2010年06月04日

最近気になっていること17

 こんにちは。というわけで、気になっていることシリーズです。気になっていることとありますが、たんなるワールドカップ出場国・親善試合のまとめです。つまり、管理人の印象をひたすらまとめるものになります。残念ながら、見られない国のほうが多いよねってことで、コンフェデや予選の印象からも語っています。ご了承くださいな。

 ■ブラジル代表について

 コパアメリカ、南米予選、コンフェデを見ての感想になります。コパの時に、異次元のアルゼンチンを戦術で破壊したブラジル。あれからアルゼンチンの迷走が続いているような気がする。で、ドゥンガの率いるブラジルはめちゃくちゃ手堅いサッカーをすることで有名である。予想された通り、国内でも批判があるようで。なんてたって23人の選び方がすごい。また、ジウベウト・シルバに再会できるとは思いもしなかった。

 そんなドゥンガ×ブラジル。コパアメリカのときが一番手堅いサッカーをしていた。徐々に溶けてきている、というのが管理人の印象である。なので、今までの愉快なブラジル代表に比べれば、まちがいなく手堅い。けれども、ドゥンガ・ブラジル時代で比較すると、攻撃に対する比重が強くなっている。意外性のバチスタとカカを入れ替えたのだから当たり前なのだけど。

 そのために、鉄壁の守備から繰り出されるカウンターのバランスが崩れてきている。ボールを持たされたときのことを考慮すれば、ちょっとは攻撃の方に比重をおくことも分からないでもない。しかし、その危ういバランス感覚がどのように結果に影響を及ぼすかは微妙である。ブラジル代表はなんだかんだ引きこもった相手を崩しちゃう力、、それは試合内容からは予測できるような形からは生まれないものなんだけれども、、があるので、攻撃に比重をおく必要があるのかは微妙。

 つまり、もっと徹しきれば優勝も間違いない。でも、わたるべき橋を自分たちで細くしている気がするので、その点が不安要素。決勝トーナメントにいけば負けないだろうけど、どっちかというと、予選の方が怖い。キーマンはカカ。他の選手との違いを証明できなければ、レアルでの立場も危うくなってしまうかもね。そして、ロビーニョたちがチームのために走れるかどうか。ドゥンガはクラッチたちを走らせることができるかどうか。

 ■スペイン代表について

 ユーロ時代ほどの最強感は、個人的に薄れている。クワトロフゴーネス×セナのセットは歴史に名を刻んだと言ってもいいだろう。しかし、ビジャレアルの迷走や年齢の関係もあって、セナに衰えが始まる。ここで、デルボスケのとった行動は、ダブルボランチでセナの穴を埋める作戦。ブスケツとアロンソがセットになるのかな。これが管理人に不評であった。別に4-2-3-1だろうと、4-1-4-1でもどっちでも構わない。クワトロフゴーネスの誰かが、中盤の底に入るのであるならば、たぶん、不評にはならなかった。

 また、ユーロでも見られたが、スペインの2トップは微妙。やっぱりクワトロフゴーネスの破壊力が見たいわけで。この布陣を基軸にマタやナバス、アロンソを試していれば、もっと最強のスペイン代表ができあがっていたのではないかなと思うわけで。レジェスも試す価値はあったと思うよ。セナの位置も、ハビマルをもっと前から試せていれば、もっと楽しい事態になっていたに違いない。

 そういうわけで、管理人はデルボスケを疑っている。ユーロのスペイン代表はポゼッションバカでは決してなかったのだけど、外から作られたイメージによって、そっちの道に染まってやしないか心配でしょうがない。韓国戦から考えると、ジョレンテやナバスにサイドアタックに徹させるなど攻撃に幅を持たせようとしているのはわかる。でも、そっちじゃないだろって思ってしまうのであった。

 予選は大丈夫だろうけど、決勝トーナメントでG組みと当たるのがきっつい。でも、チリに滅ぼされそうな気がしないでもない。でも、チリはスアソが怪我をしているとやばいだろうな。ちなみに、注目はデルボスケ。名声を高めるか、逆になるか。

 ■ポルトガル代表について

 ポルトガルはもともと評価が高くなかった。しかし、カメルーン戦を見る限り、いろいろ解決してきた印象である。ポルトガル代表はどうしてもクリロナの暴走とデコのやる気に左右されるきらいがあった。しかし、デコはやる気満々であった。ブラジルに帰る噂があるので、ラストダンスに気合充分なのかもしれない。相方に献身的なラウール・メイレレスが定着したことも、好影響を与えているのかもしれない。

 で、クリロナ。この人はいつだって全力少年。で、気になっているのが逆サイドの選手。その名はシモン。アトレチコで試合を破壊しまくっていたのが懐かしい記憶になっている。老けこむのはもちろんはやい。クリロナに気を使うようなことはしないで、エゴをむき出しにしてもいいくらいの能力は持っている。で、カメルーン戦ではちょっとらしさを発揮していた。これが本番で爆発すれば、ポルトガルは台風の目になる可能性が高い。

 弱点は諸刃の剣。左サイドのドゥダが攻撃で持ち味を発揮出来るか、それとも守備で足をひっぱるか。クリロナでなく、シモンとデコとメイレレス。そして、謎のリエジソンが力を発揮できない時に迷わずに外せるかどうか。ヴェローゾが化けるのをずっと待っているのだけど。最終的に、ナニ、シモン、クリロナのトリオに前線を任せることになりそうで怖い。いや、ちょっと見てみたいけれど。

 ■パラグアイ代表について

 南米予選でフィーバーしたパラグアイ代表。チラベルトがいなくなっても、強さを維持しているんだから賞賛に値する。前線に強力な選手がいるし、全員守備をいとわない献身性はワールドカップでも健在だろう。しかし、南米のようにボールを持つことが大好きなチームばかりがワールドカップに出ているわけではない。特にパラグアイの所属するリーグはイタリア、ニュージーランド、スロバキアである。

 予選を見ていても、カウンターの切れあじは鋭いが自分たちから攻撃のアクションを起こすことは苦手そうである。しかも、守備ブロックを低くする傾向があるので、前線の選手にかかる負担は大きい。でも、それをこなせそう前線の選手がいることも事実である。バリオスがどこまでできるかで決まってきそうである。ボールを奪ってからの全員攻撃はなかなかの迫力であり、イタリアは気をつけないとやばいと思うよ。最近のイタリアはボールを持ちそうな気がするので。

 ■独り言

 あとはイタリア対スイスと日本対コートジボアールくらいかな。そろそろ選手名鑑を購入しないといけない時期になりました。そろそろ、情報がそろってきたので、がちで予想してみようかなと。メッシのいるアルゼンチンと怪我人だらけのドイツ代表の状況が謎すぎるな。

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posted by らいかーると |10:25 | 独り言 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年05月28日

最近気になっていること16

 というわけで、気になっていることシリーズです。前回が1月なので、ずいぶんと長いこと封印されていたんだなと感じます。ちなみに、前回の記事はレアルとユナイテッドについて書きなぐっています。ユナイテッドはあそこから、まさかの4-3-3がはじまったんだよなと思い出すところで。まずは、直前に迫ったワールドカップについて。

 ■メキシコ代表について

 オランダ、イングランドと親善試合を行ったメキシコ。監督がアギーレに戻っている。ちなみに、アギーレの前はスウェーデン人のエリクソンであった。なぜにエリクソンがメキシコに呼ばれたかは謎である。メキシコサッカー協会は何を期待したのだろうか。

 メキシコ代表のサッカーは先入観と大差ないサッカーをしている。身長とか体の大きさで劣るメキシコはボールを丹念に繋ぐサッカーで勝負している。ハイボールを蹴っ飛ばしても、競り勝てる選手はいないし、ボールを集めるべきエースもいないよってことで、他に選択肢がないのであろう。

 なので、メキシコ代表は丹念にボールを繋ぐ。で、繋ぎ方が本当に面白い。どのように繋ぐかというと、ポジションの概念がない。ちょうど対比されたのがオランダ戦である。オランダはそこまでポジションのバランスを崩して攻撃を仕掛けるスタイルではない。ピッチを幅いっぱいに使うために、選手の位置は固定される傾向がある。

 それに比べて、メキシコ代表の攻撃はカオスである。SBがウイングの位置にいるのは当たり前で、CBがSBを追い越す場面もあった。圧倒的な数的有利によって、ボールを失わない環境を作っているのが最大の特徴である。で、ボールをもった選手たちもフリーな選手にボールを届けることを優先しているように見える。つまり、ボールを失ったら大ピンチだよねってことのリスク管理が攻撃のときに顔を出している。

 なので、バイタルに入ってからの攻撃に迫力がないとも言える面を持ち合わせている。それでも、スペースがあればどんどん後ろから攻撃参加するし、スペースがなければ、相手をひきつける動きでスペースを作り出してしまうメキシコのサッカーは非常に躍動感にあふれていて魅力的である。まさに考えて走るサッカーって感じ。

 オシムの戦術という本を読んで、印象に残っていることはSBの攻撃参加のお話である。ロナウジーニョ絡みの話が有名だが、自分が攻撃参加すれば、相手は守備をするしかない状況に追い込むことができるって格言を思い出してみてください。メキシコ代表の攻撃参加のやり方は、この格言に非常に近いかなと感じるわけで。そしてリスクのあるポジショニングとボール運びのバランスが非常に楽しい。

 ただし、管理人はオシムのサッカーを欠かさず見ていたわけではないので、ちょっとなんともいえない。なので、オシムは詳しいぜって人はメキシコ代表を見て、何を感じるか試してみてください。注目の選手は、ベラ、ドスサントス兄です。クラブチームよりも活き活きしています。そして、フアレスとバレーラも非常に面白い選手ですよ。

 ■オランダ代表について

 ユーロ、予選、日本戦の印象では、あんまり良いイメージがなかったですよ。その理由は戦術に幅がない。カウンターが強いのに、ボールを保持しようとして自滅する傾向があったからです。ブランドのあるチーム、例えば、フランスとかイタリアとか相手だと、相手を尊重したサッカーをできるが、そうでないと、調子の乗るところがある。

 デンマーク、カメルーン、日本だと間違いなく相手を尊重しないでサッカーをしてくる可能性が高い。いや、手を抜くことはないのだろうけど、攻撃的なサッカーで倒してやるぜみたいな。頑張りやさんのカイトを出さないで、あいつらがクワトロなんちゃらなら、俺たちもやろうぜ見たいな雰囲気は、どうにかしてるぜ。

 で、メキシコ戦。メキシコが控えだらけだったので、試合を支配することはできたわけです。で、驚いたのがハイティンハ。エバートンでもまれたせいか、まるで成長しているってわけです。マタイセンの攻撃力はあんまり変わっていないかなと。あいつも2年間頑張ってきたってことですね。

 そしてファンペルシー。今年は躍進の年になるはずが大怪我で悲しい年になってしまったわけで。つまり、フレッシュなファンペルシーはちょっと脅威かなと。健康なロッベンよりも、もしかしたらファンペルシーがブレイクするんじゃないかと。ただし、スコアレスの状態が続いたら、かなり愉快な展開になるんじゃないかと予想しています。

 さらに、メキシコ戦の前半は守備も非常に良かった。全員守備が機能していて、あれま守れるのかよと。ただし、ロッベンとスナイデルが同時に起用されれば、ふわっとした時間帯がでるんじゃないかと。浦和対山形で見られたような、SHが所定の位置にいない→SBが攻撃参加したら簡単に数的優位みたいな。

 まとめると、2年前よりは成長している。でも、ロッベンやスナイデルがブレイクしているので、またも調子にのりそうな予感はある。彼らがそろったときにどれだけチームのために走れるかで順位が決まってきそう。なので、あんまり期待はしていない。

 ■イングランド代表

 日本と親善試合を控えているイングランド代表。前半はベストメンバーで、後半は交代をしまくるだろうで、前半が鍵になりそうである。で、日本の注目点をいうと、岡田監督がどれだけ積み上げてきたものを捨てられるか。そして、積み上げてきたものを捨てたことで、活き活きとする選手はだれか。それとも、何も変わらない現実か。

 管理人曰く、イングランド代表は優勝候補です。しかし、バリーがいなくなったことで、ボールを持たされたときの破壊力が落ちた印象です。シティにいるときと、代表にいるときのバリーの違いはなんなのでしょうか。ボールを持ったときのイングランドはジェラードとルーニーのポジショニングがえぐいです。クラウチかヘスキーがいることで、バイタルを謳歌できる2人は怪物です。

 でも、そこにボールが届かなければただの人。なので、相方がどれだけ仕事をこなせるかがキーになります。ジェラードを中盤に下げたら、ルーニーが狙い打ちにされるので、優勝候補から滑り落ちます。ミルナーはブレイクのチャンスだけど、ちょっと荷が重すぎる気がする。なので、4-3-3にしてごまかす可能性も考えられます。

 ただし、だったらボールを保持しないように戦えばいいよねって開き直りをカペッロがしないでもない。チェルシーの引きこもりの破壊力を思い出すように、プレミアのフィジカルで引きこもってルーニーとジェラードを起点としたカウンターで、ウォルコットとレノンが音速でゴール前に迫ってきたら、いやだな。

 ■独り言

 直前チェックは続きます。楽しい季節がはじまりますね。

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posted by らいかーると |20:25 | 独り言 | コメント(17) | トラックバック(0)
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2010年01月06日

最近気になっていること15

 こんばんは。今年最初の気になっていることです。ことというよりもチームですね。それはレアル・マドリッドとマンチェスター・ユナイテッドです。スペインのほうはどちらかというと、上昇気流に乗りつつある状態です。イングランドのほうは、迷いに迷っている状態です。そんな2チームについてつらつら書いてみます。

 ■マンチェスター・ユナイテッド

 先日のリーズ戦の感じたことを書きます。よりによって、あの試合かよって感じですね。でも、本日の深夜に行われる予定だったダービーが大雪で延期になっちゃったのだから仕方ない。精度の低い予想と分析になりますが、自然には勝てない。

 ユナイテッドのシステムは4-4-2。若手が中心の中で、浮いているのがFWとアンデルソン。恐らくこのFWコンビがいれば、何とか結果はついてくると考えたのであろう。チームが機能しなくても、この2人が何とかしてくれるのではないだろうかみたいな。

 両SHはウェルベックとオベルタン。プレーを見ている限り、本職には見えなかった。ボールを持つと中央に切れ込んだり、ボールを持っていないときも中に入ってきたりと、かなり中央にどんどん進出していっていた。サイドから中央に仕掛けるのが好きなようである。サイドを突破してクロスを上げまくるような選手ではないようで。

 ピッチの幅で言うと、サイドラインいっぱいにプレーをしているのでなく、ちょうどペナ幅ぐらいでのプレーになってしまうユナイテッド。だったら、誰かがサイドに移動すればいいのだけど、だれも来ない。ルーニーとベルバトフは中央に居座っていて、アンデルソンたちはサイドに流れない。

 でもさ、攻撃が持ち味であろうファビオや、抜群の攻撃参加を見せるネビルはどうなんだと。結論を言うと、駄目だった。ぜんぜん効果的に攻撃参加できていなかった。たまに、どかんと力を発揮するファビオだったけど、もっと日常的に絡まないと無理だろうねってことで。そんなわけで、がむしゃらな中央攻撃を8人で跳ね返すリーズの前になかなかチャンスは作れなかった。

 ユナイテッドの変移を見てみると、一昨年は流動性アタック→昨年はポジション固定アタックで守備力の強化→今年は知らない。変化の流れからすると、ポジションチェンジでレッツゴーといった雰囲気はなくなってきている。ルーニーをゴール前でプレーさせようという声が色々なところから聞こえてくる。恐らく、その声に素直になっているのかもしれない。

 で、肝心のルーニーとベルバトフ。2人とも万能型である。攻守という面から考えると、ルーニーのほうが真の意味で万能型。その気になれば、SBもこなしてしまいそうなルーニーである。そんなルーニー。持ち味はなんだろうと。恐らく組み立てもできるし、仕掛けのパスもできるし、フィニッシュにも絡めるところとなりそうである。

 じゃ、ルーニーの一番凄いところなんだと聞いてみる。これは人によって意見が分かれそうである。管理人の意見だと、献身性。守備もするし、サイドに流れることもできるし、ゴールから遠い位置になっても、全力を尽くせる献身性はなかなかの武器である。サイドに流れて味方にスペースを与えるのも立派な仕事。

 次にベルバトフ。恐ろしいテクニックを装備している。テクニックを活かしたポストプレーやチャンスメイクに定評がある。ゴール前で勝負するよりは、バイタルエリアでその才能をもっとも発揮することができる。恐らくゴール前で継続的に戦うにはフィジカル的にきついかもしれない。たまになら、全然いけるだろうけど。

 このように考えると、この2人は得点を決めることに特化した選手ではない。得点を決めること以外の仕事が恐ろしくうまいFWコンビである。何でもできちゃうという性質が2人をこのように進化させたのかもしれない。つまるところ、このコンビを最高に機能させたければ、プレーエリアを限定しない必要がある。トッテナム時代のようにベルバトフはDFラインまでポジションを下げたってかまわないくらいに。

