我がフェイエノールト

オランイェ、強い日本と引き分ける

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オランダ代表は土曜午後の日本との親善試合に2-2で引き分けた。ベルギーのGenkで前半は力強いオランイェが0-2とリードしたが、90分を終えてルイ・ファン・ハールのチームは負けなかったことを喜ぶべきだろう。

完売にはほど遠くピッチ状態も悪い、低調な雰囲気のGenkのスタディオンで、オランイェはトレーニングで負傷したブルーノ・マルティンス・インディに代えてロン・フラール、ロビン・ファン・ペルシ不在の攻撃の先端にシーム・デ・ヨングを起用。

出だし数分間に日本に2回の危険な攻撃があった後、オランダが先制点。最初の危険な攻撃でそのままネットを揺らす。日本サイドの処理ミスをラファエル・ファン・デル・ファールトが突いて0-1。前半オランイェ・サイドで輝いていた選手だったファン・デル・ファールトにとって、オランイェでの通算25点目。

先制点後にオランダ代表は追加点を狙ってフレッシュなプレーを始め、MF陣もFW陣もお互いに苦労なくフリーな選手を見つけて何度も見事な攻撃。ロッベン(ヘディング)とレンス(クリアされる)が2点目に近づいた。

HT10分前にオランダ代表に2点目。アルイェン・ロッベンの美技だった。この右ウィンガーはファン・デル・ファールトからの素晴らしいパスを受けると、中へ切れ込んで左足での巻いたシュートを決めた。

7分後のHT直前に日本がオランダとの対戦で史上初のゴール。オーサコが不十分な守備を突いて完璧なフィニッシュで1-2。

HT明けにオランダはナイジェル・デ・ヨングに代わってイェトロ・ヴィレムスが入り、それによりデーリー・ブリントは中盤に。日本側ではシンジ・カガワ(Manchester United)の登場が非常に大きな影響を与え、ケイスケ・ホンダ(元VVV-Venloの選手)と共に何度も脅威をもたらした。

こうして日本は後半はるかに良いチームとなり、圧倒されたオランダは防戦一方に。何度も良いチャンスを作った日本は、その内の一つをホンダが決めて2-2。

カガワのシュートにシレセンが見事なセーブを見せ、カキタニが絶好のシュートポジションで枠を外したことをオランダは幸運だったと言うべきだろう。反対側での危険なシュートは途中出場のメンフィス・デパイが遠目からのシュート1本だけだった。

こうしてオランイェが優勢だった前半と日本が支配した後半という二つの全く異なるキャラクターを持った試合は勝者無しで終了。次の火曜日にオランダ代表はアムステルダム・アレナでコロンビアと対戦する。試合は20.30開始。

Statistieken

Japan-Nederland 2-2 (0-2)

Scoreverloop: 10. Van der Vaart 0-1, 36. Robben 0-2, 43. Osako 1-2, 60. Honda 2-2.

Scheidsrechter: Gumienny (Bel).

Gele kaart: Konno (Japan), Vlaar (Nederland)

Opstelling Nederland: Cillessen; Janmaat, De Vrij, Martins Indi, Blind; N. De Jong (46. Willems), Van der Vaart (77. De Guzman), Strootman; Robben, S. De Jong (69. Depay), Lens.

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/17448/oranje-gelijk-tegen-sterk-japan

ルイ・ファン・ハール
「後半は圧倒された。そしてHT前の最後の2分間もだ。HT前に日本を再びサドルをこがせる手助けをしてしまった。全く不必要だった。2-0で前半を終えていれば、後半も同じプレーができたはず。あれで日本を馬に乗せてしまい、彼らはもうそこから降りてこなかった」

「前半は我々が優勢だったし、何も悪い所はなかった。しかし後半は同点で凌ぎ切るために全力を尽くすしかなかった。日本は優勢で3-2にするチャンスもあった」

組み立てが上手く行かなかったことについて
「シレセンがロングボールを蹴るしかないと感じる状況になっていた。あれは我々のプレーでは無いし、セカンドボールも全て失っていた」

