2008年12月25日
ウェストハム対アストン・ビラ ~肉でも魚でもない~
ウェストハムのスタメンは、グリーン、ニール、ダベンポート、アプソン、イルング、コリソン、パーカー、ノーブル、ベーラミ、コール、ベラミー。ウェストハムは久々だなあ。ノーブルとパーカーが楽しみだな。ベラミーとベーラミとか紛らわしいなあ。 アストンビラのスタメンは、フリーデル、クエージャル、デイビス、ラウルセン、ルーク・ヤング、ミルナー、シドウェル、バリー、ペトロフ、アシュリー・ヤング、アグボンラホール。レオ・コーカーは控えのようで。目下、絶好調らしい。 ■ゾラが監督です ウェストハムのシステムは4-4-2。ザ・プレミアスタイル。監督がゾラ。就任直後は2連勝したらしいが、その後は不調らしい。この試合でもその不調振りが目に付いた。フォーベルやダイアーやエザリントンが出ていないSHがどうも弱い。 ノーブルとパーカーはゲームに絡もうとする意欲が高い。特にパーカーは姿勢が良い。DFラインからボールを引き出して、ゲームを組み立てようとするが、どうもうまくいかない。アストンビラの守備が良いからって理由もあるのだろうけど、周りの選手の動きがすこぶる悪い。 SHの選手はまれに中央でボールを受けることもあったが、基本的には自分のゾーンでボールを待っていた。守備のときにアシュリー・ヤングやミルナーを抑える役割を同時に担っているので、守備のときに自分のゾーンにいないことはさけたい。そんな姿勢が攻撃の足かせとなりました。 アストンビラのシステムは4-1-4-1。バリーとシドウェルが積極的にノーブルたちを潰しに行く。ただし、深追いは厳禁のようで、自分たちのプレス開始ラインまではじっと我慢していた。アグボンとバリーたちで挟み込む形は見られなかった。ま、必要もなかったろうけど。 高い位置からの守備でボールを奪うよりは、相手に試合を組み立てさせない→ミスを狙う形がアストンビラの守備であった。強引なプレスをかけて抜かれるリスクを背負うよりも、前にボールを展開させない守備をすることで相手を精神的に追い詰めていく作戦である。さらに、前に展開されそうになったら、素早く自陣に引いて守備ブロックを形成。で、カウンターに備える。ずいぶんと守備を重視したチームだなという印象。カウンター歓迎なだけかもしれないけれど。 さて、そんなアストンビラの守備の前に、ちっともゲームを組み立てれらないウェストハム。それでも、しゃかりきにボールを奪いに来るわけではないので、危機的状況には陥らなかった。たまには前線にパスを通せる。サイドに散らしても、サイドの選手が何かできるわけでもないので、苦しい時間が続いていく。それでもポゼッション率は高いはず。 ボールを奪うアストンビラは基本的に速攻がメイン。アシュリーヤングとアグボンの足が速いってのもあるのだろう。ただし、攻撃を遅らせることもできて、SBを上がらせてピッチを広く使った展開もできるようだった。しかし、あんまりやらなかった。サイドからのクロスとか、中央を強引にわるとかはあまり得意でないようで。クエージャルは面白い選手だった。本職はCBらしいけど、立派にSBをこなしていた。 ボールは持てど、攻撃がうまくいかないアストンビラ。たまにコールまでボールが届くものの、コールがボールを保持してくれないので困った状態。それを脱する手段がベラミーを走らせる。以上であった。元気なベラミーは中央から相手の裏を取ったり、サイドから相手の裏を取ったりと元気満々。裏を取られる状況を嫌がって、ビラが下がって守備を固める決断がちょっと早かったのかもしれない。 そんなウェストハムの攻撃をフリーデルが見事に防ぐと、ビラもカウンターからチャンスを作っていく。最大のチャンスはパーカーのスルーパスをアシュリーヤングが外した場面だろう。チームが機能していないと、あんなパスミスも出るのだろうと実感。 両チームのキーパーの奮闘もあり、前半は0-0。このままだと、個人技に秀でるビラが先制しそうな予感。それとも、ベラミーが意地を見せるか。まさかの采配が見られるか。果たして。 ■まさに運か 56分にベーラミ→ボウヤー。ボウヤーとベラミーがそろったチームなんだな。練習が怖いぞ。クエージャル→レオコーカー。クエージャルは怪我をしてしまった。で、ウェストハムの元キャプテンはブーイングで迎えられた。 77分にミルナーのクロスが相手に当ってゴール。カウンターの流れで、左サイドに流れたミルナー。サイドステップでクロスの隙を作ったミルナー。幸運なゴールでしたと。で、試合は1-0で終了でした。アストンビラが勢いのまま勝利。 しかし、後半のウェストハムはすばらしかった。もしかしたら最初から後半勝負って考えだったのかもしれない。