 なので、ルーニーをゴールに近い位置でプレーさせようとか大きなお世話なのである。ルーニーがいくらそれを希望しようとも、彼のよさは別なところにある。他の選手ではひっくり返ってもできない仕事ができるわけで。ルーニーやベルバトフがゴール前に専念できるように、中盤にゲームメイカーをつれてくるのではなく、彼らがゲームメイクに専念できるように、FWをつれてきたほうが面白いサッカーができそうである。

 ゴール前に飛び出す選手がいないと困っているようだけど、ルーニーやベルバトフがゴール前に飛び出してきたらめちゃくちゃ怖いと思うよ。で、ゴール前にどかんとフッキを置いておくのは非常にいい考えだと思います。フッキのプレーはあんまり見ていないけれど。

 この試合で見ると、ユナイテッドの攻撃はどうも早い。後ろの攻撃参加を待って、数的有利を作るという考えがないようで。このあたりは相手をなめていたのかもしれない。個人技で勝てれば、そのまま仕掛けたほうが効率的なわけで。ただ、オベルタンたちが効率的な仕掛けができていなかったわけで、単なる判断ミスなのだけど。

 低い位置からギブソンとアンデルソンが試合を作ろうと奮闘する。サイドが勝手に仕掛ける→自滅。バイタルにボールを入れる。相手の4-4に挟み込まれて終了の場面が多かった。ともなれば、ギブソンとアンデルソンが縦関係になれば、面白かったけれど、それは見られなかった。時間がたつと、ルーニーやベルバトフがバイタルで仕事を始める。序盤は絶対に我慢していた。で、アンデルソンがルーニーたちを追い越す動きもなし。つまり、アンデルソンはスランプだね。

 4-4で守る相手に、5人くらいで攻めるのだからそりゃ無理ってな話で。なので、58分に両サイドを交代。ギグスとバレンシアが出てきた。バレンシアはピッチをいっぱいに使ってクロスマシーンと化していた。で、次にアンデルソンをオーウェンに交代。ギグスを中央に配置し、機能しないところを次々修正していったのは見事だった。でも、結果は出なかったけれど、そんなこともある。

 フッキの話や今日の采配を見ていると、ユナイテッドは何とか立ち直ってきそうな雰囲気がある。なので、まだおじいちゃんは健在なんだなと判断したわけで。ただ試合中の采配やフッキ補強の話の元がファーガソンでなかったら、もう知らない。

 で、最後に予想。このままの4-4-2では根本的な解決ができない可能性が高い。特にルーニーとベルバトフのコンビを継続するならば、SHのふりをしたFWが必要である。でも、彼はマドリッドに旅立ってしまった。なので、CFをとってきて選手を入れ替えるか、新しいシステムにチャレンジする必要がある。

 ■レアル・マドリッド

 オサスナ戦でも今までの流れみたいなものを垣間見ることは出来た。スタメンを固定していることから考えても、今の流れや布陣に満足しているのだろう。気になっているのは、ラウールがスタメンから外れ、ベンゼマの周りから不穏な声が聞こえてくるところだろうか。

 レアル・マドリッドのサッカーはずいぶんと特殊系である。特にシステムはなんだいと質問されてもなんともいえないシステムになっている。ビジャレアル時代にも、ペジェグリーニは今と同じようなシステムをやっていたが、まったく機能していなかったのが懐かしい。ともなれば、ビジャレアル時代のやり直しをしているのかと妙な勘ぐりもされそうなところである。

 で、オサスナ戦を眺めていて、ようやくいくつかのことが繋がった。昔のミランに似ているではないかと。ラサナ・ディアラとマルセロの妙なポジショニングもミランのピルロシステムに当てはめると解決する。とういうわけで、ピルロシステムを思い出してみよう。でも、管理人はセリエを見ていたわけではないので、これまた数少ないCLの引き出しを開けることになる。

 ピルロシステムの特徴は、中盤の底に恐ろしく繋げる選手を配置するのが最大の特徴である。ライカールト時代のイニエスタがアンカーというのも懐かしい。パスでボールを運ぶのがピルロで、ドリブルを運ぶのがイニエスタと比較した記憶がある。

 で、そんな攻撃的な選手をアンカーに配置したら、守備はどうするねんというお話になる。それを助けるのがガットゥーゾであり、ラサナ・ディアラである。中央から右サイドを広くカバーするってのが非常に似た役割になっている。ただし、間違いなくラナサのほうが繋げる。でも、この試合のラサナは明らかにコンディション不良であった。

 次に攻撃に変化を与える選手である。いくらシャビ・アロンソが鬼でも、カカが鬼でも手詰まり感になることは多々。そういうときに忍者のごとく現れるのが左の役目。セードルフしかり、マルセロしかり。守備よりも攻撃のアイディアでチームに貢献しよう、というのが右との違い。

 トップ下のカカとラファエルは、相手のバイタルをうろうろする。相手の隙間で暗躍することで、相手の中盤のマークをひきつける役割を担っている。相手が4-4で守備を固めるならば、その近くをうろちょろうろちょろすることで、相手のマークを前述した3人にかからないようにするのが狙い。おとりとそうでない動きがミックスされているので、非常に厄介である。

 FWの役割はDFラインをひきつけること。DFラインの選手がトップ下の選手を潰しにいかないようにうろちょろうろちょろ。欲を言えば、相手のDFラインを下げさせることで、バイタルを広げたい。なので、裏への飛び出しか足の速さで相手を脅す必要がある。イグアインとロナウドってのは最適すぎる組み合わせである。

 このシステムの一番のえぐいところはボール運びの人数にある。前線に3人を残すような形にもなるので、ボール運びを7人で行っている。今のところのレアルは、このメリットをいまいち享受できていない。DFラインにボールがあるときのMFのポジショニングがボールをもらうのにあんまり積極的でない場面がちょっと多い。CBに任せている面もあるのだろうけど、ロングボールを蹴るサッカーではないような気がする。

 両者の違いみたいなものは実にある。そりゃ、選手が異なるのだから当たり前な話なのだけど。一番の違いは守備のためのポゼッションをレアルは目指していない点かなと。FWがサイドに流れて、数的有利を作って崩す場面を見ていると、アルベロアたちには積極的なサイド攻撃の役割が任されている。相方はかわるがわるなのだろうけど、サイド攻撃の片棒は間違いなくSBが担うことになりそうである。

 となると、そのカバーリングが誰がやるのって問題が出てくる。ここがいまいち解決できていない気がするレアルマドリッドであった。カシージャスやペペに任せちゃった部分があるけれど、さすがにそれでは最後まで持たないだろうし。ペペは怪我しちゃったし。

 ミランはそのあたりのバランス感覚をしくじったのかなと。攻守のバランスをどこまで崩そうかという計算をしていると同時にスタメンの継続疲労が出てきちゃったのかなって。ヤンクロウフスキやカフーを入れて攻撃的にして成功した部分もあるけど、アンブロッシーニを使わないと守備が持たなくなる部分もあったわけで。

 こんなことを延々やっていると永遠に終わらないので、ここらで終了。まとめると、レアルの新しい形はミランのピルロシステムをお手本にしている。ただし、ピルロほどシャビ・アロンソに依存していない。他の場所からもボールが出てくることを理想としている。前線の個人能力だけで、つまりカウンターで相手をしとめることもあるが、基本はポゼッションで相手を崩すことを目標にしている。

 未来を予想すると、ミランと同様に攻守のバランスで悩まされそうである。また、シャビアロンソが狙われたり、離脱したときに他の選手がちゃんと代わりを行えるだろうかってとこと。後者は何とかなりそうだけど、前者はなんだかんだ足を引っ張りそうだねと。

 ■独り言

 ユナイテッドがどのように立ち直っていくかは非常に興味深い。レアルの未来よりもどちらかというと興味深い。そういうのを予想するもの楽しいわけで、またなんかあればやってみようと思いますよ。

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posted by らいかーると |19:58 | 独り言 | コメント(13) | トラックバック(1)
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2009年09月03日

最近気になっていること15

 久々の気になっていることシリーズです。気になっていることもあるんですが、見たけど書いていない試合のまとめにもなります。バイエルンの試合とか、ミラノダービーとか。

 ■今季の更新について

 管理人に与えられている選択肢は、リーガ、ブンデス、インテルチャンネル、プレミアになります。昨年に比べると、ブンデスが増えています。ブンデスのサッカーは意外に面白いので、今後も続けていく予定です。モウリーニョの新たな挑戦も何だかしっくりきそうなので、インテルチャンネルもマイペースにやっていく予定です。

