2008年07月15日
久々の独り言シリーズです。最近はJをたくさん見ています。欧州のサッカーが開幕するまでは、こんな感じで更新して行こうと思います。Jを見ていて感じるのは、この暑い時期にサッカーやるのは大変だなって。せめて20:00くらいから始めれば良いのにって。あんまり意味はないか。
■オリンピック代表について
アルゼンチン代表が日本に来るってことで、ちょっと大騒ぎの日本。さすがにチケットはばら撒かないだろうなって。リケルメやアグエロが来るなんてすさまじいものがある。メッシはバルサに止められているんだっけ。ロナウジーニョ、エトーもオリンピックに出るとか出ないとか。お前ら予備予選どうするんだよって本当に思う。
で、肝心の日本代表。地味にオリンピック代表を追いかけていた管理人はメンバー発表でびっくり。怪我等もあるだろうが、予選で救世主扱いを受けた柏木、献身的な動きで平山をどこかへ追いやったデカモリシ、世界に個人で勝負できそうな家長、水野、寵愛を受けていた青敏と増田、世界にフィジカルで通用しそうだけど、最近はすこぶる調子が悪い青直。キャプテンとして予選を引っ張った啓太が落選したときくらいの衝撃である。
その代わりに谷口が選ばれた。最近はどうも谷口の動向を終えていないのだが、絶好調なのでしょうか。だって、反町のサッカーで彼が活躍したのを見たことがない。本番では大丈夫なのか。枝村と谷口はオリンピック代表のせいで、特に昨年は調子を落としたと本気で思っている。使い方がおかしかったので。
心配なのは、一体感があるかどうか。予選を勝ち抜いた選手よりも、現在の状態や調子を重視したわけで。それが吉と出るか凶と出るかは監督次第だろう。某欧州の国では予選後に大ブレイクしたカッサーノを予選戦ってないやんという理由で落選にしたと記憶している。性格が悪いからかもしれないが。トルシエも秋田と中山の投入で、チームの雰囲気を重視した。反町はそれを重視したのかな。
でも、反町的には本気で勝ちに行くメンバーを選んだのだろう。そんなわけで、いろんな意味でオリンピックが楽しみになった。相手はアメリカ、ナイジェリア、オランダ。なんだこの死のグループは。頑張ってください。放送の問題もあるので、決勝トーナメントまでは行ってくれ。
■エトーさんについて
ウズベキスタンのリーグに行くって噂があるようだけどまじっすか。バルサは明らかに迷走気味のようである。ロナウジーニョも怒ってるし。そりゃ構想外って言われたら怒るわな。
地味にドスサントスの放出が痛いと思っている。だって、カンテラの選手達はドスサントスの凄さを嫌ってほど近くで見てきている。そのドスサントスでも試合に出られなくてバルサを去る現実は、バルサのカンテラの選手にどんな影響を与えるか。それでも、忠誠心なんかはレアルよりも、、、今のところはあるんだろうけど、バリエンテ、クロッサスと移籍が続けば、結構やばいんでないかい。
ちなみにレアルはグラネロをヘタフェに放出。このままではデラレッドもうっぱらってしまいそうな予感。ソルダード、ネグレドと優秀な選手を輩出しているんだけどね。ファンデルファールト取ってどうするんだよ。
注目のバレンシア・ウナイエメリ軍団は今のところ静かにしている。アルベルダ
マヌエル・フェルナンデス、ジギッチは構想外のようで。アルベルダはもうあれですかね。駄目何ですかね。後ろの2人はまだまだ使い勝手があると思うのだけど。特にジキッチとかなんで構想外なんだろう。ラシンに返してあげて。ちなみに、ヘタフェにいたパブロ・エルナンデスはバレンシアに帰ってきた。
最後にマルセリーノはどうするんだろうか。休憩か。
■来季の観戦予定
来季もリーガを中心にやろうと思っている。他にはバイエルン。EUROで分かったのだが、ドイツは面白い試みをしているので、国内でも面白いチームがいそうな予感である。バイエルンを中心に見れば、全チーム見られるわけだし。
今季はプレミアがかなりおろそかになってしまった。来季はチェルシー、ポーツマス
トッテナムの試合については、欠かさずにできたら良いなって。後はチェンピオンズリーグとかJリーグとか。整理すると、リーガ、プレミア、ブンデス、チャンピオンズ、Jリーグ。うん、全部は無理だ。でも、楽しみだな。
■独り言
アジア人枠が近いうちに完成されそうである。つまり、アジアの優秀な選手を引っ張って来いということなのだろう。でも、中東はサラリーがすさまじそうだし、オーストラリアは海外に行っちゃうだろうし、本当に来てくれるのだろうか。
欧州のように、日本の下部組織も日本人だけの物でなくなる日が来るのかどうかが一番気になるんだな。
posted by rijkaard |09:45 |
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2008年05月09日
更新ができないってことで、気になっていることシリーズに逃げます。そういえば、200万アクセスを突破いたしましたよ。凄いですね。これを機に、リンクなどを募集しようかと思ってます。なんか味気ないので。あと、名前も変えようと思ってます。だって、バルサの監督になってしまいそうですから、もっと当たり障りない名前にしようかと。
■クラシコについて
途中で見るのをやめました。自分はバルサ・次期監督の名前でブログをやっているくせに、決してバルサが好きなわけでもなく、だからといってレアルが好きなわけでもないです。そんな自分でも辛い試合でした。特に応援しているグジョンセンの処遇。20分にドスサントスと交代、、というのは、真面目なグジョンセンでもきついだろうと。
バルサは完全に崩壊していました。多分、選手もやる気がないのだろうと。前線からの守備なんてまるでなし。頑張っていたのは、メッシとバルデスくらいでしょうか。ただ、メッシの頑張る方向がチームの目指す方向と一致していないのは誰が見ても明らかです。今後はメッシを中心にチームを組んでいくだろうけど。それはきついだろうなと。しかも、1年間ずっと試合に出場するのはきついだろうし。
で、とうとうライカールトが解任。チェルシーに移ったら本当に面白い。チェルシーに移って、ライカールトが復活したら、完全にテンカテの功績だったことが証明されそうで。次期監督はグアルディオラ。カタルーニャの人間であることが大きいのだろう、、、と予想しているが、現地でも歓迎されていないようでなんだかなと。ところで、フロントは責任を取らないのでしょうか。詳しくは後日に書く予定の総括で。
このクラシコでレアルは新しいシステムを手に入れてしまう。グティをいかに活用するかはチームの永遠の課題で。スナイデルとグティは中央でのプレーを好むけれど、この試合ではそのエゴを封印。交代でサイドに飛び出して、チームのバランスを考えたプレーを披露していた。でも、時々はそのバランスが崩れる。
そのバランスを整えたのがディアラ。CLのローマ戦以降、前線で使われると、なぜか調子の良いディアラ。クラシコでも継続。他の選手が仕掛けまくるのに対して、ディアラはシンプルプレーで攻撃の流れを代えていた。これだけできればディアラは残留間違いなしだろう。
