとロングボールでボールを運べば今までのチェルシーが延々と繰り替えされることとなる。ま、来年の補強でかつてのダフ、ロッベンのような選手を獲得できれば戦術の幅は広がり、ヒディンクの選択の幅の広がるに違いない。
その補強が叶わなければ、CLのリバプール戦やバルサ戦のようなサッカーを強いられることとなる。さて、来年はどうなるってのがチェルシーは楽しみである。個人的にポゼッションの味を覚えたランパードやジョーコールがどのような態度になるのかが楽しみである。もっと攻めたいと反抗することはあるのかないのか。その反抗心が今のサッカーの機能性をほんの少しでも落とすことはよくある話だよって。
■アーセナルのスタイル
チェルシーがそこまでがっついてこなかったので、アーセナルはらしさを発揮することが出来ていたと思う。セスクやナスリの味方を追い越す動きやポジショニングがうまくなってきたウォルコット、ポストプレーがうまくなってきたファンペルシとなかなかの迫力であった。
しかし、ウォルコットが外しまくり、チェフがゴール前でいつもの能力を発揮したところでアーセナルは先制点を許してしまう。いいテンションで試合に入れた序盤に先制点が是が非でもほしかったところで。
そんで、アーセナルで気になったのは左サイドにディアビ。中央の選手だと思うのだけどな。左サイドのディアビが存在感を示せなかったことで、序盤の猛攻にプラスアルファが出来なかったのはいうまでもない。後半のベントナーのプレーを見ていると、なおさらそう感じた。電柱のようなベントナーだけど、サイドから仕掛けるのが好きなようで。
右サイドから徹底的にボジングワとベントナーの勝負を狙ったベンゲルの采配はお見事だったけど、最初からやればよくねって思った人は多いはず。それでもアデバをベンチに置ければスーパーサブはいるわけだし。
ま、アーセナルの場合は本気で優勝を目指しているかが非常に怪しいところだけど、無敗優勝とかもしているわけで、頑張ってほしいんだな。このスタイルのサッカーは見ていても面白いし。個人的にはベンゲル以降もこのスタイルが継続されるのかが非常に興味深い。
で、セスクのキャプテンって機能しているんでしょうかね。位置づけの難しい試合なので、守備がゆるいのはいいわけが出来るのだけど、もっと怒る選手がいてもいいのかなと思う。ファンペルシなんて頑張って守備してたけど。。。
そんなわけで、テベスやカイトのような選手こそアーセナルには必要だと思う。アーセナルはどんな選手を補強するのだろうか。ただ、地味に選手は揃っているので、CBくらいかな。
■独り言
もうすぐシーズンが終わるよってことで、消化試合の多くなってきた今日この頃。今季はオフシーズンにコンフェデがあるくらいかな。だとすれば、Jに注目できるわけで。
リヨンやバイエルンの一強支配がひとまず一休憩を迎えそうで、フランスとドイツで何が起こっているのか調査したい今日この頃であった。フランスではブラン監督がいい仕事をしているそうで。ドイツでは長谷部がいい経験をしているのだろうな。稲本ははやく帰って来い。
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アーセナル対チェルシーの雑感
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2009年03月23日
トッテナムのスタメンは、ゴメス、チョルルカ、ウッドゲイト、キング、エコト、レノン、ジェナス、パラシオス、モドリッチ、ベント、キーン。ベンチにはベントリー、パブリチェンコ、ハドルストンがいる。ってか、キーパーはゴメスなのか、クディッチーニなのかどっち。
チェルシーのスタメンは、チェフ、ボジングワ、アレックス、テリー、アシェリーコール、バラック、エッシェン、ランパード、ベレッチ、ドログバ、アネルカ。ベレッチが変なポジションにいるよ。相手の左サイドを警戒しているのだろうか。クアレスマやカルーよりも、ベレッチを優先する理由を探れ。
■守備が良くなったトッテナム
前節のシティ戦では、前線の流動性によって、効果的なボール・ポゼッションができたチェルシー。この試合ではまさかのボールを持たされる展開となった。ちなみに、デコは大怪我をしたらしい。自分たちでボールを運んでいく試合を志す場合において、デコの不在は実に痛い。
トッテナムのシステムは4-4-1-1。ファンで時代に比べると、守備を重視する傾向が強い。スペインではリスクを犯さない監督という評判のファンデだが、プレミアではなぜかリスクを好む監督であった。キーン、マルブランク、レノン、ベルバトフらが繰り出すゾーンを越えた攻撃は非常に魅力的なものであった。
自分たちでボールを展開し、相手を倒そうをスローガンに掲げていたファンデ時代はボールを持つ→奪われてカウンターの状況が多かった。レドナップ時代になると、それが逆転。相手にボールを持たせてカウンターを仕掛ける場面が非常に増えている。また、攻撃面でも縦にとにかく早く人数をかけてじっくり攻め入る形を採用していない。そのため、枚数足らずや単発な攻撃が増えている。
この試合では、その見事な守備力を発揮する。4-4で自陣に引いてスペースを消しまくる。攻撃的なモドリッチやレノンもSBの位置まで下がって、数的不利にならないように守備固め。中盤の前にはキーンが控えている。その場その場で足りないポジションやボールホルダーの寄せたりと頭の良い守備をしていた。基本はバラックを抑えて、隙あらばどこまでも寄せていくみたいな。
攻撃的な選手にも守備をしようぜって意識を植え付けることに成功したトッテナム。特にチェルシーのDFラインにボールがあるときに、キーンとベントが見せた攻撃的な守備はチェルシーのボール運びを邪魔するには十分すぎるほどで。欲を言えば、そんな頑張るFWの選手がゾーンを越えて勝負を仕掛ける場面でのMFの押上げが足りない。キーンがちょっと不満そうだった。
そんな全員守備の前にチェルシー。要所で前を向ける場面を作ることは出来ていたが、いかんせん無理をする選手が少ない。独力で仕掛けられそうなボジングワの前にはベレッチ。ボールが回っていれば、ボジングワが仕掛ける状況を作れそうだけど、そこまでの余裕はない。
で、ベレッチを右サイドに配置。ピッチを広く使うとか、守備固めな印象を受けた。基本は4-1-4-1のチェルシーだが、アネルカとドログバの守備に期待するのは賢くないよね、、、ってことで、サボらないベレッチ。4-1-4をあきらめて、緊急的に4-4に変化させる狙いがあるように見えた。
ただし、どうしてもランパードが孤立気味であった。左サイドのアネルカが中央に入ってしまい、アシェリーコールはレノンとの駆け引きに熱中。となれば、ランパードは左サイドを脱出しないと持ち味を出せない。独力でどうにかするよりも、周りを利用して仕掛けるランパード。時間がたつにつれて、どんどん動きまくるランパード。でも、空になる左サイド。で、右サイドも決して強いわけではない。
だったら、中央突破だべよってことで、エッシェンとドログバが躍動するのだけど、キングとウッドゲイトはプレミアでも最上位のコンビだし、新加入のパラシオスは潰すことにかけて非常に高いレベルである。
そんなわけで、チェルシーはなかなかチャンスを作れないまま時間だけが過ぎていく。逆にトッテナムに、カウンターや、自分たちのミスをつかれてチャンスを与えてしまうチェルシー。なんだか嫌な流れで前半が終了する。チェフが目立っていたね。
