2007年05月11日
ボカ対リバープレート
多くのリーグが終わりに近づいているので、アルゼンチンリーグについてこれからは書いてみようと思う。初めてレポを書くのはアルゼンチン・クラシコ。 ボカにはリケルメがいる。背番号は10番。かなり好きな選手だ。彼の出場する試合を見られることが、かなりうれしい。ちなみに最近はコンディションも良く活躍しているようだ。他には、かつてPKを外しまくったパレルモ、バルセロナが狙っている噂のある変な髪形のパラシオ。システムはひし形4-4-2。 リーベルにはサラゴサにいたポンツィオがいる。またアヤックスにいたロサリオもいる。事前に知っている選手はそれくらいだ。監督はパサレラ。選手起用でいろいろ問題が起きているようだ。システムはダブルボランチの4-4-2。 ■リケルメのショータイム 開始早々にボカが先制する。レデスマが3人目の動きで相手のマークを振り切ると、そこにリケルメがスルーパス。そのスルーパスをレデスマが冷静に押し込み、いきなりボカが先制。レデスマの動きも良かったが、スルーパスも相変わらずであった。 ボカの中盤はカルドソ、レデスマ、リケルメ、底にバネガで構成されている。カルドソはドリブルの巧い選手。しかも早い。レデスマはあまりボールタッチは巧くないが、ハードワークのできる選手で前線へ飛び出すことができる選手。そこにキープ力、展開力のあるリケルメがいる。なかなか厄介な中盤だと思う。 ボカの攻撃はすべてがリケルメを経由するわけではない。両SBのクレメンテ・ロドリゲス、イバーラは積極的に上がってくるのでカルドソサイドから崩せてしまうこともある。ただし、困ったときはリケルメ頼み。抜群のキープ力と精度の高いパスで、フリーの味方にパスをつなぐ。なんだかんだ中心の選手はリケルメ。リケルメがゲームをつくり、前半はボカが試合を支配した。 ボカの攻撃の特徴は3人目の動きをした選手を使うことだと思う。ボールホルダーに対して、労を惜しまず三角形を形成する。このような基本的な動きができていて、大げさに言えばボールも人も動くサッカーをしていた。 リーベルのサッカーはひどかった。中盤に構成力のある選手がいない。キープもできない。ロサリオの個人技のみだった。しかし、その個人技を発生させやすいように周りがプレーしていなかった。よって、本当に独りよがりなサッカーであった。 唯一光っていたのはキーパーのカッリーソ。かなり巧い。特に一対一の対応は完璧であった。パレルモがキーパに当てまくっていたが、キーパーのコースの消し方が巧かったからだと思う。アルゼンチンには結構いいキーパーが多い。 ■ゲームは作れないけれど リーベルはゲームを作れない。そんなチームはカウンターの勝機を見出すのが手っ取り早い。ただし、ロングカウンターをするには快速FWが必要だ。しかし、リーベルのFWは足が速いように見えない。 残った選択肢はあと1つ。ショートカウンター。前線からプレッシング。リケルメにボールが渡る前にボールを奪え。ハーフタイムにパサレラはこんな指示をしたんだろう。その指示通り、リーベルは前線から相手を追い掛け回す。これにボカのDFラインや中盤の選手はあせってしまう。あせりから、パスの精度が下がり、どこかに負担がかかる。この負担がリケルメにかかるのであれば、問題はなかっただろう。しかし、リケルメに届く前の誰かに、この負担がかかってしまった。リーベルはボールを取り返し、すばやく速攻することに成功し、同点ゴールまで決めてしまう。 しかし、徐々にボカが試合のペースを取り返す。リーベルのプレスが連動性を失っていくにつれて、ボカがリーベルのプレスを突破し始める。プレスを突破されると、リーベルの選手は長い距離を戻らなくてはいけない。ばてる要素がここにある。 その後はリーベルが何とか守りきる、という展開になる。点が入らなかった要因として、ボカ・2トップの調子が悪い。パラシオは病み上がり、パレルモはスランプ!?であった。FWがあれでは点は入るまい。 ■独り言 アルゼンチンサッカーはちょっと荒っぽかった。プレミアの荒っぽさとは意味がぜんぜん違う。ファウルが地味に痛そうであった。そしてリケルメはかなりやばかった。是非世界クラブ選手権で日本に来てくれ。パラシオはもう少し国内にいたほうがいいかと。 ボカのアンカー、バネガはかなり巧かった。まだ18歳らしい。ガゴの後継者。ガゴに比べると、ドリブルのセンスがある。イニエスタタイプの選手だ。将来が非常に楽しみ。 リーベルにはドミンゴスというはちまきをした選手がいた。プレーはまったく印象に残らなかったが、異様に目立っていた。そしてリーベルのキーパーはかなり巧い。
posted by josepgualdiola |08:56 |
アルゼンチンサッカー |
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Re:ボカ対リバープレート
ロサリオってロサレスのことですよね?
アルゼンチンリーグはサビオラやアイマールなどがいた時代から見てる好きなリーグですけど、今年のリーベルは悪いですね。
やっぱガジャルドがいなくなったのが大きいです。
だからベルスキがもっと頑張らないとキツイですね。
もう一人よい攻撃的な中盤な選手が入れば変わるとは思うですが、なかなか良い選手がいないです。
FWにしてもファリアスの方が良いと思うですが…。
ちなみにカリーソは良い選手ですね。ウスタリと同様に注目のGKです。
ボカは個人的にはイバラはかなり良い選手だと思います。
クレメンテも好きですね。
バネガはDF能力がやっぱりガゴより劣っていると思われるのでそこが課題かなと。
ボカはもっとリケルメをおとりに使ったプレーをするとかなり強くなると思います。
ただリケルメは別格ですね。
カルドソの成長にも期待してます。
パレルモは今シーズンはかなり点をとっているのので、たまたまよくなかっただけでしょう。
posted by モラレス | 2007-05-11 16:25
Re:ボカ対リバープレート
>>モラレスさん
そうです。ロサレスです。
リーベルはかなりやばいと思いました。こんなとき下から有望な選手が出てくるのかなーーって思って眺めてます。
ボカのほうが可能性を感じました。カルドソはかなり有望かと。これから期待して見て行こうと思います。
posted by josepgualdiola | 2007-05-11 21:50


