2008年08月28日

ドルトムント対バイエルン ~最初から10人で戦え~

 ドルトムントのスタメンは、ツィークラー、シュメルツアー、ヒュンメルズ、スコティッチ、ルカビナ、クリンゲ、ケーヒル、ハイナル、ヤクブ、バルデス、ジダン。攻撃的で有名な選手が多い。怪我人にはスイスのエーズ、フレイがいる。一番楽しみなのはケーヒル。なかなかブレイクしないね。

 バイエルンのスタメンは、レンジング、ラーム、ブイテン、ルシオ、レル、ファンボメル、オットル、ハミル、シュバ、トニ、クローゼ。だいぶスタメンをいじってきたようで。あれか焦ったクリンスマン。さっさと最適解を見つけられたらいいね。EUROで不振を極めたトニやいかに。

 ■どうしたクリンスマン

 バイエルンのシステムは謎。正確に言うと、オットルがどこにいるかさっぱり。先週のクロースもほとんどさっぱりだったから、バイエルンなりの考えがあるのかもしれない。多分、4-4-2の菱形か、4-1-3-2ってやつかと。シュバとハミルのポジショニングを見ている限り、後者なのかなと。

 スタメンをいじってきたので、ファンボメルのワンボランチをやめるのかと思ったが、そんなことはなかった。継続。ファンボメルは先週と特筆するほど動きに変化はなかった。つまり、これでOKということなのだろう。常識的に考えて、この出来でスタメンをこの形を継続する理由がまるでわからない。

 わかった!!!トニが復活したからだよ。別のDFラインからボールを前線まで運ばなくても、トニに放り込めばいいじゃんと。それだったら、ファイターのファンボメルと中盤の底に配置するのも納得だだって。

 でも、バイエルンはトニに放り込む気配もなし。GKもボールをSBに渡して攻撃開始。謎なチームである。しかも、ドルトムントがしっかり前線から守備を行ってきたので、バイエルンは大混乱。苦し紛れに前線に蹴るか、慌ててGKに戻す場面が多々見られた。

 ただし、前線にボールが入れさえすれば、何とかなりそうな気配はある。問題はいかにして前線にボールを届けるかだろう。頼みの綱のゼロベルトは軽傷でベンチ外。他に大怪我している人でも良いけど、誰かいるのだろうか。それとも、リベリにボールを運ばせるのだろうか。

 さらに言うと、ボールを引き出す動きが本当にない。ハミルやシュバが中盤まで降りてくれば良いのに、そんな動きは皆無。もっと言えば、クローゼは何をしているんだと。2006年にヘディングだけじゃないことを証明してから、器用な選手だと思ってたが、前線で待っているだけだった。

 誰も助けに来ない→ドルトムントの激しいプレスの前にバイエルンはボールを失いまくり、ショートカウンターをくらいまくる。ドルトムントの攻撃の中心はジダン。献身的な守備と両SHへのフォロー&ポストプレーと大活躍であった。その姿は本物ジダンのようで。
 
 8分にドルトムントが先制。恐らくドルトムント陣内からのスローイン出発。相手陣地からのスローイン→ボールを前線に運ばれるのはしょうがないとして、守備がDFしかいないのはなぜだ。DFとファンボメルと他の前線の選手の距離が開きすぎのバイエルンであった。シュートはポーランド代表のヤクブ・ブワシュチコフスキが素晴らしいアウトサイドシュートを決める。

 その後もドルトムントペース。ヤクブ、クリンゲ、ジダン、バルデスの献身的な守備に後ろの選手もラインを上げて応援。組織的な守備の前に、バイエルンは単発的な攻撃しかできていなかった。それにしても、ドルトムントの前線の選手は強力。さらに中央のハイナルもドリブルで仕掛けられる選手のようで、末恐ろしい。

 そして事件がおきる。23分にファンボメルが退場。2枚目のイエロー。いったい何をしにきたんだか。ただ、何かそれで退場かよみたいな空気はあった。時間的にも。ドルトムントは帳尻合わせに注意である。

 ただし、これで試合は意外な展開を迎える。まず、23分という微妙な時間。ハードワークをしていたドルトムントにも疲れが見え始める時間で相手が1人減った。あれ、運動量落としても良いのみたいな。それと同時に、上手く噛み合っていた守備だが、相手の形が変わるので、ちょっと様子見だなと。

 そしてバイエルン。交代はなし。解決策はシュバとハミルとオットルのポジションニングを下げること、ついでにFWも下げること。これで、問題が解決するからサッカーは面白い。

 DFラインからボールを引き出す選手の枚数が増え、ボールが中盤を経由する回数が格段に増える。で、FWの距離間も悪くないので、攻撃がスムーズになり始める。また、少しボールを運べるようになったので、トニがゴール前で高さ勝負をすることができるようになった。

 よって、バイエルンが意外にも攻撃を開始する。1度変わった流れを取り戻すのは困難で、ドルトムントはちょっと苦労。今までは相手にチャンスを作らせていない&チャンスを作っていたのに、お互いがチャンスを作り出す嫌な展開へ。

 ロスタイムに、俺たちの形といわんばかりに高い位置でボールを取り戻して、最大の決定機を迎えたドルトムント。しかし、ジダンのパスをバルデスが外してバイエルンに止めをさせなかったのが悔やまれる前半戦だった。

 ■クローゼ→ボロフスキ

 後半の頭から登場。ボロフスキ。中盤を厚くしよう作戦か。で、このボロフスキが非常に良い。中盤でボールを受けて、相手を交わしてパスといわゆる無理が出来る選手で、リベリの代役にはぴったりなのかと。

 また、ドルトムントは鬼プレスをする体力がどうもないようで、落ち着いた展開に持ち込もうとしたが、かえってバイエルンのペースになってしまう。コーナーの数やラームの攻撃参加が増えて、徐々に得点の気配が漂ってきたバイエルン。

 しかし、ドルトムントもセットプレーでやり返すが、ゴールラインすれすれでシュバがクリアーしたり、レンジングのスーパーセーブで九死に一生を得る。逆にバイエルンはキッカーがいないのか、セットプレーは得点の気配なし。

 63分にハミル→クロース。あれだね、セットプレー要員。キッカーとして登場。もっと良い使い方はないのかと。それでも、悪くない起用。74分。クロースのコーナーキックからボロフスキが決める。交替した選手が絡んだゴールであった。

 76分にトニ→ポドルスキー。ドルトムントが攻撃に出るからカウンター要員ということだろう。しかし、バイエルンの面々にはやっと点が取れたし、これで十分というような空気が。そもそもポドルスキーをガ知らせるような場面も展開も見られなかったし。

 逆にドルトムントが攻勢に出る。しかし、ドルトムント。相手が守備の準備をしていると、崩せそうもない。後ろから飛び出してくる選手がいないので、攻撃に厚みが出ないので、前線の選手にまかせっきり。後半もがっちり前線から守れれば、ホームで大量得点も狙えたろうけど、いかんせんスタミナがってことで試合は終了。バイエルンはまたしても引き分けでしたと。

 ■独り言

 10人なってからチームバランスが改善されるという皮肉。12人いたらいいのになといったモウリーニョとは雲泥の差。ひとまず、前線に選手が多いから攻撃的という発想をどうにかしたほうがよさそうである。代表も4-1-3-2をしくじったわけで。アンカーに最適な選手がいない間は、戦い型を変えないとCLで抹殺されるよ。

 ドルトムントは非常に面白いチームだった。ジダンとハイナルは◎。特にハイナルのような小柄に見える選手がテクニックと運動量でゲームを作るのは爽快。そして、ジダンは無事に成長しているようで、安心した。

posted by らいかーると |09:24 | バイエルンミュンヘンTV/08~09 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年08月26日

ポーツマス対ユナイテッド ~アンデルソンとテベス~

 ポーツマス。チェルシーの引き立て役に終わったポーツマス。個々の選手は頑張っているけれど、チームとして大丈夫か、、、という試合だった。ムンタリやメンデスはなんで移籍してしまったのさ。

 ポーツマスのスタメンは、ジェームス、ジョンソン、キャンベル、カブール、ディスタン、ディオップ、ラサナ・ディアラ、デービス、トラオレ、クラウチ、デフォー。ウタカとクラニチャルをスタメンで使え。

 ユナイテッド。前節は生まれ変わってしまったニューキャッスルに苦戦。ユース出身の選手を大量に起用するしかない状況は少しずつ改善されてきているようで。

 ユナイテッドのスタメンは、ファンデルサール、ブラウン、リオ、ビディッチ、エブラ、フレッチャー、スコールズ、アンデルソン、オシェイ、ルーニー、テベス。注目は左サイドのオシェイ×エブラコンビだろう。前節では散々だった。

 ■テベスとアンデルソン

 オシェイはスコールズが真ん中であった。左サイドはアンデルソン。ただし、アンデルソンは、ほとんど中に絞り気味で、ルーニーやテベス、エブラがその空いた左サイドを使っていた。

 右サイドを眺めてみると、フレッチャー。ブラウンも高い位置取りでサポートをしていたが、相手を崩すにはいたらなかった。15分過ぎからフレッチャーも中に絞ってプレーするようになる。これで、ユナイテッドは活性化する。

 FWとSHの位置を入れ替えて、相手の混乱を誘う戦い方。また、局地的に人を集めて、相手のマークを混乱させるやり方。ユナイテッドはこの二つを上手く組み込んで相手をなぎ倒してきた。ただし、このやり方はギグスとロナウドがSHのときに発動する戦い方で、他の選手だといまいちバランスが悪いまま進んでいくことが多かった。

 しかし、今日はなかなか良い形で試合が進んでいく。フレッチャーたちが中に行くことで、中盤に降りるテベスたちが比較的に楽になることができた。ポーツマスの守備は純粋に4-4-2で守ることが多く、前線の2枚は気まぐれ守備なので、4-4のラインをぼこぼこにするには3ライン以上で望むと面白いことが起こる。相手のライン間に選手を送り込むことで、色々なところにスペースができる。