■ハードワークだ
49分にトッテナムが先制。後半が始まると、さらに積極的に攻撃的にプレスをかけるトッテナム。チェルシーはちょっと混乱。ボールを奪っても相手に渡してしまう始末で、波状攻撃のトッテナム。その流れで、レノンが右サイドからドリブルで仕掛けクロス→モドリッチがダイレクトボレーを披露しましたと。
後半のチェルシーはアネルカを左サイドに完全に配置。チーム全体のバランスを改善させる狙いがあるのだろう。選手のポジションをバランスよく配置してボールを繋いでいくのがオランダスタイルだっけかな。
しかし、実際にはトッテナムの守備の前に何もできず。で、選手間の距離も開いているので、密集した守備が出来ないチェルシー。がんがんトッテナムに仕掛けられる状態になってしまう。特に、レノンへのサイドチェンジ→レノンのクロスにモドリッチはおなじみの展開となりそうである。
60分にベレッチ→クアレスマ。ポルトではあんなに凄かったのにな。で、クアレスマを入れても恐らく状況は変わらない。ベレッチよりは何とかしてくれそうだけど。改善が必要なのはアンカーの位置で、バラックが全然ゲームを作れていない。そりゃキーンなんかがそばにいるからなんだけど、アレックスなんかはもっと攻撃参加してもいいような。ビルドアップをスルーして放り込みをするなら、話は別だけど。
75分にエッシェン→マルダ。解説が絶句した交代。アネルカを中央に配置して、何かを起こそう作戦だろう。パワープレーも近い。
で、いきなりのセットプレーからテリーのヘディングが炸裂するが、PSV時代の調子をなぜか取り戻したゴメスがスーパーセーブを連発。もともと素晴らしいキーパーだったので、調子を取り戻してくれたのはうれしい。ゴメスがボールを触るたびに、会場が沸く。
徐々にパワープレーを織り交ぜるチェルシーにカウンターで迫るトッテナム。快速ベントや特急レノンがいるので、理にかなった展開である。で、空いたスペースを懸命に走って埋めるモドリッチとジェナス。もともとネドベドの後継者と勝手に任命したモドリッチ。プレミアの流れになじんだか、攻守にハードワークする本来のプレーをできるようになったようで。
試合はトッテナムが守りきりに成功。才能ある選手がハードワークをいとわない素晴らしいチームに変貌してきている。後は攻撃面で面白さを発揮してくれるようになれば、言うことない。レノンのドリブルとモドリッチの判断力とキーンの頑張りでも十分すぎるけどね。
■独り言
そんなわけで、ヒディンクチェルシーは負けちゃいました。どうやら調子を上げてきているトッテナムと、この時期に当たったのは不運だったろうな。自分たちで状況をどうにかするよりは、カウンターを発動して個人の力で押し切るほうがトッテナムの選手を見ていると合っているような気もする。ハドルストンは脱出したほうがいいけど。
チェルシー。デコがいないのならば、もっと早くボールを展開したほうがチェルシーらしい気がする。別にドログバとアネルカに放り込んだっていいじゃないか。ただ、ドリブルできる選手がボジングワくらいの現状を考えると、どんなサッカーをやるかは難しいところで。大変そうだ。
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トッテナム対チェルシー ~モドリッチの躍動~
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2009年03月16日
ユナイテッドのスタメンは、ファンデルサール、オシェイ、リオ、ビディッチ、エブラ、ロナウド、キャリック、アンデルソン、パク、ルーニー、テベス。移籍してきたときのアンデルソンはスコールズの後釜は決まったくらいの印象だったが、最近は元気のない感じ。懐かしのルーニー×テベスである。最強感の漂うユナイテッド。
リバプールのスタメンは、レイナ、ヒーピア、キャラガー、シュクルテル、アウレリオ、マスチェラーノ、ルーカス、カイト、リエラ、ジェラード、トーレス。レアルを一蹴。相変わらずCLではめちゃくちゃ強い。プレミアでも頑張れ。
■パクチソンとカイト
リバプールのシステムは4-4-2。ジェラードはもうFWって表現してもいい気がする。トーレスと横並びで守備をする場面も多かったし。ってか、アロンソが負傷で試合に出られないときも、中盤の底を任されないジェラード。代表ではどんなポジションをやっているのだろうか。
ちなみに、トップ下のようなポジションで使われているジェラード。彼の攻撃能力を引き出すには非常に適したポジションといえる。ってか、チームの選手を眺めると、チャンスメイカーがあんまりいない。
アロンソ、リエラがそれに該当するかもしれないが、決定機を演出するようなプレーを行えて、なおかつ相手から警戒される選手はジェラードくらいだろう。周りを自由にするためにも、相手からこいつが主力やなって認められる必要はある。
カウンターの基点だったり、ゴール前への飛び出しだったり、サイドに流れたプレーだったり、ボール運びで中盤におりたりと、選択できるプレーの幅はとんでもなく広い。もちろん、得意のドッカンシュートもあるわけで。トーレスとも息が合っているようだし。ゴールに近い位置でプレーするジェラードは相手かすると脅威であろう。
もうひとつ利点がある。それは守備面において。リバプールの代名詞とも言える超攻撃的な守備は、ジェラードがこの位置についてから終わりを告げた。古くはミランに負けたCLのときだね。懐かしい記憶。なんとなく守備もできそうなジェラード。でも、90分続けてその集中力を持続させることが少ない。今日の試合で言えば、ルーカスとマスチェラーノはその専門家みたいなところもあり、力を思う存分に発揮していた。
そんな理由もあり、ベニテスはジェラードを中盤の底でもう使いにくいのではないかなとか、試合に関係ないことをつらつらと。つまり、ジェラードを高い位置で使うのは攻守の面において非常に論理的なんだなと。だからこそ、代表でどこで使われているか気になる。
試合内容に話を戻そう。序盤はユナイテッドが優勢に試合を進めた。でも、今季のユナイテッドは昨年に比べると、攻撃のスピードが上がった分だけ、攻撃が単発になった印象。アンデルソンやキャリックが楔のボールを入れると、一気にスピードアップする攻撃。SBはいつあがればいいんだいってなスピードで、それはそれで脅威なんだけど。
スコールズやギグスがいれば、もう少し攻撃にメリハリが出るような気がする。なんとなく自分の立場の怪しさを自覚しているテベスが攻撃の中心となってユナイテッドがリバプールのゴールに迫っていく。ちなみに、ロナウドは右サイドに張り付いていた。で、リエラとアウレリオとクロスを上げらるか、否か対決。ま、ロナウドの負けかなって感じだった。
ロナウドに比べると、パクはどんどん中央に侵入してくる。今日もルーニーやテベスのマークを外すためにゴール前に現れるパクチソン。テベスやルーニーが中盤に降りていく→ヒーピアたちは中盤についていきたいけど、パクが中央に居座っているので、マークについていけない。で、フリーになるFWコンビ。ポジションチェンジで相手のマークをはがす好例である。