 いつもどおりじゃないかってな話なのですが、FリーグもJリーグも見たいってなことで、大混乱が起きています。時間がいくらあっても足りないぜこのやろう。Jはフィンケの改革は熱心におっていこうかなと思っています。オシムのジェフ革命は完全に見逃したので。

 で、困っていることがひとつ。なぜJスポでCLの放送が終わってしまったのか。正確にはバルサTVが生き残っているのだけど、これでCLとは縁遠い生活になったわけで。この事実にすねそうな管理人であった。頑張れフジテレビ。超頑張れ。

 ■インテルが面白い

 スナイデルの加入によって、インテルは念願のトップ下を手に入れた。インテルは人海戦術でボールを運ぶスタイルであり、シャビアロンソ、セスク、ランパードみたいな選手を是が非でも手に入れたい状況ではなかった。ボールの出し手が全員ならば、相手のバイタルでボールを受けるのはだあれってことで、スタンコビッチも怪しさがいっぱいであった。

 スナイデル。もともとはゲームを作る選手だったようだが、いつのまにかセカンドストライカーに変貌している。本人がそれを望んだのか、チームがそれを望んだのかは謎である。だが、アヤックスの晩年で彼はゲームメイカーでなく、チャンスメイカーであり、ストライカーへと変身を遂げた。ちなみに、そのときの監督はテンカーテです。

 そうはいっても、昔の経験が彼を助けてくれる場面もある。レアルでは中盤でチームを牽引する場面もあった。しかし、彼のプレーはセスクやシャビのようなものとは異なるものであった。彼が持ち味を発揮したのは1.5列目で起用されたとき、そこにはラウールが控えているのだから、この話の結末はわかったものである。

 ミラノダービーで鮮烈なデビューを飾ったスナイデル。モウリーニョは迷わずにトップ下で起用。スナイデルはバイタルで何度もボールを受けて中盤を助け、得意のミドルシュートで自己を表現することに成功している。このプレーに二列目からの飛び出しが見られるようになれば、スナイデルはインテルで一気にその才能を世界に見せつけられるかどうか。

 そんなインテル。バルサでもプレーできそうなくらいに成長を遂げているモッタも注目なのだが、FWがやばい。エトーとミリート。恐らくスペイン語で会話する新ユニットは何度も連動性のあるプレーを連発している。この2人は自分が得たPKを相手に譲るという謎の行動もしている。

 エトーといえば、鬼プレス。ミリートもかなりお付き合いをしている印象。この試合ではミランのSBへのパスコースをきりながらCBへプレスをかける芸当を見せていた。前半20分くらいでスタミナ切れになっていたが、チームプレーをおろそかにしない2人のプレーはモウリーニョも喜んでいるに違いない。

 今季からボールを繋ぐようになっているインテル。ミリートたちはゴールを決めるだけでなく、相手を背負ってボールを受ける場面が増えるのだけど、献身的に行っている。スナイデルだけに任せるのだけでなく、エトーやミリートもボールを受けにくることで、相手に的を絞らせない動きは相手にとって非常に厄介である。

 特にミリート。こんなに周りを使うがうまかった印象がない。インテルではボールを受けて味方にアシストしたり、ドリブルで状況を打破したりとレベルアップした印象。これだけできれば、代表でもスタメンでいけるんじゃないかってなぐらいですよ。

 攻守の貢献できるFW、バイタルで勝負をできるトップ下、パスで勝負ができるモッタ、献身的な中盤の選手たち、困ったときのマイコンとルシオ。これだけの駒を手に入れたモウリーニョはもう言い訳ができないぜよ。でも、相手がバルサってのがやるせない。でも、ミリートとエトーのコンビは想像以上だと思うよ。

 ■シュバインシュタイガーが成長している

 リベリとロッベンの共存でめちゃくちゃ盛り上がっているだろうバイエルン・ミュンヘン。しかも、リベリが残留したことで、こりゃ一気に優勝候補に躍り出た感もある。ここまで一勝もしてなかったのにね。でも、ロッベンが右サイド、リベリが左サイドにいる攻撃は世界最高峰のレベルだろうと思う。これも漫画の世界に近い。

 昨年までは、監督がクリンスマン。はっきりいって、何の仕事もしていなかった気配が濃厚である。自由という名の放任。ゼロベルト、リベリ、ラームがそろっていないとどうしようもない個人に依存したチームであった。

 そこへ訪れたファンハール。厳格な人らしい。なので、ロッカールームの雰囲気にリベリが文句を言っているなんて噂もちらほら。そんなファンハールは間違いなくバイエルンのサッカーに秩序をもたらしている。レアルの監督もそうだが、優秀な監督はすぐにこんなサッカーをするんだよってな方向性を目に見える形で提示することができる。

 で、こっちも繋ぐサッカーに変わってきているバイエルン。しかし、リベリとロッベンの加入でこの先がどうなるかわからないが、良い事がひとつある。それがシュバインシュタイガーの成長である。左サイドで起用されると活躍するシュバは右サイドだと沈黙は金なりをピッチで実行する癖を持っている。ときどき、ゴール前に飛び出してくるが、それだけであった。

 流れの中ではまったく姿を現さなかったシュバ。しかし、今季は繋ぐよってことで、中央にポジションを移動。ボールを触らなければいけないポジションだよってことで、シュバが成長を見せ始めている。こんなに試合に絡む彼を見るのはユーロ以来である。

 なので、今後もファンハールにはバランスを保ったサッカーをしてほしいなと思っている。リベリたちの特攻もいいけど、ティモシュクやハミト、シュバが積極的になっていく様子を見守るのも同じくらい面白いと思うのだが。

 それにしてもマリオゴメス。ロッベンと比較すると、悲しいぐらいに差があるのが現状で。彼が今の状況をどのように考えているか知りたいところである。

 ■独り言

 バイエルンはサッカーの方向性に注目、インテルは新加入選手の活躍に注目って感じでおっていけば面白そうである。インテルがまともなクラブになれるかどうか、チームの持っている不思議なパワーをモウリーニョが打ち破れるかは注目である。

 最後にパトが凄かった。

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posted by らいかーると |23:53 | 独り言 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年07月16日

最近気になっていること14

 ご無沙汰しております。更新が途絶えた理由は風邪です。味スタを出発した瞬間に風邪を引きました。風邪を引いた瞬間って嫌な気持ちになりますね。久々に生観戦できたのに風邪でダウンなんですから、すこぶる残念でした。ちなみに、豚ではありません。

 ■ボールを動かす理由とはなんじゃい。

 浦和対広島、F東京対名古屋の試合を観戦しました。観戦したすべてのチームが、自分たちのアクションによって、相手をつぶすことを目標にしていそうです。つまり、相手の守備陣形が整っていない隙を狙うのでなく、自分たちの行動によって、相手の整っている守備陣系をぶっ潰すと。あくまで理想は。

 でも、なかなか上手くいかなかったりする。誰もドリブルで仕掛けなかったり、ひたすらボールを回しているだけだったり、シュートを打たなかったり、カウンターをくらいまくったり、そもそもボールが繋がらなかったり。前半の浦和や最近の名古屋はまさにこんな症状が顔を出していた。まさに、ポゼッションの罠である。

 では、そんな罠にかからない方法を考えようってなわけで。これが実は簡単。ポゼッションサッカーを目指しているのに、なかなか上手くいかないチームは縦の使い方が上手くない。これにつきる。いや、本当に。

 ■広島の場合

 広島対浦和。早々の先制点によって、守備を固めながら速攻を狙うスタイルに切り替えた広島。浦和が意地でもDFラインを高く保ち続け、全体をコンパクトにしようとしていた。なので、無理に狭い中盤を使わずに、浦和のDFラインの裏を使うことを選択。いわゆる狭いところでなく、広いところを使おう作戦。

 広島の場合、DFラインの底にボール供給係ストヤノフがいる。そんなストヤノフが、がんがん相手の裏へ精度の高いボールを蹴っていた。しかし、ともなれば、ストヤノフを抑えれば良いのではないかとなる。ストヤノフを抑えに行けば、GKの中林の出番、またDFラインを下げて他のCBがボールを受けたりする。で、蹴る。

 ラシンもこんなサッカーをする。ジキッチに精度の高いボールを蹴りたい。CBが蹴る。相手も蹴らせないぞとプレスをかけてくる→なので、GKにお願いする。さすがにここまでプレスには来ないよって。

 つまり、相手のプレスを回避するために、広島のDFラインはボールをどんどん後ろに下げる。そして、相手のプレスをおびき出す。おびき出すことによって、相手の全体の位置を、いつもより前のめりにさせてしまう。広島のバックパスは。かなり深い位置まで下げるので、相手が深追いしすぎることは無い。その代わりに、広島の選手はノープレッシャーで、前線にボールを供給することが出来る。ただし、距離は遠い。