一時期はポゼッションが高まれば、結果が出ない仮説が成り立ちそうだったレアル。しかし、前線からの守備が復活してからは、その様子が変わった。見事なパス回しで相手を翻弄。来季は最初からこのペースでいけそうな予感。変な補強さえしなければ。こちらも総括で詳しくやります。
■サラゴサ対バレンシア
マツザレムとアイマールがベンチにいる時点で、急速に興味を失ってしまった試合。デポル戦ですべてを出し切ったサラゴサと、バルサ戦で試合を投げたらしいバレンシアの立場がもろにでたかと。前半で見るのをやめてしまった。なので、特に語ることもなく。
それにしてもバレンシア。バネガとマドゥロを干すようで。怪我でもしたんでしょうか。歴史が繰り返されているようで、非常に嫌な感じです。このイメージを払拭するには大変だろうと。2人ともバルサにでも移籍すればいいのに。
■今後のリーガについて
WOWOWがどんな風に放送するのか見ものですが、恐らく消化試合だらけになりそうなんで、どうしたものか。プレミアも終わってしまいますからね。JとリベルタでEUROまで乗り切ろうと思ってます。その前にバルサ、レアル、リーガの総括と恒例のベストイレブンですね。今週はプレミアを楽しみましょう。では。
posted by josepgualdiola |10:00 |
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2008年04月25日
思いっきりCLをスルーしてしまって、ちょっと罪悪感に駆られている管理人です。多忙は言い訳にならずってわけで、セカンドレグは必ず見ようと思います。筆だけにならないように気をつけます。
■バレンシアについて
クーマンが監督になってから、このブログではしばらく動向を追っていましたが、途中で消息が途絶えたクーマン率いるバレンシア。なぜか国王杯で結果を出しつつも、リーグ戦で降格の危機が迫っていて、とうとうクーマンがやめることになってしまったわけで。アルベルダら、噂の3選手もここに来て復帰らしき、いったいどうなっていくんだか。
お前はクーマンをどう思っているんだ、と思っている方も多いと思うので、クーマンについての感想を書こうと思います。その前にPSV時代のクーマンサッカーは、がちがちの堅守速攻型で攻守分断型でした。オランダで実現されたカテナチオ。しかし、相手に合わせた戦術には妙があり、CLでアーセナルを葬った戦い方は見事だったなと覚えています。
そんなクーマンがバレンシアに来て、ポゼッションサッカーを目指したのだから驚いたわけです。今までと逆のサッカーですから。攻守分断の堅守速攻も教えられて、ポゼッションも教えられれば、これは凄い監督になるかも、、なんて予感は残念ながら予感のまま終わったわけですけど。本当にクーマンがポゼッションサッカーをやりたかったかは謎です。キケのサッカーに飽き飽きした現地サポというのは事実らしいですし。これが原因だったらちょっと切ないです。
で、肝心のクーマンの評価ですが、戦術家としては有能だったのにどうしてビジャに拘ったのだろうか、というのが疑問です。ビジャを使わなければいけないという契約でもあったのか、気になります。散々ここでも言われているように4-3-3のカウンターだったらビジャはスーパースターですが、4-3-3のポゼッションだったらビジャは普通の人です。どの試合か忘れましたが、ビジャに合わせたサッカーで、あっさりバレンシアが結果を出したのには驚きました。そのあと、またポゼッションに戻したのにも驚きましたが。素直にジキッチをつかっておけばと。
結論を言うと、よくわからないわけです。理解できない事柄が少し多すぎて。一つはっきりしていることは、モチベーターとしてはどうしようもなかったということだと思います。PSVでも少しもめてましたからね。ライカールトと組んだら面白いかもしれません。そんなクーマンの功績は、マタの躍進、シルバのプレースタイルを広げたこと、アリスメンディを復活させたこと、バネガたちを連れてきたことでしょうか。
来季は、ラシンの躍進を支えたマルセリーノなんて噂があります。今までは好き勝手にできたマルセリーノがバレンシアでどう戦えるかは非常に見ものです。走れない選手は一気に干される可能性が高いです。むしろクーマン政権よりも選手が入れ替わったりして。
■EUROについて。
WOWOWに加入しているので、理論的には全試合の観戦が可能のようです。できれば全試合お伝えしたいのですが、間違いなく不可能です。ちなみに、自分はレポを書く時間がだいたい30分くらいなので、試合を見る時間さえ確保できれば何とかならないでもない。でも、全試合は無理です。
コパアメリカはアルゼンチンとブラジルに絞ってお伝えしたわけです。EUROもそんな風に絞れたら面白いかと思ったのですが、難しいです。絞れるわけがない。なので、毎日1試合を目標にやれたら良いなと思ってます。それだったらなんとかなりそうな気配です。
親善試合を見た中で、優勝候補はフランスです。あのチームは不気味です。勝者のメンタリティーを感じました。ベンゼマがブレイクしようものなら完璧だと思います。ダークホースはクロアチア。隠れたタレントがわんさかです。
■マンチェスターユナイテッドについて
試合は見ていません。バルサが久しぶりにボールを支配できたらしいですね。復活したデコが良かったとか。今まで休みすぎだって話ですが。ユナイテッドの前線の守備がお粗末なのは散々伝えたとおりです。アーセナル戦でも露呈したように、中盤の中央を3枚にしてもほとんど意味はありません。悲しい現実です。
しかし、ユナイテッドの攻撃力は満点に近い。そんな相手にカウンターをくらったらひとたまりもない。だから、攻撃の枚数を減らそう→その結果、点を取れない悪循環に相手が陥るのかなとか勝手に想像してます。ロナウドたちの存在が守備を助けているのかもしれません。
昨年のCLの準決勝でカカに思いっきりやられたユナイテッド。ピルロ対策で4-3-3を敢行。結果としてバランスを崩しておじゃんだったわけです。ユナイテッドは相手によって、戦い方を変えるのが致命的に下手だなと当時は思ったのです。しかし、今季のユナイテッドは違ったから驚きです。例えばプレミアでのリバプール戦。最初にやったほうです。リバプールの鬼プレス対策を見事に敢行。ずいぶんと柔軟になったなって感じました。だから、今季のユナイテッドは強いと結びたいところですが、そうでもない。相手に合わせた戦い方は頻繁に行うようになったものの、それが故に勝った試合は意外に少ない印象です。
最近は4-3-3で戦って、後半からテベス投入が多いようです。守ろうと思えば、4-1-4-1にもなれるこのシステムはお得です。何がいいたいかっていうと、ミラン戦がトラウマになっているんじゃないかと。チェルシーに負けて守備を覚えたバルサみたいに。必要以上に臆病になっているユナイテッドなイメージです。臆病なほうが結果は出るから問題ないんですけど。チームカラー的にはどうなんでしょうか。単なる仮説で終われば良いです。ただし、引いて守るのはすばらしくうまい。
■独り言