レンスとデパイの起用について
「彼らのスピードで脅威を作れることを期待した」

チームの特定の部分を批判することはせず
「チームとして守備が悪かった。セントラール・デュオもミスをしていたが、それは当然。今日の我々は出来の落差が大きすぎた。それはあってはならないこと」

HTの交代策について
「ナイジェル・デ・ヨングが前半で負傷し、スハールスもウォーミングアップで痛んでプレーできなかった。イェトロも見たかったからね。それでにデ・グズマンは6番をこなせる選手として見ていない」 

低調だったフラールについて
「私は自分の選手たちのことはよく分かっているし、フラールが右側の方が上手くやれるのも知っている。しかしブルーノ・マルティンス・インディがいなくなったことであのポジションにもう誰もいなくなってしまった。前半はまだ左側にブリントがいたお陰でフラールは何度も凌げていた」

「ファン・デル・ファールトは前半はピッチのベスト万だったが、後半の我々は彼のところまでボールを届けられなかった。だから彼を替えた」

http://www.ad.nl/ad/nl/1049/Oranje/article/detail/3545572/2013/11/16/Van-Gaal-Het-verval-was-wel-erg-groot.dhtml
http://www.ad.nl/ad/nl/1049/Oranje/article/detail/3546177/2013/11/16/Van-Gaal-ziet-moeizame-wedstrijd-Vlaar-Had-niemand-anders-voor-die-plek.dhtml

アルイェン・ロッベン
「後半はまるで負けた気分。主導権を手放して完全にバラバラになってしまった。そうなればトラブルに陥ってしまう。これはあってはならないこと」

「グループ・プロセスの問題。ステップを踏みたかったら、後半のようなプレーは許されない。プレッシャーを受けて答えを見つけられず、前へのロングボールを蹴るだけになってしまった。でも酷いピッチも弁解にはならない。一蹴されたというのは言い過ぎだけど、後半の僕らはコントロールできていなかった」

「自分たちを責めるべき。あと2分でHTという時間に、僕は『ボールをキープしろ』と叫んでいたのに、あんなに簡単に失点してしまった。後半は僕らのプレーではなかったけど、これで良かった面もある。これをWKへ向けての助けにしないと」

http://www.ad.nl/ad/nl/1049/Oranje/article/detail/3546148/2013/11/16/Arjen-Robben-Dit-voelt-als-een-nederlaag.dhtml

ヤスパール・シレセン
「チームとして良いプレーができなかった。僕自身も良い試合では無かったのが余計に残念。ボールを失う事があまりに多かった。それは許されないこと。今日は何が上手く行かなかったのか分からない」

http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/oranje/22063213/Cillessen_baalt_van_zichzelf.html

ステファンデ・フライ
「後半の僕らはどこにもいなかった。尽く出遅れて全く競り合えなかったし、日本の方が強かった。ちょっと無力感を感じている。後半の酷さを説明するのは難しい。僕らはある時点からもう前に出れず、ボールをキープすることができなくなって、日本人選手の後を追いかけるだけだった」

「上手く行かなかった所を全てしっかり見なければいけない。こういうのは実際あってはならないこと。僕らはいつも支配したいけれど、今回は完全に失敗した。まだまだ改善点が多いのは明らか」

「選手としてはこういう試合をするのはいつだって決して嬉しくない。でも幸運なことに火曜日のコロンビア戦でリベンジのチャンスがある。それができれば大きい。さもなければ落ち込んだまま年を終えることになるからね」

http://www.fcupdate.nl/voetbalnieuws/245747/de-vrij-in-tweede-helft-waren-we-nergens/

