2008年08月15日

どうしてもクロスオーバーに引っ掛かってしまいます

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どうしてもクロスオーバーに引っ掛かってしまいます

練習会へ参加ありがとうございます。
真剣に取り組む姿に、開催してよかったと心から思います。今後はより
わかりやすい説明を追及する次第です。

色々整理してみないと理解しきれないという感想が多かったようですが、
皆さん新しい可能性に気づいたようでもっとバスケに夢中になって
もらえると嬉しいです。


ひとつ練習生から質問があり、それは多くの人に共通する部分なので
書かせて頂きます。



質問は、
「今まで相手の動きを予測することが多かったんで抜かれるときには 
 一気にやられてたんで、これを改善したいと思ってるんですが
 イイ方法あったら教えてください。」
という内容でした。

ディフェンスにおいて、相手の動作を予想することは必ず必要なことです。
しかし、相手が予想通り動いてくれるとは限らないし、予想がフェイクで
ある場合もあります。

ディフェンスの本質ですが、ディフェンスとはオフェンスの動作を
阻むことが基本です。

オフェンスがシュートなら、シュートチェック。
オフェンスが右ドライブなら、オフェンスの右方向へコースイン。
左なら左へ、、、

これらはすべてオフェンスの動作を確認してから、ディフェンスの動作は
開始されます。たまにはディフェンスの読みが鋭く、オフェンスのコースへ
先に入る場合もあるかもしれません。

しかし、予想しすぎるためにオフェンスのフェイクに過剰反応してしまったり、
オフェンスの身体能力が高く、抜かれまいとディフェンスが大きな緊張状態に
なってしまうと小さいフェイクに大きく振られたりもします。

これらは良いディフェンスをしようとするとどうしても起こってしまう
バスケにあるべき事象であり、1on1の醍醐味ともいえるでしょう。



しかし、すべてのフェイクに引っ掛かっていては良いディフェンスとは
いえません。

ただ、このパターンに陥っているプレイヤーの多くは、緊張感や焦りによって
周辺視野が狭くなっている場合が多いです。

周辺視野とは相手と相手を包む空間全体を意識することで、物理的な相手の移動、
ドライブを空間との相対的な距離関係から正確に捉える人間が持つ無意識の能力です。



フェイクに反応しすぎて抜かれてしまうのは、ボールや相手に対しての
周辺視野が狭くなっているために、小さいフェイクに過剰反応してしまうことが原因です。

人間は相手の動きやボールの動きを個別に捉えるだけではなく、空間に対する
位置関係で捉えないと人間の身体がうまく反応できないことが関係しています。

チーターなどの肉食動物のように、獲物との距離感を周囲の風景との関係から
正確に認識するような野生のDNAが人間に残っているからかもしれません。



次に指で小さな輪を作って覗いて下さい。視野を小さくして目の前を何かが通ると
とても速く感じてしまいます。しかし、指を手に変えて大きな輪で覗いて下さい。
広い視野だと先ほどと同じ速さで何かが通ってもしっかり認識できると思います。

これは物理的な視野が狭くなるパターンですが、ボールなどに集中し過ぎると、
同じ視野であってもボールに意識がいき過ぎて脳的な視野はとても狭くなっているのです。

周辺視野を広く保つためには目の焦点をボールや相手の顔などに集中させすぎず、
相手と相手を包む空間全体を意識することで相手の動きを捉えるためのゆとりが
生まれます。


リラックスや脱力は重心移動に有効ですが、この周辺視野を保つためにも
リラックスというのはバスケットにおいて有効なのですね。

ちなみに古武術ではいつ相手が切りかかってくるかを捉えるために周辺視野を
重要な基本スキルとしていました。



今日は少しでも神(マイケル・ジョーダン)に近づけたかな...yachi!!

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posted by jordan |02:32 | 技(ぎ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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