今週の注目は、デポル対バルセロナ、チェルシー対マンチェスターユナイテッドでしょうか。そして優勝が決まるかもしれないレアル対ビルバオ。そして、個人的に興味のあるポーツマス対ブラックバーンと大宮対鹿島。果たして、何試合伝えられるか。適当に頑張ります。
posted by josepgualdiola |10:43 |
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2008年02月25日
レアルやバルサの試合を見る前に気になっていることシリーズです。今回はゾーンディフェンスと前線の流動性についてです。そんなことをなぜ書こうと思ったか。それはセビリア対サラゴサがセルティック対バルサに似ていたからです。人の過ちから学ぼう。そんなわけで始まります。
■ゾーンディフェンスと、マンツーマンディフェンス
簡単にメリット・デメリットを手短に整理してみよう。ゾーンは一定の範囲の防御を担当する守備の方法である。マンツーマンは人のディフェンスが一人のオフェンスを専属でマークする守備の方法である。たまにコーナーキックのときにゾーンで守るチームがある。相手は完全にシカト。リバプールがそうだったような曖昧な記憶。
サッカーにおいて、すべてのコートでマンツーマンをするチームはあまり観たことがない。現代において、それは非常に珍しいものになっている。部分的にお前はメッシ担当、ロナウジーニョ担当ということはあるけれども。
現代のサッカーに見られるのはミックス型である。部分でマンツーマンを採用するチームもあれば、バイタルエリアからはゾーンを崩してマンツーマンで徹底的に対応なんてチームもある。ペナルティエリアに近づけば近づくほど、守備者の意識はボールにいってしまうわけで、その中でマークの受け渡しはかなり困難な作業となる。
■相手に合わせないと意味がない
ゾーンだ、マンツーマンだ、といってもサッカーは相手のあるスポーツである。自分のチームの事情だけで、守備を構成するのは負けへの第一歩だ。相手に合わせて、守備のやり方を変えることは必要なことである。ビッククラブは例外だろうけれど、ビッククラブがそのやり方を採用したらえげつないことになる。
セビリア対策を考えてみよう。セビリアの攻撃の長所はヘススナバス×アウベス、カヌーテの中盤に降りてくるポストプレー、カペルの一対一、エリア内でのルイスファビアーノ、ケイタのミドル。
セビリアのアウベス×ヘススナバスを抑える方法で有名なのは、アウベスサイドに人を集めてスペースを潰す方法である。他には守備のスペシャリストを配置する。両方やるのが一番良い。スペースを潰して、尚且つ数的優位に立つことで、アウベス×ヘススナバスの自由を奪う。すでに、この時点でマンツーマンもゾーンもへったくれもない。SBとSHとFWとDHがアウベスサイドによることになるだろう。
カヌーテはよく中盤に降りていく。DFのゾーンから離れて中盤のゾーンに移動していく。ゾーンの守り方にしたがえば、中盤にカヌーテを受け渡すのが正攻法のようである。しかし、実際には中盤とDFラインの間にはスペースがあることが多い。それに中盤の選手のゾーンには相手の選手がすでにいることもある。そんなわけで、ゾーンを越えてついていく決断が求められる。
自分のゾーンを捨てる勇気。カンナバーロの得意技である。そしてDFと中盤の間を空けないような連動性が必要とされる。DFラインを高くするのか、低くするのか。
大切なのはチーム全体の意思統一。どこでボールを奪うのかということである。仮に高い位置でボールを奪うという意思統一があるとしよう。しかし、単純に相手の能力が高かった、FWが効果的に守備を行えなかった、などの理由から、高い位置でボールを奪えないこともある。
高い位置でボールを奪えないのに、中盤とDFラインの位置が高いとどうなるか。ボールホルダーに、相手のDFにプレスがかかっていないので、楔のボールやDFラインの裏に、ボールを入れ放題のボーナスステージに突入である。この状況を打開するためにはDFと中盤のラインが連動して、自陣に引くことである。しかし、中盤はラインを下げずに、DFだけラインを下げる現象がこのような状況下では頻繁に起こる。今度はチームの守りごとをチーム全体で捨てる勇気が必要となる。さっきから捨ててばかりだ。
セルティックもサラゴサも、DFと中盤の意思統一の失敗が結果に繋がった可能性が高い。イレギュラーな状態での判断力、といっても頻繁に見かける状況なので、すでにイレギュラーと表現しにくい現象であるが。
■前線の流動性とゾーンの相性。
最近になって、市民権を徐々に得つつある前線の流動性。マンチェスターユナイテッド、ローマ、アーセナル、イニエスタが前線にいるときのバルセロナに見られる現象である。この現象の動機は、相手を背負わない状態でボールを受けたい、というものだろう。相手に捕まらない状態でボールを受けたら前を向いて攻撃を展開することができる。ギグスや、意外だがメッシが得意としている動きだ。
問題は誰がギグスについていくんだということだ。対面のSBの選手はついていくことがない。ユナイテッドの場合、SBがギグスの空けたスペースに飛び出してくることやルーニーやテベスがサイドに来ることもある。もちろん、誰も来ないこともある。問題は誰も来ないときにそのスペースを埋め続けるか、それとも中央で数的有利にたつ動きをするか。難しい判断である。
結果として、この前線の流動性は相手のゾーンを混乱させる役割を担っている。次から次へと選手の位置が入れ替わるので、マークの受け渡しに追われる。だからってマンツーマンで対応しようとすれば、空いたスペースを使われてゲームオーバーになる可能性が高い。ゾーンの隙間を絶え間なく移動されたらやってられない。
ゲームオーバーにならないためには、守備の枚数を増やしてスペースをなくすか、引いてスペースを潰すか。そのための4-1-4-1だったり。それか、そもそもボールを前線に繋がせない、中盤の選手に前を向かせない守り方もある。昨年のヘタフェや今年のアルメリアやラシンがまさにそれ。ただし、FWが効果的に守備をしないとできないやり方であって、サラゴサとセルティックはアルメリアのように振舞うのは不可能だった。残念。
■独り言
守備はいろいろなものを捨てる勇気が必要とされていきそうだ。自分のマークだったり、チームの決まりごとだったり。
攻撃は相手のゾーンを破壊するための方法論と引いた相手をこじ開けるためのアイディアに注目していきたい。
ちなみに、セビリアのボールを失ったときの切り替えの速さは異常だった。サラゴサはボールを奪う→速攻を仕掛けたかったものの、セビリアの攻撃の起点を潰されて終了だった。後半の頭に出てくるのがセラデス。何とかしてボールを繋げ。ボールが繋がらないのは、どちらかというとボールホルダー以外の動きの悪さだろう。どうしたイルレタ。
posted by josepgualdiola |07:58 |
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2008年01月31日
最近気になっていることシリーズです。バレンシアやバルサや接近、展開、、とか、まあいろいろです。
■接近、展開、連続
ボスニア戦は現地で見ました。よくわからない試合だったので、記事はありません。憲剛が異常に上手かったのを覚えています。特に、前半34分に、誰もが内田打てよの場面での内田へのパスは完璧でした。ボールを受けた位置が最高で、トップ下でやってもらいたいくらいです。また、遠藤の側に来て試合を組みたてるという判断も最高でした。これだけじゃなんなんで、岡田監督の標語について考えてみようと思います。
接近とは、狭いエリアで数的優位か同数を作り、細かいパスを連続させることでシュートまでもって行くこと。理想は4対2を作り続けることな気がする。ボール運びも崩しもこの部分で行うことが特徴。一番の肝である。常に数的優位を作る運動量と、どこに走ったら数的優位ができるか、ボールを持っている選手と周りの状況はどうかなど、考えることがたくさん。多くの選択肢の中で当たりを引き続けるには、阿吽の呼吸や以心伝心レベルまで連携を高めないといけない。
当面の課題は連携を高めるまでにでるミスをどれだけカバーできるか。味方のフォローが遅ければ、ボールをキープするしかない。パスの精度が荒れるようならば、それをリカバーするトラップの精度などなど。
展開とは、狭いエリアから広いエリアへボールを展開し、広いエリアでの数的優位や数的同数で勝負すること。前提として、接近で相手を攻略している状態でなければならない。接近で、つまり、狭いエリアで攻略できた場合、相手は狭いエリアでの数的不利を解消させるために、そこに人数をかけてくる。かけてこなければ、突破し続ければいい。狭いエリアに人数をかけた場合、広いエリアでも数的優位か同数ができていることが多い。
狭いエリアでの数的同数と広いエリアでの数的同数はどっちが守備側にとって嫌だろうか。スペースがあるのは広いエリアで数的同数なはず。ペナルティエリア幅で2対2をやるのと、ハーフコートで2対2をやった場合、攻撃側はどっちが有利だろうか。基本邸には広いエリアでしょう。よって、守備をする相手からすると、狭いエリアを潰しに行く→広いエリアにボールを展開される→数的同数か不利でびっくり→どっちを潰したいいか混乱が生じる。
連続はその場に応じて、接近と展開を使いわけ続けること。以上です。注意点は、接近ができなかった場合、広いエリアでの攻防で完膚なきまでに叩きのめされた場合にどうしようか、ということです。どうするんですかね。
長ったらしく書いてきて思ったのは、どっちもボール保持していることが前提のような気がしてきました。仮に欧州基準の鬼プレスをやられたら、日本はボールを保持できるのでしょうか。そもそもボール保持されたら、前線からのプレスでボールを奪えるのか。そのための岡田監督か。アジア予選でボールを相手に保持されることは基本的にないと思うので、これはまだ大丈夫そうですが。
■バレンシアのその後
アルメリア戦で日本での放送がなくなったバレンシア。この試合での前線のスタメンは、ビセンテ、シルバ、ホアキン、ビジャでした。このスタメンだと個人技ごり押し間違いないわけです。ホアキンがそこから脱却しつつあるのはわずかな光明なんですが。大人しく、シルバ、モントーロ、ホアキン、ジキッチでいったほうが良さげです。ポゼッションで相手を崩すのに、個人技ごり押しはどうもあいません。
ただ、この試合ではビセンテとシルバが前半だけで交代しています。なぜ交代したか分かりませんが、かなり心配です。代わりに入ってきた選手は、ミゲルとジキッチ。さりげなくミゲル復活。ということは、アリスメンディが前線に。よっぽど上手くいかなかったのでしょうか。
試合が見られないのでデータで行きます。ボール支配率は52:48。誤差みたいなもんです。アルメリアのプレスの前に機能しないバレンシアは個人技で玉砕したのかもしれない。しかし、決定機の数は4:1でバレンシアの勝ち。コーナーの数も6:3で勝ち。キーパーがボールを触った回数も8:16でバレンシアのほうが少ない。
それなりに攻めたけど、またも点が入らずことでしょうか。ジキッチ先発が見たいです。国王杯ではアトレチコとの乱戦をアウェーゴールで制している。バジャドリッドも激しいプレスをかけてくるので、、、、ビジャ、ビセンテ、ホアキン、ビジャが同時に先発しないことを願います。
■かもしれない運転
当たりを引いたり、やっぱり外れだらけだったりのライカールト。近年のバルサの課題はボール運びでマルケス×ミリートがその問題の突破口であった。ついでに、右SBがプジョルだと、メッシが頻繁に使うので一石二鳥。ザンブロッタもイタリアに帰れるかもしれない。それは別のお話。
でも、最近のバルサはローテーションを導入していて、マルケス×ミリートが見られなくなってきている。そうなれば、近年の問題が再発するに決まっている。それでも勝てるかもしれないと考えたのだろうが、昨年もそれでポイントを落としている。サビオラを使わなくても勝てるかもしれない。勝てなかったじゃんみたいな。
いつまで、ライカールトを引っ張るのかも謎です。謎だらけなバルサ。話は全然変わりますが、U13にいるカメルーン人は半端じゃないです。バルサTVは凄いですね。
■独り言
明日からプレミアを見まくる予定です。タイはシティと共同で練習しているみたいですね。シティみたいな守備をひいてきたら面白いです。
posted by josepgualdiola |22:44 |
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2007年12月17日
詳しくはこちらを御覧ください。
なんでこのニュースを取り上げたかというと、こちらを見てください。自分で書いたことが実現すると変な気分ですね。奇妙な感じです。
自分はかなり代表の試合が楽しみになりました。これで面白くなりそうです。
posted by josepgualdiola |21:33 |
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2007年12月12日
やると言ったからにはすぐにやります。ボカの試合も見ないでいろいろ探してみたところ、結構曲者ぞろいのバルサカンテラ。全員がマシアにいたかは不明だけれども、その辺はご勘弁を。最初に参考として、前回のレポに乗せたレアルのカンテラ集合をコピペしてちょっと改変。前の記事をいちいちクリックするのはめんどうくさいし、二つ並べたほうがわかりやすいかと。
■レアル下部組織出身者によるイレブン
最近、各チームにレアルのカンテラ出身者が目立つので11人集めてみる。バルサのカンテラが非常に優秀だという評判だが、レアルにも注目してみよう。現役の選手に限定。ただ定義がよくわからないので、レアルBやCにいた選手も選考対象にしています。
GKはカシージャスとカニサレス。とんでもない選手層である。他にもセサルサンチェスやディエゴロペスもそうだと思う。GKは豊作。
DFはパレデス(サラゴサ)、メヒーア(ムルシア)、ベレンゲル(ヘタフェ)、アルベロア(リバプール)。他にはパボン、ラウールブラボ、ミゲルトーレス、コラレス(オサスナ)が対象。意外とDFは層が薄い。
MFはフラド(アトレチコ)、デラレッド(ヘタフェ)、グラネロ(ヘタフェ)。元カンテラのジダンの異名を取った二人が共存。他にはソウサ(ヘタフェ)、リベラ(ベティス)、リキ(デポル)、バルド(エスパニョール)、ファンフラン(オサスナ)、ハビガルシア(オサスナ)と中盤には人材がたくさん。もちろんグティもそれである。
FWはラウール、エトー、ルイスガルシア(エスパニョール)。ソルダードやポルティージョ、ウルサイス(アヤックス)、ミスタ(アトレチコ)、マタ(バレンシア)、ネグレド(アルメリア)と面白い存在がそろっている。ラウールはアトレチコ出身だけど、引き抜かれたというよりは、チーム消滅による移籍みたいなので、対象にします。
強引にスタメンを4-4-2で組んでみる。レアルのスタメンは、カシージャス、ミゲルトーレス、メヒーア、ベレンゲル、アルベロア。中盤は、フラド、グラネロ、デラレッド、バルド。前線はラウールとエトー。スパーサブにグティとミスタ。結構強そうだ。ちなみにビクトルフェルナンデス(バジャドリッド)も対象の選手でした。
■バルサの下部組織出身者によるイレブン
レアルと同じ条件で選考してみます。
GKはバルデスとジョルケラ。そのままバルサに在籍。他にはレイナ(リバプール)が有名。レアルもバルサもGKは優秀な選手育成している模様。ちなみに、最近のバルデスはもっと評価されてもいいような。
DFはプジョル、オレゲール、期待の若手のバリエンテ。ナバーロ(マジョルカ)、ピケ(マンチェスタU)、キケ・アルバレス(レクレ)、ダミア(ベティス)、、以上。全然発掘できなかった。こう考えると、プジョルの存在って異質なのかもしれない。でもピケやバリエンテが控えていたとなると、別に異質でもないか。
MFはシャビ、イニエスタ、クロッサス。ビクトールブラボ(アトレチコ)、ルイス・ガルシア(アトレチコ)、セラデス(サラゴサ)、ファンロドリゲス(デポル)、ベルドゥ(デポル)、クリスチャン(デポル)、ガブリ(アヤックス)、デラッペーニャ(エスパニョール)、ルフェテ(エスパニョール)、ジェラールロペス(レクレ)。ジョフレ(ムルシア)。そして、アルテタ(エバートン)、セスクファブレガス(アーセナル)。中盤はレアル同様に人材がたくさん。
FWはボージャン、メッシ、ドスサントス。セルヒオ・ガルシア(サラゴサ)、ルケ(アヤックス)、ダニ(カディス)、ババンギダ(行方不明)と意外に少ない。そもそも3トップを指向しているので、強烈なCFは育てにくいのかもしれない。ウイングに当たる選手は他のチームに移籍した場合、SHとして使われることも多い。だから中盤に人材が多いのかも。
強引にスタメンを4-3-3で組んでみる。バルサのスタメンは、レイナ、ナバーロ、プジョル、キケ・アルバレス、オレゲール。地味に堅い。中盤はシャビ、セスク、デラペーニャ。前線は、イニエスタ、ボージャン、メッシ。控えにはセルヒオガルシア、ルイスガルシア、アルテタ、ガブリ、ルフェテと実力者がずらり。
改めて、レアルのスタメンは、カシージャス、ミゲルトーレス、メヒーア、ベレンゲル、アルベロア、フラド、グラネロ、デラレッド、バルド、ラウールエトー。どう考えても、バルサのほうが強そうである。
■独り言
期待の若手が伸びないことは日本でも良くあること。もちろん、スペインでも良くあることである。それはバルサもレアルも同じで、若い世代の代表で活躍しても、そのまま消えていく選手も多いようである。主な原因は怪我や、出場機会の有無、もらいすぎた給料だったり。
オサスナでは、若い世代の選手がスタメンで出場機会を得ているようである。日本に目を向けてみると、オリンピック代表でもU20や17の選手の中にはあまり出場機会のない選手が実は結構いる。なので、すぐに移籍したほうがいいのだろう、という当たり前な結論で終わります。
バリエンテ、クロッサスはバルサにいても出れそうにないので、セスクやアルテタを見習って武者修行に出たほうが良い。でも、ピケのように使われなかったら意味がない。昨年のサラゴサでのピケの活躍は非常に印象に残っている。ファーガソン、ピケを使わないなら是非サラゴサに。
現在レアルにいる、ソルダード、ブエノ、バルボアはどう考えても移籍したほうが良い。ヘタフェにいるグラネロ、デラレッドは活き活きプレーしている。試合に出られないならば、レンタルしましょう。
posted by josepgualdiola |23:05 |
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2007年12月12日
最近気になっていること。CWCとかバレンシアとかバレンシアとか。
■CWC、各チームの印象
パチューカには期待していたけれど、メキシコ代表に比べると全然で悲しくなった。ポジションチェンジや攻撃にかける枚数が少なく、ピッチを広く使えていない。有利だったのはシステム上の数的優位になりやすい中央。前半の早い段階では、エトワールサヘルの選手が運動量で数的不利を打開してきたが、時間がたつにつれパチューカが優勢に。しかし、決めきれず。
後半になると、中央の数的不利を運動量でなく、人数を増やすことで解決してきたエトワール・サヘルに対して、パチューカは何もできず。ただ4-4-2を4-5-1にしだけなんだけれど。3バックのうち誰かが上がったら、普通に前半のようなサッカーができたんだろう。アステカの戦士らしくない戦い方だった。
エトワールサヘルは相手に合わせた戦い方を考えているように見えた。だったら後半からでなく、前半から修正するとか、もっとサイドから攻撃するとかしないと苦しい。今日はボカ戦。リケルメ有りのボカは何度も見たのでよくわかるが、リケルメなしだと想像もつかない。前半を何とか凌ぎきれば、エトワールサヘルにチャンスがあるかも。後半に修正してくるのは得意そうなので。現地で見る限り、エトワールサヘルが勝ちそうな雰囲気がでていた。それくらいに、パチューカの攻撃に迫力がなかった。残念。
セパハンがインフルエンザに苦しんでいたようで、浦和にとってラッキーな試合となった。特筆すべきは浦和のサッカー。シーズン中と全然違うじゃん。啓太が相手陣地であんなにプレスにいけるのは久々に見たし、ワシントンと永井の前線からの守備がチームと連動しているのも久々に見た。ワシントンもスーパーなプレーを見せたし、相馬にいたっては完璧なサプライズ。ネネもそつなくこなしていて、チーム全体が勢いに乗るにはいい試合となった。
あれが本来のレッズだとしたら、今まではいったいなんだったのだろう。ある意味普通でない状態が続く。次ミランだし。カカのマークを絶対に離さず、ピルロ、セードルフのミドルに気をつければ勝機はあると思う。
■バレンシアについて
メスタージャでビルバオに負けたバレンシア。自分は我慢の始まりと表現したが、その我慢がすでに終わろうとしているのかもしれない。忍耐力がちょっとなさすぎるような。ちなみに、我慢の限界を迎えているのは、メディア、フロント、サポでなく、なんとクーマン。お前が我慢できないのか。。。