ラファエル・ファン・デル・ファールト
「後半は単純にとても悪かった。もちろんウンザリしている。振り返って酷い気分だよ」

「後半をベースにすれば日本はもっと良い結果に相応しかっただろう。あのチームはちょっと過小評価されてると思う。本当のトッププレイヤーも数人いるし、全体でとても良いフットボールができるチーム」

http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/oranje/22063252/Van_der_Vaart_Gewoon_slecht___.html



なかなか難しい状況です。HT直前の失点とHTの交代が全てをぶち壊した感がありますが、ヴィレムスとブリント6番のハンデでももうちょっとやれたかどうか・・・ うーん、非常に後半の日本が良かったのでさすがに厳しいですね。

CBデュオを90分間試して答えを出したかったはずですが、チーム全体でgdgdってた後半の中でどう評価したか・・・。正直後半はフラールはもちろんステファンは全く良くなかったですが、これでフラールに×マークを付けるわけにもいかず、ステファンだけに×マークを付けるのもアレでしょうが、次回試される他の選手次第に。020ではそれなりに6番をこなしてたブリントがこのレベルでは全~く機能しなかったので好セーブを見せたシレセンもロングボール蹴るだけになってましたが・・・ ここも3人枠杁りにまだ答えは出せず。

とりあえず分かりやすい問題のHT直前の失点は組み立てでフラールの縦パスがあっさり取られてから。ナイジェル・デ・ヨングの対応が遅れてあっさりかわされ、ステファンとダリルの間に入られてズドン。前を向けて対応できたダリルがもうちょっと何とか出来たところ・・・。

後半はお話にならないのでヴィレムスにだけ×マークがついたということにしておいて・・・ コロンビア戦はどうするんでしょうね。コントローラー誰もないこの状況であれを相手にするのはさすがにシャレになりませんが、ナイジェル・デ・ヨングが軽傷だとしても中二日でまたスタメンで使えるかどうかは微妙。もうしょうがないからヨングからアユブかアケでも呼んじゃうか。

個人的には素晴らしく出来の良かったホンダ相手にクラーシがどの程度やってくれるか見たかった感は残りましたが、チームがあれだけバラバラならやっぱりお休みで正解だったかな・・・

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オランイェ、強い日本と引き分ける

吉田は右利きですよ。
オランダでのゴールが左足で決めたこともあり勘違いされてますが、吉田は右利きの選手です

オランイェ、強い日本と引き分ける

吉田は監督の信頼を失ったんですね。なるほど。

オランダは、「左サイドは左利き」というこだわりのようなものがありますよね。特にSB。日本は左右どちらもOKの選手がいますが、オランダにはいませんね。

オランイェ、強い日本と引き分ける

フラムは去年、吉田とフラールのどちらにするか迷った挙句フラールを選んだんですよね。
吉田は今季、セインツでポジションを失っていますが、その理由はパフォーマンスよりもコンフェデで負傷を悪化させ開幕前のキャンプに合流が遅れたことにより、監督を怒らせたことが原因です。

昨日のパフォーマンスを見て吉田とフラールを単純に比較すると、年齢的にも吉田が4歳下ですしビルドアップに関しても圧倒的に吉田が上でしょうね。
また、ファンハールはフラールが右利きで左CBを担当したことを理由に彼を責められないという事を話していましたが、ザッケローニのちょっと意味不明な方針により、吉田は左利きですが右CBを担当しています。左CBの今野はなぜか左CBを担当していますが…
クラブでは吉田は左CBとして見なされているので、フラールの利き足は言い訳にならないかと。個人的に、フェイエノールト時代から全く成長していないと感じました。

オランイェ、強い日本と引き分ける

UP早いですね。

フラール洒落にならんでしょう。プレミアで控えの吉田の方がマシだと思えるほど。ブリントも今の実力じゃ中盤は無理がありますね。

それとインディとクラーシが見たかったので残念です。

クライファートがスーツの似合う男になるとは思はなかった。よけいな話ですけど。

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