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どこよりも早い(はずが、先を越されてしまった)2017全仏シード争い展望&2017全豪OP振り返り

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久々の投稿でネタを温めていたのですが、温めすぎて先を越されてしまいました(笑)

さて、まずは、レジェンドの復活で盛り上がった全豪のお話。

旬は完全に過ぎていますが、やはり錦織vsフェデラー戦に言及しないわけにはいかないので、少し振れたいと思います。

1~2回戦では試合勘不足もあり、ややもたついていた印象のフェデラーでしたが、3回戦のベルディヒ戦では思わず声を上げてしまうようなスーパーショットを連発しており、正直、テニスのレベルが違いすぎて、このプレーを錦織戦でも継続されると少し(いや、かなり)厳しいかもという印象を試合前から持っていました。ここ数年で最もレベルが高いプレーをしているのが明らかでした。(あの無敵のジョコビッチに3勝した2015年よりも明らかにいいという印象でした。)

試合は開始早々、お互いのやりたいプレーが凝縮されてスタートします。 オープニングポイントは、サーブで崩したあと、3打目をフェデラーがやや強引な体勢からフォア逆クロスを叩き込みます。2ポイント目、錦織がセカンドサーブをバックハンドで強烈なリターンで、フェデラーのバックを攻めポイント獲得。速攻を仕掛けたいフェデラーとバックハンドラリーから勝機を見出したい錦織。 第1ゲームから、お互いのストロングポイントがぶつかり合っていましたが、思いのほか錦織が完璧なプレーを見せ続け、UEが全くない状態が数ゲーム続いて4-0。

試合前の予想では、やはり試合時間が長く続けばフェデラーのキレもさすがに落ちてくると思ったので、錦織がファーストセットをとれば、ほぼ錦織が勝つだろうなと思っていました。なので、これはもらったか?と思ったのですが・・・

本人コメントをはじめとして、記事やブログ等でも指摘されていますが、やはりターニングポイントだったのは5-2からのボレーミスからの被ブレークでしょう。あれを取っていれば、体力的にもメンタル的にも余裕をもって、その後の試合が進められたのではないでしょうか。ただ、僕としては結果的にターニングポイントになっただけであって、プレーの選択肢としては間違えていなかったかなと思っています。というのも、錦織に残された唯一最大の課題はフィジカル(自分のポテンシャルを高い水準で発揮しつづけるだけのフィジカル)だと思っています。これを解決するためには、試合を短時間で終わらせるネットプレーが必須です。ラリー戦に強い錦織ですが、それを捨ててもネットプレーを増やして、体力の消耗を防ぐ必要があると思っています。その点、2ブレークアップでポイントリードという、余裕を持った状態で攻撃できるタイミングでもあったので、仕掛けていくことは正解だったかなと。結果、その勝負に負けたということでしょう。

その後、ファーストセットを一気に逆転され、会場の雰囲気も一転する中で、タイブレークを取り切った点、フェデラーに押されつつも我慢して奪った第4セットの頑張りは、すごかったですが、内容的には完敗でしたね。フェデラーのフォア、バックともに打球の伸びがすごかったです。

その後、全豪は錦織を見事な貫禄で退けたフェデラーが、決勝で宿敵ナダルを撃破して優勝となりました。特にファイナルセットは意地のぶつかり合いで、なぜこの場面で、そのショットが打てる!と驚きの連続でしたね。最後のロジャーvsラファの頂上決戦になるかもしれないので、しっかりと目に焼き付けました!こちらについては、皆さんが詳細に振り返っているので、詳しくは書きませんが、一人のテニスファンとして、最高に楽しい試合だったと思います。

さて、話は再び錦織に戻って、全仏のシード争いについて書いていきたいと思います。 ジョコビッチ、マレーが既に敗退していた状態の中での、4回戦敗退により、ランキング3位以下の選手に2000P、1200Pの大量ポイントが入ることが決まった段階で、全仏第4シードの座が大きく遠のいたと思われましたが、結果として、かろうじて踏みとどまりました。というのも、TOP16+αの中で、全仏までの失効ポイントを除いた仮想ランキングポイントが最も少ない二人がナダルとフェデラーだったのです。さらに、ナダルが優勝してしまうと、一時的に錦織を抜き5位まで浮上することになっていたため、全仏に向けてキーとなってくるMSでの第4シード確保が厳しくなり、結果として全仏の第4シード争いがかなり厳しくなってしまうところでしたが、フェデラーが優勝したので、かろうじて第4シード争いに踏みとどまった感じになりました。

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どこよりも早い(はずが、先を越されてしまった)2017全仏シード争い展望&2017全豪OP振り返り

コメントありがとうございます。

ディミトロフは、やはり動きが相当いいですよね。クレーと芝も苦にしないオールラウンダーですし、今年は大活躍が期待されますよね。
来週は母国での大会に出場予定なので、今シーズン10勝1敗の成績をさらに伸ばすことができるのか注目ですね。

錦織は勇気をもってデビス杯欠場してよかったと思います。
全豪後3週間でしっかりコンディションを整えてほしいですね。


どこよりも早い(はずが、先を越されてしまった)2017全仏シード争い展望&2017全豪OP振り返り

今シーズンは、ディミドロフが楽しみですね。
体のキレが目を見張るほど素晴らしく、トッププロのなかでは現状もっとも動けるプレイヤーと見てます。クレーシーズンでも活躍することでしょう。
 
錦織は、今シーズンのここまで、フィジカルが仕上がっていないような印象なんですよね。
何とか頑張ってもらいたいと思う反面、どこかで長期休暇をとってフィジカルの調整をしたほうが良いとも考えます。

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