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ヨング・オランイェ、スコットランドに敗れる(EK予選:スコットランド-uit)

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金曜のイングランドとの好ゲームを次に繋げ、できれば勝利を手にする。それがEK予選2試合目でスコットランドを訪れたヨング・オランイェに課された使命だったが、St. Mirren Parkで一瞬もそれに成功できず、チームは妥当としか言いようのない2-0負けを喫した。

金曜夜の賞讃は決して空から降ってきたものではなかった。ヴェレルトカンピューンのイングランドと1-1で引き分けるデ・ファイフェルベルフでの素晴らしいパフォーマンスは、パリでの暗黒の日の翌日に、『我々』が幸運にもフットボール界からまだ完全に忘れられたわけでは無いという光明を与えてくれた。

好結果を繋げるのがアルト・ランゲレーとヨング・オランイェの狙いだった。KNVBの監督がピッチ上に同じ11人を送り出したのも、数日前の好ゲームを考えれば誰も奇妙には思わなかっただろう。しかし前半イングランドを圧倒したヨング・オランイェが、今回はそれほど高く評価されていないスコットランド相手に主にボールを追いかける側に回ることになった。

特に序盤にシュートが目立ったスコットランドは先制することもできたはずであり、実際先制すべきシーンもあった。CKからDF John Souttargジョエル・ドロメルの前で完全にフリーになったが、スコットランド・サイドで最も経験豊富なこの選手がシュートを上に外してしまった。

警告を受けたオランイェはしかしその後も上手く流れを変えることができず。スコットランドが依然優勢に立ち、ビジターチームはスコットのGK Ryan Fultonを慌てさせることが一瞬もできなかった。逆にLewis Morganがドロメルを慌てさせるも、彼のシュートはオランダ・ゴールの前を通過。

オランイェに最初の本当のチャンスが訪れたのは30分以上経ってから。パブロ・ロザーリオが最終ラインを上手く突破し、ゴール前に走り込んだスティーヴン・ベルフワインを見つけてボールを戻したが、彼のシュートはポストを叩き、率直に言って先制はあまりに出来過ぎな内容でもあった。

その直後もスコットランドは再び敵視を示し、スコットのチームの最強のストロング・ポイントであるセットプレーで先制点が生まれても驚きでは無かったが、McKennaのヘディングはドロメルがストップ。

HT後もヨング・オランイェは先制する良いチャンスを実際全く作れず。ベルフワインからの攻撃が跳ね返され、ボールが上手くロザーリオの足元に落ちたが、このMFのシュートは数cmポストの反対側に飛んでいった。主導権を掴めるかと思われたヨング・オランイェだったが、その後はバルト・ラムセラールの良いクロスが味方に合わずに終わった程度。

後半もヨング・オランイェはスコットの空中戦の強さにかなり苦しみ、何度もドロメルの守るゴールに向けて上げられるボールで押し込まれ、オランダの守備陣はほぼ常に圧倒されていた。そしてそうしたシーンの一つからホームチームが先制したのも驚きでは無かった。まずMcKennaのヘディングはキャプテンのジェレミア・シン・ジュステによってクリアされたが、そこからのCKでゴールが生まれる。フース・ティルの膝に当たったボールが幸運にもOliver Burkeの足元に届き、躊躇うこと無くネットを揺らした。

サム・ランマースなどの投入でランゲレーは最後の30分間で追いつこうとしたが、同点ゴールが生まれそうな気配は一瞬も訪れず。むしろスコットランドが全く相応しい追加点を決め、その決まり方はこの夜を象徴するものだった。ロザーリオの悲劇的なバックパスをStephen Mallanが奪い、至近距離からドロメルにはノーチャンス。この夜は残り時間もほとんど何一つ上手く行かずに終わった。

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