キケを解任した理由の1つに、これからは攻撃サッカーを目指すと声高らかにバレンシアは宣言。大胆なイメチャン。そこで召集されたのがクーマン。最初は冗談かと思った。
PSVでのクーマンは攻守に個人技に依存したカウンターサッカーで優勝を勝ち取った。ゴメス、サルシド、アレックスを中心とした強固なDFライン、中盤のブロックはコク、メンデス、シモンズというがちがち。前線はコネとファルファンで切り裂く。ボール保持は相手に渡し、徹底的に守って速攻。あまりに個に依存していたため、リーグ終盤には疲労のため明らかに勢いを落としていた。オランダでこのサッカーがどのような評価を受けていたか非常に気になる。
そんなクーマンがポゼッションを目指す。この挑戦が成功したらクーマンの評価はうなぎのぼりになるだろう。いる選手に応じて、様々なサッカーを表現できる監督は意外と少ない。
実際にバレンシアは試合を重ねるごとに、ポゼッションらしくなっていった。序盤は明らかに持たされている感があったが、ビルバオ戦ではボールを持って果敢に仕掛ける選手の姿が見られた。ボール支配率もラシン戦、ビルバオ戦と続けて約65%、攻撃を仕掛けた回数、コーナー数も相手を凌駕していた。ただし、シュート数は少なかったけれど。
このポゼッションサッカーの中心はマヌエルフェルナンデスとエドゥ。この2人のどちらかがピッチにいないと、バレンシアは苦しい。つまり、ポゼッションサッカーの命運はこの2人に託されたようなものである。
そこでオサスナ戦のスタメン。ビルバオ戦の負けを受けて、システム変更を示唆したクーマン。4-3-3らしい。中盤に起用された選手はシルバ、マルチェナ、サニーである。前線は、ビセンテ、アリスメンディ、ビジャ。その結果、ボール支配率、シュート数、攻撃を仕掛けた回数で負け、勝ったのはコーナーの数、ボールを失った数くらいである。どうやらオサスナの守備に苦戦したようだ。このメンバーだと苦戦するに決まっていそうだが。
交代はビジャ→モリエンテス、ビセンテ→ホアキン、エルゲラ→エドゥ。ただし、エドゥはロスタイムでの交代なので、あまり意味を成さない。ちなみにバレンシアのホームページにはビジャとビセンテが活躍したふうに書かれているが、マルカの採点では0点。そもそも交代されている時点で、あまりよくはなかったのだろう。ま、アウェーだし引き分けを狙ったのかとポジティブに考える。
そして迎えたCLのチェルシー戦。スタンフォードブリッジ。中盤はシルバ、サニー、マルチェナ。前線はビセンテ、モリエンテス、ビジャ。注目のボール支配率は57:43で負け。シュート数、コーナー数で圧倒的に負け、攻撃を仕掛けた回数でも負けた。勝利したのはボールを奪った数と、キーパーのボールを触った回数とファウルの回数くらいである。ちなみに、ビジャとエドゥが怪我をしたらしい。2人とも詳細は不明。この試合ではアリスメンディ、マタ、マヌエル・フェルナンデスが途中出場を果たしている。
まだ2試合なので、何ともいえないが、ポゼッションは投げた感じのあるクーマン。この先はどうなるのだろうか。データはマルカから持ってきました。
■オサスナ
まだ今季になって見た記憶のないオサスナ。バレンシア戦のスタメンは、リカルド、コラレス、ミゲル・フラーニョ、クルチャガ、アスピリクエタ、プニャル、プラシル、フォント、ハビガルシア、カルロスベラ、ポルティージョ。
期待の若手軍団である。U21やU19のスペイン代表がずらり。控えにはレアル下部組織出身のファンフラン、スイス代表のマーゲラと実力者がそろう。特にカルロスベラはメキシコの若き星。是非見てみたい。次節の相手はレアルなので放送も間違いなし。
■レアル下部組織出身者によるイレブン
おまけである。最近各チームにレアルのカンテラ出身者が目立つので11人集めてみる。バルサのカンテラが非常に目立っているので、レアルにも注目してみよう。現役の選手に限定。ただ定義がよくわからないので、レアルBやCにいた選手も選考対象にしています。
GKはカシージャスとカニサレス。とんでもない選手層である。他にもセサルサンチェスやディエゴロペスもそうだと思う。GKは豊作。
DFはパレデス(サラゴサ)、メヒーア(ムルシア)、ベレンゲル(ヘタフェ)、アルベロア(リバプール)。他にはパボン、ラウールブラボ、ミゲルトーレスが対象。意外とDFは層が薄い。
MFはフラド(アトレチコ)、デラレッド(ヘタフェ)、グラネロ(ヘタフェ)。元カンテラのジダンの異名を取った二人が共存。他にはソウサ(ヘタフェ)、リベラ(ベティス)、リキ(デポル)、バルド(エスパニョール)、ファンフラン(オサスナ)、ハビガルシア(オサスナ)と中盤には人材がたくさん。もちろんグティもそれである。
FWはラウール、エトー、ルイスガルシア(エスパニョール)。ソルダードやポルティージョ、ウルサイス(アヤックス)、ミスタ(アトレチコ)、マタ(バレンシア)、ネグレド(アルメリア)と面白い存在がそろっている。ラウールはアトレチコ出身だけど、引き抜かれたというよりはチーム消滅による移籍みたいなので、対象にします。
強引にスタメンを4-4-2で組んでみる。レアルのスタメンは、カシージャス、ミゲルトーレス、メヒーア、ベレンゲル、アルベロア。中盤は、フラド、グラネロ、デラレッド、バルド。前線はラウールとエトー。スパーサブにグティとミスタ。結構強そうだ。いつかバルサもやってみます。
■独り言
今後のバレンシアには注目。ホームで成績が悪いバレンシアはどのようなスタメンでどのようなサッカーをするのか。対するバルセロナは、ここでアウェーで勝てない病を払拭しないとやばい。
posted by josepgualdiola |08:55 |
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2007年12月05日
気になっていることについて書きます。主に監督についてです。
■オジェックさんについて
最終戦に負けてしまったので、一気に評価ががた落ちしているオジェックさん。もともと内容はひどかったので、どうか評価したらいいか微妙な状態だったが、負けたことでたかが外れた模様。
怪我知らずの山田さん、実は怪我だらけの田中達也さん、そしてポンテさんと、ここに来て一気に怪我人が続出。昨年のバレンシア並みの野戦病院と化している。この怪我が、メンバー固定による弊害か、それともたまたまか。怪我するときは怪我するし、怪我しないときはまったく怪我をしない。正しい分析が医療スタッフでなされることを願う。
前にもレッズのサッカーについて書いた。それを強引に要約すると、イレギュラーな事態が常に起こっている、となる。中盤を隙間だらけにしてあそこまで守りきれるチームは普通ありえないし、失点した後に攻撃のギアを入れてすぐに点を取り返せるなんて、常識的にありえない。しかも、デジャブのようにそれが続く。昨年のレアルも終盤はまさに奇跡だったが、レッズも同じくらい奇跡的。それがとうとう普通の状態になっちゃった横浜FC戦。でも田中マルクスさんがいれば、パワープレーで奇跡が継続した可能性は十分に高い。この場合は奇跡じゃなくて、論理的な結果だけれども。
この奇跡をオジェックが狙ったわけはない。選手たちの精神的な強さというか、なんと言うか、勝つため身に着けざるを得なかった処世術というか。要するに監督が意図して身につけさせた特殊能力ではない。選手たちは本当にお疲れ様である。
オジェックのサッカーの変容を見てみると、最初の10試合近くは新しいことを試そうとしていたと思う。その結果がこれ→○△○△○○●○△△△○△。13節までの結果である。いわゆる生みの苦しみというやつだ。小野とポンテの共存や4バックや中盤も色々な形を試していたと思う。しかし、この結果に選手、サポーター、フロントはどのような反応を示しただろうか。実はまったく記憶にない。ただ選手の4バックはちょっと、、、みたいな趣旨の発言は何となく覚えている。
その発言のせいではないだろうが、気づいたら勝手知ったる3-5-2で昨年とあまり代わらないサッカーに回帰したことはご承知の通り。そこから連勝も始まったようなので回帰大成功というわけだ。
その後のオジェックさんは決まりきった選手起用、采配に走るようになる。まるですねたように。3-4-3をひたすら試したライカールトに少し似ている。あのときのライカールとはテンカーテがいなくたって1人でできるもん状態だったわけだが、オジェックさんは進化を選ばないならば、もう知らないからね!といった状態か。ま、そんなことはないだろうが。
結論を言うと、来年も壊れたレコードのような采配を取るなら、CWCで優勝しても解任。また進化を目指すならミランと勝負できなくても続投。このあたりはフロントがオジェックさんと話し合えば、来季の方針の中身は大丈夫と思いたいので、信頼してみます。ただ序盤のあれだけシステムを頻繁に変えることで何を狙っていたかは謎。良い形を探っていたと思うのだが、ちょっと手探りすぎだろうみたいな。
■岡田監督について
結局誰もが想像した岡ちゃんが監督に。岡ちゃんが3次予選でしくじったときには誰が出てくるのだろうか。伝家の宝刀を抜くには少しタイミングが早いような。大富豪で言うなら、もうジョーカーですか、、みたいな。
それはさておき、オシム監督のサッカーはどんな感じだったとかというと、欧州に良くあるポゼッションサッカーの王道。アジア相手には基本的に通じるレベルにはなった。でも、前線から激しい守備を見せた韓国や、ポゼッションの潰し方に熟知する欧州のスイスにはちょっと通用しなかった。だからもう少しその質を向上させる必要がある。別に正面から強豪国相手にポゼッションで叩き潰せとは思っていない。でも、点を狙わない、つまり、時間を潰すポゼッションならばできそうな気がする。いざというときに、ボールを持つことだってできるという余裕は代表を助けると思うのです。
つまり、岡ちゃんはもう少しこのポゼッションの質を高める必要がある。そうしたほうが、本人の仕事とが楽になる。でも、岡ちゃんには前科がある。本当は魅力的なサッカーが大好きな岡ちゃんは札幌やマリノスでそれを実現させようとしたが、両方とも頓挫。特にマリノスでの選手へ謝罪したというエピソードはとても印象に残っている。ソースはなし。ってんなわけで、困ったときにみせるリアリストの一面はしゃれにならない力を持っている。今はなき、チャンピオンシップのレッズ戦では本当に相手に合わせたサッカーがうまいなと思わせた。2度あることは3度あるか、それとも3度めの正直か。
ただ、偶然か必然か、オシムは守備のメカニズムには手をつけていない状態だったので、バトンタッチには実はうってつけの人材だとは思っているのだけれど、ちょっと時期尚早。ヘッドコーチに攻撃を組み立てるのがうまい人でも入れば、見ているこっちは安心する。元甲府の監督とか。でも、セルジオが文句言うだろうな。なんで降格した監督をスタッフに入れるのって。ま、そんなとこです。
■独り言
反町監督についても書こうと思ったが、それは別の機会に。今日は入れ替え戦、今週から来週にかけてはCWCと楽しい日々が続きます。巷ではインフルエンザが流行っているようなので、みなさん気をつけましょう。
posted by josepgualdiola |11:41 |
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2007年07月30日
今回のアジアカップではオシムの考えをたくさん聞くことが出来た。たくさんの発言の中で気になるキーワードがいくつかあった。なので、それについてつらつら考えてみたい。アジアカップの発言のみを対象にします。引用はすべてスポナビからします。
内容か結果かで言えば、私は結果を重視する。ただし、それがどんな結果か、ここで保証することはできない。個人的には、もちろん日本サッカー協会にとっても、結果より内容の方が重要で、しかも将来、長く戦えるかどうかを重視しているのだろうと思う。もちろん両方が伴われているのがよりいいのだろう
06月18日の日本代表予備登録メンバー発表の発言より。ひとまずオシムはオーストラリア戦のみ、がちで勝ちに行ったと思う。対オーストラリアの試合は、他のすべての試合と比べてまったく違った。オーストラリアに日本は特別な対策を行った。だが、サウジ戦、韓国戦は特別な対策をしなかった。韓国のロングボールでイチョンスたちを走らせる作戦や、サウジアラビアの2トップに対して、何か日本がしただろうか。
オーストラリア戦以外の試合での日本は、相手がどうこうよりも、自分達のサッカーを貫こうとしていた。それはリスクのあることである。相手にあわして少しでも現実的なサッカーをすれば、勝つ確立は上がっただろう。それでも、そのようなサッカーをしなかったのは、オーストラリア以外には勝てると考えたからではないだろうか。実際には勝てない試合もあったけれど。ただし、決定機を量産していたので、基本的に、自分達のサッカーをすれば、相手のことを考えなくても勝てるという予想は間違っていない。ただ、あそこまで外すとはオシムも想定の範囲外だったのではないだろうか。
ご存知のようにオーストラリア相手には、ビドゥカ対策に挟み込み大作戦で無事にトラウマの払拭には成功した、、、と思う。サウジにも韓国にも対策をしていれば、ボール支配率もさらに上がった可能性が高い。
オシムの采配を見ていて感じたことは、本気で勝ちに行ったのはオーストラリア戦のみ、ということである。後の試合は自分達のサッカーをすることに力点をおいているように見えた。
正直なところ、(選手のパフォーマンスには)驚いている。問題は、日本がまだ美しいことを効果的な結果に結び付けるところまでのレベルに達していなかったということだ。
カタール戦後の発言です。正直なところ、という言葉を信じると、日本がここまで試合を支配できるとは、オシムも予想していなかったようである。カタール戦を簡単に振り返ると、SB、特に今野が後半戦から高い位置を取り始めて→日本のサッカーが機能し→先制点を奪った試合である。2列目からの飛び出しはあまり見られず、仕掛けることも少なかった試合だ。