SHとコールの位置を柔軟に変えて徹底的に相手を攻め立てた。ポジションを降りたコールにボールがおさまるので、ウェストハムの攻撃はスピードを増した。 そしてボウヤー。相手のDFとMFの間でボールを受けてアタックした場面。この時間帯くらいから、アストンビラは完全に混乱した状態に陥った。前で守るのか、後ろで守るのか。SBも上げてきたウェストハムに対して、アシュリーヤングも守備に参加したビラ。攻撃はアグボンのみになってしまい、今度はアグボンにボールがおさまらない逆の展開へ。 で、ウェストハムの猛攻が続いたのだけど、ラウルセンの高さとフリーデルの安定性に前にゴールが遠いウェストハム。ビラが引いて守ったので、ベラミーの大好きなスペースがなくなったは仕方ないけれど、こういうときはセットプレーを狙いにいくべきなのかな。 カウンターのワンチャンスをビラがものにしちゃった試合でした。しかも、得点場面が不運なものでで、ウェストハムからするとやるせない試合でした。 ■独り言 アストンビラの全盛期は終わったのか、それとも疲れているだけなのかどっちなのか。ただ、次がアーセナル戦なので、がんばってくれそうである。
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posted by らいかーると |09:11 |
プレミアリーグ/0809 |
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ウェストハム対アストン・ビラ ~肉でも魚でもない~
コメント投稿者ID :
アストンビラって3位だったんですね。もともとチェルシーとかには異常に強いチームだったんので、注目してました。
ビッグクラブの選手層はないので、そんなにシーズン通して全盛期は続かないでしょうけど、CL圏内(4位以内)目指して頑張ってほしいと思います。
ヤングはいい選手ですから目先のカネに目が眩んでレアルには放出しないでほしいです。
posted by JM | 2008-12-25 13:24
Re:ウェストハム対アストン・ビラ ~肉でも魚でもない~
コメント投稿者ID :
最近マドリーが狙っているらしいアシュリーヤングなんですが、どうですかね?かなりアバウトな質問で申し訳ありません。
posted by バリー | 2008-12-25 22:45
ウェストハム対アストン・ビラ ~肉でも魚でもない~
コメント投稿者ID :
アストン・ヴィラは個人技にかなり依存しているという印象はあります。若き代表クラスを大量に抱えているので、引き抜きに耐え切れなくなったときに成績が急降下しないかは心配でもあります。ヤングもアグボンラホールもミルナーも、このまま留まるレベルの人材じゃないので。
posted by 端 | 2008-12-26 00:09
ウェストハム対アストン・ビラ ~肉でも魚でもない~
コメント投稿者ID :
シーズン前から地味に躍進するのではと言われていて、実際に好調なのにどうもここまであまり話題にされていない印象があるアストン・ヴィラ…4強以外だとハルやシティ、トッテナム辺りが話題を攫っていった感じがして。
アーセナルが絶体絶命な今こそ千載一遇のチャンスですが、ここまで来てCL出場権を得られないと、逆に来年の引き抜きがおそろしい事になりそうです。
そういえば今カリューが長期離脱中らしいですね。いまだにバレンシアのイメージが残ってるんですが、その後ローマやリヨンやらを渡り歩いて来た集大成を発揮してほしいものです。若手達のコンディションが落ちて来たら苦しくなりますし。
posted by みけ | 2008-12-26 13:44
ウェストハム対アストン・ビラ ~肉でも魚でもない~
コメント投稿者ID :
コメントありがとうございます。
>>JMさん
アストンビラに対しては、あんまりイメージがないです。古豪みたいな。ヤングがどうするかは見ものです。移籍するのはチャレンジでしょうね。
>>バリーさん
サッカーの仕方によると思います。ポゼッションで絡めるかが心配です。
>>端さん
でも、この調子で活躍していれば、あんまり引き抜きもされないかなってないですね。バリーとか騒ぎになってましたし。
>>みけさん
カリュって妙に柔らかくなっている印象があります。久々に見たいですね。CL出場権を得るよりも、ビック4を倒すことに命がけのようなイメージがあります。
posted by らいかーると | 2009-01-04 18:56
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