 この空論を機能させるには、その隙間にポジションを取った選手に楔のボールを入れられる選手がいないと話にならない。でも、ユナイテッドにはスコールズがいる。オシェイを信用していないスコールズは前に飛び出すよりもゲームメイクに徹していた。デフォーあたりがスコールズにマンツーマンでつけばどうなんだろうねと。ただ、アンデルソンが前にいるので、バランスを取っただけかもしれないけれど。

 ルーニーとテベスの信じられないキープ力と仕掛けるパスに、エブラやアンデルソン、フレッチャーが反応する攻撃はやはり脅威。特にエブラはグレン・ジョンソンの裏を何度も取っていた。得点場面もまさにそれ。32分→アンデルソンが相手をひきつけてテベスが中盤でフリー。で、エブラにスルーパス→ルーニーがファーサイドに流れて、フレッチャーがニアに走りこんでゴール。
 
 クロスにあわせる動きが本当に良くなってきたフレッチャー。それだけでなく、中央で楔のボールを受けるなど、ニューキャッスル戦では見られなかったプレーも随所に見られるようになった。後はサイドで起点になれれば、化けそうな気配である。

 そんなわけで、昨年のユナイテッドを感じさせるようなユナイテッドの攻撃だった。そりゃ昨年のほうがもっとスムーズだったけれど、ニューキャッスル戦に比べれば、雲泥の差。

 ポーツマス。序盤がっつりとボールに寄せることで、ユナイテッドの攻撃を止めようとしたが、25分過ぎから引いて守っていた。何にせよ、FWがチームの一員として守備をしてくれないと無理。前節に比べると、クラウチとデフォーは相手を追いかけていたが、中盤の選手との距離があるので、無駄走りになってしまう切なさ。テベスとルーニーぐらい深追いしてくれないかな。

 攻撃面はボールを繋ぐチームだったのに、クラウチめがけるチームになっていた。グレンジョンソンの縦への強さや、ディオップのフィジカルの強さ、デフォーのスピードと色々仕掛けられるチームだと思うのだが。ラサナディアラというゲームメイカーもいるし、怪我でいないが、クラニチャルもいるし、このトラオレは優秀なトラオレっぽいし。

 クロスボールに対して、ゴール前に入っていく人数は多かった。だから、その後は前で守れなくなったんだけれど、狙いは今のところクロス。クラウチと心中するのは惜しいチームだぞと。

 ■後半戦だよ

 後半のポーツマスはクラウチに当てるのでなく、エブラの裏にデフォーを走らせる作戦に出る。ユナイテッドの左サイドを牽制すると共に、デフォーのスピードにかけたのだろう。デフォーが孤立しないように、ディオップも位置を上げた結果、さらにグレンジョンソンが守備で足を引っ張る。

 裏を取られることは日常茶飯事で、63分にはエブラに抜かれてサイドを深くえぐられる始末。この守備ではチェルシーで生き残れるわけもないぞ。そんなポーツマスは50分過ぎにトマスが登場。足の速いサイドの選手らしい。66分にデービス→ウタカ。ってか、ポーツマスの短所とユナイテッドの長所がたまたまあってしまったのが不幸というか何と言うか。

 この当たりで気づいたのが、ユナイテッド。4-4-2の菱形みたいだなって。特にオシェイはエブラの上がったスペースのケアを頻繁に行っていた。そのオシェイは48分にルーニーにスルーパスを通す。しかし、涙のオフサイド判定だったが、攻撃に参加した場面はこれだけでチャンスを演出。さすがミラクルである。

 アンデルソンは動き回るFWが孤立しないように、高い位置で走り回っていた。ただ、アンデルソンの場合は隙間でボールを受ける才能もあるし、パスで仕掛ける才能もある。本当に恐ろしい選手。前半の終了間際にルーニーにパスを通した場面はまさにだった。

 76分にアンデルソン→ロドリゴ。アンデルソンお疲れ様ということだろう。ロドリゴは若いブラジル人。線が非常に細い。それでも、やわらかいボールタッチとパスで上手くバランスを取っていた。ただし、相手のプレスを嫌がってかちょっとボールを離すのがはやい。正確に言うと、ボールを持つ→相手が奪いに来る→ギリギリまで相手を引き寄せることをしないでパスがちょっと多かった。

 ポーツマスは放り込みやミドルで何とか同点に追いつこうと試みるが、何だかチームがバラバラのような。トッテナムに続いて、こちらも時間がかかりそうである。試合はユナイテッドが無事に勝ち点を持って帰ったとさ。

 ■独り言

 カブールが最終ラインに戻ったことで、ちっとはましになった中盤。それでも、ラサナディアラの相方は引き続き募集。ってか、ウタカ、デフォーを並べれば良いのにと。何かクラウチに気を使いすぎのような気がする。監督が。クラニチャルは戻ってきて。

