2008年08月08日
日本戦のレポはたくさんあるので、ニッチ産業でいきます。対戦相手の分析。単純に興味があるだけなんですけど。
オランダ。スタメンには知っている名前がちらほら。デポルのデグスマンの弟・デグスマン。脅威の左SBエマヌエルソン、キャプテン・マカーイ、バベル、バレンシアで大丈夫かマドゥロ、そして、この世代では圧倒的だったドレンテ。
ナイジェリア。勉強不足でまるでわからない。オデムウンギだけかろうじて聞いたことある。つまり、未知数。解説者曰く、失点数が少ないらしい。オコロンコ、アイザック。
■オランダの紹介
オランダのシステムは4-4-2。まさかの4-4-2。しかも、エマヌエルソンとマドゥロが中盤の舵取りをしている。右サイドにデグスマン、左サイドにドレンテ。FWがマカーイとバベル。
攻撃の特徴は右サイドが主。SBのザーフェルローンがかなりすばらしい。なぜにEUROで使わなかったのか。ボールを持ててゲームを作れるデグスマンと連携してボールを運ぶ右サイド。
左サイドはドレンテが独力で仕掛ける形が目立った。得意のシザースで何度も相手を突き崩す形は厄介だなって。ただフィジカル能力で相手を崩すタイプではない。フィジカルも強いけど。
マドゥロ、エマヌエルソン、右サイドコンビが丹念にボールを運ぶ形と、一気にボールを飛ばす形を併せ持っている。ロングボールの先にはバベル。マカーイが棒立ちなので、そのぶん裏に飛び出したり、サイドに流れたりと大忙し。他には一気にサイドチェンジでドレンテが勝負なんて場面も見られた。
攻撃はそんなところ。フィニッシュの場面で省エネ・マカーイがかなり目立っていた。相手の選手がドレンテやデグスマンに気を取られていると、シャドウストライカーの本領を発揮する。そして、中盤の選手も最後はマカーイだわなと感じているのだろう。しっかり探せているので、最後はマカーイにボールが行く可能性が高い。かわいそうなバベル。
こう着状態や、得点が欲しい場面ではマドゥロたち、両SBが攻撃参加するかもしれない。ただし、オランダはWGに攻撃を任す傾向があるので、両SBは組み立てに参加すれど、追い越す動きはあんまり死なそうな予感。マドゥロたちはあんまり前線に飛び出す性格でもないなって。
そんな得点が欲しい場面でスパーサブがいるのかどうか、デグスマンとドレンテがなりふり構っていられない状態になったときが楽しみ。2人とも勝負を決めにいく能力と決断力を持っている選手なので。
守備は結構もろい。4-4-2の形で守備を行う。プレスの開始位置はハーフライン。FWがハーフラインまで下がって守備を行うのが特徴。恐らくマカーイがろくに守備しないからこの形なのだろう。
この守り方の注意点はマカーイたちとマドゥロたちの距離間。ここが空きすぎるとゲームオーバー。結論から言うと、ナイジェリアはこのスペースを有効に利用していた。
FWとMFのスペースを空けないためには、高いDFラインが必須なんだけど、自由なナイジェリアDF軍団。序盤は相手の裏を狙ったロングボールを連発して、オランダのDFラインを下げる。オランダのMFがDFラインに連動してラインを下げる。FWは下がらない。スペースの完成。ナイジェリアはロングボールを減らして細かいパスで攻めまくる。中央突破の完成。
そんなわけで、オランダの弱点が完成。ドレンテやデグスマンはサイドの守備をサボらないので、ビルドアップの場面からサイドで起点を作るのは困難。どっちかというと、中央突破のほうがやりやすそうである。マドゥロたちをDFラインの近くに貼り付けさせるためのキーマンはロングボールを谷口。そしてスペースで活躍するためにはボランチが縦関係になる必要があるね。梶山たちにそれができるかできないか。
■ナイジェリアの紹介
4-1-2-3・バルサシステム。守備のときは4-1-4-1と現代のトレンドを地で行くナイジェリア。オランダが自陣までプレスに来なかった理由もあって、ポゼッションはナイジェリアに分があったと思われる。ただし、ボールを持たされても、まったく慌てる様子もなかったのでこれは強いんだろうなと予感。
ビルドアップの場面でSBが上がることはあまりない。ドレンテたちがいて上がれなかったのか、それともチームの決まりごとなのかははっきりしない。ボランチの選手が終始ボールを受けに来て、ガゴのようにボールを前に展開していた。中盤の選手はボールを前に運ぶ意識が高く横→横よりは縦→縦→横ってな感じだった。
つまり、ボールを運ぶのは相当うまい。最初はロングボールで→スペースを作り出したらショートパス→たまにロングボールを織り交ぜる攻撃は相当厄介。
そして、攻撃の中心はオーバーエイジのオデムウインギ。ボールがおさまるのが素敵。他にはオコロンコ、アイザックと好選手が揃っている。ドレンテのように個人技でどうこうよりも、コンビプレーで相手を崩す意図がはっきりしていて、なんだか欧州のチームのようであった。
守備面では攻守の切り替えが早い。ボールを奪ってショートカウンターもできそうである。ただし、気候やコンディションの問題もあって、20分くらいにはサボり始まる。4-1-4-1の守備で言うと、両SHの選手はあんまり守備が好きでないようで、何にもしていない場面が目立った。オランダと違って、ナイジェリアは相手のSBにすばらしい選手がいると苦戦しそうである。つまり、ボールを奪う→相手のプレスがうわっとくる→これを交わせばボーナスタイムみたいな。
前線から組織的な守備ブロックを形成できていないからか、裏を簡単に取られる場面がちらほら。楔のボールよりもさっさと裏に放り込んだほうがナイジェリアは嫌かもしれない。だだし、ヨーイドンで勝てる保証はない。
他にはゴールキーパーがカンポスくらい小さい。その代わりに恐ろしい運動能力を秘めていそうである。
■マカーイ→シモン、マドゥロ→スノー
後半頭から2枚代え。マカーイの交代は攻撃面でのてこ入れか、守備面でのそれかまだ分からない。スノーはもっと前線に飛び出して欲しいということだろうか。前半のオランダは確かにデグスマンとドレンテしか違いを生み出せていなかったのは事実だし。
俊輔の友達・スノー。風貌がドレンテとかぶっている。マドゥロに比べると、ボールを受ける意欲が高く、試合を組み立てようとする意欲もある。そのせいもあって、後半のオランダは攻撃が少しスムーズになる。
シモン。さりげなくオーバーエイジ。197の長身。ポストマン。マカーイに比べると、動き回るのでありがたい存在。ただし、絶対必要条件な選手でもないようで。
交代選手によって、上手く回り始めたオランダ。そして、2位抜けでは決勝ラウンドでアルゼンチンと対戦が濃厚なようなので、、、勝ちに出るオランダ。SBを上げたり、エマヌエルソンがサイドに飛び出したり、ドレンテとデグスマンが位置を入れ替わったりと工夫を重ねる。
しかし、思いっきりの足りなさと、バベルが自分の形でボールが受けられない切なさで最終局面までボールを運べない。ミドルを連発。枠を捉えきれずに終了。
ナイジェリア。やはり楔のボールを強引に入れる技術とそこからの連動性は秀逸。個人技だけじゃないことを証明し続けたが、シュートがキーパーのもとへ飛んでしまう不運に泣かされてしまったねと。そして試合終了。
■独り言
スコアレスドローだったけれど、非常に楽しめた試合だった。ナイジェリアもオランダもかなり強い。メダル候補といっても差し支えないのではないだろうかと。
特にナイジェリア。もっとフィジカルを前面に押し出してくると思ったが、かなり洗練された試合を見せてくれた。特に、楔のボール後は非常にたくさんのパターンを持っているなって。
オランダは本気になった時が怖い。両チームとも警戒感あり有りで引き分けでもしょうがないと心の中であったのが、0-0になったのだとおもうけれど、ここからは勝ち点を奪いに来るわけで。
楽しみだなと。
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オランダ対ナイジェリア ~強いぞ~
posted by らいかーると |23:48 |
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2007年10月18日
この試合に勝てば、オリンピックに出られる可能性が高くなる。ここで負けたら大混戦になる。最低でも引き分け。これは難しい試合になる。勝ちに行くのか、引き分けにいくのか、そのような状況になったときに、意思統一はできるのだろうか。誰がその役割を担うのか、監督か、選手か。。
会場はお馴染みのドーハ。意図的にそこを選んだのかどうなのか知りたい。
スタメンは、山本、伊野波、水本、青直、内田、本圭、青敏、細貝、水野、柏木、李。ここで出したかサプライズ人事。よくわからないスタメンである。
■どのようにして点を取るのか
ワントップが李。森島、平山と比べると明らかにタイプが違う。ボール運びのあまり巧くないので、ロングボールがどうしても多くなってしまうこのチームには、平山、森島はうってつけの選手である。そこに李。守備はするだろうが、ロングボールはきついだろうし、ポストプレーができるのかフィジカル的に心配だった。
しかし、その心配は杞憂で終わる。最初のポストの場面で李はカタールに少し引き飛ばされながらも、何とかボールをキープして攻撃の起点になった。チャンスを演出。このプレーによって、周りも本人も自信をもてただろう。子この後も李は得意の運動量で相手を追い掛け回し、水野に決めるだけのパスを出すなど活躍した。疑ってごめん。
序盤の日本はすばやいショートカウンターでチャンスを作る。高い位置からのプレッシングで日本はカタールを苦しめた。ただし、このプレスを開始する位置が高すぎる。オールコートプレスかっていうぐらいに。カタールが自陣のペナ付近でボールをまわしているのにがんがん寄せに行っていた。ガス欠が心配だし、後ろがついてくるのか心配である。
そもそもカタールは自分達でボールを支配してじっくり攻めるチームではない。相手にボールを持たせて、連動したプレスでボールを奪い、前線の個人技に託すチームである。ボールを自分達で保持することを好まないし、日本に組織的に守られたら正直きつい。
ちょうど、高い位置からのプレスに苦しんでいたので、カタールはお得意のロングボール大作戦にでる。ロングボールをけりまくれば、たいていDFラインは下がる。蹴られるたんびに、DFラインの裏を取られるのは得策とはいえない。10回あれば、1回くらいはビックチャンスになる可能性もある。それに後ろ向きに走るのは面倒である。よって、日本のDFラインが少し下がる。中盤も下がる。前線は下がらない。よって、バルセロナと同じ問題が起きる。中盤にスペースが出来てしまう。
中盤にスペースが出来ると、簡単に楔のボールを通されるようになり、そこで相手を挟み込むことが出来なくなる。中盤にスペースが出来るということは、当然選手の距離も遠くなる。わずかな挟み込ムタイミングのずれが相手の攻撃を許す。こうして時間がたつにつれて、カタールの望む展開になっていく。
案の定、日本はプレスをされるとバタバタの展開。しかもロングボールを蹴っても、李では競り勝てない。しかも李の周りに人もいない。守備のためポジションが後ろ気味。悪い展開になっていく。ボールを前に運べないというのはいつものことだが、この試合では個人技でどうにかする選手もいない。水野は守備の意識がずいぶんと高くなって特別な選手でなくなりそうである。
日本は得点の気配がなく、そんななか本圭が珍しくドリブルで仕掛けるものの、ゴールは遠い。カタールはゴール前まで来るものの、絶好調日本DFの前に沈黙。カタールも日本を崩せるほどの個人技がなく、連動性もないので、何ともいえない試合になっていった。しかし、ゴール前まではきているので、何かがおきそうなのはカタールだったが、前半35分くらいから足が止まり始める。
カタールの足が止まったことによって、日本はボールを簡単に運べるようになる。しかし、前線での武器が少ない。そんなときはコーナーキックで先制、というお得意のパターンで日本が先制。前半は終了。
日本で気になったのはプレスのかけ方。ボールを奪えれば最高だが、闇雲に寄せに行ってボールを奪えることはまれなことである。プレスでサイドに追い込んだり、数的優位を作ってボールを奪うのが基本。ただ、日本はボールを奪いに行ってしまっている。足出して相手に交わされる場面が目立った。守備で目立とうとしすぎな気がする。特に前線の選手達は。逆に後ろの選手は飛び込まなさ過ぎであった。
■水野→家長
最近守備をすることが趣味になっている水野から、守備はやっぱりしたくない家長が登場。結局、個人技に頼るという采配が面白い。ぜんぜん水野にボールが入っていないのに交代か。
それなのに家長にはボールが集まるから面白い。ハーフタイムの指示なんだろうけど。その家長は持ち前のキープ力で他の選手との違いを見せる。やはりさすがである。
日本は後半になると、オールコートプレスをやめた。本当は前半の途中でやめた。李も柏木も自陣からプレスに行くことで中盤との連動性を重視したのだろう。中盤と前線の距離を近くすれば挟み込むことも出来る。
しかし、なかなか高い位置でボールを奪うことは出来なかった。カタールがちっともチャレンジするプレーをしてこなかったことが大きな原因である。安全策のカタールはリスクをかけなかったぶん、ろくにチャンスも作れていなかった。
日本はカウンターに活路を見出すはずだったが、押し上げが少ない。前線だけで攻めてくれ、というパターンである。もう少し人数をかけないと入る点も入らない。もっとチーム全体で2点目を取りに行く意識が欲しい。そっちのほうがチームとして怖さがある。ただし、絶好調DFとアウェーでリードしている状態なので、攻めたくない気持ちは痛いほど分かる。成功体験を裏切るのは難しい。
完璧に近い守りを見せていた日本も、コーナーキックからとうとう失点してしまう。いつか失点してしまうので仕方ない。しかもこぼれだまをヒールキック。16歳を褒めよう。
その失点後の日本はどうしていいかわからないようだった。点を取りに行くのか、守るのか。どのようにして点を取るのか、守るのか。引きこもって守るにしても、相手に恐怖を与えるようなカウンターとセットでなければやられ放題である。
最後にはハンドでPK。ドンマイである。
■独り言
もう少し攻撃に人数をかけないと苦しい。いつものことだけれど。選手のインタビューを眺めていると切り替えも出来ているようなので次回に期待したい。
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カタール対日本 ~16歳でオリンピック代表~
posted by josepgualdiola |09:29 |
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2007年09月13日
国立で観戦。予想通り試合開始には間に合わず、ちょうどスタジアムに入る瞬間に梶山陽平のゴールに対する歓声が聞こえてた。まさかこんな早くに点が入るとは。そういえば、当日券に列が出来ていた。国立だと会社帰りの人がたくさん。
日本のスタメンは山本、内田、水本、青直、伊野波、本拓、梶山、家長、水野、柏木、森島。柏木、森島、内田はスタメンに定着しそうな勢いである。
■守備を大事にしているけれども
サウジ戦の後半に柏木を入れたのは、守備を改善させるためである。攻撃はおまけみたいなものだろう。実際に柏木の守備によって、後ろが助けられたのは言うまでもない。特に本圭はその恩恵を受けていた。
この試合で柏木が先発。慣れないポジションで苦戦した水野も慣れ親しんだ右サイドで先発。中央には平山よりも体をはり、守備に奔走する森島。攻撃的にも見えるが、結構守備的な意図がたくさん。家長、水野が行う守備の役割も、このシステムだとはっきりするので、混乱は起きないはず。サボらなければ。
この守備的な布陣はしっかりとピッチにも現れていた。特に森島、柏木、水野。この3人の執拗なプレスはカタールを苦しめていた。そんなプレスの前にカタールのDFたちは焦ったロングボール、限定されたパスをするしかなかったが、その不利な状況に比べると繋がる場面が多かった。日本のボランチよりも後ろが前線のプレスについてこないのである。もったいない。
つまり、前線のプレスの質は高かった。しかし、それに見合った結果がでているわけではなかった。相手の攻撃を遅らせ、後ろの選手を休ませることは出来ていたけれど。
■ビルドアップとどのように攻めるか。
先制後もカタールはそこまで前に出てこなかった。時間を考えればよくわかる。そして日本のDFラインがボールを持つようになる。課題のビルドアップ。ボランチが助けに行く回数が抜群に少ない。SBをぜんぜんうまく使えない。つまり、サイドチェンジがない。せっかく助けに来た水野をたまにしか使わない。水野と内田が入れ替わってもボールが来ない。前線でスペースを探し、飛び出し続けた柏木にもボールは来ない。仕方ないから柏木も中盤に降りていっていた。
しかし、パス&ゴーという単純な連動性が生まれる回数は少なく、かといって他の選手がボールを持っている選手のフォローをするわけでもないので、柏木は難しいプレー選択しなければならなくなる。チャレンジ→失敗→奪い返しに行くの繰り返しであった。ただし、そんな柏木のダイレクトプレーが巧く行くとチャンスになっていた。失敗のほうが多かったけれど。
この布陣を見たときに、水野と家長のサイド攻撃だろうなと思ったが、そこまでボールを運べていなかったので、前半20分までに見せ場は少なかった。前線の選手は攻める気満々にみえたが、後ろの選手は先制したこともあり、チャレンジしたくなかったのかもしれない。
家長が中央でボールに絡むようになると、日本の攻撃は形になるようになる。しかし、同じくらいカウンターをくらうようになる。攻守の切り替えが悪いというよりは、相手の速さが上手だった。
前半33分に家長が自分でスペースを作り、そのスペースでボールを受けると森島に見事なパス→これをキーパーが足でセーブ。このプレー以降、カタールのキーパは当たり始めた。
残りの時間で目立っていたのは水野。ただし、守備で。サウジ戦でも守備を頑張っていたが、意外に守る選手なんだと認識を改めた。また献身性も高く、森島のサポート、ビルドアップのサポート、中盤に降りていって、内田のためにスペースを空けたり。ただし、内田にボールはなかなかでなかったけど。ただ、これでいいのか水野。
■前半のカタール
第一印象は強くない。エース級の選手がいないこともあって、前線の選手はそこまで怖くなかった。水本、青山のほうが力関係で言うと上。フル代表のサウジにいたFWレベルの選手がいるわけでなかった。怖かったのはボランチの選手。2列目からのフリーランニングの質が高かった。特にタレル。この選手はこの試合でイエローをもらったため次節出場停止。
守備の面では個々の選手によってプレスの強度がバラバラで、タイミングも遅い。もっときつく寄せられていれば、日本はきつかったと思う。前半の終了間際になると足も止まり始めた。疲労がたまっているのだろう。日本がもっとピッチを広く使えれば、カタールは混乱したかも。
■内田を使うことと、カタールは右サイドを使う
反町のハーフタイムコメントにあるように、ビルドアップを何とかしようと思ったようである。みんなもっとパスコースを作れと指示。しかし、後半になってもあまり変わったようには見えなかった。内田を多少使うようになったくらいである。
カタールは家長サイドから攻めることを選択。家長に守備をしてもらうのもよし、サボってもよしの考え方である。結果は、家長が守備に追われ始めた。
後半の最初は日本がチャンスを作っていた。しかし、時間がたつにつれて、カタールがボールを持つようになる。日本全体の守備意識が高まったのだろう。本拓が退場してからは、家長を右サイドに移した。左サイドは柏木の運動量と森島の献身性に賭けた。
10人になってからの家長は秀逸。キープすればいい場面での強さはずば抜けている。これが縦に仕掛けるだとまだ課題のある家長だが、キープだけしてくれという指示だったら、これ以上ない選手である。
後半33分には山本のビックセーブで日本が危機を脱出。2列目からの飛び出しについていくのは、やはり難しい。
カタールはサイドから攻める方法を選択。セオリーどおりで、日本はかなり苦戦していた。柏木フル稼働である。しかし、サウジ戦で守りきった成功体験があるのだろう。水本、青直の人に対する強さに自信が備われば、簡単には崩されない。DFラインが少し低いと思ったが、それでも守りきれる自身があったのだろう。もう少し足元が巧くなってくれれば文句なし。特に青直。
何とか守りきって終了。
■独り言
カタール人の名前は長い。登録名では省略されているが、交代選手のアナウンスはすさまじかった。アナウンサーはよく噛まずにいえたと思う。噛まずにいえたことに対して拍手が巻き起こっていた。
日本は結果を残せたことが何よりも残った。しかも3戦とも無失点。守備陣には自信になっただろう。相手からすると、追う場面では焦りに繋がるかもしれない。
前線と後ろで意思統一ができていないように感じた。攻めるのか守るのか。どこでボールを奪うのかなどなど。守備の面で前線と後ろが連動してくれば面白いチームになるだろう。攻撃はどうしようか。こちらは時間がかかりそうである。
次はカタールのホーム。欠場したエースクラスの選手たちがどれほどの選手なのか、ちょっと楽しみである。ちなみに、日本が10人になった時点で、カタールはもっと前からプレスをかけるべきだった。連動はしているけれど、タイミングが遅い。ボールがおさまるタイミングで寄せに行くのではダイレクトで交わされてしまう。そういった細かい場面でカタールは粗さが目立った。
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日本対カタール ~勝ってよかった~
posted by josepgualdiola |09:30 |
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2007年09月09日
グループリーグの首位にならないと、オリンピックには出られない。厳しい条件である。ちなみに現時点でサウジアラビアは勝ち点ゼロ。ホームで負けたら、ゲームオーバーである。気合十分なはず。
日本。反町、悲壮感たっぷり。発言に心中、、という言葉が出ているようである。背水の陣でこの予選に挑む。結果を逃した瞬間に危険な雰囲気が漂う。こんな状態のときに、チームがひとつになることがたびたびある。そんな奇跡に期待。
日本のスタメンは、山本、青直、水本、伊野波、本拓、梶山、内田、本圭、家長、水野、森島。なんと森島がスタメン。内田と水野の同時起用って発想がすごい。3-6-1で共存か。4-4-2ならば、理解できるけれど。
■アジアカップとは逆転現象
アジアカップでのサウジアラビア戦は、サウジが耐えてカウンター。日本はボールを支配してチャンスをうかがう、であった。この世代ではそれが逆転。アウェーだからだろ!と思うが、日本が国立でサウジ相手にボールを支配できるかどうか、是非見てみたい。
日本の守り方は森島を放置し、3-4-2で守る形であった。水野、家長も中央のゾーンを埋めることに注意を払っているようだった。ただし、人につく意識は低かったが。可愛そうなのは森島である。どうみても守備をやる気満々のようだった。しかし、誰もついてこない。1人でサイドを限定してみたり、縦を切ってみたり、家長の位置まで下がって守備に参加してみたり。さまざまな工夫が見られたが、基本的に見殺しであった。
日本の3-4-2の4の部分は少し気になった。2の部分の守備の場面でのチャレンジ精神が希薄なためか、いまいち連動して守っているようには見えなかった。どちらかというと最終ラインとの距離を重視しているようで、時々その距離が近すぎたために、相手にスペースを与えている場面さえあった。もうすこし前でボールを奪えたら面白かったと思う。
しかし、サウジは仕掛けるのが大好きであったため、その穴を広げられることなく、日本は無難にサウジの攻撃を防ぐ。
ちなみに、日本のフル代表がなかなか仕掛けないことが話題になっている。サウジはどんな時に仕掛けているかを注目してみた。いたって単純である。サイドチェンジしたときと、楔のボール&パスを出した選手のフリーランニングが噛み合ったときであった。
サイドチェンジをすれば、スペースもあるし数的不利であることは少ない。だから仕掛ける。至極まっとうである。前半の強力なシュートはその場面から生まれた。また楔のボールが入ったときの回りの動きは訓練されているようだった。楔のボールを入れた選手が、そのまま楔のボールを受けた選手の近くまでフリーランニング。簡単に言えば、パスを出して走るだけである。ポストマンとの距離感をひたすら近くする戦い方はアヤックスがよくやっていた。単純な方法だが、結構止めにくい。しかし、日本が後ろに人数をかけて守っていたので、パスとランニングだけで崩すのは難しい。よって、サウジは前半30分過ぎから簡単にクロスをあげるようになる。
■カウンター、カウンター
日本はしっかり守ってカウンター。森島に当てて、水野×家長の個人技に託すのが狙いだった。森島はそれなりに競り勝ち十分に仕事を果たしていた。問題は水野。まったく持ち味を活かせていなかった。反対に家長は自由に両サイドに流れ、力を発揮。水野は家長の動きにあわせてバランスを取っているようだった。中央でクロスを待つ場面が多く実際に惜しい場面もあった。しかし、求められている本来の動きとは違うような。そんな水野は攻撃の鬱憤を晴らすかのごとく、守備で相手を追い掛け回す場面が徐々に多発。ただし、後ろからだけど。
また、日本はボールを奪い返して攻撃、というよりもサウジの攻撃が切れる。攻撃を再開、という場面が多かった。カウンターというよりも、自分達で攻撃を組み立てる場面が多かったのである。この世代の弱点、前線にボールを運べないはこの試合でも健在。そしてCBのロングパスの質の低さも残念ながら健在。内田、本圭などの中盤の選手にボールが入るとプレッシャーで前を向かせない→仕方なくバックパス→CBがロングパス→ボールを奪われるの繰り返しであった。そのための森島に体をはらせているのだが、いいのかこれで。
逆に前半40分にサウジにカウンターをくらい、個人技でシュートまで持っていかれていた。結局、前半は0-0。日本の後ろはよく守っていたとは思うが、もう少し前線が助けないと苦しい。後半も同じような展開だと守りきれない可能性が高い。
そしてサウジは速攻で日本の3バックの裏を突く場面のほうが怖いと感じた。開き直って引きこもれば良いのに。
■水野→柏木
柏木はサウジの攻撃をサイドへサイドへ誘導しているように見えた。そしてそのサイドには本圭が待っている。前半には見られなかった形である。特にサウジの右SBにプレスに行っていることがよかった。サウジの攻撃は前半と比べると、ボールが繋がらなくなり、後ろが非常に楽になった。また、家長もハーフタイムに注意されたのだろうか、ポジショニングに気を使うようになっていた。
前線がフィルターとして機能するようになった。また柏木が自分のゾーンを捨ててまで相手に寄せに行くので、そのカバーを本拓が担当していた。このあたりの守備のバランス感覚はすばらしいと思う。自分のゾーンを捨てる勇気のある選手は結構少ない。
しかし、サウジも馬鹿ではない。柏木サイドから攻めなければよいだけだ。そんなわけで、サウジの攻撃は左サイドに寄って行く。後半12分くらいから。しかし、前半の日本とは違う。内田、梶山がスペースを潰すことによって、ボールを前に運ばせない。こんな場面が時折見られたのは収穫。
うまくサウジの攻撃を凌ぐが、日本も決して攻撃の形を作れているわけではなかった。そんななか、後半18分にサウジの選手が退場。ここから梶山が前線に飛び出してミドルを打つなど、ショートパスをつないで相手を崩す本来の形に、日本が戻っていく。
サウジは人が足らないので、個人技の割合が増していく。しかし、日本が攻撃に人数をあまりさかないので、2人目、3人目で潰されていた。
日本は決定機を何度かつかんだが、数的優位を活かしてちう形ではなかった。逆にサウジに引かれると、フル代表のように苦しい。そんなわけで0-0で試合が終わる。
■独り言
勝ちに行かなかったなというのが正直な感想。微妙な立場なので、リスクを恐れる気持ちはわかる。しかし、その分カタール戦が厳しくなった。今度は守るのか、それともボールを支配しにいくのか。楽しみである。多分カタールは引いてきそうなので、、、。
ちなみに北京の夏は東京異常に高温多湿らしい。本番でも暑いのでプレスをかけられなかったではさびしいぞ。
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日本対サウジアラビア
posted by josepgualdiola |20:40 |
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2007年08月24日
北京への道、というカテゴリーを作りました。北京世代の試合について、それなりに注目していたと思います。過去形なのは、最近見ていなかったからです。いつのまにか増田、カレンが外れていてびっくり。特に増田。青敏、梶山、増田の3人の中盤がこの世代の生命線だったはず。それなのに、なぜに増田を外したんだろうか。それとも柏木頼み??過去の否定にもなりそうな采配である。結局、谷口、枝村は使ってもらえなかったようで。この2人を適材適所で使っていれば、能力爆発したかもしれないのに。
日本のスタメンは、山本、細貝、青直、水本、水野、本圭、本拓、梶山、柏木、平山、李。3-5-2か4-4-2かは試合を見ながら判断する予定。またも家長はベンチ。なんでだろ。
■デジャブか
久々にこの世代の試合を見たはずである。しかし、前に見た試合に内容が非常に酷似している。まったく成長していない。招集するたんびに限りなくゼロからスタートしているようで非常に切ない。
サイドアタックが片方によってしまうことは、実は頻繁に起こる。その理由は選手の配置とシステムにある。この世代はボールを前線に届けることが致命的に下手である。よって、中盤の中央に3人配置しないといけない。この試合では梶山、本拓、柏木がその位置にいた。この中盤中央に3人使って、尚且つサイドアタックを機能させるには4-1-4-1が理想である。
しかし、ワントップにすると、平山が孤立し、サイドからボールを入れても平山、時々増田しか絡んでこない。これでは苦しい。トライアングルに飛び出しを期待しても、ボール運びでどうしてもポジショニングが後ろになってしまう。飛び出すには距離がある。つまり、タメが必要だが、水野はさっさと仕掛けてしまう。
解決策はボランチの見直しである。柏木、増田は問題ないと思う。増田は外れているけれど。問題は後の2枚。本拓よりは青敏のほうが明らかに巧いけれど、それですべてが解決されるわけではない。ようするに、後ろから攻撃参加するのが得意な選手を使うべきかと。この世代では谷口、枝村。しかし、両選手とも適材適所で使われないまま消えていってしまった。よって、効果的な解決策はない。一か八かで上田君にすべてを託すしかない。つまり、ボール回しをボランチに託し、トップ下にシャドウをやってもらう。けれど、その勇気はないだろうな。
またSBがちっとも上がってこないので、トップ下の選手がサイドのフォローに追われる。この試合では柏木と水野が頻繁に絡んでいたので、右サイドの攻撃は活性化していたと思う。そんな柏木に左サイドのフォローもやれというのは酷。そういえば増田もよく右SHと絡んでいた。李が左サイドを助けられたらいいのだけど、そこまで巧くはない。ちなみに、この世代で攻撃的に振舞ったSBは一柳くらいである。
■ロングボールが少ない
ベトナムはドン引きで試合を展開した。DFラインが自由にボールを持てることはあるが、この試合ではボランチまで自由にボールを持てた。しかし、追い越す動きがなかったので、すぐに渋滞したけれど。
ベトナムは引いている。背が低い。平山の出番。衛星に李もいる。完璧。なはずだったが、あまりロングボールは見られず、水野が仕掛けまくっていた。1点取るまでは放り込めばいいのに、ボールを持たされたら色気が出る。完璧に崩すまでシュートを打ってはいけない病。この当たりの状況に応じたサッカーができないなと。
それだけです。終わり。
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日本対ベトナム ~簡潔に~
posted by josepgualdiola |07:52 |
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2007年02月21日
たまにはものすごく簡潔に書いてみようと思います。
■悪かったこと。
前線のカレン、平山、李が3人だけで攻撃を仕掛けていたこと。具体的に言うと、李、カレンの2人が平山との距離感に拘りすぎたため攻撃が中央よりになってしまった。その空いたサイドのスペースに水野、本圭が飛び込んでくれば、面白い展開になったと思うが、前線の選手はサイドを使うという考えがなかった。ただ、その3人の攻撃は多少連動性があったため、嘆くほどひどいものではなかった。もしかしたらまた試されるかもしれない。裏に飛び出すシーンもあったし。
サイドアタックが機能しなかった3-5-2の弱点、ウイングバックの裏。ここの守備をどのように対応するかはチームによって違う。DFがサイドに流れたり、ボランチがサイドに流れたりするチームもある。U22ではウイングバックがそのまま下がるシーンが目立った。つまり、水野、本圭は自陣深くまで守備をしなくてはいけなく、攻撃の場面では誰も絡んでこないという最悪の状況に陥っていた。しかも、この2人は組織的に守る場面では、それなりの強さを見せるが、相手がドリブルで仕掛けてくる場面だと、ファウルでしか相手を止められない。攻撃の問題に対しては、増田を使えば解決すると思う。ただ、この試合に限っては、意図的にサイド攻撃を機能させなかったのかもしれない。あの監督の考えていることはよくわからん。
ビルドアップの放棄。本拓は守備の人である。バルサで言ったらエジミウソン、ボールもらいたくない病である。この試合でボールもらいたい病の選手は梶山くらいであった。その梶山も後半途中からどっかに行ってしまっていたが。。。
いつもは増田、梶山、青敏とボールを受けたがる選手が3人いる。今日は梶山のみであったため、さすがにアメリカも時間がたつにつれ、それに対応してきた。すると、DFラインからの放り込みや中途半端なパスが続出。このチームのDFは相変わらずビルドアップの能力がない。3バックと4バックのボールの回し方は全然違うのに、同じようにやっているから本当にひどい。中盤を経由して、効果的に前線にボールを供給したシーンはなかったような。
■良かったことというより、気づいたこと。
増田がいないと無理。中盤中央を三枚にしないと、ろくに中盤でボールが繋がらない。
水野の後ろには誰かを置く。水野は本圭と違い、独力で相手を交わしクロスを上げられる選手である。よってなるべく高い位置で勝負をさせる。後ろは別に攻撃的な選手でなくてもいい。
逆に本田の後ろには攻撃的な選手を置いたほうがいい。彼の場合、誰かが後ろから彼を追い越すような動きをすれば、かなり面白い形になるだろう。ただ、本人が中央をやりたがっているのか、たびたび中央に進出してくる場面が目立った。いっそのこと、中央で使ってみたらどうかな。
■独り言
3バックが決して悪いとは思わないが、今回の守り方はちとひどかった。前線からのプレスの仕方がばらばらであった。この辺はさすがに修正できると思う。
でも、この世代って将来を意識したサッカーをしているのかな。それが疑問として出てきた試合であった。
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U22日本対アメリカ。。。。。
posted by josepgualdiola |22:00 |
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2006年12月09日
試合をせっかく見たのに、所用で書くことができなかった。今更かよって話だが、せっかくなので書こうと思う。
■パスサッカーなんかよりも怖い平山の高さ
北朝鮮対シリアの試合を見たわけではないが、スコアを見る限り、シリアの方が試合を押し気味に進めていたらしい。つまり、北朝鮮よりは、シリアの方が強いかもしれないということだ。実際に、北朝鮮はまったく強くなかった。特に攻撃がちぐはぐしていた。カウンターで点を取るという攻撃の姿勢は強く感じさせられたが、そのカウンターも日本の攻撃の稚拙さから生まれてしまったもので、北朝鮮の手柄ではない。
しかし、守備面ではなかなかの組織を見せていたと思う。ただ少し引きすぎだった。日本のDFラインに、あそこまでボールを持たせる理由が自分にはわからなかった。今までの試合を見ていれば、日本のDFに試合を組み立てる能力がないことは、わかりきっていることだ。そこにプレスをかけ、パスミスを誘発し、カウンター。これが定石だった思う。ただし、そのようなプレスに出ると、日本は平山への縦ポンサッカーになってしまう傾向がある。それを考慮すると、北朝鮮が日本のDFにプレスしなかったのは、この縦ポンサッカーが怖かったからなのかもしれない。
反町曰く「ボールと人が動くアクティブなサッカー」よりも、単純なロングパスのほうが、北朝鮮にとって怖いというのだとしたら、とても悲しい話だ。そしてDFラインは平山にロングボールを蹴ることもなく、終始横パスを繰り返した。当然北朝鮮の選手は、日本のDFラインにプレスにいかないぶんだけ、守りに人をさくことができる。日本のサイド攻撃がほとんど機能しなかった原因は、この人数の差にあると思う。家長が1人交わす→三人待ち構えているじゃ、どうしようもない。
■青敏の絶不調
前半戦、日本の最大の誤算は青敏のパスミスの多さだった。彼は鈴木啓太や本拓と違い、守備で見せるタイプの選手ではなく、パスでゲームを組み立てる選手だと思う。しかし、この試合での彼はどうしようもなかった。ただ、パスをサイドに散らすだけで、思いやりのないパスか、リスクゼロのパスに終始していた。そのせいで、北朝鮮にパスカット→カウンターの場面がやたら多かった。チームで3バックのアンカーをやっているせいか、青敏は4バックのアンカーが巧くない。ここまで適応能力がないとは正直思わなかった。他の選手に比べても疲労しているわけではない。なんかあったのかと思わせるような出来だった。
確かに、北朝鮮が中盤をコンパクトにし、尚且つ、日本の前線の選手もボールをもらう動きがなかったこともボールが繋がらなかったことの原因だろう。青敏だけにその原因を押し付けることは少々酷だ。しかし、反町の志向するアンカーというポジションはそれでもゲームを組み立てなければいけないんだと思う。イニエスタのように、相手をひきつけて、いかに周りの味方をフリーにしてボールを預けるか。もしそれが無理なら、周りのサポートが必要。でも誰もサポートしていなかったな。バルサやチェルシーのようにエジミウソン、マケレレがアンカーを務めているのとはわけが違う。もし、守備を重視するなら、谷口にやってもらえばすむ話だ。こういったイレギュラーな事態をレギュラーな状態にするのが監督の仕事なんだけど、そこの指示はあったのだろうか。
■本田の右サイドと一柳の好調
おそらく右サイドを任すことができる選手がいなかったのだろう。本田が右サイドになっていた。細貝サイドに出して、辻尾を前に出せばいいじゃないかって話だが、おそらく家長を使いたかったのだろう。勝っているチームをいじくるとはさすがである。
北朝鮮が自陣に引きこもっているため、日本は最終ラインでボールをまわすことはできるものの、なかなかボールを前に進めることはできなかった。特に本田、家長を追い越すような動きをサイドバックがするべきだったと思う。フリーであったのに、そこまで攻撃参加することがなかったのでちょっと残念。結果として、家長は孤立、本田は増田のサポートを得て攻撃を仕掛けていた。
得点シーンもこの本田、増田のコンビから生まれる。青敏の雑なパスを巧く本田が処理しキープ、飛び出した増田にスルーパス→なぜか一柳がヘディング。
敵が目の前にうじゃうじゃいる状況を嫌ったのか、このシーンでは家長と一柳はポジションを代わっていた。シリア戦絶好調だった男は今回もかなりついている。しっかりとファーサイドに詰めているのはFW顔負け。
前半に限っては、左サイドでは家長が1人でビックチャンスを作る、右サイドでは本田、増田コンビがチャンスを作る、そして終了間際には二人がポジションチェンジするなど、北朝鮮を翻弄していた。真ん中が機能していない以外は上々であった。
■自滅した日本
両サイドから攻めることは大切なことだ。片方のサイドに攻撃が偏ると、相手もあっさり対応してくる。韓国戦で水野が活躍していたが、あの活躍も左サイドの家長からの大きな展開がきっかけになっていた。
しかし、後半になると家長と本田を同じサイドに配置してしまった。このことによって、日本の攻撃は左サイドに偏る。当然北朝鮮の攻撃も本田・家長サイドに偏る。こうして、日本の攻撃は終焉を迎える。
水本が怪我をしたなら代わりに細貝でも入れればいいのに、なぜか本拓が入ってきた。本職のCBが青直と一柳のみになってしまったので、もしものときのパワープレイ要員が減ってしまった。
また中央のパスが回らなかった原因は北朝鮮の選手がコンパクトに守っていたこと、前線の選手の動きが足らなかったことが原因だと書きました。そこにフリーのボランチの選手を増やしてどうする。。青敏や本拓が上下動を惜しみなくする選手ならば、効果的な交代だが、そうではないでしょう。当然機能しなかった。
後半はとくにこれ以上書くこともございません。家長はまたも孤立、当たっている一柳もCBになりオーバーラップできない、本田は1人で打開しようとし、チームのバランスを崩す、増田はパートナーの本田がいなくなり行方不明、青敏はもっと行方不明、平山は来ないボールを待ち続け、谷口はなぜかFWの位置に。。。。見せ場は空白の右サイドでチェレンジしていた辻尾と、なぜかノーゴールのなった谷口。辻尾は元々FWの選手なので、あまり守備面は期待していないのですが、これから勉強していけばなかなかいい選手になると思います。谷口はやはり後ろから飛び出すのが巧い。そんな選手を最初から前で使ってどうする。ウイイレじゃないんだから。
■独り言
なぜあそこまでロングボールを使わないか不思議だった。クラブチームで勝利に拘らないチームが、あのようなサッカーをすることは良くある。でも、この代表は勝敗に拘っていたような。準備は適当だったけど。
で、相手がA代表というのは言い訳にならないと思います。実際に試合をしてみて、相手としてはちょうど良いくらいだったかと。
日本はベストメンバーじゃなかったって話もありますが、けが人を除けば、梶山くらいでしょ。水野は今までの冷遇されっぷりからみると、決してレギュラーではないし。
あと平山をポストプレイヤーとして使うのはちょっと無理がありそう。オフ・ザ・ボールの動きがない。これから動くようになるとは到底思えない。
新潟と違って、理想のサッカーを体現できると思っているかもしれないが、もう少し個を見てあげたほうがいいと思う。
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日本対北朝鮮 ~自滅ジャポン~
posted by josepgualdiola |19:29 |
