KEI ENERGY

錦織、ノーガードの打ち合いを制し6年連続の4回戦進出!! ~2017マイアミ3回戦~

このエントリーをはてなブックマークに追加

ベルダスコとの一戦は戦前の予想通り、非常に激しい戦いとなりました。

『もっと早く試合を終わらせて体力の温存が図れた』、『なんでもないミスが多すぎた』という辛口の評価も多いですが、私は同じように感じつつも、昨日の戦いぶりを見て少し安心しました。

というのも、ここ最近ずっと錦織がウィナーを取れずに苦しんでいたり、左右の動きも緩慢で少し揺さぶられるとFEになってしまっていたのを見ていて、何か慢性的なフィジカルの問題もしくは肉体的な限界が来ているのかと不安になっていましたが、昨日の試合を見て、その不安が一気に解消されたからです。

ベルダスコの強打に対して押し込まれないためには、フォアでもバックでも強く深くもしくは左右に揺さぶるショットを打たなければ、厳しいと思っていましたが、錦織はミスこそ多かったものの、ベースライン付近から思わず声を上げてしまうような、素晴らしいウィナーを量産してくれました。まるで、『俺は取ろうと思えば、いつでもウィナー取れるんだよ』と、まるで私が昨日ブログに書いた不安を、払拭させてくれたようでした。

さらに、ベルダスコの詰めの甘さに助けられた感はあったものの、左右に振られても、全力で追いかけ、ベルダスコのミスを誘うシーンも何度もありました。走行距離2478mで1ポイントあたり10m以上を超えており、ここ最近ではかなり動いた方だと思います。 体力的にかなり消耗したのは間違いないですが、マイアミは最も日程的に楽な大会、かつボトムスタートだったため、金→日→火→水→金→日と連戦が1度しかないスケジュールであることを考えると、2回戦であれば傷は浅いでしょう。むしろ、これだけ走ってポイントが取れたこと、つまり体に不安がなく動けているということを、すごくポジティブに感じています。

さて、4回戦の相手はデルボニス(57位)との対戦になりました。 ドリームロードと前回書いたものの、あくまでそれは4回戦でフェデラー、ナダル、ディミトロフなどなどと戦うことと比較しただけの話。デルボニスもサウスポーから繰り出されるストロークは強力で、昨年のIWではマレーを撃破するアップセットも起こしています。

錦織として気をつけたいところは、スピードのあるセカンドサーブ、セカンドサーブに対して前で叩いてくるリターンでしょう。

逆にプラス材料を上げると、 ①クレーコーターでありハードでの通算勝率は3割しかないこと ②サーブのトスを非常に高く上げるため、アウトドアには向かないのではないかということ(少なくともアウトドアハードの勝率は3割よりさらに落ちるのではと思われること) ③図らずも同じサウスポーで強力なストロークが売りという同タイプのベルダスコと試合ができていること、

等でしょうか。(ふと思ったのですが、準々決勝ヤング、準決勝ナダルとなれば、サウスポー4連戦ですね。珍しい!)

昨日は第3シードのラオニッチも棄権で大会を去り、ナダルも勝ったものの、ベーグルを焼かれるなど、まだまだ波乱含みの様相を呈しています。また、ラオニッチの棄権により大会後の暫定ランキングでフェデラーが4位に浮上してきました。ホントに戻ってくるのが早すぎますね・・・錦織が4位確保にこれだけ苦労しているというのに(笑)

逆に錦織は、今大会最低でもナダルより上のラウンド進出or準決勝進出を果たさなければ、一気に7位に転落することになります。

まずは、明日デルボニスを確実に倒して、さらにナダル、フェデラーに勝って優勝し、4位を簡単には明け渡さない、そんな錦織の意地を見せてほしいですね!

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

マイアミから試される錦織圭の実力【akimizuブログ】

ランキング1位ケルバー対策に向けて2つのポイント(祝尾崎理紗WTAマイアミベスト16進出)【女子テニスも熱い】

躍動する若手たち 22歳・尾崎里紗が日本女子・唯一の16強 4回戦で第1シード・ケルバーと対戦!(マイアミ・オープン2017)【0 to zeroのhorizon】

ブロガープロフィール

profile-iconjlet5555

  • 昨日のページビュー:5078
  • 累計のページビュー:2558782

(06月12日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. どこよりも気が早い全仏オープンシード考察 ~最終回2016ローマMS展望編~
  2. ジョコビッチの高く分厚い壁、マスターズ初制覇は赤土の大地へ持ち越し~マイアミOP決勝~
  3. 悲願成就なるか?!錦織、最も得意とするマドリード上陸 ~2016マドリードMS展望~
  4. 錦織マスターズ初優勝へ冷や汗発進!今後のマイアミMS展望!
  5. どこよりも早い(はずが、先を越されてしまった)2017全仏シード争い展望&2017全豪OP振り返り
  6. 錦織のマスターズ初制覇の可能性が広がるドロー!フェデラーvsナダルのレジェンドの再戦実現も?! ~2017インディアンウェルズ展望~
  7. ペールによる呪縛からの解放!錦織、際立つ安定感でナダルとの決勝に進出!~バルセロナSF~
  8. クレーシーズン最終決戦、全仏いよいよ開幕!~ 2016全仏展望 ~
  9. どこよりも気が早い全仏オープンシード考察 ~バルセロナ終了後~
  10. 錦織、バウティスタアグートを一蹴!!真の戦いはここからだ!!~マイアミMS~

月別アーカイブ

2017
06
03
02
2016
11
09
08
06
05
04
03
02
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年06月12日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss