2006年09月30日

長谷部君と田中達也君

今や日本代表にも選ばれるようになった二人。高卒新人がここまで育ってくれると嬉しいものです。特に田中は代表のレギュラーになりつつある。高原が帰ってきたらどうなるかわからないけど、ちっこくて、がんがんドリブルで仕掛けていく選手は貴重だからね。

ただ最近二人とも不調なのです。チームでさっぱり輝かなくなりました。その原因を探っていこうと思います。

まずは田中達也。

ちびっこ達也はでかいワシントンとツートップを組んでいる。誰が見てもこのツートップは機能しそうだなーって考えていた。でもいざツートップを組んでいると、あらららららという感じがする。オーウェン×ヘスキーとは大違いだった。ワシントンが中央に構え、ポストプレイをし、その周りを田中が衛星のように動き回る、またはワシントンの頭で裏へ→そのまま田中独走、のような場面を楽しみにしていた。

だがそのような場面がまったく見られない。どうやらワシントンは、ペナルティーエリアの中で勝負するタイプで、ほんまもんの純粋なストライカーであった。ゴール前で待っているタイプで、スペースを作るような動きはしない。多少のアプローチはするけど、機能的かというと別にそんなこともない。

最近のロナウドみたいだって言うと語弊があるかもしれないけど、そんな印象を受ける。ワシントンにボール預ければ大丈夫じゃね!?みたいな。ひとまずワシントンは中々ボールをもらいに下がってこない。

そうなると、ボールをもらいにさがるのは田中達也の役割になってしまう。意外にポストプレイは上手く、しかし後ろからきついプレッシャーを受けると、田中は吹っ飛んでしまうことが多いので、みていて危なっかしい。またレッズのポゼッションサッカー(遅攻)はいまいち田中になじんでいない。前を向いても敵だらけである。またワンツーで中央突破するシーンも少ない。バルサとは大違いである。

田中の長所はなんていたってドリブルだろう。ドリブルを活かすには当然スペースが必要で、また前を向いてボールをもらうことが必要である。そんなシーンがワシントンがいるとまったく訪れない。田中よりもまずワシントンを見る選手が多いからなんだろうなー。

田中が怪我から復帰して、しばらくはワントップであった。一生懸命ポストをこなし、リターンパスをもらったり、裏を取って仕掛けて点を取ったり、、思ったよりも機能していたのである。

そして今日。得点シーンも自分でポンテに展開→そのままセンタリングに走りこみゴールである。また裏へ抜け出し、前線でキープもこなしていた。

はっきり言って、ワントップのほうが断然機能しているのが現状だ。ワシントンと組んで間もないのはわかっているけど、ワシントンのプレイスタイルが変わるとは到底思えないんで、先行き不安だ。

長谷部君。

鈴木は守備さえしていればある程度評価される。サイドチェンジや時折見せる攻撃参加が魅力的に見えれば、なお評価される。得点に絡んだ日にはもう大絶賛だろう。

しかし長谷部じゃそうはいかん。彼の長所はやっぱり攻撃である。ドリブルだったり、パスだったりする。最近はそういうシーンがあまりない。

その原因は守備の役割が多い。特に両ウイングバックの裏のカバーは鈴木、長谷部に任されていることが多い。また、トゥーリオがあがったら、鈴木が最終ラインに入り、その前のスペースを長谷部がカバーせざるを得ない。ちなみに今や彼の守備の貢献なくして、レッズのサッカーは成り立たない。鈴木並に貢献していると思う。

そんなわけで、彼は攻撃を魅せるシーンが最近少ない。むしろ守備で貢献しまくっているが、それで長谷部はいいんだろうか。

エメルソンがいた頃のレッズは、前からプレスをし、ショートカウンターをしていた。ボールを奪う位置が高いため、攻撃参加に走る距離も今に比べたら短いので、攻撃参加が非常に楽であった。

しかし今は、ずるずるとDFラインを下げ、しかも遅攻というアンバランスな戦術を行っている。長谷部は最近らしさを見せる場面も出てきたが、ポンテにしろ小野にしろ、後ろに下がってきて、前のスペースを空ける動きを好んでする選手でないため、まーあがりにくい。

この二人に共通して言えることは、今のレッズのサッカーでは二人の長所が活かしにくいということだ。小野も活かされているとは思えないし、サントスもよく分からない。

それでも勝ってしまうのだから、すげーわ。


ま、代表疲れもあると思いますが、頑張ってくださいな

posted by josepgualdiola |20:57 | | コメント(1) | トラックバック(0)
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ポンテと小野

ゴールを決めて

posted by 弓削田直樹 | 2007-10-19 05:28

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