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2006年12月04日
ドイツワールドカップの結果を踏まえて、日本オリジナルのサッカーを追及しよう、ということになったと思います。それは日本代表だけでなく、サッカーを指導するもの全員が、このことを意識しなければならないと思います。このU23のサッカーを見てても、その日本オリジナルというものがまったく見えてきません。前半は相手の猛攻に耐える、後半に相手が疲れてきたら前に出るような受身のサッカーが日本オリジナルなのでしょうか。世界で通用するかどうかわからない、平山の高さを武器にすることが、日本オリジナルなのでしょうか。よく分かりません。
■積極果敢なシリア代表
シリア代表はオーバーエイジも使ってくる、いわゆるベストメンバーで試合に臨んできた。国の位置もヨーロッパに近いためか、シリアのサッカーもそれなりに組織立っていた。ショートパスをつなぎ、相手のサイドから崩すというお手本のようなサッカー。特に右サイドを中心に日本陣内に攻め込んできた。本田も一柳もかなり対応に苦労していたと思う。
しかし、シリアは最後の詰めが非常に甘く、ビックチャンスをつくることなく前半を終える。水本、青山の対応は決して褒められる場面ばかりではなかったが、よく頑張っていたと思う。
■パスが繋がらない日本代表
日本のパスはほとんど繋がらなかった。ボールを奪って→前線にフィード→相手に渡るの繰り返しで、DFの選手の攻撃センスのなさに脱帽してしまった。ただ、パスが繋がらなかった原因として、前線とDFラインが間延びしてしまったことがある。シリアに押し込まれたことによって、DFラインが下がり、中盤も下がる。広大なスペースができ、セカンドボールを拾われまくる。そのセカンドボールを拾った選手に前線の選手がプレスに行っても、簡単にシリアの選手に交される。こうして、延々と攻撃が続くので、DFラインが下がってしまっても仕方ないといえば仕方ない。こんなときは増田、谷口がポジションを下げて対応するしないと思うが、そのような動きはなかった。
後半15分過ぎになると相手の足が止まりだす。そうすると、今までまったく存在感のなかった右サイドの高萩がらしさを見せはじめ、徐々に日本のペースになっていく。しかし、特段いいこともなく、平山がヘディングで点をきめ、1-0でなんとか勝ちを得たイージーなミスが非常に多く、一回のミスが命取りの世界でどう戦うのか非常に楽しみである。
■適材適所かどうなのか
今回の代表はいつもとメンバーが違っていたので、そこまで内容を求めるのは酷かもしれない。しかし、適材適所に選手が使われているかはかなり疑問である。
例えば高萩。彼は視野も広く、展開力もあるし、他の選手とは一味違う才能を持つ選手だと思う。基本的には中央の選手だと思う。サイドで試合に出る場合だと、辻尾を攻守にわたって助けたり、ドリブルで仕掛けるシーンもなければ、質の高いクロスを入れることもなかった。中央だとフィジカルが細いので、不安かもしれないが、あのポジションはありえない。
谷口は今回はシャドウのポジションで使われていた。彼の攻撃センスを活かす、という狙いがあったのかもしれないが、まったく活きていなかった。元々彼はゴール前に侵入していき、クロスに飛び込んだり、絶妙なポジショニングで点を奪うことが多いと思う。自分からドリブルで仕掛けていく、または得点を演出するような選手でもないので、シャドウはかなり難しいと思う。この試合では、本拓がかなり孤立気味だったので、もう少しスペースを埋めるなど、助けてあげる動きが欲しかった。ちなみにワンボランチで試合に臨むと、その両脇に広大なスペースができることが多い。そのスペースを埋めるのは普通サイドバックの役割です。
本田は唯一個人で仕掛けていく選手だった。特に中に侵入してチャンスメイクする場面が目立った。一柳の攻撃面での効果的な助けを得て、何本もクロスをあげていた。でも中で見たい選手だと思う。中にはいってくると、トリッキーなプレイも見せていたし、良いアクセントになると思う。
■増田と平山
この試合で増田は非常に目立っていた。ボールを拾う動き、相手へのプレス、1人でやっていたと思う。コンディションがいいのか、運動量がかなり多かった。時折見せる意味のないラフプレーはかなり気になったが、基本的にサッカー脳のいい選手だと思う。何かわかりやすい武器を手に入れれば、おおばけするかもしれない。
平山はポストプレイでほとんど勝っていた。しかし、その落としたボールが良い形に繋がらないことが多かったので、その先も考えたプレーをして欲しいと思う。一つ一つの動作は遅く、まだキレもない。平山がいないとき、この代表はどのようなサッカーをするのか一度見てみたい。コラーがいなくなって、無残に散ってしまったチェコのようになってしまいそうで、非常に怖いなと最近よく思う。
■独り言
オリンピックの監督もオシムにやってもらったほうがいいと思う。
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日本対シリア ~日本の目指すサッカーって何~
posted by josepgualdiola |12:20 |
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2006年11月30日
アジア大会が始まりました。A代表が行っているアジア大会とごちゃごちゃになりそうです。こっちの大会は23歳以下でオーバーエイジが三人認められていると思います。なんで23歳??って話なんですけど。つまり相手は年上の可能性があるってことです。この日本代表にとって、この大会は強化にもってこいです。半月くらい寝食を供にするわけなので、オシムが聞いたら泣いて喜びそうだ。時期が微妙だけど。Jで試合に出て→すぐに現地合流→次の日試合!!くらいきつい人もいたんだろうな。
■パキスタンのラフプレーと審判のひどさ
はっきり言って、パキスタンはかなり弱かった。個々のイメージしている動きがばらばら。そのイメージがかみ合ったときに力を発揮するものの、本当にひどかった。守備面でも闇雲にプレスに行くだけで、ひどいサッカーだった。オーバーエイジのGKなんて、本当にありえないレベルだった。安定感ゼロ。基本技術がそもそも低かった。ロングシュート打ちまくれば余裕の試合。
そんなパキスタンはラフプレーが多かった。あのようなプレーに活路を見出すしかなかったと思うが、日本の選手はラフプレーによって萎縮してしまったので、結果的に大成功。相手がラフプレーでくるなら、ダイレクトパスでプレスもさせない、そんなサッカーが望まれます。
そんな荒れたパキスタンのプレーを、コントロールできないアジアの主審は最悪。ユナイテッド対チェルシーの審判なんて選手と対話しながら、かなり巧く試合をコントロールしていた。この差は何。。。審判がしょっちゅう笛を吹くので、日本のコンタクトプレイは弱い、なんて話を聞きます。審判のレベルを上げることも大切だなやっぱり。
■垣間見えた反町サッカーの理想
この人のやりたいサッカーって、バルサ!?って感じた。中盤の三枚がダイレクトでパス交換し、三人目がフリーになって中盤を抜け出してチャンスメイク。これだけなんだけどね。。ここにサイドが絡んでくるようになれば、かなり面白いと思う。そんな兆候は全然見ることができず、カレンも攻撃面ではかなり???だった。
