2008年08月16日
今夜からプレミアです。その前にJです。最悪でも1試合は伝えていきたいなって。台風が来なければ、どこかにいきたかったんですが後の祭りです。
神戸。鉄壁DFが少し少し崩壊してきてるのかな神戸。ボッティは復調気味かもしれないけれど、代わりに石櫃がいなくなったのが痛い。内田もいいかもしれないけれど、石櫃も良い選手だよって。でも、代わりが松岡ってどういうことだよ。
名古屋。前半の勢いはどこへやら。でも、役者が揃ってきているので、前半戦の強さを取り戻せるのかどうなのか。そういえば、藤田は元気なんでしょうか。
ちなみに、今季4度目の対戦のようです。ちなみに、神戸は1勝もしてないんだって。
■設計ミス
神戸のシステムは4-4-2。フラットな4-4-2。ボッティが上がり目になるのかと思ったが、キムナミルの横で黙々と守備をしていてびびった。上手さは別にして。両SHは栗原と田中。この2人がいろんな意味で前半のキーマンとなる。
ちょっと前の神戸は中盤の真ん中を松岡とキムナミルに任せていた。2人とも守れる選手なので、その存在感は抜群であった。さらにキムナミルが単なる潰し屋でないことが判明したのも嬉しい誤算。右SHのボッティが中央に進出してきて、空いた右サイドには石櫃が飛び出してきて、攻撃の流れを作る。右と中央が強いので、左サイドの栗原×内山コンビも余裕をもらうことができる。数的有利を作って勝負すれば、クロスで終わることができるし。
で、今日の神戸。ポイントは前線からの守備。この暑さだけれど、ここで貢献しないでいつ貢献するんだ、今日のSHコンビ栗原と田中。名古屋のSBに猛烈なプレスをかけて、名古屋の攻撃を作らせなかった。特に竹内は相手が寄せてくると、ボールを離したがる印象を受けた。その苦し紛れのロングボールがせめてヨンセンの頭に飛べば、まだ救いはあるんだろうけど、そんなことはなかった。
でも、その守備はやっぱり終わりを告げる。この暑さでハードワークをやるのは無理なんでしょうか。FWの大久保やレアンドロがプレスに来いよって合図しても来ないから苛立つ大久保。
名古屋はなかなか自分達の形を作れないまま、時間が過ぎていく。だったら、神戸はどうなんだと。ボールを運べるのはボッティとキムナミル。そして中盤に降りてきたレアンドロ。大久保は前線で待ち。それが大久保の仕事なんだろう。
問題は中盤。キムナミルとボッティ。彼らの狙いはサイドど前線にボールを届けること。しかし、サイドには誰もいなかった。栗原と田中がマンチェスター・ユナイテッドのように中に絞るので、中央で大渋滞が発生。ルーニーやテベスのようにFWがサイドに流れれば、相手のマークも外せるだろうに、大久保たちが譲るわけもなく。
で、中央にきたSH組が中央で仕事ができるわけもなく。ボッティがFWの下に流れてきた場合はかなり面白いんだけれど、田中と栗原ではちょっと力が足りない。しかもサイドに誰も流れないんだから、どうしようもない。
松岡や内山からすると、上がるタイミングがないぜって話なのだろう。ボールを失いまくる神戸は無理やりなロングボールが増えるし、孤立した攻撃は名古屋の組織的は挟み込み作戦の前になす術もなく。
そんな中で名古屋が先制点をとる。ボールを奪ってサイドチェンジの先にマギヌン。マギヌンはもう一度やり直すことを選択し、バックパス。これで、相手のプレスを交わして逆サイドの右サイドから攻撃を組み立てる。玉田、小川、阿部が良い連携を見せて、玉田がサイドを抜け出して折り返すと小川で先制点。
この場面のようなシーンは何度も見られた。名古屋は中盤の真ん中に構える中村、吉村はあまりタメを作ることはしない。サイドにボールを供給することを第一としているような。で、サイドにボールが出たら無理に勝負をするのでなくて、フリーで控えるSBにボールを渡す。そこから楔のボールを入れて勝負。阿部も竹内もフリーだったら、かなり良いボールを供給していた。
栗原はマギヌンに気を取られ、田中は守備のフォローがかなり遅れていてびびった。松岡は1人で複数の相手と対峙。勝てるわけもなく。キムナミルが幅広くカバーといっても、相棒がボッティでは無理な話で。ボッティはちゃんと守備をしていたけど、比較相手が松岡では分が悪い。
そんな名古屋ペースで試合が進んでいく。しかし、神戸にも光明の兆しがちらほら。名古屋が攻めまくったおかげで、神戸は自動的に中央の渋滞が解消される。すると、パスの選択肢はレアンドロと大久保が自然と残る。初めからこうすればいんだと大久保はレアンドロと仕掛けまくりで、チャンスを演出。
最後は神戸が得点の香りを残して前半が終了。後半の神戸。松岡×キムナミルでボッティを攻撃的な位置で起用して欲しいぜ。
■田中→吉田
後半の頭から吉田を投入。せっかくのチャンスを見事に台無しにしてしまった田中。次があるかないか。吉田の意図はちょっと分からない。うーん、なんでしょうか。
吉田は左サイドに入った。栗原は右。吉田がボールを持てるせいで、内山も攻撃参加の頻度が上がっていく。よって、活性化した左サイド。右サイドは死んだままだけど、前半は両サイド死んでいたので、上出来っす。
55分に松岡→ノリカル登場。もっと左サイドから攻めなさいということでしょうか。内山が右サイドへ。
名古屋は落ち着いて守備をしてカウンターで決定機を作るけれどなぜか決めきれず。小川もヨンセンもシュートが枠に飛ばない。
で、神戸。ボッティをFWに近い位置に移動させて、キムナミルをアンカーでガンガンいこうぜとなる。キムナミルからサイドにいるレアンドロやボッティにボールが渡ることで、攻撃が機能するようになる。サイドチェンジって結局サイドにいる選手が誰かってことが大切だね。でも、今度は誰がボールを届けるんだってことで、攻撃はどんどん手詰まり感一杯になっていく。吉田のポジションも曖昧に。
76分に吉田→馬場。なんじゃこの交代は。交代枠を無駄にしたような印象だぞ。確かに消えていたけれども、消したのは監督ではないか。
80分。レアンドロの粘りからシュートまでもっていく個人技炸裂。しかし相手の手に当たるものの、ハンド判定はなし。怒れるレアンドロ。しかし、81分にレアンドロが個人技大爆発。シュートフェイントで相手を置き去りにすると、振り向きざまにゴール。神戸はこれがあるから強い。
で、名古屋は米山と杉本を投入。その前にビックチャンスがあったものの、やっぱり点が入らない名古屋。徳重のスーパーセーブもその原因である。ようやく陽が当たったか。お互いチャンスを量産する無秩序状態へ。
で、ロスタイムに時間が起きる。相手陣地でFKを得た神戸。レアンドロがさらに時間を稼ごうとしたか、近い距離にいる相手にボールを当てて審判にアピール。しかし、審判が流す。恐らく、勝手にお前が蹴ったんだろうという判断だろう。そして米山が意図的に邪魔をしたわけではないと。この判断が勝負の分かれ目。
カウンターで小川が決めてなんと2-1。やっぱり名古屋に勝てなかった神戸。勝てる日は来るのか。
■独り言
神戸はSHが弱い。朴や古賀が帰ってくるまでは茨の道。大久保をMFで使うか、ボッティを使うかでどうにかなりそうな気もするけれど。ってか、松橋兄は何をしているんだ。
posted by らいかーると |20:50 |
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2008年08月13日
今週末からプレミアが始まってしまうので、Jのレポが減ってしまう可能性が高い。リーガが始まれば、大忙しである。困ったものだと。
大分と清水。大分はしばらく負けがない。清水も実は最近負けがない。FWがいない状態の清水は何をどうやって状態を回復させつつあるのか。注目。ってなわけで、清水のスタメンだけピックアップ。FWは矢島と原。中盤は兵働、マルコス・パウロ。枝村、伊東。別にいつもどおりである。藤本は大怪我をしたらしい。
■古典的な戦い方・でも強い
大分は3-5-2。清水は4-4-2の菱形。管理人の記憶が正しければ、3-5-2は4-4-2を破壊するために生まれたはず。ただし、ゾーンの配分が明確な4-4-2に比べると、3-5-2は機能させるのが難しい。5-3-2に逃げてしまうチームが多いのも、共感はできる。話がそれた。
序盤は大分がボールをもって、清水陣内にゆっくり攻め入る形で幕を開ける。前節の大分は相手のプレスの前に、DFがボールを遠くへ蹴ってしまっていた。しかし、この試合では清水がそういう守り方をしてこなかったので、DFがロングボールを蹴る場面は少なかった。少なくとも、苦し紛れのパスはまったくなかったといっても良いだろう。
で、清水の守り方の解説。好調だってことで、中央突破からサイド攻撃へ変貌したんではないか、自分達で攻撃を組み立てるのでなく、カウンターを狙った速攻に切り替えたのではないかと予想したが、あっさりと予想は裏切られたわけで。
アウェーだからか、それとも、そういう戦い方に切り替えたかは謎。清水は4-4-2の菱形のまま守備を敢行。プレス開始位置はハーフライン付近。FWの2人は深追いしたそうに見えたが、我慢の連続だった。ときおり、飛び出す場面があって若さを感じる場面もあった。
中央を矢島、原で固めて、その後ろに枝村。いわゆる中央から攻撃を展開させない守り方である。矢島と原の間のスペースを枝村が埋めることで、エジミウソンたちに楔のボールを入れさせない狙いがあったのだろう。
でも、このやり方を3バックの相手にやるとはなかなかの勇者である。4バックが対戦相手だとしよう。相手のSBには味方のSHがつくことで、サイド攻撃はよっぽど上手く構築しない限り優位には立てない。だから、この守り方ははまる。サイドにボールを出しても、中央に戻ってくる→中央は人海戦術で固められている→ロングボール対決となる。相手がポゼッション主体のチームだったら、本来の型を崩すという目的を達成していると。
でも、相手は3バック。相手のCBには誰がプレスに行くんだってな話で。SHの選手は相手のWBを見なくてはいけないよね、というわけで、ギャップの完成。中央を防がれた大分は、ワイドに広がった3人のCBのボール回しであっさりと状況を清水の狙いを外して見せる。CBから簡単に楔のボールが金崎や両WBに入っていったので、これは大分のペースだねって前半戦となった。正直、清水は何を考えているのかわからなかった。
攻撃を仕掛ける大分。楔のボールを受けたあとの連動性や、金崎、前俊のボールのないところの動きの質は見ていて面白いところがある。しかし、イメージだが前半から飛ばさないイメージがある大分。CBが攻撃参加すれば、サイドでは圧倒的な数的有利が作れるんだけど、それは失点するまでしなかった。無理をしない大分。
また、ウェズレイと前俊。ちょっとキャラがかぶっているような。ボールを受けて味方にはたくことを覚え、さらには守備をすることを覚えた前俊には感動しきりなんだけれど、なんかウェズレイとプレーエリアがかぶっているような。単純な足し算になってないFWと多彩な攻撃を見せようにも、クロスを上げても相手は青直ではちょっとな大分。
でも、時間をかけていけば、いつか崩せるかってことで、まったりと攻撃をしていた。守備面でもホベルトの球際の強さや、ホベルトのカバーリングの妙や、ホベルトの相手をつぶしにいく決断力のすさまじさを中心に清水の攻撃に怖さはなかった。怖さは自分達のミス発信。いつもよりも、ボールに触っているエジミウソンがらしくないミスで相手にチャンスを与える場面が少し怖かった。
24分頃。育成年代でやったら絶対に批判をくらう、相手の裏を執拗に狙い続ける古典的な戦術を続ける清水に華が開く。ロングボールをうまく処理した原がスーパーなゴールを決める。ちなみにロングボール対策として、もっともポピュラーなものはDFラインを上げる。こういう失点の仕方だと、森重ーーーーって話になりそうだね。
で、その後もまだ落ち着いている大分。しかし、コーナーキックの崩れから2点目を献上。この失点も地味にキーパーが絡んでいて、西川がいればみたいな声がどこから聞こえてきそうだった。
鉄壁大分がニ失点したことで、さすがに焦りを覚えたか。CBも積極的に攻撃参加することで、徐々に流れを掴み始める。が、クロスに先に誰か欲しいなってところで前半が終了。
ちょこっと補足。右サイドで深谷がボールを持ったときに、高橋はわざとサイドに張り付いてマルコスパウロの気を引く。すると、金崎へのパスコースが空くし、金崎は相手に挟み込まれることなくボールを処理できる。ここに枝村をどうぶつけるか、後半の清水に期待。
■前俊→デカモリシ
デカモリシを投入。少しはロングボールが増えるのかと思ったがまったくそんなことはなく。だったらボールキープかと思ったが、運動量が前俊のほうが多いし、動きの質も高い。ちなみに、守備の運動量では前俊に勝っているように見えた。気のせいかもしれないけれど。
後半の清水は焦らずに攻撃しようという意思が明確になった。焦らずにボールを下げながら攻撃。そのせいもあって、SBが攻撃の組み立てに参加できるようになった清水。相手のSBにボールが入ったときの大分の何もできなさは異常。
そんな大分に対する嫌な流れ。でも、攻撃を延々続ける意志はないようで、結局ロングボールを蹴ってしまうあたりに若さと徹底した意識のなさが切ない。頑張れハセケン。
よって、前半よりも攻撃意欲を高めた大分が徐々に清水ゴールに迫っていく。深谷の積極的な飛び出しによって、高橋が中央でプレーする場面が目立ち始め、ホベルトも前線で仕掛けるパスを連発しまくる。さらに、清水の守備が4-3-3気味になったことで、MFとFWの間にスペースができ始める。そのスペースを金崎とエジミウソンが利用し始めて攻撃が加速。またも、清水の迷走が始まる。
きっかけは高橋のバックヘッド→ウェズレイの飛び出しのビックチャンス。ロングボールを織り交ぜ始めたことで、ショートパスだけじゃないぜの大分。
そして試合が動く60分。深谷のオーバーラップ&クロスを清水が処理ミスこぼれだまを何でそこにいるんだ高橋が決めて一点差。川崎の谷口、大分の高橋は不思議なくらいに点を決める。枝村はどうした。
70分。大分の猛攻。さっきからファーサイドでフリーになるウェズレイにボールが渡ると、ドリブルで仕掛けるが、マルコスパウロに潰される。PKかなと思ったが、何事もなく試合再開。怒れるシャムスカ。大分の選手も怒ったのか、だったらこれはどうだと倒れてみるものの、審判はスルー。なんだか嫌な展開である。
ここで両チーム交代が見られる。大分は藤田→清武でさらに攻撃意識を高める。清水は懐かしの後藤が出場。
で、その清武が結果を残す。クロスボールをまたしてもファーサイドでフリーの高橋がヘディングで折り返し、そのボールをダイレクトボレー。スタジアムは最高潮。
で、最後にデカモリシがボールを明後日の方向に飛ばして終了。マルコス・アウレリオが荒れた試合に飲み込まれるトラブルもあったが無事に終了。
■独り言
なりふり構っていられない清水が何とか勝ち点を奪っていった。しかし、勝てた試合だろうと。前半で2点取れちゃったのをいかせきれない現実が悲しい。
大分。高松と家長が復活したら恐ろしいなって。それにしても、金崎はすさまじくなりそうな予感。香川なんて目じゃないような。
posted by らいかーると |11:05 |
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2008年08月12日
ようやく夏休みです。正確に言うと、夏休み後半戦に突入。前半戦は千葉マリンスタジアムで、世界に1つだけの花を聞いていました。そんな夏の終わりです。今週からはCLの予備予選が始まって、週末にはプレミアが開幕なんで、更新のペースをもとに戻そうと思ってます。
復活第一弾はJ。浦和対柏。前回の対戦はアフラックデーでつい最近のことにように思える。もう再戦。
浦和。鹿島戦は後半だけ良かったらしい。見ていないので、まるで分からない。ただ、阿部が中盤に田中マルクスがDFにと誰もが望んだことが実現。ただし、達也が怪我したそうで、エジミウソンがスタメンに復帰している。
柏。李がいない。柏にとっては痛いだろうな。代わりはポポとアレックスが務める。左サイドには好調の菅沼。アレックスとのポジション争いに期待。古賀が復活。
■啓太と阿部
浦和の3-5-2対柏の4-2-3-1。ただし、平川が妙に下がり気味だった。菅沼対策だろうか。前節の菅沼は、戦う気持ちを前面に押し出してプレーしていた。それで、結果も出してしまうのだから凄い。オリンピック代表から落選してのし上がった啓太二世になれるか。
いつのまにか、田中マルクスがCBへ、阿部がボランチへポジションを移動。そんなことよりも永井がちゃんとトップ下をやっている現実に驚いた。永井、高原、エジミウソンが並んで試合に出るときは、変則的3トップだったけれど、今日は完全にトップ下+2トップであった。
その永井のできがすばらしかった。相手のマークを外すために、自由に動き回って、ボールを受けて仕掛ける。ドリブルだけでなくてパスでも魅せる。各所で数的有利を作って、ポストプレー大好きのFW軍団の距離感を維持し、攻守の切り替えも早い。お前は誰だというできだった。序盤は永井が目立ちに目立った。
キープ力もある永井にボールが集まる浦和。ボール触るの大好きな永井からしたら願っても見ない状況。周りからの信頼もあついようなので、今は楽しくて仕方ないかもしれない。浦和の選手も永井というボールのおさまりどころができたことで、ボールを前に展開できていた事実は収穫。
そして阿部と啓太。アテネ予選コンビが久々に結成。阿部はパス&ゴーを繰り返して、チームにダイナミズムをもたらしていた。さすがオシムチルドレン。オシムの教えを受けて、前の運動量を増した啓太。最近は田中マルクスと共に棒立ちだったが、阿部の動きに何かを思い出したか、阿部に呼応するように動きを増していった。コンディションが戻ったのか、阿部のおかげなのかは分からない。
CBに出戻った田中マルクス。後ろから精度の高いロングパスは健在。もともとゲームを作るというより、ゲームを支配したい欲の強い選手なので、大きな責任を任せれば任せるほど力を発揮しそうな選手。それが空回りすることも多いんだけど。田中マルクスの予想外の動きには柏の前線からの守備は混乱していた。CBがワンツーで前に出て行くのはありそうであまり見られない光景なので。プレスに行かなければ、ロングボールを蹴られてしまうし。
田中マルクスのロングパス、運動量の戻った阿部×啓太、キープ力と徐々に献身性を身に着けつつある永井が浦和に好影響を与えて復活気味なのだろうな。さらに言うと、強引にエジ×高原に合わせているように感じる。もうあわせるしかないだろみたいな開き直り。そして相馬の突貫振り。
前半の試合内容について少し。序盤は永井タイム。阿部も頻繁に顔を出すことで柏は面食らった格好となる。浦和がこんなに走るなんて聞いてねえよみたいな。またプレスをかけても、周りのサポートと個々の能力がほんの少しだけ噛み合った浦和にちょっとなすすべない柏。
時間がたつにつれて、しっかりと前から守備をしようと意思確認する柏。ブラジルコンビが積極的にプレスをかけるんだけど、後ろがついてこない。鎌田×永井コンビは序盤に目立った永井に気を取られたか、前のプレスに連動することはできなくなっていた。永井を試合から消す代わりに前線の守備がいつもの激しさを失う柏。これだったら、フランサをベンチに置いとく意味がない。
そんなわけで、ボールを奪い返す位置が後ろ気味になった柏はカウンターが中心となる。前回では蔵川が目立ちまくっていたが、蔵川が攻撃参加する前に攻撃が完結する場面が多かった。ちょっとやりたいことができない柏。序盤に大谷がフリーでミドルを放ったけれど、やっぱり相手のSBにはマークをつけられない浦和。
だったら、試合を落ち着けさせればいいんだけど、柏には遠藤も憲剛もいない。そういう選手がいれば、柏は最強になってしまうのではないかと思っている。ユースやそのまた下にはそういう選手がいるかもね。普段ならば、前線で的になれる李やフランサがいれば、もちろん話は別だ。
先制点は柏。そんな流れでも柏。しゃかりき菅沼がロングボール→浦和がクリア→こぼれ球をスーパーミドルで先制弾。こぼれ球を狙っていた菅沼に巧み。当たり前のプレーなんだけど、浦和はそれができていないから、なんつうかすばらしいプレーに見える。
セットプレーからポスト直撃のヘディングや、ポポのバイシクル有りとなんだかんだチャンスを作っていく柏。浦和の攻撃にも慣れてきた柏DF軍団。特に小林はことごとく浦和のFWを潰していた。浦和が攻めているのにチャンスを作れないのは、FWが相手CBとの対決に勝利できないからだろうと。
しかし、同点ゴールは阿部。好調になってきた坪井の突破からボールは右サイドの平川へ。平川はマイナスのクロスを上げてそこに阿部ちゃんがスーパーボレーで同点。そして前半が終了。坪井の気の利いたプレーも良かったけれど、平川が得点に絡んだのは久しぶりのような。
■個で試合を決めるということ
蔵川がいきなりバー直撃のミドルを放つ。やっぱりSBが空いてしまう浦和。後半の柏は攻め急がないことと、後ろからの飛び出しを重視しているように見えた。ポポはボールをキープする場面が増えたし、アレックスはサイドにボールを散らすことを第一にしているように感じた。蔵川、大谷も前半に比べると、積極的になった。
論理的な指示によって、試合の流れを引き寄せる柏。浦和のタカ×エジは古賀×小林の守りに苛立っているのがよくわかった。えげつない当たりで二人を苦しめ始める。ま、ファウルなんだけど。
浦和は攻撃の流れが沈静化していく中で、吹っ切れた相馬が1人気を吐く。ボールを持ったら仕掛ける。高原にボールを預けたら信じて追い越す大博打。レギュラーに定着してきたことで、やっと本来のパフォーマンスを発揮できるようになったか。柏は菅沼がやっぱりいやらしい。埼玉出身なんだけどなーーー。せめて大宮が囲っといてくれれば。
前半の途中から、永井が右サイドから動かないのはシステム変更か、何なのか。でも、右サイドでボールを持ったときの永井の無敵感は異常。
63分に菅沼→フランサ。魔法使いの登場。アレックスを得意の左サイドへ移動。菅沼をもっと見たかったぜ。同じ時間にエジ→梅崎。
しかし、両チームともこの交代によって活性化したということはなく。菅沼の代わりにポポが目立つようになった柏と、攻撃がサイドで止まってクロスを上げる浦和。クロスを上げるのだったら、田中マルクスを最前線に送らないと得点の匂いがしない。梅崎は頑張っているものの、何か噛み合っていないし、高原は言うまでもなく。
そんな展開の中で試合が動いたのはロスタイム。永井が高原とワンツー。相手のミスを見逃さずにワンツーを成功させると、最後は技ありのシュートで鉄壁菅野を振り払うゴール。
そしてコーナーキックを使った時間稼ぎで浦和の勝利をみんなが確信した瞬間。田中マルクスが恐らく北嶋に競り負けたときにイレギュラーな状態に陥った浦和。ポポ→フランサと繋いでペナ外からアウトサイドシュートでゴール。ロスタイムにお互い追加点を入れる幕切れで試合が終了。
■独り言
フランサをチームに組み込むのに苦労している柏。ずっと怪我していたこともあって、途中出場が続いているが、フル出場できる日は来るのかどうか。さりげなく北嶋がちょこちょこ試合に出場し始めている。
浦和はようやく調子が上がってきたようで。高原とエジ問題がさっさと終結すれば、さらに良くなりそうな予感。
posted by らいかーると |09:56 |
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2008年07月31日
悠長にやります。相性からいって、まさか負けるとは思わなかったガンバ。何が起きたのだろうと。大分だって、西川君いなくなったはずだし。
ガンバ。バレーが移籍してしまった。移籍金で誰かを獲得するのか、それとも、さらにユースのための施設を充実させるのか。選択肢があるって素敵。ただ、日本人も石油リーグに移籍することはないのだろうか。ちなみに、管理人はバレーの移籍がプラスの面だって、かなりあると思っている。
ガンバのスタメンは、藤ヶ谷、下平、山口、中澤、加持、倉田、明神、二川、橋本、ルーカス、平井。こんなときこそユースパワー炸裂か。
大分はほとんどいつもどおりである。オリンピック組の代わりには、下川と藤田。何気に層が厚いんだねって。シャムスカに一言。お願いだから、日本人に中盤の底を任せて欲しいなって。つまり、誰か育ててくれ。控えにデカモリシがいる。
■ウェズレイ、エジミウソン、ホベルト
大分ブラジルトリオに注目してみた。彼ら3人の共通点は、前にパスを通す意識が高いし、何よりも上手い。ガンバ、大分の選手を含めて比較しても、ダントツの意識の高さと、それを実行する技術の確かさは抜群であった。前にボールを運ぶという意識の高さは日本の選手にかけているのかどうかは分からない。遠藤はそういうパスが上手いし。
ガンバ。攻撃の組み立ては倉田経由。遠藤を意識しているのか、それともそういう選手なのか、ゲームを組み立てようとするプレーがあまりに分かりやすすぎた。右からきたら左へみたいな。機械的な組み立ての先に、相手をぶっちぎれるディエゴカペルのような選手がいれば、話は別。しかし、今日のガンバの攻撃的な中盤の選手は二川と橋本。何を期待すれば良いのか。しかも、大分の弱点こと鈴木慎吾VS橋本×加持。。。。。
他には中澤からのロングボールが目立った。前線の選手もロングボールに連動していたので、狙い通りにプレーだったのだろう。あわやベルギー戦の鈴木ゴールの再現みたいな場面もあった。
以上である。時間がたつにつれて、SBの攻撃参加も見られたが、後ろでがっちり守る大分を崩すには絶対的な個人技か阿吽の呼吸の連携が必要だけど、今のガンバにそれを求めるのは酷であった。
それでも、SBが攻撃参加してサイドから崩そうとしない限り、点の取れそうな気配のないガンバ。FWがSBと絡めれば面白いんだけど、2人ともゴールを意識したプレーばかりで、後ろの選手もとにかくFWにボールを預けるプレーが目立った。これをバレー病と呼ぶ。
大分。序盤こそあわただしかったが、すぐに試合の流れを引き寄せることに成功。ガンバの稚拙な攻撃にも助けられて、ボールを持って攻撃を進めることができた。
ボールを保持するDF。3枚で距離をとってボールを回すのは上手い。ブラジルでも3バックは残っているので、さすがシャムスカ。ガンバのプレスの届かない位置で落ち着いてボールを回す。
問題は悠長すぎたこと。ちっともボールが前に進まないのである。ブラジルボランチが、ボールを引き出す動きをしてスペースを作っても、ボールが前に出ない悪循環。苛立ったガンバがゾーンを越えてプレスに来る。この時を待っていた大分。。。。なんてことはまるでない。ガンバのプレスが着たら、前にロングボールを蹴ってて悲しくなった。つまり、ボールを前に入れる意識がやっぱり少ないのである。オリンピックに呼ばれた森重君はどうなのだろう。
そんな意識でもボールを前に運べることはある。後はやりたい放題。前俊が見事なポストプレーを見せれば、金崎は絶妙なポジショニングで相手のギャップを突き、夏に調子を取り戻したウェズレイは運動量が増している。3-5-2の良いところ、相手が2ラインだったら、ラインの隙間を有効利用できるをそのまんま表現することに成功した大分。