で、そんなテベス&パクの関係から、ユナイテッドはPKを得る。パクがレイナに倒されたわけだけど、PKにならないようにレイナも手を出さずに最大限の行動をしていた。でも、悲しみの判定。ロナウドが強烈なシュートでネットを揺らし、ユナイテッドが先制。
リバプールの攻撃を見てみると、やはりアロンソの不在が痛い。序盤はユナイテッドのプレスに苦しんで、右SBのキャラガーの残念なロングボールが目立った。恐らくレイナが蹴ったほうがましである。事実、レイナはユナイテッドのプレスの前にまったく慌てずにボールを繋いでいた。
25分過ぎから、ユナイテッドのプレスがゆるくなる。やる気満々のテベスも後ろに下がりすぎるようで、ボール運びが楽になったリバプール。でも、中央からろくなボールがでないので、なかなか効果的な仕掛けを行えないリバプール。左サイドコンビが相手にボールをぶつけながらもしぶとくボールを運んでいるのに対して、右サイドに閉じ込められたカイトは静観。
そんなリバプール。奇跡的な同点ゴールはビディッチのミスから生まれた。非常に珍しいビディッチのミス。なんでもないロングボールをバウンドさせてしまったビディッチ。スピードに乗ったトーレスと背走するビディッチでは勝負は明らかで。
トーレスが独走でファンデルサールとの一対一を制して同点ゴールが生まれる。このトーレスのシュートにいたる流れは巧かった。シュートを打つ前に、余計なワンタッチをすることで、ファンデルサールの位置をちょっと動かしてその隙を見逃さないトーレス。まさに点を決める人の仕事をこなしましたと。
で、ユナイテッドは攻勢を仕掛ける。ロナウドもポジションを崩し始め、このまま終わってたまるかと。でも、ルーカスとマスチェラーノの素早いカバーリング&空中戦に苦しむユナイテッド。中央にはフィジカルのシュクルテルとヘディングのヒーピアもいるし。
先制は幸運に恵まれたリバプール。次は前半の終了間際には論理的なゴールが生まれる。ロングボールをマイボールにしたジェラード&トーレスのコンビプレーでPKを得たようだけど、DFラインの前でトーレスが自由に振舞えたのは、カイトの中央への侵入である。カイトが中央に入ってきた性で、リオもビディッチも思い切ったチャレンジが出来なかった。
テベスのアドバイスもむなしく、ジェラードがPKを決めて2-1で前半が終了。基本的にはユナイテッドがせめて、リバプールが耐える試合。ロングボールから始まったリバプールの攻撃が見事に結果につながった前半だった。
■アウレリオだよ。
後半のユナイテッド。ロナウドとパクの位置を入れ替えてスタート。前半に比べると、SBを使って少し相手の様子を見ながら攻撃を仕掛けるようになった。その結果、ボールを保持することができたユナイテッド。対するリバプールは4-4で自陣に守備ブロックを形成。前線にジェラードとトーレスを残して引きこもりであった。
ここからユナイテッドが攻めまくる展開となる。リバプールはレイナを中心ユナイテッドの攻撃を耐え忍ぶが、いかんせん、カウンターがまったくきまらないので、ただただ守るだけの時間帯が増えていく。そんなかで、ロナウドのクロスから決定的な場面が生まれたり、オフサイドで事なきを得る場面がちらほら。そろそろやばいぞリバプール。
66分にリエラ→ドッセーナ。バベルじゃなくて、ドッセーナ。ドッセーナが入ったことで、プレス開始ラインがちょこっと高くなった気のするリバプールだったが、恐らく気のせいだろう。
72分にアンデルソン→スコールズ。パク→ベルバトフ。キャリック→ギグス。同時に三人交代。やりすぎな気がするぜファーガソン。後半のユナイテッドはそこまで悪くもない気がするけどね。
74分に事件勃発。珍しくミスをしたビディッチ。その後はいつものパフォーマンスを発揮していたが、自陣でジェラードに突破を許してしまう、で、覚悟のファウル。一発退場。ジェラードはビディッチとうまく体を入れ替わる動きをしていた。ただ、ちょっと不運なビディッチ。ファーストタッチをかっさわられた。
で、そのFKをアウレリオが見事に沈める。ずっと攻め込まれていた後半だったが、このゴールでレイナは喜びを爆発。危ない場面をしのぎきっていた守備陣には精神的余裕が生まれる。それだけ、大きなゴールだった。ついでにビディッチも退場しているし。
3人交代しちゃったことで、いるメンバーでどうにかしないといけないユナイテッド。不運だねと。でも、ルーニーやテベスはめげずに仕掛け続ける。こういうモラルの高さがユナイテッドの強さなんだなと実感。
最後にレイナのアシストでドッセーナが決めたけど、あんまり意味はなし。個人的に、ユナイテッドが崩れそうなほどダメージを受けたとも思えない敗戦であった。あれ、CLでかりを返されないように気をつけよう。
■独り言
レアル戦の勢いを活かして、てな試合でもなかったのかなと想像。ただ、今季のリバプールは非常に運があると思う。優勝できるような運はついて生きていると思うのだけど、いかんせん自分からポイントを落とすような試合が多いような。ようはローテーションなどで。どっちを取るかな。
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ユナイテッド対リバプール ~モラルと運~
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2009年03月15日
チェルシーのスタメンは、チェフ、ボジングワ、カウバーリョ、テリー、アシェリーコール、エッシェン、バラック、ランパード、デコ、アネルカ、ドログバ。ヒディンクになってから、実はみたことがないチェルシー。いつのまにかエッシェンがスタメンに復帰している。
シティのスタメンは、ギブン、リチャーズ、ダン、オヌオハ、ブリッジ、サバレタ、アイルランド、エラーノ、SWP、ロビーニョ、カセード。カセードがスタメンにいるでないか。ってか、めちゃくちゃ攻撃的な選手配置だこと。大丈夫かシティ。
■ヒディンクチェルシー
チェルシーのシステムは4-1-3-2みたいだった。特筆すべきはバラックとエッシェンの位置。てっきり、エッシェンがミケルの位置をやるのかと思ったら、バラックが中盤の底をやっていた。ずいぶん前にバラックが中盤の底をやればいいんでないかと書いた記憶がよみがえる。
ヒディンクのサッカーの代名詞ともいえる前線からの激しい守備を機能させるためには、バラックよりも機動力に優れるエッシェンを相手のゴール近くに配置する必要がある。でも、あんまり攻撃的な守備ってのは見られなかった前半戦であった。
フェリペ監督が消えたことで、ポゼッションよりも縦の意識が強いのかなとか勝手に想像していたが、特にそんなこともなく。デコがいるせいかなと。シティの守備組織も攻撃的な選手を配置している割にはまともにやっていた。それでも、チェルシーが圧倒的に試合を支配して前半がすすんでいく。
シティのシステムは4-2-3-1。エラーノがトップ下でカセードがワントップであった。今日もカセードは献身的に攻守に貢献していた。泥臭い仕事を最前線でこなせる選手がシティには少ないので、凄く貴重である。前線で的になれるし、その意欲もある。ただし、周りのスーパーな選手となかなか噛み合わなかったりな場面がときどき。時間が解決してくれるはず。問題はその時間が与えられるかどうか。
エラーノも独特の間合いでしっかりと違いを生み出せていた。前節の好調を維持しているようで。ボールを持てば、何かをしてくれそうなシティの攻撃陣に名乗りをあげることに成功。守備面でも、対面のバラックを抑えようと自分の役割をこなしていた。