 つまり、後ろにボールを動かすことによって、相手を前に動かすのが非常に上手いのが広島であった。バックパスで相手を引き出したり、相手が寄せてこないところまでボールを戻して、安全地帯からロングボール。

 で、広島の前線にはワントップ×ツーシャドウとWBがいる。これがたちが悪い。こぼれだまを拾うメカニズムも完璧だし、ポジションチェンジで相手のマークを混乱させたり、WBが高い位置に張り出すことで、相手はサイドもケアしなければいけない状況で。

 つまり、広島は横にも縦にもピッチを広く使うことに成功していた。なので、試合内容はほぼ満点だったわけである。それでも負けてしまった理由はなんじゃいといわれると、交代策をしくじった印象であった。特に柏木でなくて、橋内のほう。恐らく彼はリベンジに燃えているだろう。

 ちなみに、DFラインを下げることによって、相手をおびき出そう作戦は、ライカールト時代にバルセロナが生み出している。それをグアルディオラ監督がさらに進化させようとして、GKをボール回しに組み込もうとしている。だったら、バルデスを出すってのは別の話である。

 つまり、ボールを後ろに動かすことによって、相手を前に動かそうってのが、この方法の大切なところである。よって、相手が自陣に引きこもっている場合、この作戦は何の意味も無い。

 ■浦和の場合

 で、今度は浦和。ハーフタイムにブーイングされるほど、浦和の前半は本当にひどかった。でも、同情の余地はある。早々の失点によって、5-2-3で引きこもる広島に対して、有効な攻め方が出来なかったのは事実。特にヨシヤ君は恐ろしく野次を飛ばされていた。左の高橋君がどんどん中央に切れ込むのに対して、ヨシヤ君は基本的にバックパス。そりゃ、相手が目の前にいるのだから仕方ない。

 言い方は悪いが、ポゼッションサッカーは無駄な一対一を省いた攻撃方法といえる。で、一対一というのはまぐれでとめられてしまうことがある。だったら、そんなリスクを背負うのはバイタルで良いじゃんってなかんじで。なので、バイタルまでは基本的に一対一を避ける。イニエスタとかピルロとかは例外。

 で、浦和。横に広くボールを展開することは出来ていた。右にボールを運べば相手もついてくる。左にボールを展開すれば、相手もついてくる。当たり前の話である。サイドチェンジに相手がついてこなければ、独走である。なぜ独走にならないかといえば、相手がついてくるからだ。

 なぜ僕たちのサイドチェンジに相手がついてくるのか。答えは2つである。1つ目は、相手が最初からサイドにいる。2つ目は、サイドチェンジが遅い。広島のシステムは5バックである。なので、4バックに比べると、サイドのケアが非常に早い。さらに、浦和のサイドチェンジは恐ろしく遅い。つまり、自分たちの理由と相手の理由が重なったから、さあ大変。これじゃ、もたされるだけになっちゃうよねってな話で。

 でも、途中からポンテや原口が二列目から飛び出して、ロングボールを引き出そうとするあたりはさすがであった。何かを起こす気満々である。ただ、FWがボール回しに関わりすぎたせいもあって、前半に何かを起こすのは非常に難しかった。

 で、後半。恐ろしく遅いボール回しの改善ををポンテにたくし、阿部ちゃんを中央に置く3バックで強行にでるフィンケ。こんなにリスクを取れる監督とは知らなかった。特に3-4-3ちっくなシステムが完璧だった。前半はサイドの攻防が2対2で仕掛けられなかったのだけど、後半はそこに3人目をぶち込むことで、原口のドリブルを導き出していた。

 相手のSBとSHに選手を当てて、さらに3人目を送り込むってのは実は理にかなっている采配。たまに見かける。その代わり、守備がお陀仏になるのだけど、どうしても点が欲しいときは、みなさんパクって見てください。

 そんなわけで、横にしか広くボールを使えなかった浦和だったけれども、適切な采配によって、強引に勝ち点を拾った印象。柏木が転ばなければ、試合は終わっていた可能性が高いけどもね。

 ■名古屋の場合

 で、名古屋。ダヴィにヨンセンの代わりは無理だよって管理人の予想がずばりと的中。この試合でも頑張っていたけど、途中でサヨナラされちゃって、なんだか可愛そうだった。悲しみのダヴィ。

 名古屋のサッカーを生で見ていると、こっちも横の意識はあるのだけど、縦が完全に付け焼刃。広島のように、相手のゾーンを混乱させるとか、こぼれだまを拾う意識はなし。ダヴィやマギヌンが単発で抜け出す場面があったのだけど、本当に単発であった。ただし、ダヴィの迫力は異常だったに違いない。自分が観戦した場所とは逆サイドの攻防だったので、ダヴィの迫力について確認できませんでした。

 じゃ、ボールは運べたかというと運べない。中盤の底は非常に頑張っているのだけど、SHと玉田が弱い。マギヌンは病み上がりだから仕方ないのかもしれないけれど、小川はボール運びでもっと無理が出来ないと、このまま消えていく運命かもしれない。

 ってか、名古屋は攻撃よりも守備がやばすぎる。人数が足りているのに、ボールを誰も取りに行かない現象が起きている。昨年バレンシアで目撃された現象である。自分のゾーンに入ってくるまで様子を見る→シュートを打たれる→あぼーんみたいな。

 でも、全員で守備ブロックを作れば、それなりに守れるはずなのだけれど、前線の選手がとってもボールを奪いたがりなのである。なので、前線の選手がボールホルダーにプレス→中盤が中途半端に連動→前線の選手が突破される→中盤の選手も浮いている→簡単に突破されるの繰り返しであった。

 チームとして、前プレを行う意思統一も出来ていないし、できていないならば、暴走した前線は見捨ててもいいのだけど、見捨てられないやさしすぎる中盤みたいな。このあたり、ピクシーはどう考えているのだろう。攻撃よりも守備がやばい。

 ■F東京の場合

 生でF東京を観戦。で、風邪までもらったのだけど、非常に素晴らしいものを見せてもらった。ムービングってのは良くわからないけれど、一昨年のマンチェスターユナイテッドに、構造が非常に似ている。

 システムは4-4-2。SHが中央に進出することが多い。で、空いたサイドにはFWが流れたり、SBが飛び出してきたり。中盤がボックスっぽくなることもなるので、4-2-2-2みたいになることもある。なので、3ラインで守るのはちょっと難しい。

 チームが機能している原因は、全員が自分の役割を忠実にこなしている。前半戦のていたらくは、監督が適切な選手配置を探っていたのだろう。意外と、組み合わせってものは、やってみないとわからないものである。でも、ちょっと時間がかかりすぎたね。

 攻守に貢献できる両SB、繋げて体もはれるCB、積極的に顔を出してボール運びに貢献できるDH、相手のゾーンの隙間を移動し続ける石川、そんな石川に気を使ってポジションを移動し、ボール運びにも貢献する羽生、ロングボールの的になったり、スペースを作る動きをしたり、前プレの特攻隊長となった平山、虎視眈々とサイドから中央からフリーランニングで仕掛けるカボレ。

 多分、弱点がない。ユナイテッドは右SBが微妙と言われ続けているが、F東京の弱点はない。強いて言えば、GKくらいになるのかな。層の厚さは知らない。なんとなく薄そうなイメージである。

 で、ユナイテッドのコピーを作るうえで、一番難しそうなのがロナウドとキャリックやスコールズの位置なのだけど、前者はお馴染みの石川が見事に埋めてくれた。で、後者は米本。この選手が相当やばい。多分、彼が起用されてから、一気に試合内容が良くなって、結果もついてきたのではないだろうか。攻撃だけ、守りだけ、、、ってな凄い選手はいるが、攻守にバランスの良い選手はなかなかいない。

 ユナイテッドよりも面白かったのが、今野とクアドロス。無駄に繋げるのである。名古屋の前線を食いつかせて、中盤に何度もボールを供給していた。こういう役回りならば、中盤の選手がCBをやっても面白いだろう。

 ■おまけ

 要するに、ボールを動かせば相手も動くのである。その動きを支配することが大切なんだろうと最近は感じています。ピッチを広く使うということはボールを横にも前にも後ろにも動かすことが大切で、前だけや横だけでは相手を効果的に動かすことは出来ないってなことで。

 ちなみに、これらはドリブルの話としてもいけます。体を動かしても相手が動かない、引っかからないならば、ボールを動かしましょう。ボールを動かせば、相手は動きます。で、逆を取る。イニエスタのネタはこれでした。ただいま研究中です。ドリブルのネタ探しは続く。

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posted by らいかーると |19:05 | 独り言 | コメント(18) | トラックバック(0)
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2009年06月26日

最近気になっていること13

 気になっていることがたまってきたので、一気に更新です。コンフェデの決勝は予選の再現になってしまいましたね。いやー、試合を見るモチベーションが減った。3位決定戦とかスペインはどれだけ本気でやるんですかね。南アフリカはがちでしょうけど。

 ■ブラジル対南アフリカ

 南アフリカがあれだけできるとは正直思いませんでした。ブラジルの緩慢な守備に対して、恐れずに攻撃に枚数をかけたこと。で、カウンター対策として、すばやい攻守の切り替えを行ったこと。ハードワークをきっちりこなしたことで、善戦することができましたと。

 強国に対して、戦術的な正しさで挑んだとしても、惜しい試合にはなるけど、勝ちきれないことってのが結構多い気がします。その先には何があるってことで、そこを追求していくと、やはりいかに相手を崩すかってポイントが大事になってくるのかと。

 南アフリカはミドルも放ったし、それなりのリスクをかけたけれども、ジュリオ・セザールのスーパーセーブの前に涙を飲んだみたいな。いい選手が多いのだけど、もう一人役者がいれば面白くなりそうだなって。マッカーシーよ帰って来い。

 で、ブラジル。南アフリカから失点するとしたらカウンターだよねってことで、リスクをかけた攻撃を仕掛ける場面がかなり少なかった。フェリペ・メロの位置がブラジルのバランス感覚を図るにはいいのかなと思うのだけど。途中から、フェリペメロが攻撃に顔を出すようになったけど、あんまり状況は変わらなかったかなって。

 危ない場面もありながらも、想定外の場面を削りに削り、自分たちの攻撃を仕掛けていれば、いつかは点が入るだろうし、俺たちは負けないよってな余裕が伝わってくるようで、ブラジルはとことん不気味だった。最後にはアウベスの飛び道具で相手を仕留めるのだからさすがである。できれば、アウベスの左SBを長い時間見てみたかったよん。

 ただし、やっぱりコパの時に比べると、攻守のバランスが中途半端である。その中でも一番驚いているのがルイファビ。ルイファビがセレソンのスタメンかよと。ディオゴと猫パンチ合戦を繰り広げた男の逆襲が始まっている。でも、セビリアでスタメンからはずされそうになっているけど大丈夫か。

 ■アルビオルについて

 アルビオルの移籍が正式に決定いたしました。バレンシアの生え抜きの選手がレアル・マドリッドへ移籍。移籍金は1500万ユーロ。ちなみに、バルサ→ミランのロナウジーニョの移籍金と一緒。ブラックバーン→トッテナムのベントリーも一緒。ユベントスがシルバに提示した額と一緒。古くは、ポルト→バルサのデコも一緒。ちなみに、移籍金はソースによって異なりそうなので、そのへんはご了承ください。

 これが高いのか安いのかの判断はお任せします。ただ、これでビジャとシルバを残すのは確定なのかなと予想します。でなければ、生え抜きの第二キャプテンを売ったりはしないだろうと。

 で、肝心のアルビオル。正直いって不安です。あんまり弱点はないです。でも、思い切った長所もないです。万能型と呼ぶほどでもないし、何々が弱いってのも特にないです。敢えて言うならば、メンタルが弱そう。自分のミスを引きずって暴走した記憶が何度もあります。それで、結果を出しちゃうこともあるんですけど。

 その期待やポテンシャルからすれば、あっさりとマルチェナを抜き去ってんもおかしくないのに、いつまでも彼の影に隠れているのは、そういった気持ちの弱さなのではないかと。責任感が強すぎるためか、ミスに対して切り替えが上手くない選手である。

 そんなマイナス面ばかり並べたけれども、スピードもあるし、それなりに繋げるし、前にスペースがあればドリブルもできるし、色々なポジションができるしっってことで、重宝されるのは間違いなし。他の理由を考えてみると、UEFAの自国選手の割合なんちゃらの関係でアルベロアと一緒に狙われた背景もあるのかなと推測。

 セルヒオラモスが伸び悩んでいるように、アルビオルにとって、レアルが天国か地獄かってのはなんとも言いづらい雰囲気である。カンナバーロ師匠もいなくなったしね。ただし、ガゴとラサナが前にいれば、まあ何とかなるだろう。

 ■エスパニョールについて

 俊輔の移籍が決まったよってことで、にわかに注目を集めるエスパニョール。しかも、確か来季から新スタのお披露目だったはず。なので、エスパニョールは大騒ぎに違いない。

 日本人として気になるのは、俊輔は試合に出場できるのかどうかってことである。当初はペーニャが移籍するよってことだったのだけど、移籍はやっぱりしないってことになりそうで、これは困った事態に。

 エスパニョールのシステムは4-2-3-1か4-4-2。で、俊輔ができそうなポジションを好意的に考えてみると、中盤全部。そして、ライバルを考えてみよう。

 すでにレギュラーが確定しているのは、ルイスガルシア、ネネ、ペーニャ、モイセスである。こちらも強引に選手の特徴を考えてみると、ルイガルはシャドウストライカー、ネネはサイドアタッカー、ペーニャはゲームクラッシャー、モイセスは守備的な中盤。他にもロマン・マルティネス、スミリャニッチとか意外に中盤の底を任せられる選手が多い。

 もともとペーニャがあんまり守備をしないって事情から、中盤は守備的な選手で組むことが多かった。ただし、近年のペーニャは相手をどこまでも追いかける奔放っぷりを見せるので、前線と間延びしないように気をつける大仕事を任されている中盤の戦士たちである。

 なので、俊輔とペーニャを中盤の中央で使うのはかなり危なっかしい。ってか、俊輔が守備に追われすぎて、自分の持ち味を発揮できない可能性が高い。時々ペーニャが中盤の底をやることもあったけど、ルイガルをトップ下に使うパターンがそれなので、ちょっと考えにくいのである。つまり、俊輔をトップ下でペーニャを底ってのはどうも。

 そんで、結論から言うと、ベストの布陣に組み込まれるかは非常に怪しいところである。でも、出番はたくさんありそうな雰囲気である。それは選手層の薄さにある。エスパニョールのベンチには残念ながら流れを変えるような選手がいない。頑張ってブエノくらいである。ごめんね、ルフェテ。

 さらにいえば、ペーニャは怪我を頻繁にする。なので、俊輔の出番はいやがおうにもまわってくる。さらにいえば、新戦力のベルドゥ。何で獲得したのか謎。恐らく、ペーニャの控えやサイドの控えで取られたのだろう。ただし、現段階で試合の流れをコントロールするような選手はエスパニョールにはいない。

 なので、俊輔のパフォーマンス次第では、SHで出番が得られるかもしれない。そこから先ははじまってからの楽しみ楽しみってことで。つまり、出番がまったくないってことはないんじゃないかって予想。自分の個性を発揮できれば、スタメン獲得も夢ではないってありきたりな結論で終了。

 ■独り言

 コンフェデが終わったらJ祭りにする予定です。後はバルサ企画の復活。今回は残念ですけど、総括系はなしです。ちゃんと書ける自信がないので。こういった気になっていることのおまけでやるかもしれませんが。

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posted by らいかーると |20:23 | 独り言 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2009年02月19日

最近気になっていること12

 久々の気になっていることシリーズです。そんなに気になっていることはないんですが、ちょっと更新が滞るのも良くないかと思いまして。つまり、無理やりですね。

 ■監督の代わったアトレチコについて

 せっかくCLの決勝トーナメントに残ったのに監督を解任してしまったアトレチコについてです。ずっと組織的なサッカーができずに、苦労していたアトレチコ。トーレス頼みのカウンターサッカーから念願の脱出を果たせたのに解任。ってことで、またも振り出しに戻った感のあるアトレチコでした。

 で、ヘタフェ戦を観戦したのだけど、まあひどい。そりゃ、新監督に何を期待してんだって話ですけど、これで、CLを迎えるのかと。無駄に高いDFラインに、ボールを大切にしない中盤。SHはサイドで勝負できていないし、孤立する前線のアグエロ×フォルランみたいな。

 今季のアトレチコは愚直にポゼッションを目指していて非常に面白い現象が起きていた。相手の間隔を広げるためのアスンソンを下げた3バックとか、そのアスンソンのスペースを埋めるためのマキシのポジションチェンジや前線の特別な選手たちの無理のきくプレーは非常に面白かったのに。

 まさに必要は発明の母って感じで、次から次へと新しい現象を生み出していくアトレチコは本当に面白かった。ただし、熟成させるためのメンバー固定がコンディション低下をまき、このような事態になるとはびっくりである。ま、ほめ過ぎですね。