おそらく反町はパスサッカーをしたい。ダイレクトパスで相手を翻弄し、サイドが高い位置でボールを受け、数的優位をつくり、クロス→そこに平山や中盤の選手が飛び込んでくる。守備は前線の選手で鬼プレス。そこをかいくぐられたら、後ろの三枚に任せる。守備能力は高いからね。
生命線は中盤の三枚、ここが世界に通じなかったらこのサッカーは終わる。多分通じないから終わるだろうけど、淡い期待をしてみますか。
ちなみに現実は中盤の三枚が時々しか機能しない。サイドの選手のポジショニングが中途半端。後ろのバックも攻撃を組み立てる力がないので、平山にロングボールで終わり。シャドウの選手も中に絞りすぎなので、サイドを使った攻撃ができないし、ここを修正しようとする動きもない。反町のパスサッカーにあわない、家長、水野、谷口、枝村は干されると思う。彼がやろうとしているサッカーを放棄しない限り。
ゴールは遠い。
■個々の選手について
本田って本当はどこのポジションがいいのだろうか。キープ力はある。守備もそこそこ巧い。展開力もある。パスが巧い。突破力はない。でもフィジカルは中々強い。メンタルも強そう。トップ下かボランチの選手のような気がするんだけど。
カレンは小学校のときから有名だった。高校のときのインタビューで、自分が最高に成長すればアンリのようになれる、と発言していた。今はアンリの見る影もない。どこで道を間違ったのだろうか。
平山はチェルシーのドログバにように潰れ役を期待されている。でも本人は明らかにそれを嫌がっている。
理想のサッカーもいいけど、単純にうまい奴を使って欲しいと思うぞ。
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日本対パキスタン
posted by josepgualdiola |10:33 |
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2006年11月22日
韓国は明らかにアテネ世代のほうが強かった。今の世代は前に比べると、明らかにスケールダウンが激しい。それでも日本と比べると、個々の能力は韓国の方が上だと思う。しかし、韓国のサッカーはまだかなり未完成で、今日もかなりぐだぐだだった。しかし、こういうサッカーをするんだということが見えたので、これから強くなっていくと思う。
それに比べて日本は何がしたいのかわからなかった。守備も組織的でないし、中盤の組み立てもまったくできていなかった。平山の高さ、家長、水野の個人技だけであとは何もなかった。監督が監督なんで仕方ないとは思うけど。
■ピムの率いる韓国
韓国はフィジカルを前面に押し出した、ある意味分かりやすいサッカーをするチームだと今までは感じていた。しかし、この世代のサッカーはちょっと今までと違った。例えば守備の場面でむやみにボールに突っ込まない。いわゆる鬼プレスをやる場面は限られていた。ちなみに、その場面は敵陣深いところで取ったらチャンスのところや、個々でいけると判断した場面のみ。決して深追いはせず、深追いした場合は、ファウルしてでも止める。
ボールの奪い方は人数をかけてプレスに行くより、パスカットを狙うものだった。パスコースをきり、ボールを持たせ、パスが出たところをカット。このような場面が非常に多かった。まるで、大宮のサッカーを見ているときだった。ただ、明らかに中に絞りすぎで、日本にいいようにサイドを使われていた。後半になると、外を意識した守備になるのはさすが。この守備のやり方は自分のゾーンにいる選手とボールを同時に見ながら、さらにラインをそろえなくてはいけない。世界のサッカーからしっかり学んでいるなーーって感じる。
まだまだ未完成だったため、日本がパスを回せているような場面が目立った。ただ、この試合ではボランチの青山が水を運べていなかったので、梶山や増田が下がってきて対応していた。そうすると、平山を追い越す選手はいなくなる、未完成の韓国の守備だったが、どうやらある程度は機能していたらしい。
攻撃面では、一対一の場面では随所にらしさを見せていた。前半戦に決定機が4回ほどあったのはさすが。個人で崩せるのはうらやましい限りだ。ちなみに組織的な攻撃はほとんど見ることはできなかった。ここは今後変わっていくかもしれないし、変わらないかもね。
■目指すサッカーがないということ
日本は何を目指しているのかが本当にわからない。前線からのプレスでショートカウンターをやろうとしているわけでもないし、サイドから崩すにしても、誰もヘルプに来ない。カウンターを狙うには平山は問題外だし、そもそもワントップの平山がボールをキープしても、誰も平山を追い越そうとしない。クロスを水野があげても前線に選手がいない。サイドバックが効果的に組み立てに参加しない。やるべきことをやっていないので、気持ちで負けていたといわれても仕方ない。
この試合では4バックで左が家長ということで、青敏がかなり下がり目にプレーをしていた。そのせいで、梶山や増田が下がり目にプレーをしなくてはいけなかった。そして前には誰もいなくなる。これぐらいのことは試合が始まる前から予想ができると思う。ただ、それに対する対策がなかった。今日の試合の肝はここだったと思う。苔口がもっとゴール前に絡んでいくべきだったと思う。それができないなら、守備でもしてくれ。
もしかしたら、青敏、増田、梶山の三人でゲームを作り、そこからサイドに展開して、そのクロスに彼らがどんどん飛び出すサッカーを志向しているのかもしれない。この三人では役者不足だと思う。世界に行ったらプレスにつぶされるし、何よりも飛び出さない。平山の高さも正直アジア限定だと思う。サイドの二人はフォローさえあれば、かなり世界でも勝負できると思うが。
今回のこの世代のチームを見ていて、いつも感じることがある。それは、まず監督の理想のサッカーがあって、そこに選手を当てはめている気がするのだ。そうでなかったら、谷口、家長、水野あたりは確実にレギュラーになると思う。個が先か、それとも組織を重視するか。組織をあまりにも重視してもしょうがないっていうのが2002年の反省だったことは秘密だ。
■どうするべきだったのか
家長を苔口の位置で使うべきだったと思う。家長の位置には細貝でいい。中盤の三枚は三人でゲームを作ろうとしていた。サイドバックやもっと周りの選手を使うことができればこのポジションは二人で十分。常に三人下がってくるのはどうかと思う。上田か谷口でもいれて、ゲームを作ればいい。調子がいいなら枝村を使うのもいいと思う。その代わりに平山のそばにいられる選手を、FWでもトップ下の選手でもいいから使えばいい。カレンでも、柏木でもいい。
ひとまず今出ている選手では無理があると思う。韓国の進化の形を想像することができるのに比べて、日本のそれを想像することができない。この差はどんどん大きくなるよ。ただ見たこともない日本オリジナルを思考しているなら話は別だけどね。
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日本対韓国 ~目指すサッカーが見えない~
posted by josepgualdiola |11:15 |
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