ロビーニョが中途半端にしか守備をしないのは仕様として、後のシティの選手はちゃんと守備をしようとしていた。カセードたちが走ってくれるので、後はMFとDFである。で、ここで、4-1-3-2が本当にうまく機能した前半のチェルシーであった。
攻撃の始まりは、バラックやCBがボールを持つことの多いチェルシー。で、カセードやエラーノが頑張るのだけど、チェフを使ったりして、相手の守備意欲を削っていくチェルシー。
で、がむしゃらプレスをかわすと、後はボールを引き出す選手が多数。デコ、ランパード、アネルカ、エッシェン。代わる代わる中央でDFラインからボールを引き出す動きをするチェルシーの選手にシティはアイルランド、サバレタの2人で対応できるかってな話で。
じゃ、サイドの選手が中央に絞ればって話だけど、サイドにはSBが飛び出している。そのケアに追われるサイドの選手。SHとFWがポジションを流動的に変化させるのは良く見られる光景だけど、この試合では、FWとMFのほとんどがポジションを変化させていた。そんなチェルシーの前に大混乱のシティ。
ダイレクトパスの連続で中央を突破されそうになったり、サイドからデコに崩されそうになったりと、満遍なく攻撃を展開していくチェルシーの前に困ったシティ。そんな混乱の中で、チェルシーがセットプレーから先制する。なぜかフリーのエッシェンであった。いや、なぜにフリーだったのか不思議である。ランパードのリスタートのタイミングも絶妙だったが。
チェルシーがボールを落ちつけて攻撃を仕掛けるのに対して、カウンターの多くなるシティは攻撃が落ち着かないし、単発。それでも、ブリッジの攻撃参加、アイルランドの飛び出し、カセードの踏ん張り、SWPの突撃とボスのロビーニョとやっぱり厄介なシティの攻撃陣。
ちなみに、チェルシーの守備。アネルカが左SHに降りて、4-1-4-1みたいな形にあることもあれば、ならないこともあった。ブリッジの攻撃参加にアネルカはついていかないようで。それにプレスも積極的でないので、ランパードがゾーンを越えて寄せに行く場面がちらほら。高い位置でボールを奪える場面もあったが、狙ったよりも偶然な感じであった。守備の完成は、遠い未来の話のようである。
個々の選手でいうと、エッシェンが活き活きしていた。ランパードとシャビデコの位置で起用されていたときのようで。シュートを外しても楽しそうに笑ってた。そしてドログバ。ボールを引き出す動きや相手と入れ替わるドリブルで何度なくチャンスを作っていた。とうとうやる気になったのか。
■トラップかなどうかな
前半の終了間際にデコ→ベレッチ。デコは怪我をしたっぽい。で、ベレッチは右SHに入り、アネルカが大好きであろう左サイドに配置された。しかし、後半になると、アネルカはFWのように振舞っていた。つまり、チェルシーのシステムがいびつになったのである。左SHがいない。強いて言うならば、ランパードが左サイドの守備をするのだろうけど、専従という感じではない。
ベレッチ投入の意図はブリッジ対策で間違いないだろう。ブリッジが攻撃参加するってことは、ロビーニョにスペースを与えることになる。ロビーニョをリズムにのせないためにも、ブリッジの攻撃参加を防ぐ必要があったかと。ちなみに、ベレッチの存在がボジングワの攻撃参加を防いでいたのはいうまでもない。
深読みをすれば、あんまり怖くないリチャーズサイドから攻撃を仕掛けさせるトラップディフェンス。相手がいなくなったリチャーズは怒りの強引なドリブルで突破を図るものの、攻撃のブレーキとなっていたのは否めなかった。
デコがいなくなったこと、リードしている状況から、チェルシーはカウンターを狙う展開が多くなる。わざと攻めさせているのか、アネルカたちに守備を期待しても無駄だからか、チェルシーはDFとMFが後ろに下がって守備をする場面が多くなっていった。
で、ランパード、楽しそうなエッシェンを中心にフィニッシュはドログバで迫るチェルシー。ダイレクトパスでシティにゴールに迫るスピード感は異常だった。でも、それ以上に異常だったのがギブン。今日も絶対的なピンチを普通に防いでいくギブン。さらにオヌオハとダン。マークを外して不利な状況になっても、まったくあきらめない集中力を見せる。
54分にカセード→エバンス。大きい選手が登場。怪我人がおおいせいか、シティはベンチとスタメンの差がちょっと大きすぎる。エバンスは審判に文句を言ってイエローをもらっていた。
65分にエラーノ→エトゥフ。エトゥフを右サイド、SWPを左サイド、ロビーニョを中央に変更。でも、今日のロビーニョはダメーニョな雰囲気が漂っている。ってか、エトゥフもまったく巧くなかった。
ちなみにSWPが右サイドを嫌がった節もある。対面のアシェリーコールに抑えられていたから。何が凄いって、ボールを奪うときに必ずマイボールにする最高の守備のお手本。守備は攻撃の始まりだから、ボールを外に出せば良いってもんじゃないってことをプレーであらわしていた。相手に当ててうまくマイボールにしていた。すげえ余裕だなと。
80分にロビーニョ→大きくなったボジノフ。で、このボジノフは多少存在感を発揮したものの、だからなんだって感じで。
チェルシーはドログバが痛んでマルダが登場。浮いていたポジションにマルダを配置することで、バランスは改善された。で、マルダは何度もシュートチャンスがあったけれど、いつものように外していた。
試合は1-0のまま終わる。チェルシーの立場からすると、5-0くらいにしたかったろう。ギブンたちの奮闘は凄かった。シティは格の違いを見せ付けられた試合となったが、めちゃくちゃなチーム状態からは脱皮したように感じた。選手交代の采配はめちゃくちゃだったけど、ベンチにいい選手がいなかったからに違いない。
■独り言
そんなわけで、ヒディンク・チェルシーはまだまだわからない。カルーは使われなくなったのだろうか。ミケルとか。エッシェンとランパードが主力でデコも戻ってきたとなると、どんな風な配置にするのか興味深い。何気にカウバーリョの復帰が大きい。でも、ミスも多かったけど病み上がりなのでしょうがない。それにしても、アシェリーコールが凄かった。そんな試合であった。
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チェルシー対シティ ~アシェリー・コールはお手本だ~
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2009年03月05日
シティのスタメンは、ギブン、サバレタ、オヌオハ、ダン、ブリッジ、エラーノ、コンパニ、デヨング、SWP、アイルランド、カセード。ベラミーやロビーニョがいない。でも、SEPとエラーノがいる。頑張れエラーノ。
ビラのスタメンは、フリーデル、クエージャル、デービス、ナイト、ルーク・ヤング、ペトロフ、ミルナー、バリー、アシェリー・ヤング、アグボン、ヘスキー。CLの出場権目指して頑張っているビラ。意外に大事な一戦ですよと。
■磐石のシティ
シティのシステムは4-1-4-1。いつもどおりである。ビラのシステムは4-4-2。以前に見たときは、4-1-4-1だったのだけど、基本は4-4-2のチームなのだろうか。