 ユナイテッドは内容も結果も上々。ただ、ルーニーは判定ミスで得点を消されるなど、今年も得点数は減りそうな予感。それでも、キープ、アシストでチームに貢献しそうである。ベルバトフが来たらどうなるんだろう。。。ってか、ロナウドは山瀬のようにボクの居場所が、、、、とかいって移籍しなければいいね。

posted by らいかーると |09:50 | プレミアリーグ/08~09 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年08月25日

トッテナム対サンダーランド ~我慢勝負の始まり~

 トッテナム。大量補強とファンデラモスの挑戦がいよいよ始まるみたいな。昨年のマルブランク、レノン、キーン、ベルバトフの攻撃ユニットが大好きだった管理人。何と全員に移籍の噂があって、キーン→リバプール、マルブランク→サンダーランド。。。。この試合でベルバトフは謎のベンチ外なので、ユナイテッドに行くのでしょうか。そしたら日本に来るのか。。。。

 トッテナムのスタメンは、ゴメス、ゾコラ、キング、ウッドゲイト、アスエコト、モドリッチ、レノン、ベントリー、ベイル、ジェナス、ベント。まるでシステムが分からない。控えにドスサントスやハドルストン、オハラがいる。

 サンダーランド。ロイキーンの二年目の挑戦が始まる。トッテナムから大量補強したり、シセを急遽獲得するなど野心に満ち溢れたチームとなりそうだ。

 サンダーランドのスタメンは、ゴードン、バーズリー、ノズワージー、ヒギンボサム、コリンズ、マルブランク、ホワイトヘッド、リード、リチャードソン、ディウフ、マーフィー。最近のイングランド人って不思議な名前が多いような。

 ■これは時間がかかる

 トッテナム。システムは4-4-1-1。ハットンが確か怪我をしたので、代役としてゾコラが選ばれているようだ。中盤は左からベイル、モドリッチ、ジェナス、レノン。ベントリーはいまいちポジションがわからなかった。良い意味で分からなかったのではなく、悪い意味でわからなかった。

 昨年のトッテナムは前線の4枚が代わる代わるボールを受けて相手を混乱させていた。その中心は確かにベルバトフだったが、マルブランク、そしてレノンの動きも見逃せなかった。相手のゾーンでボールを受けて攻撃を加速させる役割をこなしていたマルブランクが移籍してしまったのは残念無念。縦にはやいだけのイメージのあるレノンだが、ボールを受ける動きは結構上手いぞ。

 で、昨年のトッテナムはサイドアタックでクロスを上げるよりも、中央突破の延長線上でサイドを使っていた。相手選手の距離を広げる役割で。そのため、高さでうんぬんではなかったのである。自分の記憶の中では。

 さて、新生トッテナム。中盤にモドリッチが加入。周りの選手に比べると、明らかに線が細い。しかし、普通にCHをこなしていて驚いた。ロシツキーのような使われ方をするもんだと思っていたが、ゲームを作る役割をそのまんまになっていた。つまり、前線にボールを届けて、さらに飛び出していけたら良いねみたいな。

 右サイドは昨年と同じであった。縦だけじゃないレノンが相手のゾーンの隙間でボールを受けてドリブルで突っかけたり、サイドから得意のスピードで揺さぶったり。まら、レノンが中に絞ったら、後ろからゾコラが積極的に攻撃に参加していた。ドリブルで中に切れ込んだり、はやめにクロスを上げたりといつのまにか便利屋。エッシェン以外にも続々と現れるアフリカの便利屋軍団。

 問題は左サイドとダレンベント。特にベントは完全に空気。ベルバトフが中盤深くまで降りてきた時代が懐かしい。組み立てにはまったく参加せず、守備も参加していた記憶がない。

 左サイドはベイルが担っている。昨年は大怪我をして久々の試合。それでも、左サイドからドリブルで仕掛け何度もクロスを供給していた。しかし、中にいるベントが空気、さらにCHがクロスにあわせることを前提としてチームを作っていないので、ほとんど意味がない。つまり、サイドで仕掛けてクロスを供給するサイドアタッカーとしては最高の仕事をしているのだけれど、中に誰もいない。それなのにクロスを繰り返すのは切なかった。

 で、ベントリー。キック精度が高いようで、コーナーキックで良いボールを蹴っていた。ベントリーはサイドに流れて勝負だとは思うのだが、代わりに中央で踏ん張れる選手がいない&中央から試合を始めるのに明らかになれていない(伸びしろはありそう)ので、機能するにはまだまだ時間がかかりそうである。

 そんなわけで、モドリッチ、レノン、ゾコラが点で機能するだけの切ない状態に成り下がってしまったトッテナム。アルシャビンでなくて、パブリチェンコを狙ったほうがよさそうである。ベイル、ベントリーは教育すれば、何とかなりそうなので。つまり、我慢比べの始まり始まり。

 サンダーランドはリードとマルブランクのトッテナム組が良いアクセントになっている。マルブランクは昨年のプレーを髣髴とさせ、リードは質の高い左足で攻撃を牽引している。前線のディウフが何とかしようと躍起になっていたが、明らかに1人では辛そうであった。シセが馴染めば、いかついコンビになりそうである。

