2007年05月10日
リバプール対チェルシー ~セカンドレグ~
ファーストレグのレポはこちら リバプールはジェラード、マスチェラーノを中央で、2トップをカイト、クラウチ、右SBをアルベロア→フィナンで試合に臨む。ファーストレグに比べると少し攻撃的。 チェルシーはエッシェンがCB。中盤はマケレレ、ミケル、ランパード。前線はカルー、ドログバ、ジョーコール。シェフチェンコ、バラックは怪我のため欠場。 ■リバプール優勢 リバプールの持ち味はアグレッシブな守備だ。そのアグレッシブな守備によって、多くのチームの攻撃を無効化してきた。相手がアーセナルでもユナイテッドでもあまり関係がない。そのくらいリバプールの守備は強い。 今日の餌食はチェルシーであった。前半戦、チェルシーの選手は倒れる場面が目立った。リバプールのフィジカルの強いプレスの前に降参である。倒れる→ファウルならば救いがある。しかし、今日のレフェリーは笛を吹かなかった。チェルシーにとってはきつい展開であった。 リバプールの武器はサイド攻撃とミスの少ないパス回しである。やる気になったときのリバプールは、本当にミスが少ない。リバプールは得意のロングボール攻撃とサイド攻撃をかみ合わせてチェルシーゴールを目指した。チェルシーの守備の前にリバプールの選手も倒された。しかし、こちらはファウルを取ってもらえた。ホームうんねんは関係ないと思う。チェルシーのボールの奪い方はかなり荒っぽかった。リバプールの勢いにチェルシーは完全に押されてしまう。 そんなセットプレーの中から、リバプールが先制。それでも試合の流れは変わらない。その原因はチェルシーの守備的な振る舞いにあると思う。リバプールはスタメンにクラウチ、カイトを並べてきた。プレミアリーグではこの2人によって、DFラインが混乱した経験を持っている。チェルシーのCBはテリー、エッシェンである。高さで優位に立つのはもちろんリバプールだ。チェルシーは意地でもクロスを挙げさせてはいけない。 そのためチェルシーはクロス対策と放り込み対策をしなければいけない。ただし、前線から追い回す方法は、すこし不可能に思える。4-3-3の場合、ウイングの選手は両サイドバックにつく。特にリーセはかなり高い位置につくことが多い。チェルシーの右ウイングの選手は、ポジションを後ろにとることが多い。よって、前線に残るのはドログバのみ。相手を追い掛け回すことによって、ドログバがばてたらチェルシーは終わる。そのためドログバはあまり守備をしていなかった。せめてアッガーにロングボールをけらせないようにするくらいはして欲しかった。 チェルシーはDFラインからの放り込み対策として、DFラインを下げすぎない、競った後のボールに集中する、という2つのことで巧く対応していた。ランパード、ミケルがクラウチ後のボールを巧く取っていた。 サイドからのクロス対策に関しては、中盤の選手がSBのヘルプに行くことで対応。よく守っていたと思う。その代わりに、中盤の選手の位置が低くなる→攻撃の枚数が減ることになる。本日のドログバは完全に孤立していたし、ゴールから遠い位置でプレーしていた。カルーは消えていたし、ジョーコールも味方のサポートがなく孤軍奮闘であった。 チェルシーは攻撃を仕掛けることができない。一方でリバプールは攻撃を仕掛けるが崩せない、という試合展開で前半は終わる。 ■後半戦 後半になるとリバプールの右サイドが活性化する、アシェリーコール対ペナントの勝負。前半はアシェリーコールが勝っていたが、後半はペナントが勝るようになる。すると、右サイドからどんどんクロスを上げられ、クラウチにあわや、といいう場面を作られてしまう。右サイドが活性化すると、左サイドも空くことが多い。今度は左サイドからカイトに決定的な場面を作られてしまう。 しかし、後半の70分過ぎからチェルシーの両SBが前線に飛び出し始める。すると流れは変わる。特にアシェリーコールの左サイドはかなり良かった。相手がペナントなのだから、考えれば当たり前の話だ。 この流れを変えるために、ベニテスはすぐに動く。ジェラードを右サイドにペナント→アロンソで対応。どっかで見たことある交代策だ。この交代策によって、アシェリーコールは消える。リバプールはひとまず延長戦狙いだ。 ■延長戦 前半戦と同じような展開であった。リバプールはロングボールを増やしチェルシーは最後まで失点を恐れてバランスを崩さなかった。あとはPKで終わり。 ■独り言 チェルシーの攻撃に可能性を感じるシーンは、単純なパス&ゴーで後ろの選手が前に上がっていったときであった。このような場面をどのくらい増やしていけるかが来期の鍵。ただこの試合の消極的な姿勢は気になった。90分で1点とればほぼ勝ちであった。カルー、SWP、病み上がりのロッペンに期待できないことは理解できる。エッシェンをどうにかして前で、せめて右SBで使えなかったかなと。また、もう少し攻撃に人数をかけましょう。
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posted by josepgualdiola |08:36 |
チャンピオンズリーグ/0607 |
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Re:リバプール対チェルシー ~セカンドレグ~
コメント投稿者ID :
カルバーリョがいたら、中盤か右SBで使えたんでしょうがね。エッシェンがCBやるしかなかったですね。フェレイラ、ブラールズも?がつきまし。
posted by shimada shimada | 2007-05-10 20:29
Re:リバプール対チェルシー ~セカンドレグ~
コメント投稿者ID :
こんにちは
ラファ・ベニテス監督って本当にカップ戦の戦い方を熟知していますよね。ピッチ全体を広く使ってうまく相手を抑えてしまいます。後は、リーグ戦で強豪に負けないことですよね。チェルシーに関して補足しておくと、バラックは、ローマで言えばトッティのような存在だと思うので、個人的にはバイエルンで小皇帝として君臨し続けてほしかったなあ(バイエルン来シーズンCL行けないです)
posted by mussan | 2007-05-11 16:25
Re:リバプール対チェルシー ~セカンドレグ~
コメント投稿者ID :
コメントありがとうございます。
>>shimadaさん
そうでしょうね。ただリスクを犯してでも?マークの選手を使って欲しかったです。
>>mussanさん
リバプールは序盤戦調子が悪かったのがきつかったですね。
バラックはどうしたものでしょうか。ランパードとがちでレギュラーポジションを争うことになるかもしれません。
posted by josepgualdiola | 2007-05-11 21:47
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