前半はシティのペースで試合が進んでいく。いわゆる4-4-2のライン間のスペースに、次から次へと選手を送り込んでくるシティの前に、ゾーンをかたくなに維持しようとして自滅するパターンのビラであった。3ライン対4ラインの試合ではよくこの光景に遭遇する気がする。
じゃあさ、4ライン対3ラインでは4ラインが圧倒的に有利なのかというと、そんなことはない。ライン間のスペースをちゃんと埋めて守れば、3ラインでも十分に戦うことができる。前線の選手が積極的に守備をするならば、後ろの選手も連動してラインを上げるやり方。またはDFラインを下げて、FWを中盤に組み込んでスペースを潰すやり方など多種多様。実態として、前者はユベントスや、後者はユナイテッドが例として上げられる。例外はリバプール。どっちもいける口である
4ラインの側からすると、せっかくのギャップを利用しないで漫然と攻撃を仕掛けるチームもあるわけで、システムをどう機能させるか。システムのぶつかり合いで生まれるギャップに対して、どのような準備を試合前に行えるかっていうことが本当に大切。
今日のシティはいつもとチーム設計がことなっていた。いつもは小兵軍団でレッツゴーだったのだけど、今日はエクアドルの巨人ことカセードが前線に位置している。で、このカセードがすこぶる良かった。体格を生かして、前線で的になる。スタメンでやる気に満ち溢れているのか、守備にも奔走。なおかつポストプレーで周りを使う意識も高いと万々歳。
いつもは前線に的がいないシティ。今日はロングボールでボールを運ぶ選択肢を得る。で、カセードが孤立しないように素早くエラーノがサポートに入り攻撃を持続させていた。
で、短いパスでもボールを運ぶ。いざとなったらロングボールという選択肢を得たシティのDFラインは落ち着いてボールを運んでいた。中盤でボールを引き出すコンパニ、エラーノ、SWP、アイルランドの動きにビラの中盤はまったく対応できていなかった。
さらにビラのFWがろくな守備をしないので、デヨングがフリーになる場面が多発。ビラのFWが闇雲にシティのDFにプレスをかける→シティのDFはデヨングにパス→デヨングがフリー。ビラの中盤からすると、デヨングのマークは誰だってわけで、混乱とともに試合を進めることになる。
対策として、中盤がラインを上げるのは難しい。コンパニとエラーノを注意しないといけないビラの中盤。さらにSWPと徒競走をしたくないDF。となれば、DFとMFが後ろに下がってブロックを形成ってのがましな方法なんだけど、ビラって引きこもり戦術を日常的に行っていないのかな。そういう開き直りは前半のうちに見ることができなかった。
そんなわけで、完璧に試合を支配したシティ。エラーノがパスで相手の裏をつき、アイルランドが抜群のポジショニングで相手を苦しめ、SWPはドリブルとゾーンを越えた動きで相手を混乱に落としいれ、カセードは献身性で味方の攻撃をささえ、コンパニとサバレタが後ろから攻撃に厚みを加える。
そして決定機を続々と作っていく。で、ラストはSWPがエリア内でファウルをもらい、そのPKをエラーノが決めてシティが先制。
さらに、シティの守備をつらつらと。基本は前から積極的にプレス。カセードが頑張ること、ロビーニョがいないことで、11人が守備を行える状況が成り立ったシティ。4-1-4-1で前線から積極的にプレスをかけることで、ビラの攻撃を根本から破壊していた。ゲームを作ろうとする選手もいなければ、無理をする選手もいないビラ。よって、シュートが0という出来で前半を終える。
ベラミーとロビーニョという強力な選手がいないことで、まともなチームに変貌を遂げたシティ。相手からすると、非常にやりにくいチームに進化してしまった。ビラからすると、奇襲の前になす術なしって感じである。
■ビラの修正能力
デイビス→カリュ。前線で的になれる選手を追加。ヘスキーが的になれないと判断した可能性もある。そして、4-1-4-1に変更して、ライン間のギャップをなくすのだろう。ってか、前半のうちにやろうぜ。でも、明らかに攻撃の選手が多いぞ。
ビラはシステムは4-4-2のまんま。前線にカリューとヘスキー。両翼にアシェリーとアグボン。で、右SBにミルナーで、CBにクエージャル。こんな変更で後半に臨んだ。
ビラの狙いは、ターゲットを2人にすることで、ボールを前線におさまるようにしようと。前半はヘスキーが最前線で、アグボンが周りを走り回る狙いだったのだろうけど、アグボンは相手を背負ってボールを受ける動きがあんまりうまくない。ってか、全然していなかった。
この状態を2人ともポストマンを入れることで、状況を打開。ヘスキーとカリューが入れ替わり立ち代りボールを受けに行くことで、前線にボールがおさまるようになった。それで、両翼にチャンスメイクを託すと。
でもさ、前半はボール運びに苦労していたんでしょ。シティの守備をどうやってかいくぐったんだい??この問題もうまく解決したのだけど、これは両者に理由がありそうである。
前半は珍しく守備が機能したシティ。しかし、普段から走りなれていないようで、後半はカウンターを基調とした戦術に変更していた。DFとMFを下げて、がっつり守ろうではないかと。で、SWPとアイルランドで速攻じゃいと。
あわよくば前線でボールを奪えたら良いよね、、、なんて守備をシティはたまに行っていた。しかし、ここはビラがボール運びを修正していたので、機能せず。ビラの修正はミルナーのSBとペトロフの位置。ボールを持てるミルナーが右SBに入り、そこから攻撃の基点ができるようになった。クエージャルに比べると、抜群にうまい。
次にDFラインを助けに行かなかった中盤の役割をはっきりさせた。バリーは前目でペトロフはDFラインからボールを引き出せと。強引に表現すれば、。4-1-3-2みたいなビラ。前半とは打って変わって、ビラのペースで試合が進んでいく。
シティもデヨング→フェルナンデス。46分に交代。アクシデントでもあったのだろうか。しかめっ面のデヨング。
で、ビラは徐々にシティのゴール前に迫っていく。シティも攻め気を失っていないので、ときどき数的同数の状況が出来上がるビラ。で、輝きを放ったのがアシェリー・ヤング。かなりサバレタに苦労していたが、最後には翻弄して見事なクロスを何本も上げていた。こりゃアシスト数が多くなるのもうなずける。また、カリューにボールがよくおさまった。最初から使えばよかったね。
73分にカセード→エバンス。カセードは完全にばてていたようで。恐らく、前半に飛ばしすぎた。それでも、シティに新たな可能性をもたらしたのは立派。で、エバンスはいきなりエラーノのボレーを導き出すなどやる気満々。
82分にエラーノ→ボジノフ。懐かしのボジノフ。これは顔見せの要素が大きいのかもしれないね。
シティのいいところは、ちゃんと守りを固めるだけでなく、攻撃のことも忘れないことだろう。再三にわたって、ビラのゴールに迫ると、88分にSWPとアイルランドに華麗なワンツーからゴールを決められてしまう。よって、ジ・エンド。それでも、ビラはやることはやったので、いい試合だった。前半がもったいなかったかな。
■独り言
スーパーな仕事をやってのけるロビーニョとベラミーがいないのに、チームが論理的な機能を見せたのは収穫なのか、誤算なのか。カセードにはまたチャンスをあげてほしいぞ。そして初めてエラーノの良さがわかった気がする。今後も使ってほしいな。