しかし、藤ヶ谷のビックセーブの前に沈黙。高橋のヘディングも枠を捉えきれずに、前半は0-0のまま終わる試合内容は大分が完全に優性。自信になるだろうなってくらいに、良い内容だった。
■平井→山崎、倉田→佐々木
思い切った交代策。やはり、前半は最低だったと監督も判断したのだろう。システムを3-5-2に変更。右サイドから佐々木が積極的なプレーを見せるに違いない。若手2人については、京都の安藤の自分のプレーを発揮する術を学んで欲しいぜ。失うものなんてないんだから。これで慎吾対佐々木のマッチアップである。
予想通りというべきか、案の定、佐々木が右サイドを制圧することに成功する。加持さんの存在意義とは、、、なんて考えさせられるが、佐々木が個人技でサイドを突破できることで、大分は後手後手の守備になっていく。その結果、中央が空いてしまう。
前半はサイドからやられる場面がなかったので、中央はホベルトたちがゾーンを埋めていた。そのせいで、二川はまったく出番なしであった。しかし、状況が変れば二川も復活するというわけで、後半のガンバは流れを一気に取り戻す。
もちろん、佐々木だけでなくて、山崎の積極性も目立っていた。ボールを受ける動き、サイドの流れる動きと平井とは雲泥の差って比べるのは失礼か。交代した選手によって、ガンバが息を吹き返す。
また、橋本と明神を中盤に添えたこと、相手とシステムがマッチしたことで、ミスマッチが置きにくくなったガンバ。前半に比べると63分までの金崎がボールに触れない現象の答えはここにあるんだろうなって。
金崎が目立ち始めた65分頃に前俊→デカモリシ。前俊は守備もするようになったし、かなり器用な選手に変貌を遂げている気がする。デカモリシの登場でロングボールもありになった大分。
69分。デカモリシの登場でサッカーが変ることは未だなし。大分のカウンターが発動。エジミウソンがボールを運ぶドリブルで前線を駆け上がりサイドに流れたウェズレイへパス。高橋→エジウミウソンと繋いでミドルシュートがゴール。大分が先制である。それにしても、ウェズレイのコンディションがやばい。
74分に下平→岡本。超攻撃的な采配らしい。背の高い選手らしく、空中戦要員か。代わりに二川がサイドへ。
で、山崎に何度も崩される大分の左サイド。山崎にバー直撃のヘディングをお見舞いされる始末。とうとう小林が投入され蓋が完成。もう少し早く動いても良かったような。
後は鉄壁の守備ブロックを形成。守りきれる経験があるって素敵。ガンバはちょっとどうしようもなかった。駒的に。
■独り言
前半からベストメンバーで戦わなかった気持ちは理解できる。それに、若手に期待した西野監督。それに期待にこたえられなかったのが残念。それでも、佐々木の突破力は異常だった。
大分は期待通りのサッカーを披露。デカモリシが普通だったのが残念。
posted by rijkaard |09:42 |
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2008年07月28日
柏。フランサが復帰して魔法使いっぷりを発揮している。しかし、それはプレスを開始する位置を下げることを、、同時に意味している。あちらを立てれば、こちらが立たず。
つまり、長所と短所、どっちがはまるか対決。相手からすると、少しはつけこみやすくなるのかなって。しかし、今日はフランサと李がいないよん。フランサはベンチ。
京都。最近は非常に好調。途中加入のフェルナンジーニョが恐ろしい活躍をしているらしい。水本効果は知らない。柳沢とフェルのコンビが凄いんだってさ。そういえば、パウリーニョはいなくなったらしい。残念無念。
■京都のシステムは日替わりです。
解説者曰く、京都のシステムは日替わりで、選手もいろいろなポジションで使われるそうな。まるで育成年代のチームのようである。しかし、その心は相手によってシステムを使い分け局面を有利にしようと考えているらしい。加藤久監督である。
いつもは4-3-3なイメージのある京都。今日は4-4-2の菱形で守備を行っていた。攻撃のときも基本的には4-4-2の菱形だが、左サイドの安藤と右サイドの勇人の役割は異なっていた模様。
シジクレイをアンカーとして右に勇人、左に安藤、前に角田である。角田の本当のポジションはどこなのだろうか。左の安藤はかなり積極的に攻撃に参加していた。ちなみに、今日がデビュー戦らしい。角田はフェルと柳沢に気持ちよくプレーしてもらえるような動きをしていた。具体的に言うと、スペースを空けたり、相手を引き寄せたりと。
勇人はあまりサイドを駆け上がることはなかった、理由は柳沢にスペースを与えるためだろう。柳沢は右サイドに流れることが多く、勇人がスペースを埋めてしまったら、柳沢は自由に動き回れなくなる。
そんな形で、京都は攻撃を組み立てていく。そして噂のフェル×柳沢は尋常でないコンビプレーを見せてくれた。噂は本当だった。フェルの選択肢はほとんどが柳沢。柳沢は得意のボールのないところの動きを繰り返せば、好きなだけボールが出てくる好循環。
さらにフェルがパスで相手を崩し、それを相手に意識させたらドリブル開始で相手を切り裂く。まさにドリブラーのお手本。相手にパスを意識させてからドリブルで仕掛けるフェルナンジーニョはやっぱり凄いぞ。
そんな2人だけじゃない。安藤もすばらしいプレーで攻撃を引っ張る。先制点を決めただけでなく、たびたび中央に進出してフェルや柳沢の空けたスペースを有効に利用していた。また、サイドから飛び出してくるので、相手はまったく対応できていない。そんな安藤の相手のギャップでボールを受ける動きに対応した左SBの中谷の攻撃参加と京都の攻撃は非常に計算が立っていた。
相手にあわせてシステムを変える。それは守備のためだぜってことで、京都の守備を見てみよう。その前に柏の攻撃を整理。フランサがいないときの柏は、ロングボールが多くなる。前線の選手が連動して動くことで、後ろからボールを引き出しまくるのである。李とポポはこの動きが本当に巧いし、さらに献身的に繰り返し続ける。この2人の動きを利用するアレックスも非常に厄介である。
しかし、李もポポもいない。FWは北嶋。トップ下はアレックス。相手の裏でボールを受けるよりは相手を背負ってボールを受けるのが好きそうな北嶋。そして、アレックスは相手のギャップでボールを受けてゲームを作れる選手である。つまり、2人とも相手の裏に走りこむタイプではない。
だったらボールを受けようねって話なんだけど、柏のボランチは角田がうろうろ、アレックスにはシジクレイが対応することで、柏は見事なまでに攻撃を機能させられなくなってしまう。こういうときに違いを生み出せない永井にはショックだね。
柏システムにうまく選手を配置して中盤の中央を凌いだ京都。次はサイド攻撃。勇人と安藤の出番。彼らがサイドの守備をしっかりと行うことで、菅沼は孤軍奮闘、太田はボールが届かずに仕掛ける場面は少なかった。柏の両SBがもっと積極的になれば良いんだけど、暑いし、柳沢がサイドは狙っているしと嫌な展開。
そんなわけで、京都の前に柏は孤立した攻撃を繰り返していた。北嶋は自分の形に持ち込めず、アレックスはシジクレイの対応にいらいら、ボランチコンビは違いを生み出せずに、菅沼は孤軍奮闘。こんなときこそCBの攻撃参加がすべてを変えるのだろうけど、フェルと柳沢の対応で頭が一杯だったに違いない。それにしても、古賀がいないと柏のCBがすこぶる怪しくなるイメージがある。
前半は2-1で京都がリード。開始10分でこのスコアになってしまった。京都の2点目は安藤起点のフェルと柳沢のワンツーであった。柳沢とフェルに有利な形でボールを届けるには角田と安藤の頑張りは非常に印象的だった。そしてシジクレイ。アレックスのマークだけでなく、攻撃参加も行っていた。さすがである。
■フランサ登場
後半の柏は気持ちを入れ替えることに成功したようで。さらに、太田が積極的に相手の裏に走りこむ動きを見せる。北嶋たちが無理ならお前がいけと。中谷の攻撃参加を牽制する意味もある攻撃。また、永井が積極的にロングボールで試合の流れを引き寄せようと試みる。
しかし、京都の勢いも止まらない。柳沢は今度は左からチャンスメイクを試みて、見事なドリブルも見せる。ただし、後半のフェルは少し運動量が落ちたように見えた。また、前半は思いっきりのなさが目立った柏のDF軍団も思い切ったアタックを披露。簡単にかわされる場面もあったが、楔のボールを潰せる場面も目立った。
また、この積極的なアタックによって、相手の攻撃を遅らせることにも成功した柏。柳沢たちにボールが入る→中盤と挟み込む作戦が何度か発動し、京都の攻撃を徐々に押さえ込むことに成功していく。
しかし、攻撃性能の高い選手がたくさんの京都。だったら、俺の出番だと中谷が積極的な攻撃で流れを引き寄せようと試みる。この試みが成功したかに思えたが、逆にカウンターをくらう羽目となる。このカウンターから柏が同点ゴールを決める。北嶋。相手のCBの間に走りこむ動きは絶妙だった。ただし、ちょっと簡単にフリーにしすぎた市船コンビ。市船の先輩にしてやられる。
そして、先に動いたのは京都。67分に安藤→加藤。新人→新人。後半の安藤はちょっと目立っていなかった。しかし、試合に継続的に出場できれば、かなりの選手になりそうな予感。