オシムも効果的な仕掛けをしないことについては不満があるように見える。ただし、まだそのレベルには達してねーよ、というオシムの考えがなんとなくわかる。
結果と内容の違いについていえば、明らかな答えがある。どんな内容であっても負けは負け、勝てばそれでいいということだ。美のために死を選ぶのは、過去の話である。(初戦での勝ち点は)日本1、カタール1。でも、日本の方がはるかに勝利に近かった。日本の方が美しい試合をしていた。それでも、結果によってそれは忘れられ、スコアだけが残った。これが現在のサッカーの真実だ。それしか申し上げることはできない。
UAE戦の前日記者会見からです。日本のサッカーが美のために死を選んだは思えない。がちで勝ちに行っていないとは感じたが、美のために、というほどリスクをかけていたとは思えない。ちなみに、美のためをひたすら追求するのだったら鈴木→小野である。
この発言の中で1番気になったのは、日本のほうが美しいサッカーをしていた、というくだり。オシムはカタール戦で日本がやったサッカーを美しいと考えているところである。
今後、克服しないといけない課題もあるだろう。だが日本の力が劣っていたとは思わない。試合の内容からいえば、チャンスの数ははるかに多かった。ただし向こうの方が運があった。こちらの得点が決まらないうちに疲労がたまってしまった。つまり、効果的に(ゴールに)結び付けるプレーができていなかった。彼らは3回のチャンスを全部、得点に結び付けた。こちらの集中が途切れた時間帯に、それが起こった。そういう内容だった。向こうの(攻撃の)3人と、こっちのDFの3人の関係をスコアが表している。
サウジ戦後です。まず最初の文章から、決定機も多く、日本の力が劣っていたとは思えないと読めます。内容も特に悪くないと。また、ここでも効果的に~の文章が出てきています。ようするに、決定機を決めれなかったと。ついていないオシム。
もう一つ、われわれはリスクを冒してプレーしていたということだ。だからリスクを冒すということは、失点する確率が高いということだ。相手の2トップに対して、2人のストッパーで守備を長い時間続けたわけだ。そのリスクを冒すことで、もう一つ別のポジションでフリーになる選手が1人出てくる、という考え方だ。それがプレーメーカーだったり、素晴らしい選手だったりするわけだが、逆にリスク回避してリベロを置く、つまり3ストッパーを相手の2トップに付けるとするならば、中盤での数的優位を失われることになる。そのどちらを選ぶかだが、私は今のサッカーの信奉者である。その方が魅力的ではないだろうか。その方がオープンなゲームになるし、美しいフットボールになる。残念ながら、何かが伴わなかった。何が足りなかったかは、お分かりだろう。
これもサウジ戦からです。ここで気になることは美しいフットボールという単語です。カタール戦の後にもオシムは美しいと発言しています。つまり、相手の2トップをCB+ワンボランチで対応し、中盤の1人を自由にして~~~というサッカーをオシムは美しいと考えているようだ。欧州では当たり前の価値観のような気がする。オシムは欧州の人なので当然かもしれない。問題なのは、日本人がそういうサッカーを美しいと感じるかどうかである。勘だけど、オシムは今回それを1番確認したかったのかもしれない。おまえら、こういうサッカーどう思う??って。ただ、もう少し効果的にゴールを決めて欲しい、とはオシムも考えているようだ。
戦術的な選手の配置については、1人の選手が複数の役割を担わなければならないスタイルだ。だから選手がもう少しだけ、個人のテクニックを上げることができていたら、さらに2、3人のよりスピードある選手を使うことができた。さらに、これは極めて大事なことだが、より優れたFWがいたら――。これには注釈だが、今のFWがよくないと言っているのではなく、もっと優れたFWがいたらという仮定の話だ。それに多少の経験を積んだ選手がいれば、もっとよかったと思う。
韓国戦後の発言より。個人のテクニックという発言は、恐らく鈴木と憲剛に向けられたメッセージなのかなと。鈴木がガットゥーゾくらいパスを回せれば、憲剛が鈴木くらい守備が出来れば申し分ない。恐らく先に成長したほうがスタメンを得て、成長しなかったほうがベンチに行くことになるかもしれない。頑張れ鈴木。
もちろん(交代の)オプションはたくさんある。背の高い選手と対戦するならば、ゲームはキック&ラッシュに変わる。ほかの選手はハイボールを蹴ることになる。そういう勝負になれば、韓国の方が強いだろう。背が高く、ジャンプ力もある。だから、別の方法を採ろうと思った。プレーを通じて、ディフェンスラインの裏のスペースを使うなど、あるいはビリヤードでいうところのフリッパーショット(ボールを早く動かすこと)、それは何度か成功した。背の高い選手の後ろのスペースに、ボールを運ぶことができた。しかし、その方法を採った結果、疲労も早い時間に蓄積された。そのためアイデアがわかなくなり、テクニックが不正確になり、コンビネーションもうまくいかなくなった。だから選手交代の結果が良かったかどうかは、フィフティー・フィフティーだったと思う。
これも韓国戦後です。交代策についての質問を受けての回答です。この交代策については加持、駒野へのメッセージだったのではないかと自分は考えました。両者ともクロスの質は残念ながら悪かったです。またクロスに意図がなかった。狙いがなかったと言い換えてもいいと思います。そこへ寿人を投入。GKとDFの間に低くて早いボールを欲しがる寿人君です。特にニアが大好きです。駒野、加持はそういうボールを入れろ、というメッセージが伝わるはずです。矢野の投入は言うまでもなく、やまなりの競りやすいボールを入れればOKです。果たして駒野、加持は交代策に見合ったクロスが出来たのでしょうか。もっと頑張れ。下手すると見限られてしまうのは、この2人かもしれません。
自分の意思は変えたくない。できるだけエレガントで効率的なサッカーを目指したい
29日の総括記者会見よりです。この会見のみ、全文が見つかりません。残念。これからどこで仕掛けるかについてやっていくのですかね。守備は遠い未来になりそうな予感です。
■独り言
最後に強引にまとめる。オシムはハートフルのサッカーよりもエレガントなサッカーを目指している。エレガントなサッカーとは、自分達でゲームを作り、アクションを起こしていくサッカーだ。ただ、頑張る、というものではない。頑張ったほうが勝つのではなく、巧いほうが勝つ方向に流れを持って行きたいようだ。短期的に見れば、相手の長所を消すような試合を壊すサッカーに流れたほうが楽である。鈴木や明神を大量に並べればいい。彼らは任務を忠実に遂行してくれるだろうし、相手に合わせたサッカーはオシム得意そうである。
いざとなったらその顔が出てくると思う。エレガントと荒っぽさが共存するまで、もう少し待ってみようと思う。家長と水野はしっかりと牙を磨いといてください。出番は多分あるでしょう。
posted by josepgualdiola |10:16 |
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