ビラ。前に見たときは、シドウェル、バリー、ペトロフが中央をがっつり固めていたのだけど、あのときのほうがチームのバランスが良かったような。この試合でも、ヘスキーの代わりにシドウェルでも出ていたほうがもっと楽に試合を進めたような気がする。でも、ベンチ外ってことは怪我でもしているのだろうか。
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マンチェスター・シティ対アストン・ビラ ~ロビーニョたちがいなくても~
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2009年02月23日
リバプールのスタメンは、レイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、ドッセーナ、ベナユン、マスチェラーノ、ルーカス、リエラ、カイト、トーレス。ジェラードが怪我で、アロンソは累積。CLでジェラードを使うとしたら、ぶっつけ本番になるようで。ってことはセカンドレグからかな。
シティのスタメンは、ギブン、リチャーズ、ダン、オヌオハ、ブリッジ、サバレタ、デヨング、コンパニ、アイルランド、ベラミー、ロビーニョ。累積でSWPがいない。いつのまにやら小兵軍団になっている。
■アウェーのシティ
シティのやっているサッカーに悪い印象はないのだけど、それはホーム限定の話だったのかもしれない。解説者曰く、シティはアウェーだと滅法弱い。その言葉どおりに、前半のシティは意味にわからない行動に終始した。
シティのシステムは4-1-4-1。ワントップのベラミー。左にロビーニョ。右にアイルランド。アイルランドのトップ下が楽しみだったのに、なんでサイドなんだと。で、シャビデコの位置が凄い。コンパニとサバレタ。サバレタってSBだったのに、いつまにか中盤で使われ続けている。エラーノはどうした。
そんな守備的な中盤で何をしたいのか。ゴール前で強固な壁を作りたいのか、それとも高い位置でボールを奪いたいのかどうか。結論を言うと、ここがはっきりしなかった。多分、高い位置で守備をしたかったのだろう。しかしリバプールのポゼッションサッカーの前に、ぼこぼこにされる前半となった。
リバプールのシステムは4-4-2。ジェラードもアロンソもいないぜってことで、ゲームメイクを任されるマスチェラーノとルーカス。それを誤魔化すためにアッガーを使うかと思ったが、ここでもシュクルテルを起用。
リバプールはいつものサッカーを展開。SBが高い位置を取って、CBだけでピッチを広く使ってボールをまわす。で、そこにマスチェたちがヘルプに来てボールを運んでいく。困ったら、GK部門・足技ランキング第一位のレイナに助けてもらう。
ベラミーだけで追いきれるわけもなく、ボールをギャップで受けようとするトーレスとカイトに引っ張られるコンパニたち。そんなわけで、自由になるマスチェコンビ。さすがに自由な状態ではゲームメイクに明確な問題があるわけではなかった。CBからのロングボールやショートパスを繋いで攻めるリバプール。
徹底して攻めるが、なかなかゴールを奪えない。移籍直後は単独突破で左サイドを闊歩していたリエラも調子を落としているような。対面がリチャーズだし。でも、相手のギャップでボールを受けたり、中盤でゲームつくりに参加したりとプレーの幅が広がっているようで。
リバプールの中で得点を奪えそうな気配を漂わせていたのが、トーレスとカイト。相手を背負ってチャンスを何度も作っていた。それで、得点が奪えそうになければ、サイドに流れでドリブルで仕掛けたり、2人のコンビで仕掛けたりと名コンビの予感。
しかし、2人では難しいよねってことで。リバプールの攻撃で改善で競うなのはサイド。SBとSHが連動してもっとサイドを抉れるようになれば、クロスがパスになるかもしれない。今のところは、空いたサイドのスペースでSBがボールを受けてクロスみたいなパターンで終わることが多い。それもボールを失わないことを前提にしているのかと、勘ぐってみた。
前半は0-0。シティもスーパーカウンターアタックで決定機を作ったが、演出したアイルランドが微妙なシュートを放ってしまい、おしくも奇跡の先制点はならなかった。リバプールは強引なシュートがちょっと少ない。でも、打てばいいってものではないから難しいね。
ちなみに、攻撃面で貢献をしていたカイトとトーレス。前線からの守備でもチームに貢献していた。相手のDFラインにボールを寄せるときに、同じDFラインへのパスコースを切りながらちゃんと寄せていた。なので、前線にボールを出すしかないシティのDFライン。でも、前線には小兵軍団。ミスマッチ!!!!!!!!。でも、ときおり神トラップで状況を打開しちゃうロビーニョとアイルランドは鬼。
■カイトとトーレス
後半のシティは、前半とは姿を変えた。まるで、前半は捨てていたかのように攻撃に走り回るシティ。いきなりパスを繋いでコンパニがファーストシュートを放つ。
そんなシティの前にあれあれ!?とおされるリバプール。で、なんとその勢いのままにシティが先制点を決める。ロビーニョの崩し→相手の裏に飛び出したコンパニの粘り→ベラミーのミドルがリバプールの選手に当たってゴールへ吸い込まれた。48分の出来事。
先制されたリバプール。ここで問題が発生する。恐らく後半の頭からだろう。システムを4-2-3-1に変更。ベナユンを中央にカイトを右サイドに配置。で、前半のような柔軟性が失われた。ベナユンに中央を任せ、サイドにリエラとカイトを固定したことで、マスチェたちに負担がかかる。
固定されたパスコースには、もちろん相手がいるってことで。ミスを連発するマスチェコンビ。しかも、微妙なズレが連発。さらにはCBにもミスが目立ち始める。アッガーーーーーーーー。
で、62分にエルザールが登場。で、カイトが中央に入って前半の良さが取り戻される。采配ミスをちゃんと訂正できるのは勇気のある采配。ただし、右サイドのエルザールはあんまり存在感を発揮できていなかった。すばしっこいんだけど。
ここで、シティが引きこもるかと思ったが、攻撃意欲を失わないシティ。なので、ちょっとカウンターの応酬になっていった。で、存在感を発揮したのがやはりカイトとトーレス。今日はこの2人でどうにかできないと無理そうな気配。
で、アウレリオを投入。調子が良いらしい。で、ここでとうとう報われるリバプール。左からのクロスがトーレスにあたって、カイトの元へこぼれる。で、ゴール。
今季のリバプールはこういった幸運が味方しているような気がする。で、さらに猛攻をかけるリバプール。しかし、ゴール前に立ちはだかったのがギブン。この試合でも人間離れした反応でベナユンのシュートを見事にストップ。そして左サイドに投入されたバベルがことごとく相手に引っかかって試合終了。
■独り言
こういう場面でも使われないアッガーがかわいそうで。確かに守備力はシュクルテルのほうが上かもしれないけど。そして、シャビ・アロンソの存在感の大きさを感じた試合だった。CBの立場からすると、すぐに助けに来てくれるシャビアロンソは偉大だろうと。
シティはわけわからないチームになっている。アイルランドは好調を維持しているが、ちょっと守備により過ぎた選手配置のわりに、守備的でない謎のチームになっている。金満ゆえに見過ごされているかもしれないが、怪我人がちょっと多すぎるぜ。ベンジャニ帰って来い。