70分に永井→フランサ。72分に北嶋→鈴木。柏は形振りかまっていられないようで。フランサの登場でアレックスが華麗に復活する。1.5列目よりも、2.5列目から試合に参加していくほうがアレックスにはむいているようで。
一気に流れを引き寄せた柏。フランサが入ったことで、全員のスタミナも復活。後半は目立たなかった菅沼も復活。逆に京都は効果的なr手を打てずに柳沢が単発で仕掛けるのみ。
85分過ぎからは無秩序状態に陥る。間延びした状態で、どっちがさきに点を取るか状態。しかし、どっちも点が入らず。柏は最後のパスの精度がどうにも合わずに試合終了。2-2で仲良く引き分けで試合が終了。
■独り言
柳沢×フェルは一見の価値あり。コンビプレーが良いとはまさにこのことなんだろうなって。そしてシジクレイのプレーもどこかで見たことある選手だった。守備のときはマンツー気味で、攻撃のときは無理せずにボールに絡んでいく。
柏。前半は完全に設計ミスかなと。あれで戦うのはちょっときつい。フランサが入ってからはさすが。せめてポポがいれば、また違った戦い方ができたのだろうけど、まあしょうがない。
posted by rijkaard |13:33 |
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2008年07月28日
夏休み期間は忙しいので、多少更新の頻度が落ちます。ただ、最近の学校は夏休みの終了日が変ってきているんですよね。8月の最終週には学校が始まっていたりして。
ジュビロ。前田、カレン、ジウシーニョのトライアングルがなかなかの機能性を見せている。前田の復活とともに、勢いを取り戻しそうな予感。そして、このタイミングでフランス経由のブラジル人・ボランチが加入。ロドリゴ。成岡とポジションを争うのか。
ヴェルディ。フッキがどこかへいってしまった。その代わりに大黒登場。日本人FWのほうがチームとして機能するけど、今日の問題は中盤。レアンドロもいないので、ボールを無事に運べるかヴェルディ。
■何のための平本×大黒
ヴェルディのシステムは、4-3-1-2。ジュビロのシステムは、3-4-1-2。両チームとも、前線は魅惑のトライアングルを形成している。実は似たもの同士なのかもしれない。ヴェルディには服部と福西がいる。ここに藤田でも加わったら、なんだかわくわくしてしまいそうだ。
ヴェルディのトライアングル。メンバー構成はディエゴ、平本、大黒。今までは、フッキ、レアンドロ、ディエゴ。前者と後者で大きく異なるのは、スペースへの走りこみと、前線からの献身的な守備だろう。
試合が始まってみると、ヴェルディ・トライアングルの守備は、メタメタだった。この暑い時期なので、あんまり追い掛け回さなくて良いよという守備がでていたかどうかは知らない。ときどき、中盤の選手とジュビロの中盤の選手を挟み込んでボールを奪う場面もあったが、あんまり目立ったものではなかった。
先制点はジュビロ。執拗にボールを受けようとするロドリゴと上田に気を取られて、3バックにプレッシャーを与えられないヴェルディ。3バックがオープンな状況でボールを受けると、数的有利の出来上がり。やはり、CBの攻撃参加は必須。左サイドから仕掛けるヴェルディ。上田の楔のボール→前田のキープから絵に描いたような組み立てで最後は前田ヘッドであっさり先制。
ヴェルディは相手のCBを誰が見るのか決まってないようであった。福西たちは相手のWBとちょこまかジウシーニョに気を取られているようで、なんだかやりにくそうな感じである。だからといって、SBがWBを見るのかというと、かなり違う。でも、福西がサイドの守備を担当するのはもっと違う。
4-3-1-2と3-4-1-2って、もしかしたら相性が最悪なのかもしれない。ヴェルディは、後ろでブロックを作って守るしかないような。でも、日本人FWだから、前から守備をしそうな雰囲気なんだけど、実際はしない変な空気。ヴェルディは試合への準備を完璧にしくじったかなと。
先制点後、ジュビロは省エネサッカーに切り替えていた。守備の開始位置を少し下げて、相手の裏に放り込む形が格段に増えていた。今までは、上田と成岡が高い位置でボールを捌いていたが、今日はそんな場面も少なく。ロングボールが飛び交うと、前田はキープ力で目立てるが、ボールをさわってなんぼのジウシーニョはあんまりであった。先制点後も普通にやれば、余裕なはずのジュビロだが、それを許さない暑さなのだろう。
ヴェルディ。先制されたけど、あまりに早い先制点だったので、死ぬ気で攻撃するにはまだ早い。そんなわけで、ロングボールをばんばんよりは細かいパスでボールを運ぼうと画策。
ジュビロのトライアングルは、前田を中心として綺麗にラインを形成していた。守備をやる心構えは合格。しかし、熱心ではなかった。トライアングルが中央にブロックを作っているので、ヴェルディの攻撃はサイドからが中心とならざるを得なかった。つまり、ジュビロはヴェルディの攻撃を意図的にサイドに導いていたといっても良い。トライアングルはSBまで守備を行わなかったので。
しかし、ここでヴェルディのSBがフリー。これではあまり意味がないぜってことで、服部から試合を組み立てられてしまう悪循環。さすがに相手のSBまでWBが上がってプレスに行く状態でもなく。誰が守備をするんだっ、トライアングルなんだろうな。つまり、ボールを運べないだろうなと予想したヴェルディ。あっさりとボールを運べていた。
だが、磐田の中央の守備は分厚くサイドから攻撃を組み立てるのが苦手なヴェルディ。トラップディフェンスが成功したのか、たまたまなのかはわからないが、前半は守りきりに成功する。上田、ロドリゴが集中力を切らさずにディエゴを捕まえ続けていたのが印象的だった。
ヴェルディの攻撃で光を感じたのは、大黒の仕掛け。中盤に降りてボールを受けてスルーパス。さすがである。しかし、周りとはまだまだ連携不足だということは誰の目から見ても明らかだった。
後半になると、磐田は前半よりはボールを繋ぐ意識を高めてきた。ジウシーニョも最後の力を振り絞るようなフリーランニングを見せる。ただし、ボールを落ち着けるアイディアはなかった。勝っているのだから、相手を走らせるようなボール回しをすれば良いのに、勝負する場面が目立った。
カレンのヒールキック→前田のシュートは見事だったが、ぎりぎりオフサイドで2点目が取れないジュビロ。ロドリゴが中盤でボールを捌く場面が目立ち、2点目を取りにいく意志は見えたんだけど。
先に動いたのはヴェルディ。大黒→飯尾。大黒は徐々にならしていくのだろう。しゃかりき飯尾の登場。疲労的な意味合いでの交代だろう。それと共に、点を取りにいけというメッセージ。
後半のヴェルディはSBを高い位置に上げて攻撃を試みる。しかし、左サイドの服部×柴崎はチャンスを作れそうで作れない。アイディアは良いが、選手の配置が。。。右サイドの富沢はまったく攻撃に絡めていなかった。
富沢→和田。より攻撃的な選手を投入。そして、これが見事に的中。和田の積極的なパス&ゴーに福西が絶妙なスルーパスでヴェルディが同点ゴールを決める。さらに柴崎→大野で攻勢を強める。
が、同点のまま終了。ロドリゴは福西に釣られて、最後に退場してしまった。後半のヴェルディは中央の守備を固めて、サイドはSBに任せて巧く秩序を保っていた。
■独り言
暑そうだった。そして退場しちゃったロドリゴは、良い選手でありそうな気配。守れるし、縦に速いボールも入れられそうな気配。成岡はどうする。ただし、ジウシーニョとカレンの運動量とキレが暑さにやられてしまうと、ちょっと勢いがかげりそうな磐田。
ヴェルディは非論理的なサッカーが非常に面白かったんだけれど、今や理不尽な力はどこかに消えてしまった。このままだと中途半端に堅いサッカーになっていきそうで、ちょっと残念。
posted by rijkaard |09:06 |
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2008年07月22日
唐突に行われるJ2シリーズです。何気に1位と2位の首位攻防戦。ただし、広島とセレッソの勝ち点差は13もある。つまり、独走態勢。まだまだ先は長いが、セレッソと広島が戻ってきたら、楽しくなりそうな予感である。
セレッソは中盤が面白い。アレー、青山、香川、濱田、乾で構成されている。トップには長身の小松。ジェルマーノはどうした。そうして元祖森島や古橋は怪我でしょうか。ちなみに、古橋はベンチにいた。
広島のスタメンは、佐藤、盛田、和幸、槙野、服部、浩司、青敏、李、柏木、くわだ、寿人となっております。久保が控えにいる。
■長所対短所にしようぜ
セレッソのシステムは4-2-3-1。両翼に香川、乾を配置している。SHが中央に進出して、SBが空いたスペースに飛び出して攻撃を構築するスタイルのようだった。守備の特徴はゾーン。濱田たちが綺麗に3人でラインを形成している場面をたびたび目撃。
