我がフェイエノールト

ハペル、亡くなって25年もいまだ大きな尊敬を集める

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オーストリアには今でも歴史上最高の監督の一人に数えられる人物がいた。エルンスト・ハペルだ。ちょうど25年前の今日に66歳で亡くなったこのオーストリアの伝説的監督は、オランダでその仕事を学び、ここでブレイクも果たしたことで知られている。

ハペルはフェイエノールトと共に1970年のヨーロッパ・カップIを価値都市、1978年にはオランダ代表でWKフィナーレに進出。元フェイエノールダー リヌス・イスラエルとエディ・ピータース・フラーフラント、そして当時オランイェのキャプテンだったルート・クロルがこの寡黙で人目を引くオーストリア人について振り返る。

フットボール選手として代表51キャップを持ち、そのボール・フィーリングと戦術的視野を育んだハペルが監督になったのも驚きではない。驚くのは1962年 36歳で監督業を始めたハペルがFCデン・ハーグで4回ベーカーフィナーレに進出、1回ベーカーを勝ち獲ったことだ。

1969年に彼はランズカンピューン フェイエノールトへ移る。これはハペルにとってもフェイエノールトにとっても黄金の移転となった。DF リヌス・イスラエルは当時のことを良い思い出として覚えている。「ハペルはもちろんフットボールを見通す視野を持ち、フットボールをとてもよく分かっていた。彼自身優秀な選手だったから、トレーニングでも時々ボールを蹴って、リスペクトを集めさせていたよ」

GK エディ・ピータース・フラーフラントもハペルが来た当初のことはまだ良い思い出だった。「ハペル以前、本当に選手たちの上に立つ監督が我々にはいなかったんだ。我々は強いチームで、いつも『自分たちがやりたいようにトレーニングする』と言うことができた。しかしハペルが来てそれが変わったんだ」

毎日3本のベルガ社のタバコを吸い、カードとギャンブルのかなりの愛好家だったこのストイックなオーストリア人は、自分がやりたいことを非常に良く分かっていたという。イスラエル: 「私にとっては野心的な監督という印象だった。私は彼とはとても馬が合ったんだ」。「彼は冷静で、控え目で、ミーティングで長く話す人物ではなかったけれど、プレーとトレーニングは彼が望むようにやらなければいけなかった。そして決断を下す時は本当に厳しかったよ。それはピータース・フラーフラントが全てよく知っている」

エディPGにとってハペルとの最初の出会い以降、完璧とは全く行かなかった。この人気者のGKはシーズン前にキャプテンに指名されたが、それ故に新監督のもとで最初に摘まれるリンゴ役にならなければならなかった。「私にとっては大騒動だった」とピータース・フラーフラント。

彼は毎シーズン1年契約の延長を繰り返していた。「ハペルはチェックのシャツを着て深く腰掛け、私の契約書を手にしていた。その中には私はBチームでプレーしなくてもいいと書かせていたんだ。しかしハペルは私の契約書を読み、『私がBチームでプレーしろを言えば、おまえはBチームでプレーする』と言ったんだ」。ピータース・フラーフラントは抗議したが、ハペルは受け付けなかった。「『この契約書は破る』とハペルは言い、そして本当に私の契約を破棄する準備をした。それで腹が立って出て行ったんだ」

数日後にフェイエノールトのマネージャーのフースブロークスから電話があり、残りたいかをこのGKに尋ねた。「それで私は契約にサインしたんだが、その後ハペルは丸1シーズン私を起用しなかったんだよ!シーズンずっとベンチに座らされ、私たちはもう一言も話さなかった」

フェイエノールトはハペルのもとでファンタスティックなシーズンを送る。エールディヴィジではアヤックスがこのロッテルダマースに先んじていたが、ヨーロッパ・カップIではミランでのフィナーレにまで進出。そこでCelticと対戦することが決まった。

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