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リバプール対シティ ~ロビーニョ×アイルランド対カイト×トーレス~
posted by らいかーると |14:28 |
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2009年02月09日
シティのスタメンは、ギブン、サバレタ、オヌオハ、リチャーズ、ブリッジ、SWP、デヨング、コンパニ、アイルランド、ロビーニョ、ベラミー。冬の補強でがんばったシティ。ベンジャニはどうした。ゲームメーカーが不在だよって伝えてきたが、デヨングはいい選手だけどゲームを作れる選手じゃなかったような。ベラミー・ロビーニョでカウンター狙いかな。
ミドルスブラのスタメンは、ジョーンズ、ウィーター、リゴット、フート、ポガテツ、ジョンソン、ベイツ、ディガール、ダウニング、アフォンソ・アウベス、キング。ミドがいなくなって、ハルからキングがやってきた。ダウニングが凄かった印象しかない。フートがいるんだね。
■ベラミーとギブン
シティのシステムは4-2-3-1だった。興味深いのはサバレタの位置。なんと中盤でデヨングの相方を務めていた。てっきりコンパニがデヨングの相方をやると思っていたが、まさかのサバレタ。ちなみに違和感なくこなしていた。もちろん、存在感を発揮しまくっていたわけではない。
ミドルスブラのシステムは4-4-2。キングとアウベスのツートップ。プレミアの中堅どころには有名なFWがコンビを組んでいることが多い気がする。で、その弊害が守備をしない著名なFWたち。キングもアウベスもまったく守備をしないので、シティは簡単にボールを運ぶことができた。
前線の選手が仕掛けやすい状況。この状況を作り出すことをボール運びとするならば、シティはここがとっても苦手であった。しかし、ミドルスブラのように相手のFWが守備をしなければ、自然とボールを運べるものである。相手の状況によって、自分たちの問題が解決することもある。
序盤から優位に立つシティ。ミドルスブラは小兵軍団の前にDFラインの裏を何度か取られてしまう。オーストラリア代表のジョーンズの見事な判断の前にベラミーは吹き飛ばされるがいい流れである。で、よーいドンでは勝てそうもないミドルスブラ。さっさと引きこもるぜよってことで、15分過ぎからは4-4でゴール前に壁を作った。
さあこじ開けようとシティ。ロビーニョやSWPが得意のドリブルでサイドアタックを仕掛けるものの、効果的にチャンスを作れない。シティのSBはロビーニョたちを追い越す回数が少なく、独力で仕掛けるロビーニョたちにSHとSBで挑むミドルスブラ。30分過ぎからブリッジがらしさをみせ始める。でも、小兵軍団のシティ。SBがクロスを上げても跳ね返す巨人軍団のミドルスブラ。
空が駄目なら地上戦だとシティは攻撃を続ける。攻撃に中心はアイルランド。トップ下で好き勝手に暴れろと言われたのかアイルランドは縦横無尽の活躍を見せる。デヨングたちからボールを引き出すと、前を向いてドリブルだ・スルーパスだ・ワンツーだと仕掛けまくっていた。ロビーニョやSWPに比べると、テンポが速いアイルランド。相手の隙間でボールを受けるのもうまい。そんなアイルランドのヘディングは無常にもバーを叩く。
ミドルスブラはカウンターでチャンスをつかんだの??というと、何ともいえない。狙ったカウンターでないけど、決定機は2回あった。両方ともギブンのスーパーセーブの前に沈む。シティは攻撃的になりすぎて、守備の枚数が足らなくなりすぎる癖がある。で、その癖をついたミドルスブラ。でも、アフォンソもキングも攻撃を自分たちで完結させる力は持っていない。
そして、前半は0-0で終わる。シティの攻撃はアイルランドが中心。ボールを運ぶのはデヨングとサバレタ。仕掛けの中心はアイルランドとロビーニョとSWP。ベラミーは劣りだったり、周りのためにスペースを作ったりと性格と違うプレースタイル。SBも攻撃に参加するけど、空中戦に弱いので、マイナスのボールや低いクロスが求められる。
デヨングたちが相手のプレッシャーにあわててボールを運べなくなったら、壊滅的になるかもしれない。でも、それは多分別の試合のお話。
後半が始まると、新戦力のベラミーの個人技が炸裂。右サイドでボールを受けると、中央に切れ込んでズドン。シティが待望の先制点を得る。
で、後半はベラミーがサイドに流れて勝負する場面が非常に多かった。でも、その仕事をできる選手は他にもいるぜってことで、SWPの存在感が徐々に消えていったのは気のせいじゃないはず。でも、ベラミーは凄かった。
先制点を入れられたことで、ミドルスブラが猛攻に出る。4-4でがっつり守れたミドルスブラは4-4でボールを運ぶ。FWは何をやっているんだって話だけど、何もしていなかった。ボールのないところの動きがほとんどなかった。何でだろう。そういう選手なのかな。
ただし、クロスを入れても競り負けるFW軍団。君らはいつ活躍するのかと。期待のダウニングも対面にリチャーズがいるのでいつもよりは大人しかった。
で、ミドルスブラが攻撃を仕掛ける→シティのカウンターが炸裂するかと思ったが、そんなことはなかった。前半は4-4-1-1に変化して守備を遂行していたが、後半のシティはちょっとばてているようで。攻撃を担う選手たちの守備が遅れる傾向が目立った。そのために相手にボールを運ばれてしまう→ボールを回復するのが後ろすぎて、ロングカウンターにつなげにくい状況。
これではスピードスター軍団ももったいないと思っていたら、試合が終了。ミドルスブラはFWにベラミーみたいな選手がいれば一気に順位を上げそうなくらいのチームであった。
■独り言
ベラミーとギブンは活躍していきそうな雰囲気である。デヨングは保留。でも、ハマンの後釜にはなりそうな予感。やっとこさ、まともな補強をしたのかもしれない。ただ、組織だってカウンターを狙ってくるチームを苦手にしそうな予感。コンパニやギブンで耐え忍ぶのは安定感があるとはいえない。よく言えば、スペクタクルだけど。
なんにせよ、シティはなんだかんだ面白いサッカーをすると思う。本日のMVPはギブンとアイルランドとベラミー。アイルランドはチームの象徴となれるか。
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シティ対ミドルスブラ ~新戦力の活躍~
posted by らいかーると |14:41 |
プレミアリーグ/0809 |
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2009年02月09日
今週はプレミアウィークです。不定期に訪れます。
トッテナムのスタメンは、クディッチーニ、チョルルカ、ドーソン、ウッドゲイト、エコト、レノン、ジェナス、パラシオス、モドリッチ、パブリチェンコ、キーン。キーンが戻ってきたぞい。そしてパラシオスがスタメンにいる。豪華なメンバーだなー。
アーセナルのスタメンは、アルムニア、サニャ、コロ、ギャラス、クリシー、エブエ、ソング、デニウソン、ナスリ、アデバヨール、ファンペルシー。アルシャビンがベンチにいる。スタメンで使えよってどこで使うのだろう。。。。ってか、久々のアーセナル。デニウソングは評判があんまり良くないようで。
■リバポの鬼プレスですか
トッテナムのシステムは4-4-2。以前はもっとボールを大切にしていたが、レドナップの志向か、それとも形振り構っていられない状況のためか、ずいぶんと縦に早い攻撃を仕掛けるようになっている。以前はSBをオーバーラップさせて、ピッチを広く使って攻撃を構築していた。しかし、この試合ではロングボールをがんがん入れて勝負する場面が目立った。
攻撃の仕掛けを担うのがモドリッチとレノン。両選手ともドリブルで仕掛ける場面が非常に多かった。特にレノンは緩急を活かしたドリブルでクリシーを翻弄。モドリッチは中央に出てきて、ハイボールのセカンドボールを狙ったり、ゴールに近い位置でプレーしたいんだなって印象を受けた。
右サイドはチョルルカが頻繁に高い位置まで攻撃参加するものの、攻撃にはあまり絡めていなかった。ただいるだけみたいな。バックパスを受けて攻撃をやり直すなんて場面もほとんど見られなかった。
左サイドのエコトは攻撃参加すらしていなかったような。もしかしたら、モドリッチが中央に入っていく→左サイドにキーンたちが流れるからスペースを空けておけ、ってのは考えすぎだろう、多分。
もう少し繋ぐ印象の強かったチームだったので、ちょっと残念。キーンとパブリチェンコがいる意味がちょっとわからなかった。もう少し彼らを経由して、レノンたちに仕掛けやすい状況を作れば、楽になりそうなんだけど。
ただし、キーンたちの守備面での貢献は半端じゃなかった。往年のリバプールを思いださせるような攻撃的な守備で、アーセナルの攻撃を破壊していた。モドリッチもレノンのしっかりとプレスに連動していて、アーセナルは逃げ場がなかった。
デニウソングたちのボールを引き出す動きが少ないから、ボールをうまく展開できない、、、ってよりもDF軍団の繋ぎの能力があまりにないことと、アルムニアが助けに行かないことが主な原因かと。
それでも、ファンペルシーが中盤に降りていきたり、エブエが中央でボールを受けようとする場面を見ていると、デニウソングは信頼を得られなかったのだろうなと思うしかなかった。そんなアーセナルはハイボールをアデバヨールに送るけれど、ウッドゲイトの高さの前にほとんど沈黙。繋げない&ハイボールも無理ってことで、アーセナルはかなりきつい試合展開で前半を進めることになる。
リバプールやユナイテッドは、GKを使って相手のハイプレスを交わすことが多い。しかし、アーセナルはまったくそれをやろうともしない。バックパスという選択肢がないだけで、かなり状況が異なってくる。相手からすると、GKまで走らなくていいといい精神的余裕。逆に味方からすると、GKに戻さないようなポジショニングを取らなければいけない。
ファンぺルシーが中盤まで降りてくるということは、ファンペルシーがいるべき場所に誰もいないということになる。それは選択肢が減るということ。こういう自分の仕事を超えた仕事をこなすのが今のアーセナルには多すぎるような。つまり、自分の役割をこなせていない選手がちょっと多い。
それでもトッテナムの攻撃の単発さに救われるアーセナル。ゾーンを捨てまくるエブエを中心にトッテナムゴールに迫るアーセナルだが、34分にアデバヨールが負傷退場。で、ベントナーがアップをしている最中に、エブエがモドリッチにちょっかいを出して退場してしまう。
完全に狂ったゲームプラン。ひとまずベントナーを投入し、4-3-2で前半を乗り切ろうとする。だが、もともとSBを攻撃的に使っていたトッテナム。4-3-2だったら、真っ先に自由になるのはSBだよてってことで、攻撃に厚みを増していく。4-3-2じゃやばいなってところで前半が終了。アルシャビンもアップを始めました。
■力技
後半のトッテナムはボールを大切にするようになった。SBが空いたことで積極的に攻撃に絡むようになる。ピッチを広く使って、相手のDFラインを広げて、中央でパブリチェンコ経由で攻撃を分厚くしていく。ロシア代表でも健在だったが、この選手は決定力以外は本物である。決定力はキーンに任せられたか。
50分にアルムニアがバックパスを受ける→ロングキックであった。で、アデバヨールもいないし、キックの精度も高いわけではないので、ショートパスで繋ぐしかないけど、セーフティー。セスクがいないことで露呈した新たな弱点。昔から有名だったらすいません。
60分ころに4-3-2→4-4-1に変更。だって、サイドで慢性的な数的不利でやられ放題だから。この変更によって、トッテナムの攻撃は遠いい位置からの放り込みがメインになっていく。もちろん、そんな放り込みによって、決定機を作れるわけもなく。
エコトの攻撃参加によって、モドリッチがボール運びの局面に顔を出せるようになったのはいいけど、前線でボールを引き出す動きをしているのがパブリチェンコだけでは苦しい。昨年のレノンはエブエのように中央にきたのになあ。
63分にパブリチェンコ→ダレン・ベント。ざねにパブリチェンコを下げた。ダレンベントの好きなスペースはほとんどないぞ。それともこれから訪れる無秩序状態に備えてか。
65分にキーンがパブリチェンコの仕事をこなす。ギャップで受けてモドリッチへスルーパス。パブリチェンコの仕事をキーンに任せたわけだ。まだ両雄並び立たずなわけですね。2人が噛み合ったら怖いぞ。しかし、その後のキーンは試合から消えていった。
4-4-1に変更したアーセナル。しかし、攻撃の場面では4-3-2みたいになってた。サイドの攻撃をSBに任せて、中央の数的有利を利用する関係がうまく機能していた。SBの選手はサイドに張り付いてボールを受ける→相手をひきつけてアーセナルの中盤の選手に渡す公式。これが機能した理由は、疲労によって、パラシオスやジェナスのプレスが緩くなったことかな。
74分にチョルルカ→シンボンダ。シンボンダのほうが攻撃的ってことだろうか。買い戻すなら、マルブランクも連れてくれば良かったのに。ちなみに、シンボンダのクロスはそのままゴールラインをわっていた。。
で、最後に無秩序状態が訪れる。ここで、決定機をつかんだのがトッテナム。モドリッチ対アルムニアをアルムニアが見事な飛び出しで勝利をおさめて終了。つまり、0-0であった。
■独り言
なぜにパブリチェンコとレノンを下げたのかがわからなかった。特にパブリチェンコ。前線に枚数を増やすのでいいと思うのだが。トッテナムの監督さんはこういう力技でリスクをおかすのが嫌いなのかな。パラシオスの獲得は当たりの気配。守備面で恐ろしい働きを見せていた。
アーセナルはやばい。エブエの馬鹿ってのは当たり前だけど、エブエがいれば勝てたかというとかなり微妙。ファンペルシーの一発ぐらいしかみるべきものがない現実に苦戦。10人になってハードワークで相手の攻撃をしのいだけれど、11人のときにちっとも攻撃を構築できなかったのが痛い。CL圏争いが本当にやばそうだな。
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http://www.plus-blog.sportsnavi.com/josepgualdiola/article/609
トッテナム対アーセナル ~レドナップの采配??~
posted by らいかーると |08:47 |
プレミアリーグ/0809 |
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