広島のシステムは3-4-2-1。特徴的なのはWBの役割。李と服部。2人とも自分の武器を持っていそうだが、攻撃面では目立った活躍はしていなかった。正確に言うと、地味に活躍はしていた。一般的な3バックシステムはWBが攻撃的な選手だったりすることが多い。少なくはないと思う。広島は攻撃的な選手を配置しているのに、違う攻め方をしていた。
WBはサイドに開いてポジションを取る。すると、相手の3枚で構成されている中盤のゾーンの隙間は限りなく空いてしまう。つまり、選手間の距離が開いてしまい、バイタルにボール入れ放題状態である。4-1-4-1でも、前の4が自分の後ろのゾーンに相手がいるかいないかを敏感に察知していないと、こういう状態になる。4-1と4-1が分断されてしまうのね。
そんな隙間を広島の3バックが積極的にドリブルで駆け上がったり、柏木たちがボールを受けたりとセレッソを巧く攻略していた。セレッソは3人の距離感を縮めたり、小松を深追いさせないようにして対応を試みるが、だったらサイドを使えばいい広島。セレッソは結局引きこもりを余儀なくされてしまう。
セレッソはロングボールよりも、ボールを丹念に繋ぐ攻撃を得意としているようで。低い位置でボールを取り返してもあまり怖くはない。しかも、広島のシステム上の泣き所でもある、SBの役割が微妙だった。広島のシステムでは、どうしても相手のSBへの対応が後手後手になる。しかし、セレッソの攻撃は中央突破がメインのようで、あまりサイドにボールが行かなかった。サイドにボールが行ったとしても、WBが待ち構えているし、広島の場合、柏木たちがヘルプに来るので、サイドで数的不利にはならない設計図。
セレッソの側からすると、SBが低い位置で起点となって、もう少しボールを繋ぐべきだったのだろう。めちゃくちゃ暑そうだったので、ボールを回して相手の体力を奪う作戦でも良かったのではないだろうか。セレッソのSBは攻撃センスがないようには見えなかったので、もっと落ち着いたゲーム運びを今後は期待。というか、中央を固める広島相手に中央突破を狙うセレッソの気持ちが分からない。
これではセレッソは勝てるわけないと思っていたら、小松の突破からPKを奪う。しかし、アレーが外す。これで広島にエンジンがかかる。PKを外して一気に流れが相手に行ってしまうケースである。
で、広島が決定機を量産。ボールのないところの動きの神、寿人をまったく捕まえきれないでいた。テレビ曰く、セレッソの青山がマークの確認をクルピ監督に相談しに行ったほど捕まえ切れていなかった。ま、ちょっとひどかった。しかし、セレッソのGKのファインセーブ・ポストバーに阻まれて前半が終了。広島の全員攻撃の前にセレッソはどうする。それにしても、槙野ががんがん攻撃参加していた。
■後半がスタート。交代はなし。
セレッソがまさかの先制点。きっかけは柳沢のオーバーラップ。カウンター発動気味であったことから、柳沢はフリーで攻撃参加することができた。前線で小松にボールを送る→小松がスーパーなシュートを決める。ようするに、デカモリシは小松との競争に敗れたんだなって。
さあ広島。すぐに取り返すあたりがさすが。柏木たちが前線に飛び出して、空いたスペースに寿人が降りてくる。一瞬の隙間。振り向きざまに寿人は左足を降りぬいてゴール。さすがの山本もあのシュートは取れないって。
ここで、広島のいわゆるワントップ・ツーシャドウに注目。カタカタにすると、妙にダサい。一般的なこの形はFWがボールをキープして、2列目が飛び出す形が有名。しかし、広島のそれはだいぶ特殊である。まず、寿人は裏に抜け出すのが非常に巧い。本当に巧い。DFラインからボールを引き出したり、柏木がスルーパスを出したりと反応しまくり。周りに誰もいないことから、自由に駆け引きがきるのだろう。相棒に気を使わないほうが、寿人はやりやすいのかもしれない。
サイド攻撃はどうすんのって話。そこも、スペースをわざと空けているように見えた。柏木たちが飛び出す形、寿人がサイドに逃げる形を重視しているようで。そこにWBがフォローしに行けば、数的不利にならないし。そんなわけで、広島のサッカーには注目していけたらなって。
問題の逆転ゴール。きっかけが香川のミスというのが興味深い。香川のミス→柏木にボールが渡る。ハーフラインからドリブルを開始。3人交わして、最後は落ちるシュートでフィニッシュ。反町はどんな気分だ。柏木はまだ90分戦えるコンディションにないようだけど、そのパフォーマンスは圧巻だった。並みの選手のスタミナは十分に取り戻していると思う。柏木基準では足りないだろうが。
古橋などを投入するが、最後まで巧くいかなかったセレッソ。乾、濱田、香川の中盤はまだ機能するには時間がかかりそうな雰囲気である。サイドで起点となれれば面白くなりそうだねって。
■独り言
香川がテレビに写ることが多かった。それだけ、注目度が増しているのだろう。そんなことよりも、柏木と寿人はフル代表に近いうちに呼んであげて欲しいな岡田監督。
posted by rijkaard |08:49 |
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2008年07月21日
埼玉スタジアムに行ってきました。チャリです。帰りはチャリでレースをしているような感覚にいつも襲われます。久々の埼スタは、いい雰囲気でした。特に芝生でまったりしている人を眺めていると、なんだか癒される気分です。
■なすがまま
浦和のシステムは3-4-3。ただし、前線の3枚のポジションは固定されていなかった。まさかの自由スタイルかもしれない。エジミウソンは比較的サイドにいることが多かった。高原と達也は中央にいたがっているように見えたと。ちなみに、サイドのエジミウソンは全然怖くなかった。だって抜けないんだもん。それに比べて、ジュニーニョはすさまじかった。
序盤は浦和がペースを掴んだ。3トップが前線から組織的な守備を行うことで、混乱気味の川崎。浦和が前線から組織的な守備をするなんて驚きである。トップ下にFW2枚よりは、守備の役割分担がはっきりするのかもしれない。ただし、ポンテを前に出して、スリートップ気味に守ればなんてことない話なんだけれど。
川崎の攻撃を機能不全に追い込んだ浦和。積極的にゴール前にボールを集める。特に田中マルクスは非常に効いていた。浦和のボランチは啓太と山田。ゲームを作れるわけがない。よって、2人が縦に抜けてできるスペースに、田中マルクスが飛び出してゲームメイクをする時間が目立った。
で、浦和のペース。川崎は攻撃が混乱したことと、守備もかなり混乱気味であった。その原因は新外国人。ジュニオール。まったく守備をしていなくて笑った。しかも、相手のチェックがあるときは、試合から消えていて、コンディションが悪いのかと管理人を心配させていた。中村が前に出てチェックする場面が、前節では非常に目立っていたけど、この試合では前に出たくても出られない中村を目撃。
そして生まれた高原のゴール。井川の判断ミスもささやかれると思うが、いたって論理的なゴールであった。高原のゴールで会場は異様な雰囲気となる。やっぱり期待されてるんだなって。ただ、ちょっと早すぎる先制点だったかもしれない。
7分に先制点後も、浦和が流れを掴んだままだったが、だんだん流れが怪しくなって生きている。まず、田中マルクスが中盤に顔を出さなくなったこと。これで、攻撃の流れが悪くなってしまった。次に前線の3枚がボールホルダーにプレスをかけられなくなる。ばてたか。しかし、それなりにソーンやパスコースを埋めているつもりだったろう。しかし、中村がゾーンを突き崩す動きを見せる。
中村の対面は山田。2人が並んでいることが多かったので、マッチアップが多くなるのかと思ったが、中村の自由さに山田はついていけていなかった。中村はDFラインに入ったり、サイドに流れたりして、各所で数的有利を作って川崎に流れを引き寄せていった。得意のパスでゲームを作るよりは、ポジショニングでチームに流れを引き寄せる。恐るべしである。
そしてジュニオールが徐々に存在感を増していく。あれ、俺のマークはどこ行った??状態のジュニオール。自由であることに気づいてからのジュニオールは嫌らしいプレーを連発していた。相手のことを考えたメッセージつきのパスが巧い。よって、流れが完全に川崎に行ってしまう。
そこからは防戦一方であった。都築がファインセーブでチームを救えば、田中マルクスは体をはって相手の攻撃を防ぎ、気合の入っていた坪井は持ち前のスピードで相手のシュートに体を投げ出していた。こんな守りの時間が多くても、相手の喉元に刃を突きつけられれば、守りも気合が入るんだけど、エジミウソン、高原では期待するだけ無駄であった。
ちなみに、高原とエジミウソン、やっぱり相手を背負ってボールを受けるのが好きなんだなって。しかし、フォローがない。フォローがないだけでなくて、相手のプレッシャーに耐え切れない。つまり、本人にも問題があるし、周りにも問題がある悪循環。何度もボールを失ってジュニーニョのスピードに翻弄されていた。カウンター返しの連続である。
で、コーナーキック崩れで浦和が失点してしまう。ボールも良かったけれど、伊藤のポジショニング、ヘディングは素直にすばらしかった。こちらも、論理的な得点だったと思う。で、その後も川崎が猛攻を仕掛けるものの、持ち前の立てる力を発揮して前半が終了。