 ただし、リードもマルブランクもある程度自由にプレーできていて、今年のトッテナムはやっぱり守備が怪しんだろうなと感じざるを得なかった。それでも、ゴメスの加入で失点は減りそうだけれども。

 前半はそんな感じで0-0で終わる。決定機はあったか思い出せないほど。マルブランクのミドルがポストに直撃したくらいかなと。

 ■システム変更

 後半も序盤は変わらない試合展開。モドリッチが後半も孤軍奮闘っぷりである。ボールを運んで仕掛けて守ってと大車輪。今年のトッテナムはモドリッチを見るために観るみたいな存在になりそうだなと。トッテナムが基本はボールを保持し、サンダーランドはボールを奪って攻撃を展開。

 いきなり試合が動く。54分にリチャードソンがクリアボールを拾ってミドルを叩き込む。そんなばかな。リチャードソンの思い切りの良さと球際の競り合いでボールがリチャードソンの下にこぼれた偶然の現実に感謝。

 これで、ファンデラモスに火がついた。ホームで負けられるかとばかりに、一気に2枚交代。56分にレノン→ドスサントス。さりげなくハドルストンも登場。ベイルがSBに入った。レノン下がってしまった。。。

 4-3-3。右にドスサントス、左にベントリー、中央にベント。中央にハドルストン、モドリッチ、ジェナス。この配置でだいぶバランスを改善した。

 クロスに飛び込む人数が少ないとか、中央のバイタルエリアをうまく使えていないことをジェナス、モドリッチが飛び出しやすくした。ゲームを組み立てられるのはハドルストンに任せればいいわけで。ここからジェナスがどんどん飛び出すようになる。これで一気にサンダーランドは大混乱。

 65分にリチャードソン→シセ。シセを投入して流れを取り戻そうと試みたロイキーン。しかし、シセは何にもしてなかった。サンダーランドが我慢の時間が続く。

 ここで、ダレンベントが決定機を外す。サイドからのクロスでなく、相手の裏を取った場面である。で、思ったのがダレンベント。どういう形が一番すきなのだろうか。トッテナムはプレミアらしくないチームになって行きそうなので、合うのか合わないのか。他に選手がいないのだろうけど。

 73分。試合の流れを掴んだトッテナムがとうとう同点に追いつく。ゴール前に相手を押し込んで、後ろから上がってきたモドリッチのミドル→こぼれ球をモドリッチがまたシュート。キーパーに当たったこぼれ球をジェナスが押し込んで同点。システム変更が吉とでたかと。

 その後もトッテナムはセットプレーでチャンスを掴むもののシュートが枠に飛ばない。そして80分過ぎに事件が起こる。左サイドからのクロスをシセがヘディングで決めて2-1。シセはうまくCBの間に走りこんでいた。シセとディウフが抱き合って喜ぶ姿は恐ろしいものだった。

 このゴールで勇気を得たサンダーランドは、体をはって残りの時間を耐え忍んで試合が終了。次はチェルシーだぞトッテナム。でも、サッカーは何が起こるかわからない。

 ■独り言

 パス&ムーブ。クラマーさんが広めた言葉だと思うけれど、モドリッチがこの言葉にかなり忠実だった。そして、いまいち成長しているのか謎なジェナスが、中盤を厚くしたら存在感を増したので驚き。ベイルとベントリーがどれだけはやくファンデラモスのサッカーに馴染めるかで、試合内容が変わってきそうである。ちなみに、セビリアのサッカーを再現しようとは絶対に考えていないよ。

posted by らいかーると |12:33 | プレミアリーグ/07~08 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年08月25日

ウィガン対チェルシー ~お帰りチェフ~

 ウィガン。情報がない。開幕戦は無事に勝利したようである。さりげなくプレミアに定着しつつあるのだろうか。

 ウィガンのスタメンは、ポリット、メルヒオット、ボイス、ブランブル、フィゲロア、、キャタモール、バレンシア、パラシオス、クーマス、ザキ、へスキー。思い出した、バレンシアとパラシオスのテクニカル選手が攻撃をつかさどるチームだ。確か縦に速いんだ。

 チェルシー。開幕戦でポーツマスを完膚なきまでに叩きのめしたチェルシ。それが本物だったことをこの試合でも証明できるか。

 チェルシーのスタメンは、チェフ、アシェリーコール、テリー、カウバーリョ、ボジングワ、エッシェン、ランパード、バラック、デコ、ジョーコール、アネルカ。エッシェンが怪我から復帰である。恐らくベストメンバーだろう。ドログバ。。。。。。。。。。

 ■強いぞウィガン

 開始直後、いきなりチェルシーが先制点を取る。開幕戦のリプレイのような繋ぎから、ゴール前で直接FKを得る。そのFKをデコが見事なコントロールシュートでゴールに決める。壁と壁の間を抜いてゴール。足を降りぬくのでなく、止めてコントロールする直接FKは久々に見たぜと。

