サッカーの面白い分析を心がけます

日本代表対シンガポールの雑感

このエントリーをはてなブックマークに追加

・ロシアワールドカップに向けた二次予選。相手はシンガポール。まさかのスコアレスドロー。

・スタッツだけ見ると、UAE戦に似ているように感じる。なお、裏はとっていない。UAE戦も攻めダルマだったが、得点だけが足りなかった。

・繰り返すということは、偶然ではない、という考えもある。

・その一方で、今日の試合内容を10回繰り返せば、9回は勝てたはず、という言葉も意外と説得力がある。

・だって、キーパーがあんなにいっつも止めるわけない。アトランタ・オリンピックの日本対ブラジルを思い出そう。

・だとすれば、今日の日本代表の試合を、どのように評価すべきかが難しくなる。

・UAE戦のデジャブで、このスタッツでも勝てませんが続くのか、運が悪かったんだよお前らは!になるのか。

・でも、何かの拍子に得点が入り、1-0で勝っていれば、たぶんそんなに問題にならなかったはず。

・U世代がPKで負けたのも、勝っていれば別に問題にならなかったとふんでいる。

・では、何を評価すべきかというと、ピッチで起きていた現象について。

・シンガポールは4-1-4-1。中央密集。攻撃も消極的。最初から引き分け狙い。川島は暇そうだった。

・中央密集の相手には、大外からの攻撃で密集をばらけさせるのが定石。

・でも、日本はサイドに人がいない。本田は中央へ移動。香川もいる。岡崎もいる。最初は柴崎もいた。横幅をとるべきサイドバックは低い位置。宇佐美だけがサイドにいた。

・なお、イラク戦でもサイドバックは低い位置にいることが多かった。速攻やカウンターが多いので、サイドバックが高いポジショニングをとっている暇がない。よって、横幅をサイドバックに取らせるという発想がたぶんない。

・横幅がいないので、相手は中央密集を強める。

・相手が盾を作り厳重に守りを固めている場所を延々と殴り続ける柴崎と長谷部。

・宇佐美も中央に参戦。

・それでも決定機を作っていくのだから、日本は恐ろしい。勝負事の定石に相手のエースを倒せがある。相手が重点的に守っているエリアを破壊することができれば、精神的なダメージが相手に残る。

・でも、最後のシュートが決まらない。

・相手を観てサッカーができていないという部分は×。それでも、チャンスを作れていたのは◎。

・困ったときのセットプレーも不発。槙野が逸らした場面は誰かがファーにいなくてはいけなかったと思う。吉田の振る舞いやイラク戦の型から考えても。

・ってか、右足のキッカーがいない。香川がコーナーキックを蹴っていた。鹿島でキッカーを務める柴崎もいるが、良い思い出はあまりない。

・左足は太田と本田。

・後半になると、最初はサイドにいたが、すぐに中央に集結。

・全体の動きに連動性と再現性がない。例えば、味方の動きで発生したスペースを利用するとか。再現性がないので、計算が立たない。ただし、アドリブの怖さもある。メリットとデメリット。

・なんだかんだ後半もシュートチャンスを得るが、キーパーのファインセーブが続く。

・この試合展開にハリルホジッチも頭をかかえる。ピッチに背を向ける。

・大迫をいれて、裏に飛び出させまくる。しかし、大迫のタイミング早すぎとパサーがまったく大迫を観ていないので意味がなかった。

・原口が登場。まさかのボランチ?トップ下??まさにハリルホジッチの錯乱。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
ハリルホジッチ×日本代表
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

「日本代表対シンガポールの雑感」へのコメント

お久しぶりです。

宇佐美、わざわざ中央に移動してからドリブルも少なくなって、ワンツーとか抜き切る前にって形が多くて、ちょっと切なかったです。前半槙野が動き出したあたりは、いけそうだなって思ったんですけどね。

個人的にはたまたま1/10の試合に当たったんだと思ってるんですけど、そもそもハリルホジッチに代わって得た縦への意識って引いた相手にどうすんのって割と初めから思ってました。結局アジアじゃ「ぼくらのサッカー」になるのかよ、みたいな。

陰ながら今も勉強させてもらってます。これからも更新楽しみにしてますので、無理なさらない程度に頑張ってください。

こんな記事も読みたい

ハリルさん これが日本代表です【no title】

アジアカップUAE戦の再現?W杯2時予選シンガポール戦【サッカーちょくさん】

ちんたらやってっから主審も味方しないんだよ【キキアシワアタマ】

ブロガープロフィール

profile-iconjosepgualdiola

あるアマチュアチームの裏ボスになりました。がっつりサッカーの指導をしています。

現場に立つこと&サッカーの試合を分析することが、サッカーの勉強として最適だと自らの経験から認識しています。
このブログではサッカーの試合を分析することをテーマに運営しております。

継続は力になっていることを超実感しているので、たぶんまだまだこのブログは続くでしょう。

過去の遺物ですが、興味があればどぞ
http://forkn.jp/book/1/

用事等あれば、josepgualdiola44★yahoo.co.jpまでよろしくお願いします。
  • 昨日のページビュー:162
  • 累計のページビュー:24785907

(12月07日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 日本対コートジボワール ~ぼくたちのサッカーがきえたわけ~
  2. 日本対メキシコからみる世界の流れ
  3. 2013年Jリーグベストイレブンを決めよう
  4. レアル・マドリー対バルセロナ ~バルセロナが砕け散った理由~
  5. 2014ブラジルワールドカップのベストイレブンを決めよう
  6. オランダ対ドイツ ~絶望的な差~
  7. ドイツ対イタリア ~スカウティングしたの?~
  8. オランダ対コロンビアの雑感
  9. ナポリ対アーセナル ~最悪の状況の定義~
  10. オリンピアコス対マンチェスター・ユナイテッドの雑感

月別アーカイブ

2016
10
2015
10
09
07
06
05
03
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2010
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2008
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2007
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2006
12
11
10
09
07
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年12月07日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss