2007年06月19日
ジムナスティック対バルセロナ
すでに降格が決まっているジムナスティック対優勝がかかっているバルセロナ。モチベーションを比べると、これはさすがにどうしようもない。試合を見る前から結果の予想が簡単につく試合といえる。 バルサのスタメンはいつもどおり。中盤はデコシャビイニ+REM。攻めまくる意思がフォーメーションから伝わってくる。デコの坊主は前に伝えたが、バルデスも坊主になっていた。ジムナスティックにいるポルティージョは来期オサスナへの加入が決定している。 ■惜しかったジムナスティックの守備 意外にもジムナステッィクはバルサ対策をしっかり行ってきた。そのせいで、バルサは水運びに苦労していた。ゆっくりとパスを回し、バルサはジムナステッィクの穴を探す。すると、比較的すぐに見つかる。ジムナステッィクの守りは中央は厚いがサイドはゆるい。バルサは両SBがそのままロナウジーニョ、メッシにボールを入れてそこから試合を展開した。メッシやロナウジーニョに対する寄せも弱く、彼らにスペースを与えていた。 彼らにスペースを与えると、徐々に押し込まれていくことはセオリーである。ジムナステッィクは予想通り守りきれずに失点。早いリスタートから最後はプジョルが押し込んだ。 この先制点によって、バルサはさらに勢いにのる。最近のバルサは先制すると明らかに攻撃の手を緩めることが多かったが、今日はいつもと違った。特にロナウジーニョ、メッシが自分の持ち場を積極的に離れ、ポジションチェンジによってさらに水運びは楽になった。これで試合は終わった。非常に早い幕切れである。 ■メッシのちょっと変わった点 ジュリがまたもベンチから外れた。ジュリのいいところはピッチを広く使えるところである。特にロナウジーニョからのサイドチェンジはお得意の形だ。ジュリがいることで、相手DFラインの間隔は広がらざるを得ない。 メッシはロナウジーニョがボールを持つと、斜めにゴール前に飛び出してくることが多い。この飛び出しは非常に巧い。ただし、中央のそのスペースは大渋滞である。エトーもデコもシャビもそのスペースは狙っているはず。また相手DFの間隔は広がらず、飽和状態になる。 こんな理由でメッシの弱点、中央に入りすぎという指摘がある。しかし、今日のメッシはなぜか少し違った。基本的にサイドに張り付いていた。ジュリかと思うぐらいにだ。そこに何度もパスがとおり、あとはいつものドリブルで中に切れ込むだけ。サイドに張り付いているので、相手のフォローも遅く、メッシは純粋な一対一を何度も仕掛け勝利していた。結構な進化である。2点目はまさにこの形から生まれた。よくよく考えれば、サイドで待っていれば、自然と一対一を仕掛けられるのは当たり前である。本人も気づいたのだろう。 ■ロナウジーニョの気合 ロナウジーニョ。何気にかなり点を取っているが不調である。それは本人も認めている。この試合でも相手をかわせない場面が目立った。その分周りを活かすプレーが満載で、ジオも飛び出し甲斐があっただろう。そしてエトーにピンポイントのクロスを何度も供給した。エトーはすべて外したけど。 しかし、守備をするようになった。メッシより守備をするようになったと思う。らしくないが、良い進化だと思う。これでドリブルで抜けるようになったら絶好調に戻るだろう。見事な直接フリーキックを決めた。3点目。 ■デコの久々のゴールが かなり前に直接フリーキックを決めてから長い間ゴールから遠ざかっていらデコ。昨年は相手に当たるがゴールイン。このようなロングシュートを見ることができたが今年はなりを潜めた。前半戦から中盤戦までチームが機能しない中で、本人も機能しなかった切ないシーズンとなった。 しかし、終盤戦の終盤戦にくると、気持ちを前面に押し出したプレーを見せ、チームを牽引。少し目を覚ますのが遅かったが、本来はバルサの真の中心選手。一年ダメだったからといって、評価を下げすぎてはかわいそうである。 そんなデコはエトーのクロスを巧く浮かしてゴールにボールをパスしたが、最後にメッシが触ってしまったので、久々のゴールは横取りされてしまった。4点目。そんなデコは後半27分にモッタと交代。モッタは来シーズンどうなるのだろうか。 ■大歓声 後半の34分にスタジアムから大歓声。レアルのマフラーを振っている人がテレビに映る。残酷な瞬間。嫌でもピッチにいる選手に情報が伝わる。後半の37分にまたも大歓声。レジェスのゴールが伝わったとすぐ後にバルセロナは失点する。気持ちが切れたようには見えなかったが、そう見えても仕方ない時間帯の失点であった。守備固めで投入されたのに、押し込まれる時間帯が続く。最後にザンブロッタが追加点を入れて試合終了。 ■独り言 ドンマイバルサ。ただサビオラ、ジュリだして誰を補強するの?
ちなみにバルセロナはこれから南アフリカツアーです。
posted by josepgualdiola |21:34 |
バルセロナ/06~07 |
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Re:ジムナスティック対バルセロナ
ジュリーはリヨンのアビダルとのトレードに使われるようです。サビオラを出した後は、ボカのパラシオを獲得するようです。
ピボーテの補強はどうするのでしょうね。
posted by セクソン | 2007-06-19 23:12
Re:ジムナスティック対バルセロナ
いつも楽しく見させていただいています。2つ質問させていただきます。
まず、バルサでロナウジーニョのポジションって何になるんでしょうか。メッシはウイングっぽいですが、ロナウジーニョはウイングタイプではないですし。ウイイレではメッシとともにセカンドトップになってますが。
つぎに、今の4-3-3はバルサに合ってるんでしょうか。
よろしくお願いします。
posted by たけ | 2007-06-20 02:32
Re:ジムナスティック対バルセロナ
いつも見事な試合分析楽しみに読ませてもらってます。
オランダかフランスのクラブのスピードのある黒人系選手を獲得してほしいです。
例えば一時噂のあったPSVのファルファン、コネとか。
この前クーマンが来てた時交渉してたかも。
posted by サントス | 2007-06-20 09:45
Re:ジムナスティック対バルセロナ
前半終了時には逆転してただけに残念な結果でした。しかしここまでエラーを重ねたバルサ自身の責任ですね。
モッタ、ジュリ、エスケーロ、サビオラ。すでに決定した選手もいますがこの4人は出るでしょうね。エジミウソン、グジョンセン、ベレッチ、シウビーニョもその可能性は高いでしょう。加わるのはジオバンニがカンテラから上がるとして・・・あとは誰が補強されるか楽しみですね。有力とされているのがアビダル、ヤヤ・トゥーレ?エトーには誘いが引きも切らないしまだまだ目が離せないですね
posted by T33 | 2007-06-20 15:09
Re:ジムナスティック対バルセロナ
コメントありがとうございます。
>>セクソンさん
アビダルってそんなにいいのでしょうか。そもそもSBが補強ポイントなのかどうか微妙だと思います。パラシオは控えにはもったいないかと。本人もラーションみたいにどっかいってしまう可能性大。
>>たけさん
難しい質問ですね。当ブログではわかりやすさを重視しています。本来はエストレーモやらデランデロやらいろいろな表現方法がありますがめんどうなのでウイングやトップ下などで代用しています。
ロナウジーニョのポジションを定義するのは難しいです。そもそもセカンドトップという表現も微妙ですし。役立たずですいません。
4-3-3はあっていると思います。
>>サントスさん
コネ、ファルファンは良いですね。個人的にはジキッチがお勧めです。バルサらしくないですが。
>>T33さん
3-4-3やらなければ優勝でしたね。ヤヤトゥーレってどうなのでしょうか。見たことないのでわかりません。
posted by josepgualdiola | 2007-06-20 20:41
Re:ジムナスティック対バルセロナ
1.テン・カーテ退団 2.エトー故障 3.メッシ故障 4.3-4-3
他にも理由はあるだろうしそんなに単純なものではないと思いつつも、この4つのうち1つでも避けていれば優勝だったと思います。なにげに一番の痛手は1のテン・カーテの気がしますが・・・
posted by T33 | 2007-06-21 15:08
Re:ジムナスティック対バルセロナ
シーズン開幕当初から言われていたテンカーテの離脱がなんだかんだ痛い理由でしたね。ベンゲルを招く話もありどうなるか楽しみです。
posted by josepgualdiola | 2007-06-22 12:16