 アウェーで早すぎる先制点。さらに攻めるのか、ちょっとバランスを保つのか。チームの意思統一が試される。引いてカウンターを狙うのか、先週のようにボールを保持するのか。そんなことを考えていた4分にウィガンがチャンスを掴む。ホンジュラス代表のパラシオスがボジングワを抜きさって、エリア内から強烈なシュート。これをチェフが安定したセーブでピンチを凌ぐ。

 で、チェルシーは徐々に縦志向が強くなっていく。デコのミスパスやアネルカにボールがおさまらない場面が多かったこともあり、とにかく相手ゴールのほうにボールを運びたいようだった。特にランパードからのロングボールが格段に増えた。このロングボールが通れば、チャンスになるだろうが、そう簡単にはチャンスにならなかった。つまり、ロングボール主体になったので、デコの出番が減っていった。

 ウィガンのシステムは4-4-2。ただし、守備の場面では4-5-1に変更する。ザキがエッシェンからの展開力を邪魔し、へスキーもすきあらば狙っている。ポーツマスとの一番の違いはこのFWの守備の貢献度である。デコがボールをもらいに下がってきても、守備の枚数が多いウィガンはたんについていくことで、相手のゾーンを越えたポジションチェンジに対応していた。

 そんな事情もあって、ボールをうまく運べないチェルシー。ポーツマス戦に比べると、バラックとジョーコールの上下動が明らかに減っているのはなぜだ。ただし、デコが絡んでサイドチェンジが行われると、ボジングワが活き活きする。クライフターンで再三にわたり、右サイドを突破していた。

 ウィガンの守備、先制点を取ったこと、アウェー、ウィガンの勢いなどの条件発動によって、チェルシーはボールを回すよりも、縦にはやく運ぶことを心がけてように見えた。で、この形だと、前線の選手のキープ力た突破力にかかってくるのだけれど、ロッベンはいないし、ロビーニョはまだ来ていない。そして、チャレンジ&カバーが徹底されているウィガンの思い切ったアタックの前に、ボールを失いまくるチェルシー、つまり、前半はウィガンのペースだった。

 ウィガンのFWはヘスキーとザキ。懐かしのヘスキー。いつのまにか代表に復帰。ダレンベントが伸び悩んでいるからか。ただ、へスキーはいきなりテリーに空中戦で勝利する。テリーとの勝負する場面が多かったヘスキー。

 結果はほぼ五分五分なので、実質FWの勝利かってぐらいへスキーは頑張っていた。代表復帰も納得できるほどに。テリーはミスパからのピンチを凌いだ以外は、いつもの強さが何発揮できているとは思えなかった。へスキーに手を焼いていたからだろう。

 へスキー×ザキ。競り合いも強いし、突破力もある。特にザキはブルドーザーといわれているらしい。日本では相手に死をもたらすFWとt解釈されるだろう。強さと速さを兼ね備えたように見えた。

 FWにボールを送るのは、中盤の選手とメルヒオット。特にメルヒオットは質の高いロングボールでチームの攻撃の流れに変化を加えていた。バレンシアが右サイドからドリブルで仕掛け、つまったらメルヒオットがサイドチェンジみたいな。2列目からはパラシオスが飛び出してきて、他の中盤の選手はワンタッチプレーで仕掛けられる選手に仕掛けられる状態を作ることに全力を注いでいた。ファイターキャタモールはすばやい寄せで守備に貢献。

 決定機を作るものの、チェフのセーブの前になかなかゴールを決められないウィガン。30分過ぎになると、曲者デコがボールを触る回数が増えて、徐々にチェルシーがチャンスを攻撃の時間を増やしていく。そんなところで前半が終了。
 

 このままだと、チェルシーは失点の可能性もあるので、守備をてこ入れするか、攻撃方法を変える必要がありそうである。ウィガンは今のままで問題がない。

 ■to be or not to be

 先に動いたのはウィガン。クーマス→リーダー。多分髪の長い選手だろう。選手名鑑がないので、まったくわからない。

 後半のチェルシーはやっぱりボールを保持して攻撃って形に戻してくる。これが、本来の形だろうにってことだろう。しかし、どうも前線の動きがやっぱり悪い。例えば、デコが中盤に降りました。そんなときに前線でアネルカの近くにいる選手がいない。キャタモール率いる中盤の戦士たちは、なるべく高い位置でボールを奪おうと試みている。DFとの距離が空くことも恐れてはいないようで。

 で、その激しいプレスでボールを失うことが多いのだとしたら、アネルカと誰かを縦関係で並べて、空いたバイタルを使いまくれば良いんだけど、ジョーコールとバラックのポジショニングがやっぱりおかしい。デコが前を向いてボールを持っても、良い位置にいない。

 また、ポゼッションが上手くいかないと、チェルシーはあきらめるのがどうもはやい。バルサや昔のスペイン代表は頑なにボールを繋いで意地で状況を打開しようとするので、素晴らしい選手の閃きが見られるが、チェルシーはどうだろうなと見ていた。

 57分にジョーコール→カルー。カルーの動きに期待。4-4-2に変更かな。ランパードの位置を高くして、エッシェンとバラックが低い位置に移動した模様。

 この変更で、チェルシーが一気に勢いを取り戻す。システム云々ではなく、空気だったバラックがボールを触らなければいけないポジションに移動したことで復活。バラックとエッシェンが距離を近くしたことで、エッシェンもやりやすそうだった。

 ランパードとカルーがアネルカのバイタルエリアをうろちょろすることで、ウィガンもかなり苦戦していた。やっぱりチェルシーはもうボールを回すチームになってきているのかもしれない。ただし、最適な解をフェリペも探しているのだろうな。

 80分にパラシオス→カポ。ウィガンも負けじと最後の猛攻を見せる。チェルシーは止めを刺したかったが、守備をすることを選択。ポゼッションで負ける時間もあり、ゴール機会も似たようなものだったので、守備に集中する道を選んだのだろう。

 守ったら強いチェルシー。でも、高い位置で守れなくなっているのは気のせいか。心なしかチェフが一番目立っているように見えた。というか目立っていた。終了間際のミドルも間一髪防いで、続けてコーナーキックも前に出てセーブ。クロスやコーナーキックまでボールを運ばれてしまうのは、守備からすると悪い傾向。それをGKが手でボールをおさめてくれると、流れが止まるのでみんな安心。でも、終了間際に飛び出してボールを取りに行くのは凄く勇気のいることだったり。そんな勇気が戻ってきたチェフに怖いものはなくなるだろうな。

 守りきってチェルシーが勝利。いろいろさぐりながら、しっかり勝ち点を持って帰るのはさすがです。

 ■独り言

 ウィガンがこれから楽しみになってきたのは言うまでもない。キャタモールは徹底的な潰しだけでなく、幅広い展開を心がけているので将来が楽しみな選手。メルヒオットの活躍も目立ったが、もう少しバレンシアが見てみたかったぜ。強力FWが揃っているし、CBのブランブルとボイスが昨年のシティコンビぶりに相手を止めていた。

 チェルシーはブレながら進んでいくのだろう。ただ、相手がちゃんと守備を固めてきた相手に、ポゼッションをあきらめて遠い距離からの裏狙いのボールを安易に増やすようだと残念だぜ。そして、エッシェンのアンカーはもったいない。

posted by らいかーると |08:46 | プレミアリーグ/08~09 | コメント(10) | トラックバック(1)
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2008年08月21日

バイエルンミュンヘン対ハンブルグ ~監督対決~

 昔はオランダサッカーを放映していた記憶のあるGAORA。今年からはバイエルンミュンヘンTVを放映する奇跡を起こす。そんなGAORAの野心に答えるために、バイエルンミュンヘンTVをしっかり見ようと思います。ただし、放送があるのが遅い。昨年はバイエルンがぶっちぎりで優勝を決めたらしい。

 バイエルンのスタメンは、レンジング、ラーム、ファンブイテン、ルイシオ、レル、ファンボメル、ゼロベルト、シュバインシュタイガー、クロース、ポドルスキー、クローゼ。何と新鋭のクロースがスタメンである。39番の90年生まれのクロースがバイエルンの中心なのか。

 ハンブルグのスタメンは、ロスト、ベンジャミン、マタイセン、ラインハルト、ボアテンク、デヨング、ヤロリム、トロホフスキ、ピトロイハ、オリッチ、ゲレーロ。地味に知っている選手が多い。注目はデヨングとベンジャミンとオリッチ。監督はファンデラモスの前にトッテナムにいたヨル。

 ■弱いぞバイエルン

 この出来でデフォだとしたら、どんだけリベリとトニに依存しているんだって試合。バイエルンのシステムは4-4-2の菱形。綺麗な菱形。ドイツ代表がこのシステムを捨てたっていうのに、、、、ってドイツは4-1-3-2か。

 ハンブルグのシステムは予想外の4-1-4-1。ゲレーロとオリッチがFWだと思っていたら、ゲレーロがグジョンセンのように中盤をこなしていてびびった。デヨングがアンカーを務めている。

 序盤はハンブルグの積極性が目立った。高い位置からの守備を目指しているハンブルグはバイエルンの攻撃を防ぐことに成功する。高い位置からの積極的な守備の前に、バイエルンはボールをろくに運べない状態であった。さらに、中盤の底を任されているファンボメル。まるで、バルサにいたエジミウソンを髣髴とさせるボール欲しがらない病であった。

 オリッチが代表ほどの気が狂った守備を見せないので、バイエルンのCBには余裕があったけれど、恐らく攻撃を組み立てる意欲もなければ、能力もないような。ルシオあたりが暴走ドリブルを見せるかと思っていたが、まったくそんなことはなかった。

 CBに弁明の余地を許すと、SBがまったく攻撃参加しなかったことが上げられる。バイエルンのシステムは、どうしても中央よりになってしまうことが多いので、SBが積極的に高い位置を取らなければ、4-1-4-1の前に崩壊する可能性が高い。中央をゲレーロ、ヤロリム、デヨングに抑えらているので、サイドで数的有利を作って、中央にスペースを作らないと話にならないんだけど、そんな動きはある条件になるまで皆無だった。

