2008年03月17日
マンチェスターシティ対トッテナム ~変な采配と判定~
プレミアは2試合くらいレポができればいいなと思っています。もうすぐ終わっちゃいますけど。それにしてもJのレポが増えましたね。3節からはJにも手を出そうと考えています。 シティのスタメンは、ハート、コルルカ、ダン、オヌオハ、ガリード、アイルランド、フェルナンデス、ジョンソン、カスティージョ、エラーノ、ベンジャニ。コパで大活躍したカスティージョがさりげなく登場。。そんなことよりハマンとリチャーズはどうした。そしてペトロフは。。。累積か怪我かな。ユナイテッドに勝利してから不調らしい。 トッテナムのスタメンは、ロビンソン、ハットン、ドーソン、ウッドゲイト、シンボンダ、レノン、ジーナス、ゾコラ、マルブランク、ベルバトフ、キーン。ジェナスが久々にスタメン。そろそろブレイクして欲しいなと。 ■寄せたがりのフェルナンデス シティはいつもの4-1-4-1で試合に臨んだ。アンカーにはフェルナンデス。左サイドは不明。いつもだったらぺトロフが個人技でがんがん攻めるのだが、ペトロフがいないのでまったく目立たない。右サイドはカスティージョ。左利きなのに右サイド。メッシ理論か。カステージョが機能しているかというと、微妙。左足だったら、、という場面が続出していた。単純に右サイドに慣れていない可能性が高い。 シティの守備は特徴的で4-1-4で守る。ベンジャニはほとんど守備をしないので、相手のCBは自由になることが多い。その代わりに中盤はスペースがまったくない。しかも中盤の選手がDFラインにおりていけば、しかっりとついていくので、ボールを細かく繋ぐのは難しい。ただし、CBからロングボールを蹴るのは容易である。 前半20分までのトッテナムは、シティの守備に苦労していた。ジェナスやゾコラはイニエスタのようにドリブルでボールを運べる選手ではないし、ガゴほど縦の意識が強いわけではない。よって、ドーソンからのロングボールが続出。キーンが再三裏を狙っていたが、シティもうまく対応していた。 でも、ロングボール作戦は地味に相手の体力を削る&DFラインを下げて中盤のスペースを少しでも広げる効果があることもちらほら。ただし、このロングボールの嵐にベルバトフはいらだっていた。ジェスチャーでもっとグランダーでよこせと。ハイボールもおさまるベルバトフの要求。ただ、ベルバトフが中盤に降りていけば、状況を打開できるような気もするのだが。この前の試合では降りていたし。 時間がたつにつれて、シティの疲れてくる。DFラインは気持ち下がるようになるし、プレッシャーもかからなくなっていく。ゾコラやジェナスが間々絵を向く場面がちらほら。ここで若手のフェルナンデスが動き始める。アンカーなのに、中盤の4を飛び越えて相手に寄せ始めた。多分、寄せるのが大好きなのだろう。 4-1-4と4-4-2。守備の場面でDFラインと中盤の距離が変ってくる。DFと中盤の間にアンカーがいるのだがから当たり前の話だ。しかし、アンカーが中盤を飛び越えてプレスに行くとどうなるか。しかもシティのDFラインはちょっと疲れ気味である。この現象から導かれるのは、DFと中盤の間が空きまくるというものだ。しかも、アンカーがいる前提でなので、その間隔は膨大。 で、ここでマンチェスターユナイテッドを参考にしていると予想しているトッテナムが攻勢に出る。マルブランク、レノンがポジションを移動し、相手を背負わないでボールをもらう流行の技術を披露。トッテナムが一気に流れを引き寄せ、見事に先制点を取る。ただし、先制点の場面はコルルカの果敢なチャレンジが裏目に出たことがきっかけだった。インターセプトを狙う→追いつかなかったコルルカ。ドンマイである。 シティの攻撃はよくわからなかった。カステージョが奮闘。あとはゴール前の混戦からエラーノがシュートしたくらいであった。どういう形で攻めたいのかが不明。ベンジャニのキープ力にもっと頼ってもいいような。 試合から少し離れます。寄せたがりの選手を上げてみると、マドゥロ、ガゴ、フェルナンデスが上げられる。たまたまどの選手もアンカーの経験がある。アンカーが寄せに行く→つまり他の選手が寄せていないイレギュラー状態である。シティで言うと、エラーノとジョンソンだろうか。このときにフェルナンデスが寄せに行くのは危険である。寄せたがりの選手をアンカーで使う場合は、周りにカバーリングの能力の高い選手か、前にしっかり守備を行う選手がいないとやばい状態になる可能性が高い。それか、守備の場面ではひとつ前で使う。ハマンやマケレレのプレーが見たくなった前半戦だった。 ■レノン→ハドルストーン ハドルストーンをDFラインに使ったら面白いかと思ったが、レノンは怪我でもしたのだろうか。普通に考えれば、ジーナスだと思うのだけれど。 レノンがいなくなって、迫力のなくなったトッテナム。ガリードを積極的に上げて左サイドから攻勢に出るシティ。流れはもちろんシティに傾く。左サイドにいたのはエラーノだったようで。 他にも、シティはゾーンを捨ててでも前からプレスに行く場面がちらほら。このプレスによって、トッテナムの攻撃のターンはなかなか回ってこなくなる。前半は自由だったのに、後半はきつきつ。こういうギャップで嫌だね。そして、UEFAカップの疲れあり、もともと組織的な守備はうまくない事情が相まって、トッテナムは防戦一方。最終ラインで耐えまくっていた。 しかし、59分にシティが同点ゴール。決めたのはアイルランド。どう見てもオフサイドだった。ついていないトッテナム。66分にキーン→ベント、マルブランク→オハラ。