2007年04月17日

アーセナル対ボルトン

 アーセナルの更新が続きます。チャンピオンズリーグ出場権をかけた争いが激しくなってきた。4位争いの直接対決。アーセナル対ボルトン。あつい試合になること間違いなしである。

 怪我人を除くと、アーセナルはほぼベストメンバーで試合に臨む。ロシツキーが風邪から復帰。ボルトンにはディウフ、アネルカがスタメン。パスサッカー対中盤省略サッカーの対決の始まり。

 ■集中力の欠如

 ボルトンはアネルカ以外がひきこもる布陣で試合に臨んだ。中盤を捨ててゴール前に人数をかけるやり方である。さすがのアーセナルも、あれだけゴール前のスペースを消されたら、ぎこちないサッカーとなってしまう。クロスを放り込み→跳ね返される。いつもの展開といえば、いつもの展開である。そして試合が落ち着く前にボルトンが先制点を取る。

 自陣からのフリーキックをゴール前に放り込む→簡単に裏を取られ中に折り返される→レーマンがはじくがこぼれだまをアネルカゲットゴール。

 なぜ簡単に裏を取られたのか。最終ラインのDFはボルトンの選手と競ってつぶれていた。そこへ二列目にた選手がゆっくりと飛び出してきた。最初からこぼれることがわかっていたかのように。恐らくボルトンの練習どおりの形なのだと思う。ふわりとしたロングキックをける→FWはわざとボールに届かない少し前の位置で競り合い→後ろにボールを流す。

 仮に、この形が意図的だろうがなんだろうが、ゆっくりと飛び出した選手についていけば問題はない。しかし、マークの選手はサボった。もっとゆっくり歩いていた。しっかりと声を掛け合ったいれば問題はなかったと思う。アーセナルにそういう選手はいないのだろうか。

 先制後、今度はボルトンDFが単純なミスをしてしまう。レーマンがキック→バウンドボールをかぶる。。小学生か。このミスをリュングベリが見逃さず、ボールを奪いアデバヨールへ。アデバヨールはキーパと一対一のビックチャンスを迎える。しかし外す。相手のミスから得点したボルトンと無駄にしたアーセナル。やばい雰囲気である。

 ■アーセナルの攻撃に変化を加える選手

 ボルトンはちぐはぐしていた。DFラインは深く守りたい。中盤の選手はもう少し前からプレスに行きたい。アーセナルがロングシュートを打ち出してから中盤の選手はもう少し寄せようとしていた。しかし、DFラインが連動して動いてくれないため、中盤の選手が前からプレスに行く→DFラインは残ったまんま→中盤とDFラインの間にスペースができる。最低のパターンである。さらに中盤のプレスも連動性にかけるのでアグレッシブにいけない。なぜなら、アグレッシブに行って交わされたときのカバーがいないからだ。

 こうしてアーセナルが試合を支配するはずだった。しかし、支配はしなかった。前線の選手の運動量が少なく、グループ戦術がないのか!という疑問がでてくるような攻撃だった。その中でも、ロシツキーとリュングベリは違った。アーセナルの中でドリブルで仕掛ける選手は少ない。多くの選手がパスで仕掛ける。しかし、リュンクベリは違った。何度もドリブルで仕掛けファウルをもらっていた。ロシツキーはミドルシュートは何度も放ち、何かを起こそうと必死だった。その甲斐もあったか、ロシツキーがアデバヨールのクロスをすばらしい動きで相手の意表をつき、同点ゴールを決める。

 試合はあついどころか、静かなものとなった。ミドルシュートの意識が高いのもロシツキーの他は、DFの選手ばかりと不思議な現象である。

 ■セスクが前線に飛び出してから

 後半開始早々、アーセナルが逆転ゴールを決める。これはボルトン守備陣の自滅とも言える。セスクが今シーズン初ゴール。初か。

 後半になるとアーセナルはいつものらしさを取り戻す。さらにボルトンが攻めに転じたことによって、スペースが前半に比べると増えた。それにしてもボルトンはなぜこの順位にいるのか不思議である。試合は2-1で終わる。

 ■独り言

 引き込まれた相手にどうするか。スペースがない場合にどうするか。ドリブルで突っかける、ロングシュート、パワープレー。数々の戦い方がある。アーセナルで気になったのは運動量だ。相手が引きこもっている場合、スペースがないので、裏でもらう動きは非常に困難だ。そのため、スペースを作る必要がある。スペースをどうやって作るか。味方の動きをおとりにするのが一番手っ取り早い。

 今のアーセナルには、そういった動きをする選手がいない。つまり、スペースを作る動きだ。多くの選手が止まってボールをもらったり、単純に走ってボールをもらうことが多い。それでは相手のマークがついてくるので、まだ勝負は続く。しかし、スペースを作る動きは相手のマークを外すにも有効だ。リュングベリのようにゴール前に飛び出す選手も必要だが、周りを活かす動きのできる選手を来期取れば面白そうだ。

 最後に30歳以上の選手も複数年契約したほうがいい。他のチームを見てみれば常識である。

posted by josepgualdiola |09:15 | プレミアリーグ/06~07 | コメント(3) | トラックバック(0)
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Re:アーセナル対ボルトン

確かに今のアーセナルには連動性がかけている気がします。
無敗優勝したときはみんながさまざまにポジションを変えて連動性がありました。
あとアンリとピレスみたいなコンビプレーが必要な気がします。
あのころのピレスとアンリはのコンビはすごかったですし。
強いチームにはバルサのロナウジーニョとエトウのコンビ、マンUのロナウドとルーニーのコンビ、チェルシーのドロクバとランパードのコンビ(違うかもしれません)など二人の連携で点を取れる力をもっていると思います。
ちなみにセスクとアンリのコンビはまだまだかなと思います。
その証拠にセスクの得点は少ないです。
セスクにはもっと点を取れるように頑張ってほしいです。
最後にベンゲルはセスクを使いすぎな気がします。怪我しそうで怖いです。

posted by モラレス | 2007-04-17 16:32

Re:アーセナル対ボルトン

最後に30歳以上の選手も複数年契約したほうがいいんだろうけど、やはり金がないんでしょうね。

posted by カイト | 2007-04-17 17:24

Re:アーセナル対ボルトン

コメントありがとうございます。

>>モラレスさん
連動性に関しては、また確認してみます。今日も試合があるので。確かにセスクはかなり試合に出ていすね。

>>カイトさん
アーセナルってそんなに貧乏でしたっけ。エミレーツもできたので、ここから資金面も巻き返せる気配ありそうですが。

posted by josepgualdiola | 2007-04-18 00:15

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