 こういうときにトニがいれば、ハイボールをマイボールにしてくれるかもしれないし、リベリがいればドリブルで状況を打開できるかもしれない。でも、いない。よって、バイエルンは楔のボールが入れば、攻撃が形になるが、楔のボールが入らない状態が続く。

 で、ハンブルグがバイエルンの攻撃を上手く凌ぎ、何度も仕掛ける。攻撃の中心は左サイドのトロホフスキ。小刻みの良いドリブルで何度も左サイドから仕掛けていた。中央からはヤロリムが仕掛け、ゲレーロがポストプレーでボールを前に進める。さらにSBも組み立てに参加するので、バイエルンの守備は選手間の距離が開きすぎて、バラバラの守備になっていた。FWが守備に参加すれば、問題解決だけど、しないよね。

 しかし、先制点を取ったのはバイエルン。11分にセロベルトのクロスをシュバがボレー。EUROから右サイドでのプレーが増えたシュバ。クロスを中で受けるポジショニングは長所だね。イグアインのようだ。ハンブルガーはスローインでゼロベルトに裏を取られる大失態だった。で、この失敗をしてしまったボアテングは前半のうちに交代してしまう。怪我か精神的なダメージかはわからない。

 さらに15分。クロスの競り合いをファウルと判定されるハンブルガー。昔のEUROで、ネスタがクライファートにPKを与えた場面に似ている。これがファウルかよみたいな。このPKをポドルスキーが決めて2-0。

 先制点を取ったことで、バイエルンには余裕が生まれる。開幕戦の硬さが取れたのか、それとも先制点がきっかけか、SBが積極的に高き位置取りをするようになって、ボールを前に運べるようになる。サイドでの数的有利がピッチ全体に波及したようだった。

 しかし、24分。ゲレーロの復讐。すばやいチェックでヤロリムがボールを奪って右サイドを突破。粘ってトロホウスキにボールを預けるとクロス→ゲレーロにピンポイント。左利きに見えたトロホウスキが右足ですばらしいクロスを上げた。

 で、この失点で臆病風に吹かれたバイエルン。SBの飛び出しがなくなると、試合内容は序盤に戻ってしまう。ハンブルグが次から次へと仕掛けるのを最終ラインを中心に何とか跳ね返して前半が終了。バイエルンは仕掛ける段階までボールを運べないので、得点を取りそうな気配がまるでない。ハンブルグはファンデルファールト離脱の影響がンまるでないように見える。チーム全体で意識が高まったか。

 ■修正したけれど

 バイエルンはハーフタイムにいろんな修正を加える。最初にFWに守備をさせることを厳命。2人とも、鬼ほどではないが、ちゃんと相手にプレッシャーをかけていた。その甲斐もあって、ハンブルグの攻撃の何割かを自滅させることに成功。

 よって、相手のボールを奪って攻撃する場面が増えたバイエルン。次に攻撃の中央よりを解消させるために、セロベルト、シュバ、クロースにサイドに流れる役割と、中央でボールを受ける役割をはっきりさせる。シュバが中央に行ったら、2人はサイドにいけ見たいな。

 これで、相手の守備を間延びさせることに成功。前半からもそうだったが、ボールを受ける動きはうまくないが、受けたら強いクローゼとポドルスキーのキープ力を活かして、バイエルンがチャンスを作りまくる。

 しかし、バイエルンに悪夢が。56分にトロホフスキがPKを決める。これもクロスの競り合いをファウルと判定された。前半にPKをもらったのもあるだろうが、ブンデス基準なんでしょうか。そんなわけで、同点になっちまったバイエルン。さらに好悪劇意欲を高めるぞって話だが、相手が守りを固めてきて困った状態となる。

 64分にシュバ→ボロフスキ。攻撃に変化をつけたいのだろう。ハンブルグは前半からスタミナを使う守備をしていたので、どんどんラインを下げて守備を行う。バイエルンはなぜか放り込みや裏狙いのパスが少ないので、完全に攻めあぐねる形となる。ドリブルで仕掛けても、ゴール前でファウルを辞さないハンブルグの前にチャンスを作れない。

 で、ドリブルで得たセットプレーもキックの精度が恐ろしく悪く、チャンスに成りそうな気配がない。つまり、ファウルをしやすくなったハンブルグに与えた精神的余裕はでかい。つまり、いざとなったファウルで止めても失点はないぞという気持ちで守れるのはでかい。

 75分にピトロイカ→アトバ。さらに守備を固めるハンブルグ。で、最後まで守りきって試合終了。解説の人も困っている試合だったが、ハンブルグの健闘もあって、結構面白かった。

 ■独り言

 ハンブルグはオリッチが左に流れすぎ。中央に人がいなくなるのが辛いかも。キープ力のある選手が加入すればおおばけするかもしれない。あとはヤロリムたちが怪我したときの選手層が気になる。

 バイエルンは、、、、、大変そうだな。

posted by らいかーると |09:43 | バイエルンミュンヘンTV/08~09 | コメント(8) | トラックバック(0)
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