他に気になったことといえば、田中マルクスと啓太が恐ろしいパスミスをしたこと。しかも連続で。あれはいったいなんだったのだろう。
後半は浦和が猛攻を見せる。ちょっとびっくりした。原因を考えてみると、まったく前半と同じだった。田中が中盤で頑張って、前線はしっかりと相手を抑える。それにしても、中盤を作れる人がいないぞ浦和。
で、問題の場面。ちなみに、自分もハンドに見えたけど、恐ろしいのはジュニーニョのクロス。あの一瞬の個の強さが浦和にはない。相馬、平川は何をしているんだと。磐田の村井なんか1人でも相手を圧倒しているぞと。つまり、そろそろこの2人に固執する必要はないような。
で、その後は田中君の自滅、そしてまたもやジュニーニョに圧倒される。テセがボールを持ちすぎて助かったと思いきや、こぼれ球にジュニーニョ。本当に凄いなジュニーニョ。
その後はトゥーリオは上がりっぱなし。代わりに山田がDFラインに入っていた。そして、後半の浦和は永井が登場。なぜか達也と交代で入ってきた。誰もがエジミウソンと交代だろうと考えていたはず。コンディションでも悪いのか。
永井。ストライカーでドリブラー。でも、浦和ではゲームを作っていた。悲しくなる現実である。永井が低い位置からゲームを作る姿は何か切なかったぞ。しかも、サイドにボールを渡しても平川は一度もチャレンジしなかったような。永井がゲームメイクをしている段階ですでに重症だが、3-5-2でサイドアタックが不可能という現実が恐ろしく痛い。
残り15分くらいで梅崎が登場。積極的なミドルでスナイデルを彷彿とさせた。そんな梅崎の頑張りがむなしい。前半から出番を与えてやれと。そしてセルヒオが登場。ただし、何をしにきたのかよくわからなかった。采配の謎。
で、試合終了。3-1になった時点で、会場はあきらめムードであった。残念ながら。ちなみに、大ブーイングで迎えらるのかなと思っていたが、意外に拍手も多かった。
■独り言
中村とジュニーニョがやっぱり半端じゃない。浦和にはせめて中村対策ぐらいはして欲しかったぞ。ジュニーニョは本当に帰化するんでしょうか。帰化しちゃったら、余裕で代表当確なんだろうなって。
浦和は坪井がかなり良かった。ただし、今日のできでかなり良かったと評価されてしまうくらいに、最近は落ち込んだパフォーマンスだった現実が付きまとっている。もっと頑張ってちょ。そして梅崎と永井と達也を前半から使えって。そして、新しい山田君が見たいぞ。
posted by rijkaard |21:49 |
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2008年07月18日
川崎。関塚監督がいなくなってからか、フッキ爆弾のせいか、どうも調子が悪い川崎。本当は優勝争い狙えそうなんだけど、やっぱり監督交代の影響がでかいのだろうか。それとも、ピークを過ぎたか。
川崎のスタメンは、川島、伊藤、横山、井川、谷口、中村、山岸、村上、大橋、ジュニーニョ、我那覇。DFライン以外は不動のスタメンに戻ったようである。
清水。前節は神戸に完璧に守りきられちゃったわけだけど、無事に攻撃面での修正ができるか。スタメンの変更は藤本→兵働。兵働のほうがゲームを作れるので、理にかなったといえば、理にかなっている。そして市川が復帰。青直は累積のため、出場停止。
■ゲームプランを壊す先制点
川崎。サイド攻撃も中央突破もやるよってのが、川崎の持ち味なんだろうと勝手に思っている。いわゆる先入観。両サイドが高い位置で起点となって、中央では我那覇を中心にボールをキープするんだろうなって。しかし、清水の守備網の前に中央ではなかなか起点ができなかった。
3-5-2対4-4-2。数的不利をどのように解決するかは非常に興味深い。清水は4-3をかなり下がり目で守備ブロックを形成。30分以降は枝村を中盤のブロックに組み入れて、4-4で守っているように見えた。まずは中央を固める。バイタルエリアを固めて、DFとMFの間のスペースを消しまくる。バイタルエリアを消し去ることができれば、川崎の攻撃はサイドに片寄るしかない。サイドの守備は、マルコスパウロ、兵働と両SBが連携して遂行。数的不利にならないことに苦心していた。
ただし、枝村のポジショニングは気になった。川崎対策として誰もが思いつくのが、中村を徹底的に潰すことだと思う。実際に中村の見事なパスで、清水はせっかく相手を追い込んでもそれを帳消しにされてしまっていた。だったら中村にマンツーマンでもつければいいんだけど、枝村はそんなことをしていなかった。
だから、簡単に中村に前を向かれてしまう。一応、自分のゾーンは埋めていたと思うけれど、もう少し相手に合わせてもいいかと。それは清水のFWの同じで、3バックにプレスに行かないならば、どちらかが、中村をつぶしに行ってもいいような。ただ、清水の狙いとして、深い位置で前を向かれても問題ないと考えていたのかもしれない。
そんな清水の分厚い守りの前に、川崎は苦戦。25分頃からFWがサイドに流れて勝負をする場面が増え始めた。つまり、中央は相手がたくさんいるので、やっぱりサイドから攻めようぜって流れである。しかし、意思統一と連携がまだ不十分なようで、ジュニーニョと我那覇が流れても、あんまり効果的ではなかった。この場所にCBや大橋が流れてくれば、末恐ろしくなる。恐らくハーフタイムに意思統一がされるだろう。つまり、後半に期待。
川崎の守り方はちょっと面白かった。FWはあんまり守備をしない。そのせいもあって、清水にDFラインから攻撃を組み立てられて、矢島にスーパーなゴールを決められてしまう。15分の早すぎる先制点。神戸戦のように、清水はボールを持てるチームではあるので、DFラインが自由ならば、うまく時間を潰せば良いのに、自信喪失スパイラルからか、引きこもって守備を行っていた。
もともと、アウェーということもあって、守備的な戦い方をしてはいたけれども。清水は基本的にカウンターがメインとなる。で、やっぱりカウンターは巧い。切れ味が鋭い。しかし、攻撃に枚数がいかんせん足りない。それでも決めてくれるほど矢島と岡崎はスーパーではないので、なんとも難しいところである。
で、川崎の数的不利の脱し方。中村が大橋と並んでプレス。3-3-2みたいな。5-1-2のほうがわかりやすいか。つまり、大分と一緒。ただし、基本的に川崎がボールを保持していたので、こんな場面は非常に少なかった。
まとめると、先制するまでの清水は非常に良い流れだった。川崎のポゼッションに苦しんでいたが、後ろで守備ブロックをうまく作って攻撃を仕掛けていた。そして先制。しかし、先制点によって攻撃意欲が減退。中村、大橋、谷口のポジションチェンジによるポゼッションを奪うのは難しいと判断したのか、完全に引きこもることになる。しかし、この引きこもりで相手に決定期を与えずに凌ぎきったのはさすが。ただし、後半の川崎はサイドを容赦なく攻略してくるので、その対策がハーフタイムに求められる。はせけんの手腕にかかっている。
■流れを変える方法
岡崎が喘息→原の投入。アウレリオはもう駄目かもしれんね。出番なし。川崎がサイドから猛攻を見せると思っていたが、まったく仕掛けてこない川崎。面食らった管理人。清水のカウンターが冴え渡る後半の始まり。
しかし、55分に川崎が動いた。システムを4-4-2に変更。村上を左SBに、井川を右SBにして、サイドの人数を増やしてきた。SBが高い位置に張り出すことで、清水のマークは徐々に混乱し始める。さらに、ジュニーニョが左サイドからチャンスメイクしそうな雰囲気をかもし出している。
65分に大橋→田坂。中村にもっと攻撃してもらおう作戦ではないようで。大橋は決して悪くはなかったように思える。田坂は右サイドを意識的に使おうと心がけているように見えた。相手のギャップでボールを受けるのが巧い。徐々に押し込まれる清水。70分に兵働→本拓。守備固めなんだろうけど、問題はどの場所の守備を固めるか。ボランチを増やしてカバーリングの意識を高めるのは間違ってないけれど。
交代直後に、清水がまたもカウンターでチャンスを掴むものの、矢島のシュートが枠に飛ばない。相手に脅威を与えていたと思うが、決定力があれば和製ボクシッチの誕生。
73分に村上→黒津。懐かしの黒津。システムを4-3-3に変更。中村がアンカーである。山岸は左SBに入った。この交代直後、コーナーキック崩れから、ジュニーニョが左サイドからクロス→ニアで潰れてこぼれ球を谷口で同点。さすがである。
同点になったことで、攻撃に出るのか、引き分けでOKなのかの判断が求められる清水。80分に矢島→藤本。矢島が坐骨神経痛らしいので、しょうがない交代か。でも、ここで藤本かと。左サイドに藤本を入れて何が変るんだろうか。
85分に我那覇→都倉。長身らしい。いきなりのパワープレーでチャンスを演出。ジュニーニョ→黒津のヘッドはゴールラインギリギリでクリアされてしまった。左サイドのジュニーニョに復帰したばかりの市川では荷が重い。