 いや、だって新監督になって、それらの現象が姿を消せば悲しくなるさ。本当にかけらもなかったぞ。マニシェが出て多少は改善されたけど。。。。。ラウールガルシア、、、、、、、、、、、、、。

 ■もうすぐ再開するCLについて

 ユナイテッド対インテル。これがインテルチャンネルのおかげで観戦できるのだからすばらしい。恐らくボール運びに苦労しないインテル→自陣のゴール前で壁を作るユナイテッド→インテルが攻め倦む→ボールを奪って好き勝手に仕掛けるユナイテッドみたいな構図で試合が進んでいくのではないかと。

 つまり、ユナイテッド側からすると、イブラとマイコンをしっかりと抑えられるか。数的優位を作るのか、それとも誰かに任せるのかってのが非常に楽しみです。ファーガソンの選択やいかに。ビディッチがいないから、エバンスが狙われるのだろう。後はマイコンの対面に誰を使うか。守るのか、斬りあうのか。

 ただし、インテルが守備に気をつかってきたら我慢比べになりそうな予感。となれば、勝敗を分けるのは采配とセットプレー次第。で、キーマンはアドリアーノ。モウリーニョがアドリアーノを使うかどうかで試合内容が大きく変わりそうな予感。イブラの負担を減らせるのはアドリアーノしかいないだろうと。

 次にレアル対リバプール。ジェラードが戻ってくるかどうかが結果に直結しそうな予感。最近のリバプールは鬼プレスや相手に合わせたサッカーをするよりも、自己解決型の印象が実は強い。そのための、トーレスとジェラードの位置関係だろうし。なので、ジェラードが戻ってくれば、リバプールが押し気味に試合を進めそうな予感。

 そうなれば、守備から試合に入るレアルからすると、願ったり叶ったりの展開。リバプールはSBを上げるので、快速イグアインと健康なロッベンがそろえば、レアルに勝機はある。ただし、リバプールが守備から試合に入ってきたら要注意。凡戦になりそうな予感もあるがベニテスの采配で試合が転ぶのだろうと。試合の選択権はラモスでなくベニテスにある。

 だとすれば、ジェラードがいようがいまいが、ベニテスが揺ぎ無い采配ができるかどうかで結果が決まりそうである。色気を出したら、リバプールは負けちゃう可能性が高い。そういう意味では我慢比べかな。キーマンはレイナとカシージャス。理由はいうまでもなく。ただ、こういう試合で結果を出しそうな選手がレアルにいる。絶好調・ラウール。気をつけたほうがいいでっせ。

 ユベントス対チェルシー、アーセナル対ローマは謎です。ローマはぜんぜん見ていないし、ユベントスも同じく。チェルシーはヒディンクになっちゃってどうしてくるか不明。そういう意味では楽しみだけども。

 ってなわけで、CLは上記のカードをお伝えできればなと思っています。Jスポががんばってくれたと思いますよ、まじで。

 ■独り言

 Jリーグをたくさん見たいなって思っているけれども、それがなかなか実現しないのは、その時間に自分のチームの練習をしているから。で、この問題が解決されないかと思っています。いや、だって現状は自分のチームの練習をサボらないとJの試合をなかなか見に行けないっておかしくないかと。他の国はどうしているんでしょうね。

 今年の目標はJの全チームのサッカーについて語れるくらいになりたいと思います。さて、夢は叶うか。

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posted by らいかーると |20:34 | 独り言 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2008年11月19日

最近気になっていること11

 頻繁に繰り返される独り言シリーズです。今日はカタール戦ですね。生で見るか、録画で見るかは悩み中です。久々にレポると思います。ちなみに代表の試合はパラグアイ戦以来遠ざかっているようです。ちなみに、記事ジャンルはなしです。

 ■広島について

 良いサッカーをしているなって思う前に、川崎の前線の4枚にビックリしました。世界中を探しても、前線に4枚残して4-2で後ろで耐え忍ぶサッカーなんて見たことなかったので、いろんな意味で驚愕。4-2で守る川崎は本当にメチャクチャで、中村がいるだけでどこまで状況が改善されるのか、逆に見てみたくなってしまったわけです。つまり、広島のよさよりも、川崎のどうしようもなさのほうが、自然と目に付く試合であった。たまたまあの試合がそうなだけを望みます。

 広島は森崎兄が非常に良い仕事をしているんだなと。3-5-2でCBが頻繁に攻撃参加するって聞いていたけれど、森崎兄がCBの位置に下りてゲームメイクすれば、そりゃ上がれるわなって。ただし、じゃ坪井や堀ノ内にそれが出来るかといえば、出来ないとは思うけど。3-5-2というより。4-5-2みたいでした。つまり、森崎兄が二人分の働きをしている。

 後はシャドウの使い方が完璧。ワントップで相手のCBを引き付けて、WBで相手のSBをひきつける。大切なのは、SBをひきつける動き。で、バイタルエリアを使いまくる柏木と森崎弟。川崎のボランチがここのマークにつけば、相手のSBや青山の位置がフリーになる悪循環というか、圧倒的な数的不利の完成。川崎はそういうことを考えて試合に臨んだのかどうか非常に気になるわけです。準決勝が関東でやるなら観に行きたかったけど、桃太郎じゃどうしようもない。元旦に東京でお待ちしております。ただし、柏は守れるチームだよと。

 ■メールの返信について

 プロフィールのところにメアドを載っけています。ここ専用のメアドなので、滅多にメールが着ません。なので、メールチェックはほとんどしていないのが現状です。ぽつぽつメールが来るんですが、明らかに返信しても遅いだろうなって場合はどうしようか悩んでます。そして月日が過ぎ去る。なので、ここでそのよくある要望の返信を行ないます。
 
 よくあるのが、この試合のレポをして下さいみたいな。非常に嬉しい申し出で有難いのですが、その試合を見る術が自分にはない場合が多いです。例えば、CL。自分はJスポ+のみなので、バルサTVとあとはおこぼれにすがっているのが現状です。リーガとプレミアは全部見られます。だったら録画してメディアを送るよなんてさらに有難い話は、お互い面倒なのでやめましょう。個人的にチェルシー対ローマなんてのはめちゃくちゃ興味があったのですが、縁がないと思って諦めました。きりがないので。ただし、自分が見られる範囲でしたら、なるべく期待には答えたいなと思っています。あくまでなるべくですけど。

 で、次に多いのが予告です。一回やった事があるのですが、全然予告どおりに行かなくなったのでやめました。変な義務感が生まれるのもよくないなと思っています。なんで、面倒だとは思いますが予想して下さい。基本的にリーガ、プレミア、インテル・バイエルンチャンネル、ときどき日本って感じだと思います。後はボカです。

 あと、なんでこんなブログを始めたのかというと、自分の記録用です。試合を見たんだっていう。本当にそれだけです。おそらくスポナビブログの草創期からいるんじゃないかと思いますが、その時から比べると、試合分析系のブログも増えてきて、嬉しい限りです。

 ■独り言

 メールの返信がメインの内容でした。広島はおまけです。何かあれば、ご連絡下さい。またはコメント下さい。以上です。ちなみに、いい加減にリンクとかいろいろ手をつけようとは思っています。

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posted by らいかーると |20:25 | 独り言 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年11月13日

最近気になっていること10

 久々の気になっていることシリーズです。Jも架橋を向かえています。ここまで来たら、どこが優勝してももめそうな気がするのは管理人だけでしょうか。そして代表復帰するかなとおもっていた小笠原が怪我したのは岡田監督にとって幸か不幸か。

 ■広島について

 今季のJ2はおそらく2試合くらいしかみていないはず。広島がとんでもないサッカーをしているって話を聞いて、是非見てみたいなと思っています。攻撃にかける人数の方法が非常に独特だって聞いたんだけど、実際はどうなんでしょうか。そして、そのサッカーがJ1の連中に通用するかどうか、つまり、天皇杯が楽しみなわけです。多分、どこのチームもベストメンバーで挑むと思うので。

 セレッソに気をとられている場合じゃなかった。そして柏木君の超ブレイクは近いか。そして寿人の代表復帰はあるのだろうか。川崎との試合は無事に放送されるようなので、非常に楽しみ。川崎のカウンターできなり先制されませんように。

 ■ユベントスとインテルについて

 必要は発明の母。モウリーニョの前のインテルは全然試合を見ていないのだけど、どんなサッカーだったんでしょうか。4-3-1-2がセリエではぶっちぎりで、CLではまったく歯が立たなかったのはなぜなのか。分かるインテリスタのかた、いらっしゃいましたら是非ご教授下さいませ。

