2007年05月30日
セビリア対サラゴサ ~ディオゴ対ルイスファビアーノ・再戦~
UEFAカップのお披露目をしたセビリア。さりげなく三冠の可能性を残しているチームだ。セビリアも勝ち点を無駄にこぼした試合が何度かあったので、それをなんとかすれば独走していた可能性もある。セビリアはほぼベストメンバー。カヌーテの怪我は治ったのか。。 サラゴサはモビージャをスタメンにしてフラットな中盤を組む。セラーデスはどうした。サラゴサはシャビアロンソのような中盤の選手を募集。ここが一番の弱点だと思う。サパテルにそこまで期待するのは酷。ダレッサンドロは来期もサラゴサに残る可能性が高まってきたそうな。 ■全員走るか走らないか サラゴサには献身的に守備をしない選手がたくさんいる。アイマール、ダレッサンドロ、ミリート兄。3人ともまったくしないわけではないが、相当微妙である。よって、その3人が守備をする場面がたくさんあるようだと、サラゴサはかなり苦しい。運良くサラゴサの志向するサッカーはポゼッションサッカーである。 しかし、サラゴサはまったくボールをもてなかった。セビリアの圧力の前になすすべがなかった。サラゴサのDFはそこまで足元が悪いということはない。原因は中盤にある。サパテル、モビージャではボールを前線に運べない。そしてボールのもらい方も巧くない。セビリアのピボーテは縦関係になっていて、レナトはほぼトップ下である。レナト、2トップが前線から追い掛け回し、苦し紛れのロングボールを走りまくるセビリアが拾う。 つまり、サラゴサは自分達のサッカーが単純なプレスによって崩壊するというもろさをみせた。前半の10分までに何度もペナルティエリアに進入され、優勝を目指すモチベーションの差かな、と思わざるをえなかった。 しかし、前半10分過ぎからダレッサンドロ、アイマールが組み立てに顔を出すようになる。すると、ボールがおさまり徐々にサラゴサがボールを持つようになる。ただし、パスコースがなくファウルをもらうか、前線にボールを供給しても枚数が足りずに潰される場面が目立った。特に運動量が持ち味のセルヒオガルシアがまったく目立っていなかったことが印象的だった。ここにきてミリート兄の不調も痛い。 その後もセビリアの長短のパスを織り交ぜた攻撃にサラゴサはかなり苦しんだ。中盤は前からボールを奪いたい、DFは後ろで待ち構えたいと、まったく異なる意思がそのまんまピッチ上に具現化された。これでは勝ちようがない。そして致命的なミスを連発していたセルヒオがルイスファビアーノに簡単にかわされセビリアが先制点。セルヒオのミスはポジショニング。ボールとゴールの中央を結んだ位置にポジショニングしろってのは小学生でも知っている。前半は1-0。 ■動かないぞビクトールフェルナンデス このようなダメダメな展開のときに、VF監督は突拍子もない交代策をやることが多い。そうやって状況を打開してきた監督だ。しかし、動かなかった。ハーフタイムの指示は恐らくラインを下げずに前から行こうだと思う。アイマールが積極果敢に追い回していたのが、後ろの選手はまったくついていかない。これでは前半のリピートになる。 結果は前半よりひどくなった。中盤とDFラインの間を複数の選手に使われ見るのも辛くなるサラゴサの守備組織であった。それでもセサールのファインセーブに助けられ、カヌーテがPKを外すなど何とか守りきる。かなりの決定力不足ともいえる。 ここでサラゴサは2人同時交代。VFの得意技。ファンフラン、モビージャ→ピケ、セラーデス。ディオゴの無謀な飛び出しに比べて、ファンフランはぜんぜん攻撃参加できなかった。セラーデスの役目は攻撃時は組み立てを助け、ピボーテの位置、守備時は左SBという離れ業であった。 この交代によって多少サラゴサの攻撃の形は改善されたが、試合に対して大きな影響はなかった。しかし、コーナキックをダレッサンドロが直接コーナーキックを決めて同点。 しかし、今度はミリート弟がトラップミス。ただドゥダも良く狙っていた。得点シーンは両CBが絡んだが、決定機を作られすぎで泣きたくなるような試合だった。2-1でセビリアの勝ち。 ■独り言 サラゴサは疲れ果てたのか、ここ最近の内容がおそらしく悪い。これではレアルにも勝てそうにない。中盤の補強は急務。ピケも残留しないかな。試合終了直前にディオゴが無謀なタックルで退場。契約の問題で次節出られないこともあり、投げやりなプレーだった。ただディオゴのポテンシャルはセルヒオラモス以上だと個人的には考えているので、レアルは呼び戻したほうが良い。プエルタとるよりもディオゴ戻せ。 セビリアは内容結果ともに申し分ない。負ける気がしないだろう。
posted by josepgualdiola |21:18 |
リーガエスパニョーラ/06~07 |
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Re:セビリア対サラゴサ ~ディオゴ対ルイスファビアーノ・再戦~
リーベル時代から見てるんですけどディオゴは良い選手ですからね。ただセルヒオラモスも良い選手だし、ミゲル・トーレスもいいし、サルガドも悪くない。レアルは無駄に選手が偏り過ぎだ。
サラゴサについてはそのとおりだと思います。
疲れがあるのか、もうしんどそうですね。
来シーズンはいろんなところ補強しないと厳しいですね。
あとダレッサンドロがそこまで実力を発揮できてない気がする。
ビエルサのときは良かったのに…。アイマールとのコンビもビエルサ時代の頃が良いと思う。
やっぱり周りの選手のレベルの差なのでしょうか?サラゴサはアイマールとダレッサンドロをうまく使いきれてない気がする。
その辺りはどう思いますか?
posted by モラレス | 2007-05-31 02:03
Re:セビリア対サラゴサ ~ディオゴ対ルイスファビアーノ・再戦~
こんばんは
サラゴサ躍進の立役者は、間違いなくアイマールとダレッサンドロ、2人の天才によるものです。前者は、バレンシアで自分のプレースタイルを否定され、後者は、ボルフスブルクからのレンタルで放出されポーツマスで残留争いを強いられ、共にキャリアのどん底を味わいました。しかし今の彼らは、お互いを理解し、尊重し(リーベル時代に、ダレッサンドロは、アイマールから多くを学んだという)見事に、復活しました。
posted by mussan | 2007-05-31 23:13