89分。川崎のプレスの前に清水のDFはわけ分からない対応。誰かがボールを上に蹴り上げて、その対応を市川が誤る。ジュニーニョに掻っ攫われて、山岸のフリーランニング。サイドをえぐって折り返すと、西部がなんとかはじくが、こぼれ球を谷口で逆転。またまた谷口。そして試合終了。川崎サポにとって最高の試合だったのではないだろうか。スペクタクルという意味で。
■独り言
ジュニーニョの左WGがかなりえげつない。最後まで走りきった山岸の柔軟性に川崎はだいぶ助けられていると思う。また、都倉、黒津、田坂が完璧に機能したのが最強である。特に黒津はどこかでスタメンで頑張って欲しい。調子は徐々に上がっているのではないかと。強いて言うならば、右サイドの強烈なアタッカーがいれば面白いけど、誰だ。また、しょっちゅうシステムをかえる姿はあまり日本では見られないので、なんだか楽しかった。
清水はカウンターで勝負を決め切れなかったのが痛い。最後は防戦一方だったが、実は決定機は多かったのではないかと。外国人FWが外れだと、ここまで苦しむチームを見るのも、なんだか複雑である。ただ、川崎も猛攻に対して、もう少し何かできたのではないかと思う。1点目はセットプレー崩れだから、まああきらめもつくが、2点目が本当にひどすぎた。どのようにボールを動かすか明確でない攻撃の結果、後ろに理不尽な負担がかかり、自滅。やばいぞ。
posted by rijkaard |10:13 |
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2008年07月17日
神戸。自分が見始めた時期から妙に調子の良い神戸。地味に連勝中である。堅固な守備と論理的なサッカーで負けそうな気配がない。綱渡りの試合を物にする力もありそうな予感である。そして、松橋兄は何をしているのか。
マリノス。たまに降格争いに顔を出すイメージのあるマリノス。今季は助っ人外国人が外れでもしたのか。良い若手を獲得するイメージがあるが、まともに大成した選手がいない先入観。松田・上野くらいか。新監督になってスタメンががらりと変ったので記しておく。
マリノスのスタメンは、秋元、小宮山、松田、中澤、山瀬弟、河合、兵藤、水沼、ロペス、山瀬、ロニー。表記は3-4-3となっている。ハユマを外すなんて勇気があるな。
■選手構成と試合設計。
マリノスはガチで3-4-3であった。GKは秋元。87年生まれのマリノス生え抜き。マリノスのCBは背が高いので、背が低く見えた。一応181はある。非常に思い切りの良い飛び出しを見せる選手で、決断力と判断力も実はすばらしい。問題はボールをキャッチするか、遠くにはじき出すかの判断。何とかしてキャッチしてやるという勇気は買いだが、その勇気が危険を招いたのも事実で。でも、すばらしいキーパーになりそうな予感。
CBは左から小宮山、中澤、松田。栗原はどうしたのだろう。田中祐介にしても、小宮山にしても、SBなのかCBなのか色々なポジションで使われて大変だなって。3人のCBのできは悪くなかった。勝手知ったる3バック。DFラインのボール回しがワイドオープンにできていた。そのため、WBは普通の3-4-3よりも高い位置に張り付くことができた。ようは5バックになっていなかったって当たり前の話か。
ボランチ。河合と兵藤。懐かしの兵藤。そしてスタメンに定着したのが本当に凄いな河合。出番をもらえるかどうかって本当に大事なことだなって、河合を見ていると思う。狩野とか乾はどうなるか。河合が守って兵藤がゲームを作るイメージか。でも、兵藤はDFラインから積極的にボールを引き出す素振りがない。能力があったと仮定しても、ボール触りたがり出なければ、ボランチではきつい。
WB。水沼と山瀬弟。この2人の役割がまるで謎であった。サイドで完全に孤立。水沼は得意のクロスで違いを見せていたが、山瀬弟は何をしていたのかも不明。ちなみに、新監督に抜擢された2人は後半に交代している。ここで仮定してみよう。3-4-3の神様ことビエルサの戦術をほんの少しだけ思い出そう。
ビエルサの3-4-3の特徴として、サイドに3人の選手が並ぶことがある。どんなシステムであろうと、サイドに3人集め続けるチームはあまりない。嘘だ。ほとんどない。サイドに縦関係で3人集めると、相手は結構混乱する。ゾーン配分をぐちゃぐちゃにして対応するしかないし、サイドに人を集めすぎたらサイドチェンジでゲームオーバー。
マリノスは3バックのボール回しはできていた。完璧。神戸のFWは中央に絞り気味で相手の中盤へのパスコースを切る役割もあるので、あまりサイドまで守備を行う状況は好ましくない。カウンターに備えて体力を温存する必要もあるし。神戸の守り方として、相手のSBはSHがつく決まりごとがある。
でも、今日の相手は3バック。しかもワイドーオープン。小宮山が左サイドでボールを持っているときに、神戸のSHが明らかに迷っていた。SHが小宮山に行けば、相手のWBには誰がつく??SBがつくしかない。そうなれば、SBが本来埋めるべきスペースは誰が埋める??CBが埋めるのか??相手は中央に山瀬、ロペス、ロニーがいるんだぜって。
このサイドのスペースに飛び出す選手がいれば、3-4-3の完成。でも、誰も飛び出さないマリノス。よって試合終了である。中央で大渋滞を起こしたチームが堅固な守備で有名な神戸を敗れるわけないって。
兵藤や山瀬がそういうプレーができればいいんだけど、そんな気配はなかった。前を向いてなんぼの山瀬兄。しかし、ボール触りたがりのロペスとプレーエリアがもろにかぶっていた。そんなロペスに気を使ってか、終始消え気味の山瀬兄。そしてロペスはロペスで山瀬兄が消えていることを忘れさせるほどのプレーができない。あんまり周りを使うタイプの選手でもないようで。
ロニーはボールを足元で欲しがる選手だと感じた。守備のときは意外に相手を追い掛け回す。しかし、攻撃のときはじっとしている。体をうまく使ったキープ力はすさまじかった。神戸の体をはった守りを吹き飛ばすさまは爽快。しかし、複数で囲まれたら終了していた。神戸は日常的に相手を挟み込む守りを遂行しているので、ドンマイである。
話はだいぶそれてしまった。要約すると、3-4-3を行うには選手の配置が間違っているし、もともと縦に速い攻撃が得意な選手が多いのに、そういうサッカーを指向していないし、さらにロペスが攻撃を停滞させるおまけつきである。
これではそう簡単にシュートまで行けない前半戦であった。逆に神戸にカウンターをくらう始末。腰に爆弾を抱えるボッティは連戦で疲れているのか、まったく目立っていなかった。ボッティが目立たないと、代わりに大久保が活躍するから面白い。レアンドロは大久保との相性が良いようで、2人のパス交換はなかなかの迫力であった。また、基本的にSBが攻撃参加するのが常なので、マリノスは相手のサイド攻撃にてこずっていた。本当はマリノスがこういう攻撃をすべきなんだけれどね。
■ボッティ→吉田
後半になると、元フリューゲルスの吉田が登場。ボッティはやはりお疲れのようで。ちなみに、マリノスを戦力外になったそうな。昨年は中盤で活躍してなかったっけ。基本的な流れは変わらない。ボッティが不調でいなくなったぶん、大久保にボールが集まり、中盤ではキムナミルが積極果敢なパスで攻撃を仕掛ける。
マリノスは相も変わらず。58分に水沼→長谷川。懐かしの長谷川アーリアジャスールである。長谷川の投入でマリノスのサッカーは少し変わった。長谷川がゲームを作れたわけではない。右サイドに移動した兵藤と中盤の底から攻撃参加する長谷川の動きが攻撃にダイナミズムをほんの少し与えた。単に失点したから焦っていただけかもしれないけれど。
61分に神戸がコーナーキックからキムナミルが頭で押し込む。戻りながらの高度なヘディング。秋元も反応していたので非常に惜しかった。そんなことよりも、キムナミルを褒めるべきだろう。最近はチームに馴染んできたようで、持ち前のハードワークとともに、攻撃面で貢献する場面が増えてきた。こういう選手が増えるのは歓迎である。
65分に山瀬弟→清水。サイドをつけって指示なのかもしれないが、目の前には石櫃がいるわけで、そこで優勢に立てなければ何の意味もない交代である。68分に後半から必ず出場する田中が栗原に代わって登場。松橋兄は出番がないな。大久保とツートップとか見てみたいんだが。神戸のSHはかなりの運動量を必要とされるので、毎回交代が必要なんだろうな。
残り時間が少なくなってから、マリノスは大島を投入。中澤を上げてパワープレーを敢行。クロスに対して、迫力がはじめて出た瞬間であった。ロペスたちはクロスに対して飛び込んでいく迫力がどうもない。でも、集中している神戸を崩すにはやっぱり足りない攻撃の手数。無事に神戸が三連勝を遂げた。
■独り言
せっかくマリノスタウンを作ったのに、どうも調子が上がらないマリノス。桑原監督がどのようなサッカーをやろうとしたかは見ていないのでわからないが、何を目指していたのでしょうか。外国人に拘りすぎれば、降格も見えてきそうだねって。それにしても、神戸の守備は堅い。
posted by rijkaard |09:34 |
J |
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