 試合を見ていないのに、予想をする管理人。おそらく4-3-1-2のトップ下の選手と、イブラヒモビッチを相手のDFとMFの間で暴れさせるのが昨年のインテルの方法。イブラはDFラインから降りてきて、スタンコビッチはその位置からサイドに流れたりしたのかなと。

 で、今年のインテルはいわゆるスタンコビッチの役割がいない。ウディネーゼ戦では途中からクルスがやって、状況が良くなっていましたが。モウリーニョが4-3-3の固執すれば、ちょっとこの状況は改善されそうにもない。ただし、WGの位置にフィーゴやスタンコビッチ、またはファンタジスティックな選手を起用すれば、面白い反応が見られるだろうけれど、どうでしょう。トップ下の選手をWGで起用。

 セリエのチームは今のところジェノアとウディネーゼを観戦。両チームとも好調なわけで。そんな好調なチームを見本にいろいろ考えるのは無理があるけど、しょうがない。何がいいたいかというと、イタリア人はやっぱり守備の意識が非常に高い。特にSHの意識の高さは異常。みんな中盤のラインをしっかり意識している。

 だから、DFとMFの間で相手がうようよしている。DFとMFの距離を狭くする動きにみんなが迷わず連動。さらに、守備が危ないから距離を狭くするので、DFラインを下げてゴール前に壁を作る傾向がある。となれば、攻撃が手薄になる。全盛期のシェフチェンコみたいな選手がいれば、それでも問題ないけど、セリエにそんな選手がやまほどいるわけもなく。だから独走に繋がったのかなと机上の空論。

 守備に穴を開けたがらないカペッロ病を逆手に取った4-3-1-2だったら凄いぞマンチーニって感じ。ただし、これがCLにいけば話が違う。インテルのCBは試合を作れないし、相手にはシェフチェンコクラスのFWがいることもあるし、そもそも相手が狙い通りに引きこもらなかったらというか、イタリアのメンタルがないと多分、守備をしないスペシャルな選手達との切りあい。そんな勝負をものにできなかったのかなって。

 で、そんなインテルやミランのクリスマスツリー(たぶん、最近はやっていない)に対抗するのが、ユベントスの4-4-2だったらかっこいいと思う。あの高いDFラインにはそういう狙いがあるのではないかと。つまり、DFとMFの間のスペースを消せ。ちょうど直接対決があるんだけど、このままではユベントスが有利だろうなと。ちなみに再来週に試合があります。

 ■がけっぷちのレアルマドリッド

 シュスターの一番得意な4-4-2のひし形や4-1-4-1をやるチャンスがここに来て到来。ニステルもロッベンもいないのだから、特別な事情はそこにはないはず。

 グティ、ガゴ、スナイデル、ラファエルの中盤に、ラウールとサビオラ(イグアイン)でがつんとやってもらいたいものです。まさかのハビガルシアのスタメンもあるのかどうか。中盤の控えがいなくなるから、それはやらなそうだけど。

 バジャドリッド戦の結果次第ではシュスター解任なんて噂もちらほらあるので、ここらで化けの皮をはいで欲しいなと思います。希望的観測ですが。テーマは前線からの守備とドレンテ、イグアイン、ラウールの前線がスタメンに名を連ねたら残念無念でしょう。結果は出しても、もう期待はしなくなるかなって。その3人がちゃんと守備をするように改心していれば、問題なしですが。

 ■独り言

 インテル編は完全な勘のみで書いていますので、誰かが補足してくれるのを期待しています。なんにせよ、今週末は楽しみな試合が一杯だという事です。

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posted by らいかーると |20:18 | 独り言 | コメント(15) | トラックバック(0)
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2008年09月17日

色々な試合の雑感

 CLは!!!!って話だと思います。なんとチューナーがタイミングよくぶっ壊れてしまいました。ただし、無事に治ったので、明日からはCLを伝えてやるぜと。そして、台風のおかげで土曜日に遅れを取り戻せればいいなって。

 ■アルメリア対バレンシア

 開始10分で見るのをやめました。時間の都合です。ハードワークを基調とするヌマンシアの育ての親が、ウナイエメリの後を継ぐ構図が何か面白かったです。

 アルメリアのプレスの前に、大混乱のバレンシアが見られて、今年もアルメリアはやりそうだなって。シルバが3ヶ月離脱ってことで、ビジャ型にしないと、大火傷しそうな今後です。

 それにしても、シルバがいない状態のマタは、仕事をこなせたのでしょうか。流動性の上でのトップ下と、単にトップ下ではやっぱり違うんだなと実感。そして、ここで存在感を発揮できたのかマヌエルフェルナンデスと管理人期待のアルビオル。

 それにしても、よく引き分けにおわれたなと。ビジャでも大爆発したのでしょうか。まさかのホアキンか。得点した選手ぐらい調べろって話しですが、ご了承下さい。

 ■リバプール対ユナイテッド

 前半だけ見ました。ベルバトフがデビューってことで、ルーニーが右サイドに追いやられていました。かわいそうに。ロナウドが帰ってきたらどうするんだろうなって。便利屋って大変ですね。

 ベルバトフ。ゼロトップみたいな使い方で最も活きるのかなって推測しているのだけど、ユナイテッドの場合、そこには色々な選手が入ってくるわけで。今後、流動性の中にベルバトフを組み入れるのか、それとも中央ではらせるのか、非常に注目してみていこうと。

 ユナイテッド強いなーって思って、見てる半面、3センターって機能している時間のほうが少ないように見えた。なぜかは不明。縦ギャップの作り方はできていそうだけど、そこにボールを入れる選手が実は少ないのかなと仮説。よって、今後はキャリックとスコールズに期待。

 リバプールは往年の鬼プレス軍団サッカーをやろうと試みたが、キーンとカイトに後ろがついてこない現実。あのサッカーがもう見られないのは悲しいけれど、しょうがない。ユナイテッドの組織を粉砕したプレス、決行好きだったのにな。リエラがいつのまにか移籍してきてびっくり。

 で、何でこの内容でリバプールが勝ったのでしょうか。まさかのジェラード×トーレスでしょうか。ユナイテッドはナニくらいしか流れを変えられる選手がいないもんね。テベス、ルーニー、ベルバトフの誰かをスパーサブにできればいいんだけど、今はSHがいないから無理なのかどうか。

 ■バルサ対ラシン

 全部見ました。ただし、ながらです。バルサのスタメンがCLを意識したものでびっくり。ペドロが生き残るとは正直思っていませんでした。管理人の予想したブスケッツが無事に生き残っていて歓喜したのは秘密です。

 それにしてもブスケッツ。異常に上手い。シャビより上手いんじゃないかってぐらいにボールを繋ぐまくっていた。ただ繋ぐだけでなくて、無理できるプレーで味方にスペースを与えるさまは何なんだと。

 イニエスタがドリブルでボールを運びまくるのも驚いたけれど、パスやポジショニングで相手との距離感を調整するブスケッツはボージャン異常に活躍しそうな予感。ただし、線が細い。カヌーテと競り合ったら壊れそうな予感。

 試合はラシンが完全に引きこもる作戦。カンプノウだから仕方ないか。でも、バルサはボールを回して上手く攻めていたと思う。珍しく解説者に同意。グアルディオラのやりたいサッカーは自分もよくわかったし、方向性もバルサらしさからまったく外れていないと思う。

 ただし、前線からの守備が微妙。あの位置にケイタを使っているわりに、攻撃の芽を潰すのに時間がかかるなと感じた。デコだったら瞬間的に潰しに行くだろうし。チームでボールを奪う意識を高めたことは素晴らしいことだけど、きっかけとなる選手がいなくなってしまったことで、ちょっと不安。

 そしてエトー。怪我してからのエトーはやっぱりスケールダウンが否めない。それでも、10点以上決めてんじゃんって話だけど、チャンスを潰す回数は絶対に増えているはず。ソースはないけれども。売り時を間違ったのか、それともここから完全復活するのかどうなのか。はやめにベンゼマを確保した方が良いと思うよ。

 で、絶好調のシーズンのように攻めまくって、後半にPKを奪う。これを決める。でも追い付かれるのが悲しい展開。呪われてんじゃないかって展開に、バルササポの反応やいかにみたいな。個人的にグアルディオラは良い監督だと思うけど、選手交代やシステム変更で流れを引き寄せるのが上手くなさそう。そして、選手の組み合わせの最適解を探している状態で、それがいつ見つかるかでバルサの命運が決まるかもね。

 ■独り言 

 いつも多くのアクセスありがとうございます。無理のない程度にやっていきますので、今後もよろしくお願い致します。

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posted by らいかーると |20:50 | 独り言 | コメント(8) | トラックバック(0)
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