キーンは交代に納得いかないようで、ぶちきれていた。マルブランク、キーン、レノンの攻撃のキーマンが次から次へとベンチに向かうトッテナム。謎采配である。 70分にカスティージョ→ヴァッセル。後半のカスティージョは消えていた。時間がものすごくかかりそうである。果たしてシティにフィットするのだろうか。 71分。逆点ゴールが決まる。コーナーキックからオヌオハ。ゾーンで守るトッテナム。コーナーをゾーンで守るのが流行っているのだろうか。思いっきりゾーンの隙間からヘディングされていた。まさかの逆転劇。 攻めたいものの、中心選手がいないトッテナム。なんだこの状況は。不器用ながら攻める。オハラのキック制度が異様に高い。84分にセットプレーから弁とが押し込むが、なぜかオフサイド判定。ボールに絡んでいないベルバトフが取られたのかなんなのか。 で、試合はそのまま終了。わけわからない采配と、わけわからない判定で試合が終了した。2-1でシティの勝利。久々の勝利でシティは大喜びであった。 ■独り言 ベルバトフが元気なかった。ハットンは前半から積極的に攻撃参加をしていた。シンボンダもしかり。この2人が攻撃面でもっと貢献できるようになればやばい。今の状態ではクロスを相手の足に当てるばかりだ。シンボンダは先制点のアシストをしたけれど。ファンデラモスは誰を狙っているのだろうか、やっぱりスペイン人か。 ベンジャニがアデバヨールのようにサイドに流れる場面が多かった。同点ゴールもベンジャニのクロスがきっかけとなっていたし。それにしても後半はコルルカがテレビにあまり映らなかった。
posted by josepgualdiola |23:19 |
プレミアリーグ/07~08 |
コメント(5) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/josepgualdiola/tb_ping/400
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
マンチェスターシティ対トッテナム ~変な采配と判定~
僕も某SNSでJリーグの観戦記を書いています。josepgualdiolaさんの書くJの試合のマッチレポート凄く楽しみにしてます!欧州リーグの試合は面白いし,勉強にもなりますし,サッカーファンの目を肥やす為にもどんどん見るべきだと思いますが、どうしてもJが一番好きなのは隠せないので(笑)
posted by zibby hat【サッカー観戦勉強中】 | 2008-03-18 02:12
マンチェスターシティ対トッテナム ~変な采配と判定~
僕は代表でも右もやってるし(ブランコが守らないから・・・)、クロスより切り込んでシュートするのが好きだよん・・・なんちゃって
posted by カスティージョ | 2008-03-18 08:11
マンチェスターシティ対トッテナム ~変な采配と判定~
スパーズファンですが本当に判定に泣かされた試合でした。スパーズは来期のUEFAカップ出場も確定しているし残りの試合は色々な選手を試したいのかもしれませんが確かに采配は意味不明でしたよね、キーンの切れっぷりも理解できます。
ベルバトフ、この試合はいまいちでしたが来シーズンもスパーズに残ってくれることを切に願います。デフォーがポンペイで大活躍しているのがちょっと切ないです。
posted by Airegin | 2008-03-18 22:07
マンチェスターシティ対トッテナム ~変な采配と判定~
今日のチェルシー戦はえらい事になってましたね、スパーズは選手のモチベーションが難しそうですね。4位以内にも入れず降格争いにも加わらずUEFAカップ出場権を既に得ていて、既に1チームだけ今シーズン消化モードなので…あ、ダービーもか。
ただその分監督にとっては周囲を気にせず自分のやりたいようにやれるので、就任したばかりなのに滅多にない機会を得てラッキーと思ってるのかもしれませんね。ここで気持ちがオフに飛んでアピールしないような選手はいらないと思うでしょうし…
Jリーグも面白いので楽しみです!そりゃレベルでは欧州南米に劣っても、間違いなく世界で最も混沌が生まれているリーグだと思っているので…なんで何年も連続で最終節まで優勝クラブが決まらないどころか度々逆転が起こってるんだと、今年は優勝候補達が大敗していますし。
posted by みけ | 2008-03-20 09:01
マンチェスターシティ対トッテナム ~変な采配と判定~
コメントありがとうございます。
Jはやっていきます。ただ、今週はナビスコなんですよね。残念です。浦和対神戸を観戦しようとたくらんでいます。テレビでですが。
>>zibby hat【サッカー観戦勉強中】さん
Jは夜にやってくれないと見難いです。昼間は教え子のチームの練習なり試合があるので。
>>カスティージョさん
代表でSHやってましたっけ。やっててあれなら絶望ですね。
>>Aireginさん
ポンペイも最近は面白いことになってきます。なので、デフォーの活躍は歓迎しています。今度はポンペイ対スパーズがあるので、非常に楽しみです。
ベルバトフは残って欲しいですね。
>>みけさん
トッテナムのモチベーションは高そうです。相手をなめることもないでしょうし、ラモスへのアピールもあるのだと思います。
Jリーグは混沌としていますね。面白い試みをするチームを待っています。
posted by josepgualdiola | 2008-03-20 14:08


